夫婦登山 ✨圧巻の穂高連峰を見に霞沢岳✨


- GPS
- 14:50
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,777m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:56
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 10:16
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
秋晴れの霞沢岳 一泊二日の山旅
澄み渡る秋空の下、霞沢岳への一泊二日の山旅に出かけた。今回は徳本峠小屋のキャンプ場でテント泊し、ゆったりと時間をかけてこの静かな名峰を目指す計画だ。
【一日目】
朝の上高地は冷んやりとしていて、肌に触れる空気が心地よい。河童橋から望む穂高連峰は、雲一つない快晴の空を背景に、くっきりとその姿を浮かび上がらせていた。
まずは明神池へと足を運び、明神神社に旅の安全を祈願。水面に映る明神岳を眺めながら、静寂に包まれた神域でしばし心を整える。そのまま足を進めて徳沢園へ。木漏れ日の中をのんびりと歩く林道は、何度来ても飽きない。徳沢園では名物のソフトクリームをいただき、小さなご褒美に笑みがこぼれる。
徳沢から引き返して明神に戻り、いよいよ徳本峠への登山道に入る。樹林帯を淡々と登り続ける道は決して楽ではないが、途中で振り返ると上高地の谷が見下ろせて、疲れも忘れる。13時頃に徳本峠に到着。小屋の裏手にあるキャンプ場にテントを設営し、夕焼けに染まる穂高の稜線を眺めながら簡単な夕食を済ませた。
夜は星が瞬き、標高2100mの静けさに包まれながら、翌日の登頂に備えて眠りについた。
⸻
【二日目】
まだ空が薄暗い午前5時、ヘッドランプの灯りを頼りに出発。朝露を含んだ登山道はひんやりとしていて、歩き始めるとすぐに身体が目覚めてくる。
やがて空が白み始め、稜線の向こうに朝日が昇ると、山肌は真っ赤に染まり、幻想的な光景が広がった。立ち止まって何度もその美しさに見入ってしまう。霞沢岳は、ただの登りだけではない。アップダウンが続き、何度も登り返しを繰り返すたびに、体力を問われる。しかしその分、山深さと静けさをじっくり味わえる道でもあった。
そして午前中、ようやく霞沢岳(標高2,646m)の山頂に到達。西に広がる穂高連峰、東に見下ろす上高地。360度の展望が、すべての疲れを報いてくれた。風はやや冷たかったが、快晴の空の下、しばし関西から来られたご夫婦と健脚な地元トレラン女性とお話しさせて頂き互いの健闘を讃えた。
下山後はテントを撤収し、ゆっくりと徳本峠を後にした。
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