剣御前・剱岳(別山尾根、室堂から)

- GPS
- 13:22
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,860m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:54
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 9:47
| 天候 | 1日目 朝から夕方まで快晴 室堂で18℃くらいだったような 2日目 未明から強風でテント揺れる。曇り、劔岳は雨混じりの霧。剣御前小舎の外の温度計 8.5℃ 室堂13.9℃ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新宿ー白馬線 夜行あり 8/13時点満席 新宿ー長野 WILLER夜行あり 残り10席 東京ー室堂線 夜行あり 運行期間が8月いっぱい 新宿ー長野 長電バス 夜行あり 今年度運休 新宿ー扇沢線 夜行あり 今年度運休 【行き】 <9/5(金)> バスタ新宿 24:40 -(WILLER WN5551便 6100円 10A)- 05:45 長野駅東口 ※東京〜長野の夜行バスはこういうのしかない。三芳と横川で休憩、車内の明かりがつく…。 ※なんか3列シートが後方3行?分だけあった <9/6(土)> 朝食(@メトロポリタンホテル1Fカフェレストランアイリス、2200円するけど…) 長野駅東口 07:50 -(アルピコ交通 特急長野〜大町線)- 09:25 扇沢 扇沢 10:00 - 10:16 黒部ダム …(徒歩)… 黒部湖 10:30 - 10:35 黒部平 10:50 - 10:57 大観峰 11:15 - 11:25 室堂 ※長野は朝食食べるところが全然ない…。 ※Webきっぷ発券の時間と、バス遅延の可能性を考慮し、扇沢10:00発とした <帰り 9/7(日)> 室堂 14:15 - 14:25 大観峰 14:45 - 14:52 黒部平 15:00 - 15:05 黒部湖 …徒歩… 黒部ダム 15:35 - 15:51 扇沢 扇沢 17:00 -(アルピコバス)- 18:45 長野 長野 19:09 -(あさま630)- 20:52 東京 ※大観峰14:45は臨時便。14:40発ロープウェイが定員オーバーで乗り切らなかったため ※あさま630は長野始発。自由席はガラガラだった。 【リンク】 立山黒部アルペンルート 時刻表 https://www.alpen-route.com/timetable/ 長野⇔扇沢 バス https://www.alpico.co.jp/traffic/express/nagano_omachi/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
〈道〉 室堂〜雷鳥沢 帰り、辛い。人多い 雷鳥沢〜剣御前小舎 割とジグザグでゆるやかな登り 剣御前小舎〜剣御前 岩場はない 剣御前〜剣沢キャンプ場 普通 剣沢キャンプ場〜剣山荘 ゴーロ帯を横断する。 剣山荘〜一服剱 普通 劔周辺 マーキングが意外と少なく、特に日の出前、迷いがち。鎖はがっしりしている。難易度以上に、体力が要るなと思った。 一服剱〜前剱 西穂か前穂〜紀美子平みたいな道。崖の端は通らない。余程の足場の悪いガレかと思いきや、普通 前剱〜平蔵コル 鎖場以外は普通の稜線。橋は思ったより短い。ちょっと傾いているのがいやらしい。平蔵コル、標識ないので分からないかも カニのタテバイ 最後のほうが傾斜が急でホールドに乏しいイメージ。でも杭が打ってある。終わったら横に移動。蓮華の大下りを南から登るのに似てる。 カニのヨコバイ 1歩目に踏むべき場所は赤くなっていて、普通に見える。斜度は70-80°くらい?垂直では決してない。思ったより短く、あっけない。V字の谷から横にトラバースするので、むしろ取り付きまでのほうが崖で緊張する。 それ以外の平蔵コル〜劔岳 割と普通の稜線。穂高岳山荘から登ったあとの奥穂までに似てる。 トイレ 室堂、雷鳥沢(100円)、剣御前(100円)、剱沢キャンプ場(バイオは和式)。剣山荘には外来者が使えるものはなさそう。 水場 室堂の湧き水、剱沢キャンプ場(塩素消毒ありとなしのものがある。沢水だからか、どちらも煮沸推薦とある。でもみんな普通に飲んでいそうだ) 携帯電話 一応docomoは基本的に◯なのだが、剱沢キャンプ場は人が多いからかアンテナ立つのにまともに繋がらず(帰りは人少ないからか繋がった)。auは1日目夜も繋がった。 |
| その他周辺情報 | 風呂 : 雷鳥荘、みくりが池温泉などで入れます。 食事 : 室堂ターミナルの立山そば。あとホテル立山のレストランもありますがL.O.13:30でした。扇沢のレストハウスも到着時すでに終業していた お土産 : そこかしこで買えます。室堂だと富山のものが多いイメージ |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 備考 | ・家にあった工事現場用のフルハーネス(ランヤード付き)を持っていったが、岩場の状況を見て、使わなかった。ただの重しだった(重さ2kgくらい、容量6Lある) ・服装に難儀。ダウンは暖かいが行動中に着るには暑かった。 ・そこそこ残りのあるガス缶(残81g)を持っていったが、朝食作成途中にガスが切れてしまった。風が強かったからだろうか。 |
|---|
感想
この前の土日は、早川尾根を考えていましたが、会社がハードで行く気力がなくお流れ。
で、劔岳ですが、2年前から、秋のシーズン終わり直前に行こうとしては、天気が悪くて辞める、を繰り返していました。
今回、土日とも好天ということで、遂に逃げられず?行ってきました。
槍・穂高(ザイテングラートと重太郎新道)・八峰・不帰よりも難しいとのことで、かなり気を揉んでいて、行くか行かないかずっと悩んでいました。
折衷案として早月から登るというのもありましたが、樹林帯嫌いだし、そもそも馬場島って車ないとアクセス大変だし、やはりタテバイ・ヨコバイを行かなければ劔じゃないみたいなイメージもあり、腹をくくっていきました。
秘密兵器として、家のフルハーネスを持っていって、ヨコバイだけ装着しようか…と思ったりもしていましたが(実際持っていった)、いざ劔に来てみると、なんだか思ったほどはハードな鎖場ではないとわかりました(個々の難易度もさることながら、そもそも整備が行き届いている。鎖がかなりがっしりと取り付けられていて、支点の間隔が狭いためあまりブレない)。
周りもつけていない人が9割で、じゃあ大丈夫だろ…となり、結局ハーネスは使わずじまい。しかし精神的な保険としては役立ちました。
多分、これも天気がガスで下が見えなかったから何でしょうけれど、特にヨコバイは最初の1歩も見えるしで、かなり拍子抜けしました。
一昨年?の船窪〜烏帽子で鍛えられたというのはありますが、ここまで劔を先延ばしにしてこなくても良かったかな…とも思いました。
最後、気が緩み始めてからの前剱の下りと、最後の剣御前までの登り返しはかなり精神に来ました。
今回は、渋滞もそこまでではなく(流石に劔は岩場に慣れている方が大半で、行列といってもスムーズに進む印象)、天気こそ晴れてほしかったですが、ようやく人生の課題の一つであった劔岳にカタを付けられたので良かったです。
未踏百高山としては一番高い山が劔岳でしたが、今回、野口五郎岳に変わりました。野口五郎かあ…行くなら赤牛・南真砂とかと一緒にでしょうけど、3-4日掛かりそうだし、当分先そうだなあ…。
ところで…これよりワンステージ上の鎖場ってどこなんでしょうね。とりあえず北穂〜奥穂に行ってみようか…となってきました。
inhumanus





















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