雨の雄山参拝と快晴の剱岳〜ライチョウとクマと〜

- GPS
- 13:00
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,437m
- 下り
- 2,454m
コースタイム
- 山行
- 1:13
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:14
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 3:55
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 7:14
| 天候 | 20日:曇り後雨、21日:曇り時々雨、22日:晴れ、23日:曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
1日目:
■福岡→室堂
福岡空港の離陸が遅れ、金沢発の新幹線が予定より1本後になったが、問題なし。
富山駅横の好日山荘でガスカートリッジ、妻がスポーツ羊羹購入。地下のアルビスエスタ店で昼食と水2リットルなど調達。
■室堂→剱御前小舎
下車後、寒い。ダウンを着た観光客多し。アミノバリューを水に溶かすなど、準備。ガスっていて立山も別山尾根も全く見えない。浄土沢を越えてから、クマに警戒して、余り登山者のいない雷鳥坂をひたすら登る。風が強く、小舎着10分前くらいから小雨が降りだし、直前には雨粒が大きくなった。
□剱御前小舎
12,500円(2食、夜17時:生姜焼き、朝5時半:鮭)。
乾燥室がありがたい。
強風と断続的な雨が未明まで。夜明け後も視界なし。
2日目:天気が3日目の方が良いとのことで剱岳を翌日に回し、立山を先に
■剱御前小舎→雄山
レインコートを最初から装着。
小舎を少し登ったピークでライチョウ親子4羽発見。南西の室堂方面からの強風で天気も良くなく、ライチョウには良い環境か。
風と時折小雨交じりで防水グローブを持ってこなかったことを後悔。別山から下った後、内蔵助から来た登山者とか数人にしか会わなかった。(この間ガーミン再開押し忘れあり。)富士ノ折立山付近から小雨は止まず、寒い。大汝山もそそくさと登頂して、雄山へ。まだ登山者はおらず、受付で支払い、社殿内でお祓いを2人で受け、その後に登頂。相変わらず、視界なし。
■雄山→剱御前小舎
大汝山へ戻り、休憩所で小休止。妻のザックカバーがなくなったらしく、妻は小雨降る中、雄山まで戻る。休憩所でガスが着火できず、親子3人組に助けてもらってライターで着火していただいた。温かいコーヒーを飲み終えたところで妻が戻ってきた。風で吹き飛ばされたようで見つからなかったらしい。
小舎まで、往路は寄らなかった、真砂岳に寄り、別山はスルーで迂回路で、剱御前小舎に戻る。ライチョウはいなくなっていた。
□剱御前小舎
12,500円(2食、夜17時:生姜焼き+アジフライ(連泊者)、朝5時半:鮭)。
小舎にて、尾西とモンベルのアルファ米を昼食として摂る。やや物足りない。
夕食まで本を読んだりするが長い。世界陸上も19時以降に競技が始まるので余り見られず残念。日没前にやっと剱岳の山影が見えた!
3日目:
■剱御前小舎→剱岳
点灯5時前の4時くらいから朝食を小舎でとらず出発の準備する人たちの音と光で目が覚める。朝食していたのは半分くらいだったか。小舎から剱岳がクリアに見える。ヘッドライトを使って登る光が見えた。
渋滞するのが怖く、急ぐ。剣山荘に寄らず、くろゆりのコルをそのまま行くと、ハイマツが酷く、前進するのに苦労した。復路は歩きたくない。一服剱を過ぎたあたりから下山者とすれ違うようになった。登山者の方が多い。門、平蔵の頭辺りで神経をつかったが、その後はそれほどでもない。カニのタテバイでは10分くらい待ち。1歩目足の置き場所を間違えたが、それ以降は、思っていたよりは難しくなかった。若干鎖に手を使ったか。山頂は40人以上でごった返していた。快晴で空気も澄んでいた。パワージェルを補給する。
■剱岳→剱御前小舎
下りが多く、登ってくる人が減った。カニのヨコバイも想像よりも楽だった。後は慎重に下るが緊張は続き、一服剱まで行き、一息付けた。帰りは、剣山荘に寄る。ちょうど荷揚げのヘリが3回来た。剣沢小屋手前でラーメン。今日はガスが着火して一安心。重い足取りで剣沢を登り返し、小舎に帰還。
■剱御前小舎→雷鳥沢ヒュッテ
小舎にデポしていた不要な荷物をパッキングして、下山。昼過ぎて、空気がクリアでなくなったものの、立山から雷鳥沢にかけての斜面がやや色づきだしていて、今日の天気に感謝。
□雷鳥沢ヒュッテ
15,000円(2食、夜:17時半、朝:6時。モンベル会員は500円引)。源泉かけ流しの温泉あり。温かいご飯を出してくれたら尚良し。旅館ではなく山小屋が少し進化した宿といったところ。日帰り湯あり。
浄土沢の対岸にクマがいて、観察する(点レベルだが)。大日方面の登山道から近いが、被害に遭った登山者はまだいないようだ。植生も豊かだったので、襲うことはないのか。
19時頃、露天風呂から、雷鳥坂を真っ暗な中ヘッドライトで下山する2組の下山者を観察。無事に下山できたんだろうか。
4日目:
■雷鳥沢ヒュッテ→室堂
やや曇り。
クマは雷鳥坂の方へ少し移動していた。ヒュッテから少し行った所で、なんとこんな場所でライチョウ発見。親離れした子ライチョウか。
今日はみくりが池で逆さ立山を見られた。8時発のバス、3台目に乗って下山。行き交う登山バスに何台もすれ違った。秋分の日なので日帰りハイキングなのか、日帰りできるのが羨ましい。


















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