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Yamareco

記録ID: 8637210
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

空木岳 〜千畳敷から縦走 1泊2日〜

2025年09月01日(月) 〜 2025年09月02日(火)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:14
距離
20.4km
登り
1,271m
下り
3,008m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:07
休憩
1:12
合計
7:19
距離 8.4km 登り 803m 下り 954m
8:41
30
9:11
9:12
9
9:21
9:24
56
10:20
10:27
71
11:38
12:06
21
12:27
67
13:34
13:44
76
15:00
15:12
17
15:29
15:35
10
15:45
15:50
10
2日目
山行
6:05
休憩
1:45
合計
7:50
距離 12.0km 登り 468m 下り 2,054m
5:29
83
6:52
7:20
5
7:25
7:30
21
7:51
7:52
19
8:11
8:12
32
8:44
8:59
17
9:16
4
9:20
9:26
41
10:07
10:12
6
10:18
10:19
24
10:43
10:48
1
10:49
11:21
14
11:35
11:38
26
12:04
12:05
22
12:27
12:28
15
12:48
12:49
30
天候 9/1(月)晴れ
9/2(火)晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
≪駐車場≫
◆空木岳登山口駐車場
◇駐車料金:無料
◇駐車台数:約300台
◇トイレ:あり(簡易トイレ)
◇電波状況:docomo(○)、au(○)
◇特記事項:
・スペースは5段に分かれており、簡易トイレは最上段に設置されています
・菅の台バスセンターまでは徒歩10分ほどです。(菅の台バスセンターに立派なトイレあり)

≪菅の台バスセンター〜しらび平〜千畳敷≫
◆路線バス+ロープウェイ
◇利用料金:2340円(バス+ロープウェイ 片道料金)
◇所要時間:約30分+7分
◇特記事項:
・始発時刻は季節(曜日)によって変動します。この日は7:15(最も早い時は5:15)でした。
・利用料金は季節(曜日)によって変動します。この日はB運賃(2番目に高い運賃)でした。
・7:15のバスには乗車できず、7:25の臨時バスに乗りました。(始発に乗るには前日の内にザックを置いて場所取りをしておく必要があります)
・ロープウェイも臨時運行をしており、8:18に乗車できました。(通常は00、30の運行)
・ネット購入が可能です。窓口でチケットを購入している人は少数でした。
コース状況/
危険箇所等
【初日(9/1)】
≪千畳敷〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜木曽殿山荘≫
・岩場歩きが多く、鎖やハシゴもあります。岩場の難易度は高くないですが、傾斜が急なので体力を消耗します。
・登山道はよく整備されており、標識や目印が豊富なのでルートは明確です。
・標高2600m超からのスタートですが、全体的に大きなアップダウンの繰り返しです。なだらかな尾根道も足元は岩がゴロゴロしているので、意外と体力を削られるコースです。

【2日目(9/2)】
≪木曽殿山荘〜空木岳≫
・空木岳までの標高差は300m程度ですが、かなりの急登で、山頂付近は岩場(鎖場)が連続するので、意外と時間が掛かります。
・急な岩場もありますが、スタンスやホールドは豊富なので、岩場の難易度は高くありません。
・登山道はよく整備されており、標識や目印が豊富なのでルートは明確です。

≪空木岳〜池山尾根〜駐車場≫
・しばらくは気持ちの良い稜線歩きが楽しめますが、樹林帯に入るとほぼ眺望はありません。
・「迷い尾根 」と呼ばれる区間がありますが、標識や目印が豊富なので迷うことはありません。
・鎖場が少しありますが、特に難しいところはありません。
・淀みのない傾斜が続きますが、そこまで急坂ではありません。
その他周辺情報 ≪山小屋≫
◆木曽殿山荘
◇利用料金:12000円(1泊2食付)
◇収容人数:現状は25〜30人程度
◇テント場:なし
◇水場:あり(空身で片道10分)
◇トイレ:別棟(宿泊者以外は200円)
◇電波状況:docomo(○)、au(△)
※docomoも繋がりにくい時があります

≪日帰り温泉≫
◆早太郎温泉 こまくさの湯
◇利用料金:700円(JAF割引650円)
◇風呂の種類:内湯×2、露天風呂×1、サウナ、水風呂、ジャグジー
◇泉質:アルカリ性単純温泉
◇無料休憩所:あり(別途食堂もあり)
◇特記事項:
・早太郎温泉の早太郎は、近くの光前寺で飼われていた霊犬で、磐田(静岡県)で化け猿を退治したことで知られています。(静岡県側の呼び名は「しっぺい太郎」)
空木岳登山口駐車場に来ました。菅の台の駐車場に停めると1600円(800円×2日)かかりますが、こちらは無料です。
2025年09月01日 05:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 5:53
空木岳登山口駐車場に来ました。菅の台の駐車場に停めると1600円(800円×2日)かかりますが、こちらは無料です。
菅の台バスセンターでトイレを済ませます。7:15発のバスの1時間以上前に来ましたが、既に50人以上並んで(ザックで場所取りして)いました。
2025年09月01日 06:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 6:06
菅の台バスセンターでトイレを済ませます。7:15発のバスの1時間以上前に来ましたが、既に50人以上並んで(ザックで場所取りして)いました。
始発(7:15)のバスには乗れず、7:25の臨時バスでしらび平に来ました。平日にも関わらず、バス待ちで150人くらい並んでいました。
2025年09月01日 08:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 8:02
始発(7:15)のバスには乗れず、7:25の臨時バスでしらび平に来ました。平日にも関わらず、バス待ちで150人くらい並んでいました。
今回はネットでチケットを購入しましたが、周りもほとんどの人がQRコードをかざして改札を通過していました。いつの間にか随分と浸透しています。
2025年09月01日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 8:16
今回はネットでチケットを購入しましたが、周りもほとんどの人がQRコードをかざして改札を通過していました。いつの間にか随分と浸透しています。
すし詰めのロープウェイに揺られること7分、標高2612mの千畳敷駅に到着しました。ロープウェイも始発(8:00)には乗れず、8:18の臨時便でした。
2025年09月01日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 8:29
すし詰めのロープウェイに揺られること7分、標高2612mの千畳敷駅に到着しました。ロープウェイも始発(8:00)には乗れず、8:18の臨時便でした。
建物から一歩外に出ると、急峻な宝剣岳がそびえています。これを見るだけでも十分に満足できる景色です。
2025年09月01日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/1 8:29
建物から一歩外に出ると、急峻な宝剣岳がそびえています。これを見るだけでも十分に満足できる景色です。
「信州駒ヶ岳神社」にお参りして登山の安全を祈願します。ちなみに、木曽駒ヶ岳の山頂には「伊那駒ヶ岳神社」と「木曽駒ヶ岳神社」があるので、駒ヶ岳神社はこの辺りに3つもあります。
2025年09月01日 08:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/1 8:40
「信州駒ヶ岳神社」にお参りして登山の安全を祈願します。ちなみに、木曽駒ヶ岳の山頂には「伊那駒ヶ岳神社」と「木曽駒ヶ岳神社」があるので、駒ヶ岳神社はこの辺りに3つもあります。
予定より少し遅くなりましたが、空木岳方面に向かって出発します。この日は木曽殿山荘までの行程です。
2025年09月01日 08:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 8:41
予定より少し遅くなりましたが、空木岳方面に向かって出発します。この日は木曽殿山荘までの行程です。
極楽平までは、いきなり標高差200m超の急登です。大きな岩がゴロゴロしているので、地味に体力を削られます。
2025年09月01日 08:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 8:43
極楽平までは、いきなり標高差200m超の急登です。大きな岩がゴロゴロしているので、地味に体力を削られます。
千畳敷駅の向こうには、木曽駒ヶ岳から続く稜線が見えます。この日は朝から良い天気です。
2025年09月01日 08:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/1 8:55
千畳敷駅の向こうには、木曽駒ヶ岳から続く稜線が見えます。この日は朝から良い天気です。
急坂を30分ほど登って極楽平に到着しました。稜線に出ると風が通るので心地よいです。
2025年09月01日 09:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 9:11
急坂を30分ほど登って極楽平に到着しました。稜線に出ると風が通るので心地よいです。
眼下には、雲海が一面に広がっています。バスとロープウェイの恩恵を受けて、一気に雲上の世界に辿り着きました。
2025年09月01日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 9:12
眼下には、雲海が一面に広がっています。バスとロープウェイの恩恵を受けて、一気に雲上の世界に辿り着きました。
極楽平の先は気持ちの良い尾根道が続いています。こんな感じの道がずっと続けば良いのですが…。
2025年09月01日 09:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 9:15
極楽平の先は気持ちの良い尾根道が続いています。こんな感じの道がずっと続けば良いのですが…。
緩やかな稜線を歩いて「島田娘」に到着しました。珍しい地名ですが、残雪期に麓から見上げると、この辺りが島田髷(結婚式で見られる髪形)を結った女性の横顔に見えるそうです。
2025年09月01日 09:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 9:21
緩やかな稜線を歩いて「島田娘」に到着しました。珍しい地名ですが、残雪期に麓から見上げると、この辺りが島田髷(結婚式で見られる髪形)を結った女性の横顔に見えるそうです。
目の前には日本百高山の一座である三ノ沢岳(2847m)がそびえています。主脈縦走路からは外れた山ですが、非常に存在感のある山容です。
2025年09月01日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/1 9:22
目の前には日本百高山の一座である三ノ沢岳(2847m)がそびえています。主脈縦走路からは外れた山ですが、非常に存在感のある山容です。
島田娘の標高は2858mもあり、明日目指す空木岳(2864m)と6mしか変わりません。とはいえ、ここから先は大きなアップダウンが連続します。
2025年09月01日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 9:22
島田娘の標高は2858mもあり、明日目指す空木岳(2864m)と6mしか変わりません。とはいえ、ここから先は大きなアップダウンが連続します。
岩場に鳥がいました。ライチョウより小型でスマートです。何でしょう?
2025年09月01日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/1 9:24
岩場に鳥がいました。ライチョウより小型でスマートです。何でしょう?
後日、詳しい人に聞いたらイワヒバリだそうです。標高2800m超の場所で見かけるとは思いませんでした。
2025年09月01日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 9:24
後日、詳しい人に聞いたらイワヒバリだそうです。標高2800m超の場所で見かけるとは思いませんでした。
ナナカマドでしょうか?この日はほぼ岩稜地帯を歩いたので、高山植物はほとんど見られませんでした。
2025年09月01日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:01
ナナカマドでしょうか?この日はほぼ岩稜地帯を歩いたので、高山植物はほとんど見られませんでした。
濁沢大峰(2700m)というピークに到着しました。島田娘からは大きく標高を下げた後に登り返しました。
2025年09月01日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:20
濁沢大峰(2700m)というピークに到着しました。島田娘からは大きく標高を下げた後に登り返しました。
濁沢大峰の先から鎖場が登場します。難易度は低めですが、傾斜が急なので体力を消耗します。
2025年09月01日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:30
濁沢大峰の先から鎖場が登場します。難易度は低めですが、傾斜が急なので体力を消耗します。
大きな岩がゴロゴロした岩場が続きます。この日は濁沢大峰から檜尾岳が一番キツい区間でした。
2025年09月01日 10:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:38
大きな岩がゴロゴロした岩場が続きます。この日は濁沢大峰から檜尾岳が一番キツい区間でした。
なかなか檜尾岳が近付いてきません。なお、檜尾岳(ひのきおだけ)はごく一部の人からはピノキオ岳と呼ばれているそうです。
2025年09月01日 10:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:44
なかなか檜尾岳が近付いてきません。なお、檜尾岳(ひのきおだけ)はごく一部の人からはピノキオ岳と呼ばれているそうです。
時々ハシゴが出現しますが、しっかり固定されているので、安全に通過できます。
2025年09月01日 10:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 10:48
時々ハシゴが出現しますが、しっかり固定されているので、安全に通過できます。
ロープウェイ乗車客のほとんどは木曽駒ヶ岳を目指すので、空木岳方面の登山者はまばらです。前後を気にせず歩けるので気楽です。
2025年09月01日 11:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:12
ロープウェイ乗車客のほとんどは木曽駒ヶ岳を目指すので、空木岳方面の登山者はまばらです。前後を気にせず歩けるので気楽です。
途中、イワツメクサがこじんまりと咲いていました。
2025年09月01日 11:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 11:07
途中、イワツメクサがこじんまりと咲いていました。
賑やかな鳴き声が聞こえたのでふと見上げると、ライチョウがいました。それも6羽です。
2025年09月01日 11:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/1 11:32
賑やかな鳴き声が聞こえたのでふと見上げると、ライチョウがいました。それも6羽です。
中央アルプスのライチョウは一度は絶滅しましたが、2018年に半世紀ぶりに発見されました。乗鞍岳から飛来したと見られます。
2025年09月01日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:33
中央アルプスのライチョウは一度は絶滅しましたが、2018年に半世紀ぶりに発見されました。乗鞍岳から飛来したと見られます。
その後、環境省が主導する回復プロジェクトで放鳥等を行い、順調に数が増えているとは聞いていましたが、こうして見られるとは思っていませんでした。
2025年09月01日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:33
その後、環境省が主導する回復プロジェクトで放鳥等を行い、順調に数が増えているとは聞いていましたが、こうして見られるとは思っていませんでした。
こちらは2羽います。後で調べたところ、現在では中央アルプス全体で200羽近くまで生息数が増えているそうです。
2025年09月01日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:33
こちらは2羽います。後で調べたところ、現在では中央アルプス全体で200羽近くまで生息数が増えているそうです。
どれも脚にタグが付いていません。管理されている個体ではなさそうです。
2025年09月01日 11:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:33
どれも脚にタグが付いていません。管理されている個体ではなさそうです。
ライチョウを見かけた場所から5分ほどで檜尾岳(2728m)の山頂に到着しました。日本百高山の一座です。
2025年09月01日 11:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:38
ライチョウを見かけた場所から5分ほどで檜尾岳(2728m)の山頂に到着しました。日本百高山の一座です。
東の方角に檜尾小屋が見えます。素泊まりのみの小屋ですが、20張程度の幕営が可能です。非常に良いロケーションなので、テント泊をすると気持ちよさそうです。
2025年09月01日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 11:39
東の方角に檜尾小屋が見えます。素泊まりのみの小屋ですが、20張程度の幕営が可能です。非常に良いロケーションなので、テント泊をすると気持ちよさそうです。
檜尾岳の山頂はそこそこ広いので、ここで昼休憩にします。アップダウンがあるのは分かっていましたが、予想以上にタフな道でした。
2025年09月01日 11:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 11:41
檜尾岳の山頂はそこそこ広いので、ここで昼休憩にします。アップダウンがあるのは分かっていましたが、予想以上にタフな道でした。
30分ほど休憩して体力回復したところで、次のピークである熊沢岳を目指します。行程的には明日の方がキツいので、脚力を温存させるようにゆっくり歩きます。
2025年09月01日 12:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 12:06
30分ほど休憩して体力回復したところで、次のピークである熊沢岳を目指します。行程的には明日の方がキツいので、脚力を温存させるようにゆっくり歩きます。
大岩がゴロゴロした地帯が再び出現しました。気温も上がってきたので、汗が流れ落ちてきます。
2025年09月01日 12:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 12:19
大岩がゴロゴロした地帯が再び出現しました。気温も上がってきたので、汗が流れ落ちてきます。
岩がちょこんと突き出している辺りが熊沢岳の山頂ですが、歩いても歩いてもなかなか近付いてきません。
2025年09月01日 12:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/1 12:49
岩がちょこんと突き出している辺りが熊沢岳の山頂ですが、歩いても歩いてもなかなか近付いてきません。
ここは割と急な鎖場ですが、足場がしっかり確保できるので問題なく通過できます。
2025年09月01日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 12:55
ここは割と急な鎖場ですが、足場がしっかり確保できるので問題なく通過できます。
熊沢岳の山頂?に到着しました。よく開けていて良さげな山頂ですが、最高地点はこの先なので素通りします。
2025年09月01日 13:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/1 13:27
熊沢岳の山頂?に到着しました。よく開けていて良さげな山頂ですが、最高地点はこの先なので素通りします。
少し歩くと熊沢岳(2778m)の最高地点です。この日2座目の日本百高山になります。
2025年09月01日 13:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 13:34
少し歩くと熊沢岳(2778m)の最高地点です。この日2座目の日本百高山になります。
最高地点は登山道上に標識が立っているだけなので、休憩するなら先ほどの山頂の方が良かったです。少し身体を休めたら東川岳に向かいます。
2025年09月01日 13:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 13:43
最高地点は登山道上に標識が立っているだけなので、休憩するなら先ほどの山頂の方が良かったです。少し身体を休めたら東川岳に向かいます。
東川岳に向かう稜線はそこまで急ではありません。景色を眺めながらゆっくり歩きます。
2025年09月01日 14:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 14:10
東川岳に向かう稜線はそこまで急ではありません。景色を眺めながらゆっくり歩きます。
明日目指す空木岳が見えてきました。こうして見ると凄い急登です。
2025年09月01日 14:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 14:23
明日目指す空木岳が見えてきました。こうして見ると凄い急登です。
ここまでにすれ違った登山者は10人以下でした。やはり逆回りをする人は少ないようです。
2025年09月01日 14:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 14:25
ここまでにすれ違った登山者は10人以下でした。やはり逆回りをする人は少ないようです。
東川岳も山頂直下は急登になりますが、急登の区間がさほど長くないのが救いです。
2025年09月01日 14:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 14:46
東川岳も山頂直下は急登になりますが、急登の区間がさほど長くないのが救いです。
東川岳(2671m)に到着しました。日本百高山のこの日3座目になります。
2025年09月01日 15:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:00
東川岳(2671m)に到着しました。日本百高山のこの日3座目になります。
山頂からは空木岳の眺望が素晴らしいです。これが見れただけでも大満足です。
2025年09月01日 15:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:01
山頂からは空木岳の眺望が素晴らしいです。これが見れただけでも大満足です。
拡大すると更に迫力があります。氷河の侵食で削られた花崗岩の山肌が他を圧する風格を放っています。
2025年09月01日 15:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:01
拡大すると更に迫力があります。氷河の侵食で削られた花崗岩の山肌が他を圧する風格を放っています。
空木岳の右(南)には、赤椰岳(2798m)や南駒ヶ岳(2841m)といったピークが連なっています。いつか歩いてみたい稜線です。
2025年09月01日 15:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:01
空木岳の右(南)には、赤椰岳(2798m)や南駒ヶ岳(2841m)といったピークが連なっています。いつか歩いてみたい稜線です。
この日歩いて来た方向を振り返ります。天気が良い日に歩くと最高の稜線です。
2025年09月01日 15:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:02
この日歩いて来た方向を振り返ります。天気が良い日に歩くと最高の稜線です。
ずっと景色を眺めていたいところですが、予定より遅れているので木曽殿山荘を目指します。最後に約100mの急坂を下ります。
2025年09月01日 15:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:12
ずっと景色を眺めていたいところですが、予定より遅れているので木曽殿山荘を目指します。最後に約100mの急坂を下ります。
空木岳と東川岳の鞍部に建つ木曽殿山荘が見えてきました。
2025年09月01日 15:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:25
空木岳と東川岳の鞍部に建つ木曽殿山荘が見えてきました。
スタートから約7時間、この日の宿である木曽殿山荘に到着しました。距離や累計標高差から、もっと楽な行程だと思っていましたが、意外とタフなコースでした。
2025年09月01日 15:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/1 15:29
スタートから約7時間、この日の宿である木曽殿山荘に到着しました。距離や累計標高差から、もっと楽な行程だと思っていましたが、意外とタフなコースでした。
小屋からは空木岳に向かう登山道が伸びています。明日はこの急坂を登って山頂を目指すことになります。
2025年09月01日 15:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:29
小屋からは空木岳に向かう登山道が伸びています。明日はこの急坂を登って山頂を目指すことになります。
小屋のトイレは別棟になっています。日没後はヘッデンが必要です。
2025年09月01日 16:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 16:05
小屋のトイレは別棟になっています。日没後はヘッデンが必要です。
水場は空身で片道10分(往復20分)ほどの場所にあります。小屋の受付をする前に水を汲んできます。
2025年09月01日 16:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 16:00
水場は空身で片道10分(往復20分)ほどの場所にあります。小屋の受付をする前に水を汲んできます。
水場までは特に危険な箇所はないですが、普通に山道です。サンダルで行ける場所ではありません。
2025年09月01日 15:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:37
水場までは特に危険な箇所はないですが、普通に山道です。サンダルで行ける場所ではありません。
小屋から下は樹林帯になっています。途中にトリカブトが咲いていました。
2025年09月01日 15:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小屋から下は樹林帯になっています。途中にトリカブトが咲いていました。
こちらはサラシナショウマでしょうか?
2025年09月01日 15:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:38
こちらはサラシナショウマでしょうか?
水場に到着しました。「義仲の力水」という名称です。かつて木曽義仲もこの水を飲んだんでしょうか…?
2025年09月01日 15:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:49
水場に到着しました。「義仲の力水」という名称です。かつて木曽義仲もこの水を飲んだんでしょうか…?
ドバドバではないですが、水はしっかり出ています。冷たくて美味しい水でした。
2025年09月01日 15:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 15:45
ドバドバではないですが、水はしっかり出ています。冷たくて美味しい水でした。
改めて木曽殿山荘で宿泊の受付をします。入口には「木曽義仲 乗り越えの地」と書かれていますが、木曽義仲(源義仲)が1180年に平氏打倒の挙兵をした際、この地を通ったようです。
2025年09月01日 16:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/1 16:05
改めて木曽殿山荘で宿泊の受付をします。入口には「木曽義仲 乗り越えの地」と書かれていますが、木曽義仲(源義仲)が1180年に平氏打倒の挙兵をした際、この地を通ったようです。
荷物を置いて落ち着いたところで、待望のビール(350mlで600円)を頂きます。疲れた身体にビールが美味すぎます。
2025年09月01日 16:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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荷物を置いて落ち着いたところで、待望のビール(350mlで600円)を頂きます。疲れた身体にビールが美味すぎます。
夕食は17時からで、山菜ご飯とおでんでした。山菜ご飯はおかわり自由です。(宿泊者ほぼ全員でおかわりしていたら、なくなってしまいました)
2025年09月01日 16:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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夕食は17時からで、山菜ご飯とおでんでした。山菜ご飯はおかわり自由です。(宿泊者ほぼ全員でおかわりしていたら、なくなってしまいました)
寝床は夕食後に割り当てられる方式です。この日の宿泊者は19名だったので、スペースに余裕がありました。消灯は19時30分でした。
2025年09月01日 17:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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寝床は夕食後に割り当てられる方式です。この日の宿泊者は19名だったので、スペースに余裕がありました。消灯は19時30分でした。
2日目の朝を迎えました。東の空に金星と木星が明るく輝いています。(上が木星で下が金星)
2025年09月02日 04:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2日目の朝を迎えました。東の空に金星と木星が明るく輝いています。(上が木星で下が金星)
朝食は5時からです。野菜(ニンジンとゴボウの煮付け)が摂れるのが嬉しいところです。朝食組は12名で、7名は既に出発していました。
2025年09月02日 04:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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朝食は5時からです。野菜(ニンジンとゴボウの煮付け)が摂れるのが嬉しいところです。朝食組は12名で、7名は既に出発していました。
支度を整えたら出発します。昨日登った東川岳を改めて眺めると、なかなか立派な山容をしています。
2025年09月02日 05:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 5:39
支度を整えたら出発します。昨日登った東川岳を改めて眺めると、なかなか立派な山容をしています。
空木岳への登りは、急な上に大きな岩がゴロゴロしています。幸いよく寝てリフレッシュできたので、脚の疲労は回復しています。
2025年09月02日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 5:52
空木岳への登りは、急な上に大きな岩がゴロゴロしています。幸いよく寝てリフレッシュできたので、脚の疲労は回復しています。
この日も良い天気です。6時頃だとまだ涼しいので、汗をかかずに歩けます。
2025年09月02日 05:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 5:54
この日も良い天気です。6時頃だとまだ涼しいので、汗をかかずに歩けます。
ライチョウが2羽いましたが、上手く撮れませんでした。この先でも3〜4羽見かけましたが、ハイマツに隠れてしまいました。
2025年09月02日 06:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:28
ライチョウが2羽いましたが、上手く撮れませんでした。この先でも3〜4羽見かけましたが、ハイマツに隠れてしまいました。
山頂が近付くと鎖場が出てきます。全体的によく整備されており、足掛かりが豊富なので難しい所はありません。
2025年09月02日 06:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:32
山頂が近付くと鎖場が出てきます。全体的によく整備されており、足掛かりが豊富なので難しい所はありません。
偽ピークに騙されないように警戒しながら歩きましたが、この先で人の話し声が聞こえます。あれが山頂のようです。
2025年09月02日 06:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:49
偽ピークに騙されないように警戒しながら歩きましたが、この先で人の話し声が聞こえます。あれが山頂のようです。
スタートから1時間20分ほどで空木岳(2864m)の山頂に到着しました。日本百名山の81座目になります。
2025年09月02日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:53
スタートから1時間20分ほどで空木岳(2864m)の山頂に到着しました。日本百名山の81座目になります。
この日も雲海が凄いです。遠くに南アルプスの山々が見えます。
2025年09月02日 06:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:56
この日も雲海が凄いです。遠くに南アルプスの山々が見えます。
眼下には、好立地に建つ空木駒峰ヒュッテが見えます。食事の提供がない山小屋ですが、山頂までの近さは魅力です。
2025年09月02日 06:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:53
眼下には、好立地に建つ空木駒峰ヒュッテが見えます。食事の提供がない山小屋ですが、山頂までの近さは魅力です。
歩いて来た方向を振り返ります。抜けるような青空が印象的です。
2025年09月02日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:54
歩いて来た方向を振り返ります。抜けるような青空が印象的です。
主脈縦走路の先には南駒ヶ岳が見えます。この辺りでは空木岳と双璧を成す名峰です。
2025年09月02日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:54
主脈縦走路の先には南駒ヶ岳が見えます。この辺りでは空木岳と双璧を成す名峰です。
南駒ヶ岳は日本二百名山の一座ですが、日本百名山の候補でもありました。アクセスが難しいですが、いつか登ってみたい山です。
2025年09月02日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:54
南駒ヶ岳は日本二百名山の一座ですが、日本百名山の候補でもありました。アクセスが難しいですが、いつか登ってみたい山です。
御嶽山が雲海から顔を出しています。その雄大な山体はどこから見てもよく目立ちます。
2025年09月02日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 6:54
御嶽山が雲海から顔を出しています。その雄大な山体はどこから見てもよく目立ちます。
30分ほど景色を堪能しましたが、そろそろ下山することにします。この先は標高差2000mの下りが待っています。
2025年09月02日 07:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/2 7:20
30分ほど景色を堪能しましたが、そろそろ下山することにします。この先は標高差2000mの下りが待っています。
山頂から5分ほどで空木駒峰ヒュッテに到着しました。素泊まりのみですが、宿泊には予約が必要です。
2025年09月02日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 7:25
山頂から5分ほどで空木駒峰ヒュッテに到着しました。素泊まりのみですが、宿泊には予約が必要です。
空木駒峰ヒュッテには有料トイレがありますが、水場はありません。飲料の販売はしているようです。
2025年09月02日 07:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:26
空木駒峰ヒュッテには有料トイレがありますが、水場はありません。飲料の販売はしているようです。
空木駒峰ヒュッテからは駒石を通るルートと空木平避難小屋を通るルートに分岐しています。駒石の方面に向かいます。
2025年09月02日 07:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:30
空木駒峰ヒュッテからは駒石を通るルートと空木平避難小屋を通るルートに分岐しています。駒石の方面に向かいます。
なだらなで歩きやすい尾根道です。こういう道ならいくらでも歩けそうな気がします。(気がするだけ)
2025年09月02日 07:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:34
なだらなで歩きやすい尾根道です。こういう道ならいくらでも歩けそうな気がします。(気がするだけ)
ヒュッテから15分くらいの場所にヘリポートらしきマークがありました。ここから荷揚げするようです。
2025年09月02日 07:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:46
ヒュッテから15分くらいの場所にヘリポートらしきマークがありました。ここから荷揚げするようです。
駒石に来ました。比較対象がないと大きさが分かりにくいですが、高さは10mくらいありそうでした。
2025年09月02日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:51
駒石に来ました。比較対象がないと大きさが分かりにくいですが、高さは10mくらいありそうでした。
裏に回れば登れそうでしたが、今回は予定していないので先に進みます。
2025年09月02日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 7:51
裏に回れば登れそうでしたが、今回は予定していないので先に進みます。
空木平避難小屋を通るルートと合流しました。樹林帯に入った途端、一気に蒸し暑くなりました。
2025年09月02日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 8:11
空木平避難小屋を通るルートと合流しました。樹林帯に入った途端、一気に蒸し暑くなりました。
この辺りの傾斜は割と急です。まだ山頂から300mしか標高を下げていないので、後1700m以上も下る必要があります。
2025年09月02日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 8:12
この辺りの傾斜は割と急です。まだ山頂から300mしか標高を下げていないので、後1700m以上も下る必要があります。
「ヨナ沢の頭」というピークに来ました。眺望は全くありません。
2025年09月02日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 8:44
「ヨナ沢の頭」というピークに来ました。眺望は全くありません。
ヨナ沢の頭の400m先は「迷い尾根」と呼ばれるエリアです。支尾根が伸びていますが、標識や目印が豊富なので迷うことはありません。
2025年09月02日 09:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 9:13
ヨナ沢の頭の400m先は「迷い尾根」と呼ばれるエリアです。支尾根が伸びていますが、標識や目印が豊富なので迷うことはありません。
鎖場が何箇所か出現しましたが、特に難しい場所はありません。
2025年09月02日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 9:22
鎖場が何箇所か出現しましたが、特に難しい場所はありません。
この辺りは「大地獄」という名称ですが、かなり名前負けしている印象です。
2025年09月02日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 9:34
この辺りは「大地獄」という名称ですが、かなり名前負けしている印象です。
マセナギという分岐に来ました。簫ノ笛山(しょうのふえやま)という難読山名の山との分岐がありますが、このまま池山尾根を下ります。
2025年09月02日 10:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 10:08
マセナギという分岐に来ました。簫ノ笛山(しょうのふえやま)という難読山名の山との分岐がありますが、このまま池山尾根を下ります。
平日ということもあり、下りですれ違った登山者は10人もいません。この長い尾根道を登りで使う人には感心します。
2025年09月02日 10:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 10:23
平日ということもあり、下りですれ違った登山者は10人もいません。この長い尾根道を登りで使う人には感心します。
池山小屋との分岐に来ました。このまま下るコースと、遠回りですが池山小屋から池山のピークを経由するコースがあります。
2025年09月02日 10:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 10:42
池山小屋との分岐に来ました。このまま下るコースと、遠回りですが池山小屋から池山のピークを経由するコースがあります。
この分岐には貴重な水場があります。冷たくて美味しい水がよく出ていました。
2025年09月02日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 10:43
この分岐には貴重な水場があります。冷たくて美味しい水がよく出ていました。
空木岳の山頂を後にしてから3時間30分が経過しているので、池山小屋で昼食にします。2階建のように見えますが、建物内は吹き抜けになっています。
2025年09月02日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/2 10:49
空木岳の山頂を後にしてから3時間30分が経過しているので、池山小屋で昼食にします。2階建のように見えますが、建物内は吹き抜けになっています。
無人の避難小屋ですが中は割と広く、20人は優に泊まれそうです。
2025年09月02日 10:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 10:50
無人の避難小屋ですが中は割と広く、20人は優に泊まれそうです。
使用の可否は確認していませんが、トイレは小屋の中にあります。
2025年09月02日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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使用の可否は確認していませんが、トイレは小屋の中にあります。
小屋で30分ほど休憩をした後、池山(1774m)のピークを踏みました。遠回りではありますが、長大な池山尾根を歩きながら池山の山頂を踏まないのも無作法というものです。
2025年09月02日 11:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 11:35
小屋で30分ほど休憩をした後、池山(1774m)のピークを踏みました。遠回りではありますが、長大な池山尾根を歩きながら池山の山頂を踏まないのも無作法というものです。
山頂からは木曽駒ヶ岳方面の展望が開けています。池山尾根では貴重な展望ポイントです。
2025年09月02日 11:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 11:35
山頂からは木曽駒ヶ岳方面の展望が開けています。池山尾根では貴重な展望ポイントです。
なだらなで歩きやすい道が続きますが、気温の上昇がヤバいです。この日も全国的に猛暑予報で、グングンと気温が上がってきます。
2025年09月02日 11:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 11:57
なだらなで歩きやすい道が続きますが、気温の上昇がヤバいです。この日も全国的に猛暑予報で、グングンと気温が上がってきます。
かなり歩いた気がしますが、ふと標識を見ると菅の台まで4.9kmとあります。車を停めたのはその手前(空木岳駐車場)ですが、それでも4kmはありそうです。
2025年09月02日 12:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 12:10
かなり歩いた気がしますが、ふと標識を見ると菅の台まで4.9kmとあります。車を停めたのはその手前(空木岳駐車場)ですが、それでも4kmはありそうです。
林道終点に出ました。従来、池山尾根から空木岳をピストンするならここからスタートできましたが、現在は林道古城線が通行止めになっています。停まっている車は関係車両でしょう。
2025年09月02日 12:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 12:26
林道終点に出ました。従来、池山尾根から空木岳をピストンするならここからスタートできましたが、現在は林道古城線が通行止めになっています。停まっている車は関係車両でしょう。
林道をショートカットするように登山道が付けられています。ここから駐車場までは、まだまだ距離があります。
2025年09月02日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/2 12:35
林道をショートカットするように登山道が付けられています。ここから駐車場までは、まだまだ距離があります。
長い長い池山尾根を下って駐車場に戻って来ました。疲れましたが、2日間天気に恵まれて充実した山行になりました。
2025年09月02日 13:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/2 13:21
長い長い池山尾根を下って駐車場に戻って来ました。疲れましたが、2日間天気に恵まれて充実した山行になりました。
下山後は近くの「こまくさの湯」で汗を流しました。疲れた身体には温泉が極上です。
2025年09月02日 13:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/2 13:41
下山後は近くの「こまくさの湯」で汗を流しました。疲れた身体には温泉が極上です。
撮影機器:

感想

木曽山脈(中央アルプス)の中央に位置し、日本百名山の一座でもある空木岳(2864m)。木曽山脈の盟主は木曽駒ヶ岳(2956m)ですが、木曽駒ヶ岳がロープウェイを使えば比較的楽にアクセスできるのに対し、空木岳はどの登山口から歩いてもコースタイムが長いので、個人的にはラスボス的なイメージを持っていました。
空木岳を目指すだけなら、超頑張れば池山尾根から日帰りも出来なくはないですが、檜尾岳、熊沢岳、東川岳といった日本百高山3座のピークも踏みたいので、千畳敷から小屋泊で縦走することにしました。

幸い平日に休みが取れたので、木曽殿山荘の予約を取ることができました。予想以上の混雑で始発バスには乗れなかったものの、臨時便が出たので20分遅れくらいで千畳敷をスタートすることができました。
この日の宿である木曽殿山荘の標高が2587mであるのに対し、スタート地点(千畳敷)の標高が既に2612mあります。距離も8kmちょっとということで、アップダウンはあるものの、初日の行程はそこまでキツくないと思っていました。しかし、難易度が高くないとはいえ、岩場(鎖場)の区間が長く、急なアップダウンも多いので、意外と時間がかかりました。
この日の宿泊者はベテラン揃いといった風貌でしたが、16時以降に到着した者も6〜7人おり、やはりスタート時間の遅さがネックになっています。始発のバス(ロープウェイ)の時間があと1時間早ければ、(自分も含めて)助かる人は多いと思います。

今回は2日間とも晴れの予報でしたが、予想以上の好天に恵まれ、木曽山脈の雄大な稜線歩きを堪能することができました。特に東川岳から見る空木岳は、氷河の浸食で削られた花崗岩の山肌が荒々しく、明日はあの山に挑むと思うと、身が引き締まる思いでした。

空木岳からは池山尾根を通って下山しましたが、主脈縦走路は空木岳の南に伸びており、赤椰岳、南駒ヶ岳、仙涯嶺、越百山といった山々が連なっています。特に日本二百名山の一座でもある南駒ヶ岳は、どっしりとした山体を持ちながら稜線は険しく、空木岳に並び立つ存在感を放っていました。
空木岳から越百山にかけての山々は、伊奈川ダムから3日くらいの行程で周回ルートが組めそうなので、いつか歩いてみたいと思います。

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無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
木曽駒ヶ岳・宝剣岳〜空木岳
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体力レベル
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