北穂高滝谷 クラック尾根 ドーム中央稜 スベニールドタキダニ



- GPS
- 29:01
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 2,755m
- 下り
- 2,721m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:19
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 11:35
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 8:40
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 竜島温泉 せせらぎの湯 620円 テンホウ 松本梓川店 濃厚肉厚つけ麺餃子セット 1590円 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
共同装備 |
4人テント 8.0mm×50m 8.3mm×50m
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感想
1日目
初日は2人で翌日に1名が合流予定
上高地に到着し、バスから降ろした荷物を背負うと同時に出発する。2時間で横尾に到着し、まだ日も明るいので涸沢まで行くことにする。
2日目
[クラック尾根]
稜線はガスと風が吹いているが取付きは風は弱いと考え、降り始める。
足元はガレ場で慎重に歩いても崩れていくので崩れにくい端を降りていく。
2箇所、懸垂用の残置支点があり懸垂をする。
左手に登り返し用の新目のフィックスロープがある。登って右にトラバースで回り込むと取り付きの支点がある。
風は弱まっているがガスっており、とりあえず寒い。
ハーケン見ながらルートを繋いでいく。終了は北穂小屋真裏で一般登山道に出る。
登る人が少ないようで荒れた岩場のイメージで浮石も多く、登っていても小さな落石が降ってくる。2人なのでつるべで登るが展開の速さに写真を撮る暇もなかった。
テント場に戻り、テント近くの岩がいい感じなのでボルダリングで遊ぶ。
3日目
天気は岐阜側も晴れており、クライミング日和である。
[滝谷ドーム中央稜]
ドーム中央稜へは北穂南峰とドームを過ぎ、鎖場を降りたコルから岐阜側に降りる。右は回り込みながらグライムダウンをしていくとテラス1に懸垂用残置支点があり懸垂25mで下のテラス2に降りる。更に北へ回り込むと取り付きに到着する。
クラック、チムニーと岩もしっかりしており、昨日のクラック尾根に比べると楽しく登れる。
登頂するも余韻に浸ることなくスベニールドタキダニの取付きに向かう。
[スベニールドタキダニ]
※東海山岳会ルート+歯科大ルート
アプローチはドーム北壁から向かう。一般道から北壁向かって降りて北西カンテまでトラバースする。残置支点があるが使用せず更にグライムダウンし、懸垂用の残置支点で懸垂をする。更に南へ
進むと取付きに到着する。
やっとここで休憩する。
1Pは45mのフェイスにクラックとルーフ、登りごたえのあるピッチである。
2P目は右に歩いて登っていく程度で3P目と繋げられた。
3P目はフェイスを登り、バンドを右上する。
4P目クラックとを進みルーフをA0で超えて、チムニーを登って頂上に到着する。
やっとドーム頂上でゆっくりすることができた。
時間もあるので北壁を登ろうかと話したが今回はこれで終わりにすることにした。
4日目
もう北壁を登る気力もないため下山した。
帰りの車中、登ったルートを調べるとスベニールドタキダニの最終ピッチは雲表ルートではなかったのかとの疑念が上がった。帰って日本登山大系を見ると持っていったトポルート以外にもルートが描かれており、やはり登ったルート雲表ルートのようであった。
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