記録ID: 8716573
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
唐松岳
2025年09月21日(日) 〜
2025年09月22日(月)



体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 18:32
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 3,608m
- 下り
- 2,618m
コースタイム
1日目
- 山行
- 17:05
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 18:11
距離 13.1km
登り 2,109m
下り 230m
2日目
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 6:48
- 合計
- 15:00
距離 17.8km
登り 1,492m
下り 2,388m
15:19
天候 | 1日目: 雨時々霧、そこそこの風 2日目: 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・二股ゲート~猿倉荘: 舗装道路だが水が流れ出ているところがあり、歩く場所には注意が必要 ミスした場合足が濡れる また、二股ゲートから猿倉荘まででも数百mの登りになるのでここで無駄に体力を使うことはなるべく避けたい (というか毎日アルペン号があんな感じじゃなければ、そもそも登ってない) ・猿倉荘~白馬尻小屋 悪天候でも歩きやすい、ただこの時点ですでに樹林はあんまりないのでしっかり雨に濡れるので早めの雨具着用推奨(敗北) この区間で確認できる水の量で後述する橋の水の量の予想が概ねできる この日は前日の大雨で増水していたものの、途中にある沢の上にある橋までには水が到達しておらず、なおかつ水の濁りもなかったことから上記で示した橋もギリギリ渡れるレベルと予想していたが概ねその通りだった ・白馬尻小屋~大雪渓(1950m地点) 登山道上に水が普通に流れていて正直つらい、スリップ注意 雪渓前では所々ザレていたり、人によっては落石させそうなところがあったりと足の置き方に注意を要する箇所あり メガネを落として行方不明にさせてしまった人や落石させても「ラク!」と言わない方も多く、なんというかその…人気なルートなんだなと思いました!(落石させた人はきちんと叫びましょう、それが責任ですよ) 上記の理由でヘルメット必須です、怪我起因は他者からの落石ただ1点だと思います (合図もないので警戒が常に必要です、前の人の歩みが危ういと感じたらそそくさ追い抜くのも手の一つだと思います) ここら辺から上りが急になり始める印象、アイゼンに履き替えるタイミングで大休憩取るのも手カモ?🦆 ・大雪渓~避難小屋 正直雪渓が1番歩きやすいです ベニガラがかなりの頻度で更新されているため、どれが最新かベニガラの濃さだけでの判別は厳しいですが、最新ルートはピンクテープのついた石も一緒に置いてます(マジで優しいですねここのルートの整備してる方々、仏?) 雪渓は9月末なのもあってかすぐ終了、そこから登山道に復帰するところが崩れやすく注意が必要 しばらく登ると沢を渡る橋が現れるのですが、雨天時や雨天直後の日はここの沢の増水に注意 増水時はストックしまってから橋を渡りましょう ストックさしながら渡ろうとして水の勢いで流されそうになったストックに引っ張られて転んだ人がいました、滑落しなくてよかったです… 避難小屋は4人ほど入れますが天気悪いと大人気なので自分は渋々外でレスト ・避難小屋~村営頂上宿舎 バカすぎ、どんだけ急やねん ここら辺から風も吹き込みまくるし、足場は相変わらず水が流れてたり、階段出てきたりするしここが1番体力的難所 おそらく晴れててもなかなかキツい場所だと思うが、植物がたくさんいるので景色的には楽しめそう あまり景色を楽しむ余裕はなかったが、確かに紅葉は始まっていて彩度の高くなりつつある植物を見て少し感動してました あとここら辺から寒いです ・村営宿舎~白馬山荘 稜線に入るので風に吹かれること以外には特にコメントなし 2日目はここを歩いた時は快晴だったのですが、景色よく歩きやすく最高の道でした ・白馬山荘~白馬岳 散歩道 ・白馬山荘~旭岳 旭岳までのアプローチにハイマツの藪漕ぎあり、長さはそこまでないがそこそこ背丈があるため怪我しないように注意 藪漕ぎゾーン後の道があまりにも広くて夜間/濃霧時は道迷いの可能性大、周りをこまめに見渡して進む 旭岳への登り始めはロープで区切られているため、見つけるのに少し苦労したが踏み跡がしっかり見えるのでそこを頼りに進む 序盤はザレ気味、後半は稜線を歩くのみだがキレ落ちている箇所もあるので気は抜かずに進みたい、山頂標識も一応ある 下山時に道間違えに注意、自分も一回間違えて引き返すハメになりました… ・白馬山荘~杓子岳 ザレ/急登、道の状態は良かったものの人生で1番つらい登りだった 天狗山荘側からのアプローチ推奨、こちらからのルートがどヤバいといった印象 ・杓子岳~鑓ヶ岳 杓子岳よりも登りはあるが、こちらの方が登りやすい 道がしっかり整備されているので確実に歩くのみ ・鑓ヶ岳~天狗の大下り開始地点 状態良好、歩きやすい 天狗の頭の登りで少し「ウッ」となるが、杓子岳が終わりすぎてて全然許せる このあとの天狗の大下りへ向け体力温存 ・天狗大下り~不帰キレット 若干岩肌が滑りやすくなっていたが所々鎖もあり、全体的に降りやすい印象で恐怖感は薄い(というかない) 3点支持を駆使して確実に降りる なかなかのサイズの石が落石しうるので、パーティの場合は1人1人が降り切ってから進む 下を見る余裕がない者もいると思うので、上から進むべき方向を指示するのも助けになると思う ・不帰キレット~不帰Ⅰ峰 普通の登りだが、ここまででかなりメンタルを消費してるはず レストしながら確実に進む、足場は悪くない 山頂標識はない ・不帰Ⅰ峰~不帰Ⅱ峰北峰 天狗の大下りに次ぐ下りからスタート、道自体は悪くなく確実に降るのみ 降り切ってからが本番、取り付きから手を使う登りの連発 鎖はあるが岩は滑るので3点支持を確実に進んでいく 落石の可能性もあるので上下きちんと確認して落石させないよう気をつける、1人注意しましたがストック使用者は必ずストックをしまいましょう ・不帰Ⅱ峰北峰~不帰Ⅱ峰南峰 道は良好、不帰Ⅰ峰~不帰Ⅱ峰北峰とは異なり危険箇所もほぼない これまでの緊張感から解き放たれた状態なので気を抜かずに残りは進む ・不帰Ⅱ峰南峰~唐松岳 状態良好だが、これまでの疲れでとても登るのがつらいお気持ち 油断してうっかり変な道を踏まないようにしたい ・唐松岳~八方池山荘 ウィニングラン 所々濡れているが特段問題なし |
その他周辺情報 | 八方の湯 |
写真
今回も毎日あるぺん号
新穂高/上高地行きのバスが火を噴き出したとかいう謎トラブルに巻き込まれ、出発時間20分↑遅延スペースも2席使用可能状態からその方々に譲るみたいな感じになった
火を吹くってどういうこと…?
あと出発して談合SAまで後ろの席のカップルがずっとデカい声で会話してて眠れず大変苦しかった…
新穂高/上高地行きのバスが火を噴き出したとかいう謎トラブルに巻き込まれ、出発時間20分↑遅延スペースも2席使用可能状態からその方々に譲るみたいな感じになった
火を吹くってどういうこと…?
あと出発して談合SAまで後ろの席のカップルがずっとデカい声で会話してて眠れず大変苦しかった…
猿倉まで睡眠〜と思ったら前日の通行規制の看板取り外しがまだ終わっておらず通れない状況
30分ほどすれば通れそうだったが、毎日あるぺん号のバスの運転士に「待っても通行止め解除されるかわからないからここで降りるか白馬駅で降りるかしてください」と言われほぼノータイムで降ろされたためここから出発
仕方なくそのまま登ってたら、普通に後ろからタクシーに追い抜かれて鬱だった
30分ほどすれば通れそうだったが、毎日あるぺん号のバスの運転士に「待っても通行止め解除されるかわからないからここで降りるか白馬駅で降りるかしてください」と言われほぼノータイムで降ろされたためここから出発
仕方なくそのまま登ってたら、普通に後ろからタクシーに追い抜かれて鬱だった
カフェ、昼飯メニューは13:30 L.O.だがその後も軽食やらカフェメニューは頼める
おでんとかもあるので、昼食べれなかった人はおでんとかで腹を膨らましましょう
梨タルトうまかったっす
おでんとかもあるので、昼食べれなかった人はおでんとかで腹を膨らましましょう
梨タルトうまかったっす
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ1枚
Tシャツ1枚
インナー2枚
替えパンツ2枚
ズボン2枚
靴下3枚
グローブ
防寒着
ウインドブレーカー
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食 5食
非常食 5食
梅干し純5袋
芍薬甘草湯5本
アミノバイタル10本
飲料(水3.5L)
アクエリアス(1L)
地図(地形図)
コンパス
熊鈴
計画書
ヘッドランプ
予備電池
モバイルバッテリー2個
GPS
ロールペーパー
保険証
スマホ
スマホホルダー
時計
タオル3枚
ツェルト
エマージェンシーシート
軽アイゼン
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
バラクラバ
サーモス
ゴーグル
宿泊用紙
スリッパ
イヤホン
アイマスク
|
---|
感想
多分今年最後の日本アルプス遠征
「そういえば白馬方面行ったことないわ笑」ってなったので、(白馬三山と旭岳と不帰の嶮と)唐松岳に行きました
バスからずっとトラブル続きで1日目はほぼ低体温症だしでなんやねんこれ…ってなってたけど、夜中から2日目の午前まではなかなか晴れてて気持ちいい山行となった
杓子岳のヤバすぎる急登、天狗山荘の美味すぎる窯プリン、不帰の嶮完走後の唐松岳山頂で暖かく迎えてくれた登山者など印象深い体験ばかりだった
特に不帰の嶮はⅡ峰北峰の登りがほぼクライミングといった感じでテンション爆上がりだった
2日目に白馬山荘で合流した友人と登っていたら友人の登りのペースにすぐに着いていけなくなり、身体が衰えたんじゃないか?と言われる始末
正直ショックを受け、「もう歳も重なったから終わりを迎えたのかな…?」って思って色々原因探ってたら自分のザックの重量が友人氏のおよそ4〜5倍近くあることが判明し、適切なパッキングの大事さを学びました笑
来年度は薬師あたりから笠とか焼とかでも縦走して来ようかなあ…
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