大雪山旭岳〜日本一早い紅葉〜


- GPS
- 07:15
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:15
天候 | 快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 車中泊は不可です |
コース状況/ 危険箇所等 |
気を付けていれば、晴れていればという条件付きでは安全。 |
その他周辺情報 | 杜のSPA神楽(旭川市内) |
写真
感想
9月29日午前に低気圧が通過し、その後面となる30日は湿数15℃以上の乾燥域に入る予想が見えてきていたため、突然ながら紅葉を見に30日に旭岳に行こうということで29日に羽田から旭川へ。7:50羽田→9時過ぎ旭川空港。
1日目は大雪山系の周りをぐるっと一周。
旭川市内でクマスプレーをレンタル(1000円)し、美瑛→白金→上富良野→麓郷→幾寅→新得→鹿追→上士幌→ぬかびら源泉郷→層雲峡→旭岳付近の無料駐車場。
ぬかびら源泉郷の温泉は混浴もあるホテルを選んだ(700円)。混浴は露天風呂になっていて、押すと周りの電気がすべて消えるボタンがあり、満点の星が見えた。そこから層雲峡にかけては鹿と狸と狐地獄だった。
朝は7時に起床。7時30分のロープウェーに乗船。お値段は往復で3500と、灰シーズンはやや高い。人は20人ほど。この段階で登ってしまえばそこまで人はいなかった。山頂に自分らよりも早くついていたのは15人ほどだと思う。玄人が多いのか、ハイペースで登っていてもあまり抜かすということは無かった。旭岳にかけてはかなり勾配が急。まぁ頑張れば着く。
旭岳→松田岳では、まず下りで殺人級の傾斜。なぜ垂直に降りていくのか。くねくねしてくれ。そこ以外はのんびりと歩けばそのうち着く。旭岳の後からが、まったく人工物が見えず、最も絶景なのかもしれない。
松田岳→中岳温泉→姿見駅では、普通にのんびりな下り。ちょいとクマが怖いので騒ぎながらの下山となった。晴れていれば見通しも効くので問題なし。中岳温泉以降はしばらく沢を下ることになり、何度か渡るので、増水時は下山がかなり難しくなるのではなかろうか。
そんな北海道最高峰・旭岳周辺登山でした。
日本一早い紅葉を…というつもりで向かった旭岳。姿見駅に向かうロープウェイからは、紅葉に雲一つ無い青空が広がって、秋を感じることができました。姿見駅はすでに高山植物ゾーン。緯度も高い分、植生の変化も早いということを実感(普段は関東に居るので忘れていました)。
旭岳山頂までは岩場や急な傾斜もあってちょっと大変ですが、後ろには旭川の街が見え、左には地獄谷のかっこいい岩肌。昇っているうちに体が温まってきて暑くなりました。結局2枚くらい着ていると丁度いい感じに。
山頂から先は比較的緩やかな道のり。はるか遠くまで山々が広がり、360度、どこまでも北海道らしい絶景が広がっていました。有毒温泉はいかにも有毒そうな色をしていました。
後半の中岳温泉を下ってから姿見駅は、低い植物や笹が広がっており、熊と鉢合わせにならないよう、意識して音を出しながらしながら進みました。熊スプレーはいつでも使えるように携帯。小さい尾根や谷を横切りながら長い道のりでした。ここで疲労が一気に蓄積。姿見駅にたどり着いたときは心のなかで泣きそうになっていました。
晴れを狙って来ましたが、予想どおりの快晴。最後まで素晴らしい天気で、景色を存分に堪能できました。紫外線はまだまだ強いので、日焼け止めはしっかり塗ったほうが良いです(忘れてしまったのでヒリヒリしています)
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