仙丈ケ岳 ひさしぶりの南アルプス


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
天候 | 早朝は快晴だったが午前10時ごろから雲が多かった |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
〇甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳の登山口のひとつである北沢峠への道は木曽駒や上高地のようにマイカー規制されており、長野県伊那市にある戸台パークバス停(旧仙流荘バス停)から伊那市営の南アルプス林道バスでむかう形になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整えられていますが、山そのものが3千メートル峰ですから一筋縄ではいきません。 よく登山誌や関係WEBで「仙丈ケ岳は初心者向き」のような書き方をしているものがありますが、ストックをいったんしまって手も使って上り下りする方が確実な場所(小仙丈ケ岳から先500mぐらいの間)、沢水の流れで滑りやすい岩が谷側に傾斜しているトラバス(千丈小屋から大滝の頭間)などがあり、身近な低山である程度キャリアを積んでられる方にお勧めできると思います。 |
その他周辺情報 | トイレは戸台パーク(外トイレも水洗ウォシュレット)、北沢峠(水洗で暖房便座、夜間も照明常時点灯)、千丈小屋、馬の背ヒュッテ(山小屋は開設日に注意) 飲料調達は上記のほかにこもれび山荘の玄関入った左側に販売機 登山バス始発地の戸台パークに日帰り入浴施設や食事施設あり。 もともとあった仙流荘という市営の宿泊施設(旧バス停名もここから取られていた)がリニア開通を当て込んでリニューアルしたもので、マイカー利用者の駐車場も併設されています。(・・というか、JR伊那方面やJR茅野方面からの公共輸送機関はないに等しい貧弱なもので、戸台まではマイカーが現実的です) |
予約できる山小屋 |
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写真
感想
ご覧いただきありがとうございます。
9月27日(土)は南アルプスの仙丈ケ岳に行ってきました。同一行程は4年ぶりで、今回は26日(金)に登山口にあたる北沢峠のこもれび山荘に前泊しての山行としました。
本来、仙丈ケ岳は日帰り可能な山ですが、登山口までの道のりがマイカー規制され木曽駒や上高地のようにシャトルバス利用で登山口まで行くこととになるため、始発バスの時刻が早いハイシーズンならともかく、始発バス時刻が遅くなる9月の後半だと終バスの時刻は変わらないので山での有効時間が限られてしまい、どうしても時間が気になって行動がせわしなくなります。
また、バスで北沢峠へ行かれた方はお分かりと思いますが、このシャトルバスの切符購入のため、朝の3時台4時台から始まる券売所の順番取りや、それに続く長さ300mぐらいになるバス座席争奪戦の大行列など大阪万博もビックリのドタバタがイヤで、ここしばらく足が遠のいていました。
しかし、たまたま先月行った唐松岳で八方池山荘に前泊してみるとじつに快適で、時間的な余裕が取れることはもちろん、夜景や日の出を楽しむなど日帰りで出来ないことも色々楽しめることに気が付き「ならば今度は仙丈ケ岳も前泊付きでいってみる」ということにしました。
また、ネットなどで以前からこもれび山荘の夕食のおいしさは知っており、いつか機会があれば泊まってみたいと思っていたので「それならばこの機会に」ということで、こもれび山荘前泊の山行となりました。
当日は好天が予想されていましたが、前日夕食時に天候のアドバイスをしてくれる小屋主さんから「明日の天候は晴れで風もそよ風程度と予想されるが、気温が上がり昼に近づくほどどうしてもガスが上がってくる、せっかくの好天予想なので景色を楽しむべく、なるべく早出することをお勧めする」とのお話がありました。
このお話で「前泊やからそんなに早く出なくていいや」と思っていたのを方針変更・・決死の覚悟で朝3時に起きw4時に朝食を出してもらって出発。
おかげさまで、少し雲が出たもののガスって景色が見えないなどということはなく、4年ぶりの仙丈ケ岳で素晴らしい景色を堪能することができました。
これからは登山にも観光的な要素をもたせて、前泊でゆっくりしたり後泊で周辺を観光するなど、今まで以上に幅の広い山行を試していきたいと思います。
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