85.雲ノ平(2025.9.7-11 くもり、あめ、はれ、はれ、あめ)

- GPS
- 27:27
- 距離
- 47.8km
- 登り
- 3,205m
- 下り
- 3,175m
コースタイム
- 山行
- 1:21
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 1:30
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:27
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:55
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 5:35
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:49
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
--- 1日目 ---
〇費用
・わさび平小屋
宿泊代: 12,000円
〇服装
・半袖シャツ、トレッキングパンツ
新穂高温泉登山者用駐車場P5に12:00に到着。8割ほど空いており、連絡通路のすぐ近くに駐車できた。
道の駅で買ったおやき(野沢菜、なす)で昼食をとる。
わさび平小屋まではゆるやかな林道が続く。「お助け風(風穴)」では、黒部五郎岳から下山してきた方と少しの間、山談義に花を咲かせる。
わさび平小屋は一人用個室が割り当てられ、下段の方は雲ノ平でもご一緒する方だった。
お風呂で一緒になった年配の方とも山登りの話を楽しむ。
夕食にはイワナの塩焼きが出た。
山小屋のものとは思えないほどの食事。
--- 2日目 ---
〇費用
・双六小屋
テント場: 2,000円
カルビ丼: 1,500円
お茶: 600円
〇服装
・長袖アンダーシャツ、半袖シャツ、トレッキングパンツ
5:30に朝食を済ませ、6:00に出発。
半袖シャツで出発。
朝食で隣になった方に追いつき、しばらく一緒に歩く。
秩父沢を過ぎたあたりから雨が降り始め、双六小屋に着くまで降り続く。
長い登りとレインウェアによる蒸れで、かなり疲れた。
双六小屋で昼食をとり、テント場へ。
傾斜のある区画が多い中、なんとか平らな場所を探して設営する。
10張りほどのテントが張られていた。
夜は月明かりが明るく、星はあまり見えなかった。
--- 3日目 ---
〇費用
・三俣山荘
ケーキセット: 1,500円
・雲ノ平山荘
宿泊代: 16,000円
雲ノ平ベーコンバーガー: 3,200円(PayPay)
コーラ: 600円(PayPay)
コーヒー: 600円(PayPay)
充電&トイレ: 200円
〇服装
・長袖アンダーシャツ、半袖シャツ、トレッキングパンツ
5:00に起床し、朝食とテントの撤収を済ませ、6:00に出発。
この日は晴天。
長袖のアンダーと半袖シャツで歩き始める。
双六岳の「滑走路」からは、槍ヶ岳、穂高連峰、表銀座の山々がすべて見え、雲ノ平まで絶景の中を歩く。
三俣蓮華岳では、このあたりの山をテント泊で周遊している方と山の話で盛り上がる。
テント泊だと、お金を払っても携帯の充電をさせてもらえないこともあるようだ。
去年行った表銀座の山小屋には、テント泊用の充電場所があったので、同じように改善してほしいと思った。
何かあったときには重要なツールなので。
ここからは、雲ノ平まで行くという大きな荷物を持った若者と一緒に。
雲ノ平でご両親と待ち合わせをして、折立へ下山するとのことだった。
三俣山荘では、槍ヶ岳を眺めながらケーキセットを楽しむ。
ちょうど補給のヘリが来て、Uターンして帰る姿がとても格好良かった。
山小屋の方が言うには帰りのアピールの仕方が色々あるとのこと。
三俣山荘から黒部川源流まではかなり下り、その後の登り返しは気力がなくなりそうなくらいの急登で、二人で一緒で良かったと感じた。
雲ノ平山荘が見えてからの道のりもなかなか長いが薬師岳の壮大な景色を見ながら気持ちよく進む。
途中の木道で小屋に先に着き散策されていた彼の両親と偶然出会いご挨拶。
雲ノ平では、道中話していた「雲ノ平ベーコンバーガー」を注文。
値段を見ずに注文したら3,200円だった。
電波はないがPayPayが使えたので現金を減らさずに済んだ。
雲ノ平山荘は音楽が流れており、内装もおしゃれだった。
ただ、飲み水は雨水で運用されており、次の日の飲み水に少し影響が出た。
キャンプ場まで行けば湧き水があるとのことが、小屋で飲み水が補給できないのはやっぱり困る。
寝床が隣になった5人の方々とこれまで行った山の話で盛り上がる。
次はどこの山に行こうか迷う。
--- 4日目 ---
〇費用
・双六小屋
テント場: 2,000円
五目ラーメン: 1,200円
コーラ: 600円
〇服装
・長袖アンダーシャツ、半袖シャツ、トレッキングパンツ
4:30に起床し、5:30に朝食。
温かいお茶が体に染み渡る。
やはり水は豊富にある方が良いと改めて感じた。
予報が外れて良い天気になり、6:00に出発。
この日は一人で行動。
午後から雨予報になったので最短コースを選ぶ。
かなり疲れていたので、当初予定していた鷲羽岳は1日目で諦めていた。
前日登りで苦労した黒部源流までの激下りも、今日もまた苦労する。
軽快に降りていく若者2人組が羨ましかった。
三俣山荘には8:30頃に到着。
まだ「展望食堂」は始まっていない時間なので、水場で補給して出発する。
雲ノ平山荘で一緒だった方で、今日、新穂高まで下山する方と鏡平へ行く方に、まだ追いつかれていないのが少し心配になった。
新穂高まで行く方とは、巻き道の岩場を過ぎたあたりで合流。
双六小屋でお礼を言って別れる。
名古屋の方で、情報に詳しくたくさん話してくれた。
YAMAPなどはやっていないそうなので、またどこかで会える日を楽しみにしている。
12:00前にはテント場へ到着。
雨が来る前に設営を済ませたかったが、風が強く手こずる。
鏡平へ行く方とはこのタイミングで会うことができた。
三俣山荘の「展望食堂」でコーヒーを飲んでいたそうだ。
お礼を言って別れる。
小屋で昼食を済ませたあと、14:00過ぎから雨と風が強まる。
後から到着した方は、テントの設営に苦労していた。
雨は夜には暴風雨となり、テントが飛ばされるのではないかとハラハラする。
しかし、テント場の20張りほどのテントはすべて無事だった。
テントの性能に驚かされる。
--- 5日目 ---
〇費用
・鏡平山荘
トイレ: 200円
・わさび平小屋
バナナ: 100円
そうめん: 900円
・平湯温泉 ひらゆの森
入浴料: 700円
タオル: 200円
〇服装
・長袖アンダーシャツ、半袖シャツ、トレッキングパンツ、レインウェア
4:30までに朝食を済ませ、雨風が弱くなってきた5:30に下山の準備を開始。
テントはびしょびしょだったが仕方ない。
雨の中、淡々と下山を続ける。
鏡平山荘でわさび平小屋から登ってきた方に、秩父沢も増水しておらず、問題なく渡れると聞き安心する。
登山道に大きな支障はなさそうだ。
濡れた岩場は滑りやすく、2回スリップ。
軽快に進む方もいるのに、慎重になってしまいさらに疲労がたまる。
小池新道入口まで来て、あとは林道歩きだと安心した時、河原の方から歩いてくる「クマ」に遭遇する。
距離は50mほど。体長は1.5mほど。
先に気づいて観察していると、相手もこちらに気づいて山の方へと去っていった。
わさび平小屋に報告したところ、最近よく出没するとのことだった。(聞いてない...)
わさび平小屋で休憩し、新穂高センターまで下山。
林道で一緒になった、100リットルのザックを背負った信州大学の学生3人と、コーラで互いの健闘を称え合った。
今回の山行は、双六小屋から雲ノ平山荘までは天候に恵まれ、一番きつい小池新道は上りも下りも雨だった。
それでも、たくさんの方と話したり、一緒に歩いたりできて、とても楽しい山歩だった。
心が折れそうになる時もあったが、皆さんのおかげで無事に下山することができた。
ありがとうございました。
ほどほどに














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