剱岳〜立山三山



- GPS
- 14:50
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,288m
- 下り
- 2,310m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:00
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:38
天候 | 初日;大雨 2日目;晴れ 3日目;濃いガスに強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
当日朝、電鉄富山 ⇒ 立山(富山地方鉄道)、立山 ⇒ 美女平(立山ケーブル)、美女平 ⇒ 室堂(立山黒部貫光・立山高原バス)と乗り継ぎ室堂へ 帰りは同ルートを逆にたどる |
コース状況/ 危険箇所等 |
●劔澤小屋 〜 剣山荘 広いガレ場を行くので、ペイント(岩に付けられた目印)が頼り。 特に早朝出立の場合は、ヘッドランプがペイントを照らせるか、光量が十分か事前確認しておくと良いです。 ●剣山荘 〜 一服劔 〜 前劔 〜 剱岳 最初から最後まで岩場でしたが、難所にはクサリ、鉄ハシゴや注意書きがあり、さらに進行方向を示すペイントが表示されていて、すべての登山者が安全に往復できるよう高いレベルで配慮されていると実感しました。 |
その他周辺情報 | ●みくりが池温泉 日帰り入浴 9時〜16時 源泉かけ流し、シャンプー/ソープ備え付け https://www.mikuri.com/onsen/ ●かに海鮮問屋魚どん亭(駅ナカ) 富山湾海鮮丼スペシャルは、溢れんばかりの魚介に圧倒されました https://www.gyodon.net/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
L.W.シットハーネス
スリング120センチ1本
安全環付きカラビナ2個
皮手袋
ヘルメット
小型ザック
|
---|
感想
初日、打ち付ける雨、登山道を飛沫を上げて流れる雨水の中を劔澤小屋を目指す。
今日は雨でも何でも良い、明日は曇り/晴れの天気予報をひたすら信じて歩きました。
本番の二日目。
外に出るとガスガス。ヘッドランプに光るのはガスの粒ばかり。
でも真上を見ると星が輝いていて、上にあがれば天気は良さそうと気持ちが上がります。
歩き出しは、ガレ場の劔沢を渡り剣山荘へ向かうのですが、道が分かり難い。
前も後も他人はおらず、自分と相棒の目だけが頼り。
こういう時、独りじゃなくて良かったと思いますね。
剣山荘からは登山道がハッキリし、周囲も明るくなるので、安心でした。
かなり先にヘッドランプの灯が見え、下にも灯火が見え、おしゃべりしながら歩いていくと、あっという間に一服劔。
日の出と、雲海に浮かぶ立山、後立山を眺めながら進むと、前劔。
前日にお会いしたお姉さんら4人組を追い越し、見え始めた劔岳を目指しながらも、次々と現れる目前の岩壁に一つ一つチャレンジしていくと、
山頂はあっという間でした。
山頂からの眺めは、雲海に浮かぶ稜線の連なり。
それらの稜線のピークから剱岳を眺めては、剱岳に行こうと思ってきました。
そして、この日剱岳からそれらの頂を見ることができ、
本当に素晴らしいと思いました。
どの山も登る苦労はあるし、景色も好いし、山小屋での交流も楽しいし、
今回もそれらと同様なんだけど、プラスアルファの特別感がありました。
これまでの下準備の多さや岩壁への不安は、これまでの山行の中では一番でしたから。
今回剱岳にチャレンジしてみて、岩場の多様さ、数多さが特別だと思いました。
一つ一つの岩場の高さや勾配、足の置き場など、難しい岩場は他の山にもありましたので、剣山荘から山頂までバラエティに富んだ岩場と次々現れる岩場が、まさに岩場の宝箱やーって思いました(古すぎてごめんなさい)。
そして、クサリ場には番号と名前のあるプレートが設置され、危険個所の注意書きもしっかりしています。足場の極小さい所には杭が打ち込まれ、またクサリのアンカーに足を掛けて行く人が多いのでしょうね、アンカーが曲がっているようであれば、パテでしっかり補強されているし、道順がはっきり示されているといった格好で、来た人が安全に上って下りられるように細かな所まで整備されいるなと、強く感心しました。
書いていて、また行きたいと強く思っています。
最後まで、お付き合いいただき有難うございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する