記録ID: 8625617
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
北岳バットレス
2025年08月29日(金) 〜
2025年08月31日(日)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 24:04
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 3,827m
- 下り
- 3,823m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:58
距離 7.1km
登り 1,189m
下り 470m
12:24
2日目
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 9:12
- 合計
- 16:36
距離 10.0km
登り 2,263m
下り 2,265m
3日目
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 1:55
距離 4.7km
登り 375m
下り 1,088m
8:36
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
本日の核心Bガリー大滝1ピッチ目ルンゼ、クラック登りをルート開拓⁈拳大の落石が沢山降ってきて、この先がどーなるのかと思った。ルートはⅢ++?アプローチシューズでリードしたきみともさん…。
残置ハーケン2箇所?とカム使用、ピッチはブッシュの中の立木で。少数ですがここを登っている人がいるようです。
残置ハーケン2箇所?とカム使用、ピッチはブッシュの中の立木で。少数ですがここを登っている人がいるようです。
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第5尾根支稜から第4尾根取り付きにアクセス出来るのではという考えから、下調べをしていない状態で行ったところ、Cガリーに抜ける横断バンドが見つけられずに敗退、Dガリー大滝を懸垂で降りることにし、計画通りのBガリー大滝に行くことにしました。
D,C,B沢のトラバースは岩雪崩が起きるような斜面で、結構な時間を要してしまいました。
やっとBガリー大滝の取り付きに到着、ここで一番左のクラックを登ることにしましたが、中間支点が無く苦労して、やっと上部の木でピッチを切ることが出来て2Pで、なんとかBガリー大滝を抜けることが出来ました。中央のクラックを登るのが通常ルートのようです。ここでも下調べとルーファイ不足でした。
草付きのトラバース踏跡でCガリーをトラバース、そのまま横断バンドで尾根芯のクライミングラインを2P登りなんとか第四尾根取付きまでたどり着きました。
ここでもルートをミス、Cガリーを少し登りヒドンスラブを登るつもりだった。
結局第四尾根取付きに着いたのが12時30頃、白根御池小屋を出てから8時間も掛かってしまった。
第四尾根の登攀は順調、マッチ箱懸垂したところで、後続の早いペアに抜いてもらい、懸案だった要塞ハングもなんとか登攀できクライミング終了となりました。17時頃だったかな。
その後、北岳山頂、肩の小屋、草すべりで白根御池小屋には20時超えで到着、消灯時間に間に合いませんでした。
とにかく今回の北岳バットレス山行は第四尾根取付きまでが核心だった。もっと下調べをして、確実なルートを取れるように今後も精進していかなければと思います。
今回はシングルロープ50mx2本を持参、基本シングルで登攀を行い、レスキューや敗退懸垂時に2本を使うことを想定して、ロープ取り回し優先のシステムで望んだ。しかし、ハーフロープ60mX2よりも重くなり取付きまでの担ぎでこの重量差がしんどかった。担ぎの時間などを含め今後ロープシステムは考えて選択していこうと思う。
色々と課題はあったけど、2年前から登りたかった北岳バットレスを完登できたのはとても嬉しい!そして登攀技術を一緒に学んだナホさんと登れたのもまた嬉しいかった!
日本で二番目に高い山であり、バットレスの壮大な景色はとても素晴らしかった。
取り付きまでが核心。5尾根のトラバースルートは地形や踏み跡から行けると踏んだが、2人で相談して正規ルートに戻るため懸垂下降。懸垂支点のロープが劣化が酷く捨て縄を足し、50mロープ2本繋ぎギリギリで降りた。
その後、悪いガレ、ザレ場をトラバース。先週の明神東稜のザレ場に比べたら可愛いものとおもった。Bガリー取付きのピンテをみるも、取付き場の感じがせず通り過ぎて戻る羽目に。岩壁フル見学になった。Bガリー取付き場で大樺沢にヘリが来ていた。何やら捜索している模様。その様子を見ながら取り付きにたどり着けない私達を回収しにきたのかと思った。←月末近くに小屋を予約しつつも不泊、未だ連絡が取れない方の捜索と後ほど聞く。
Bガリーの取付き、人が余り入らないルートを登り落石の嵐が起きた。以外に手も足も悪く、この先はどうなるのか?と思った。
その後、ようやく第4尾根取り付きに。登攀は浮石が少ない分、スムーズにできた。登攀中の糖分水分補給はシャインマスカットを2人でモグモグしながらしのいだ。後ろから愉快なお兄さん2人組みに、スラブの足場を教えてもらいするっと突破。マッチ箱から先は早いお兄さん達に先に行ってもらい、我々は後から登攀、山頂へ。今週またもヘッテン下山。5尾根からバットレスまた行かなきゃ!という課題を残した。色々あったがお互いハラハラ、ドキドキの山行となりまた一歩前進したと思う。今回常時2.5kgのロープを担いで登攀となったが、終盤ようやく重さに体がなれた。
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