ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8781261
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

御嶽山 / 雨クソ寒いヨイヨイヨイ

2025年10月06日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
8.4km
登り
992m
下り
991m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
1:32
合計
7:20
距離 8.4km 登り 992m 下り 991m
7:25
13
飯盛高原駅
8:34
8:35
2
8:37
8:39
70
9:49
10:02
11
10:13
10:15
5
10:26
24
10:53
10:54
4
10:58
17
11:15
11
11:26
12:06
9
12:19
12:25
3
12:28
12:51
50
13:41
55
14:45
飯盛高原駅
天候 ガス→雨
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
特に危険な箇所はなし
おんたけロープウェイ乗り場。天気持ってくれるかな?
2025年10月05日 07:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 7:02
おんたけロープウェイ乗り場。天気持ってくれるかな?
さあロープウェイ乗るで!
2025年10月05日 15:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 15:13
さあロープウェイ乗るで!
ダメだこりゃ〜!
2025年10月05日 07:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 7:17
ダメだこりゃ〜!
飯盛高原駅着。お?ちょっと晴れてきた?
2025年10月05日 07:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 7:29
飯盛高原駅着。お?ちょっと晴れてきた?
紅葉に彩られた登山道。
2025年10月05日 07:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 7:39
紅葉に彩られた登山道。
晴れてきたぜ!なんとかあと2時間くらい持ってくれへんかな。
2025年10月05日 08:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 8:29
晴れてきたぜ!なんとかあと2時間くらい持ってくれへんかな。
女人堂到着。ダメです。降ってきました。
2025年10月05日 08:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
10/5 8:35
女人堂到着。ダメです。降ってきました。
素晴らしい風景。晴れてたらもっとキレイなんやろな・・・。
2025年10月05日 08:42撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
10/5 8:42
素晴らしい風景。晴れてたらもっとキレイなんやろな・・・。
女人堂を振り返る。
2025年10月05日 08:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 8:44
女人堂を振り返る。
とりあえず鐘鳴らしとくか。カーン。いい音。
2025年10月05日 09:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 9:10
とりあえず鐘鳴らしとくか。カーン。いい音。
荒涼たる光景。硫黄の匂いも漂っている。ザ・火山って感じだ。
2025年10月05日 09:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 9:27
荒涼たる光景。硫黄の匂いも漂っている。ザ・火山って感じだ。
覚明堂に到着。
2025年10月05日 10:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 10:16
覚明堂に到着。
横殴りを通り越して雨が下から吹き上げてくる。
2025年10月05日 10:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 10:21
横殴りを通り越して雨が下から吹き上げてくる。
山頂直下のシェルター。
2025年10月05日 10:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 10:49
山頂直下のシェルター。
10:50、御嶽山剣ヶ峰(3,067m)到着。
2025年10月05日 10:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 10:50
10:50、御嶽山剣ヶ峰(3,067m)到着。
三脚立てて記念撮影とかする余裕ゼロ。雨激しいわレンズ水滴ついてるわで登頂の証拠写真もオートフォーカスも効かず。さっさと山小屋行こ。
2025年10月05日 10:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 10:55
三脚立てて記念撮影とかする余裕ゼロ。雨激しいわレンズ水滴ついてるわで登頂の証拠写真もオートフォーカスも効かず。さっさと山小屋行こ。
火山灰で埋まってしまった二ノ池。
2025年10月05日 11:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 11:22
火山灰で埋まってしまった二ノ池。
二ノ池山荘でカレーライスを食う。これで何とか回復する。
2025年10月05日 11:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 11:48
二ノ池山荘でカレーライスを食う。これで何とか回復する。
うえ〜、めっさ降ってるやん・・・。
2025年10月05日 11:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 11:54
うえ〜、めっさ降ってるやん・・・。
しゃーない、意を決して下山にかかります。
2025年10月05日 12:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 12:44
しゃーない、意を決して下山にかかります。
全身ずぶ濡れでロープウェイにたどり着く。早よ温泉!
2025年10月05日 14:43撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 14:43
全身ずぶ濡れでロープウェイにたどり着く。早よ温泉!
本日の宿、高山の塩沢山荘。
2025年10月06日 06:56撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/6 6:56
本日の宿、高山の塩沢山荘。
山小屋ふうな造りの宿。アドベンチャー感満載でお子様はテンション上がるかも。
2025年10月06日 07:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/6 7:58
山小屋ふうな造りの宿。アドベンチャー感満載でお子様はテンション上がるかも。
猟師でもあるご主人が仕留めた獲物の毛皮が壁に飾られている。
2025年10月06日 06:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/6 6:59
猟師でもあるご主人が仕留めた獲物の毛皮が壁に飾られている。
さあ、楽しみにしてたジビエディナーですぞ!熊売り切れ残念。
2025年10月05日 18:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 18:15
さあ、楽しみにしてたジビエディナーですぞ!熊売り切れ残念。
初めて食べる猿の肉。淡白な感じでちょっとタンっぽいか?
2025年10月05日 18:30撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/5 18:30
初めて食べる猿の肉。淡白な感じでちょっとタンっぽいか?
宿のワンコ。めっさ人懐っこい。
2025年10月06日 08:02撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
10/6 8:02
宿のワンコ。めっさ人懐っこい。
撮影機器:

感想

夫婦で連休が取れることになり、せっかくなのでどこか遠征で登りに行こうということに。実は8月に行った北岳、あまりにもハードスケジュールすぎて毎年の遠征山行のノルマでもある年賀状用の夫婦の写真を撮るのを忘れていた。日帰りでも北岳と遜色ない名山で写真を撮りたい。そういや以前に木曽駒から望んだ御嶽山がゴツゴツと野性的でカッコよく、いつか登りたいと思っていたのだった。というワケで御嶽山へ行くことに決定。

堺を0時に出発、2回ほど仮眠を取りながら名阪・中央道を爆走し木曽へ。6時半におんたけロープウェイの鹿ノ瀬駅に到着。めっさガスってる。てか小雨降ってる。
なんとか天気持ってくれることを願いながらロープウェイに乗車。ってロープウェイに乗るのを乗車って言うんやな。15分ほどで標高差580mをワープし、7時半に標高2,150mの飯盛高原駅から登山開始。

最初はウッドチップの敷き詰められた歩きやすい道。10分ほどで行場山荘を通過。なんか晴れてきてない?ってかめっさお日さん照ってますけど!?ええぞええぞ、ワンチャン山頂まで天気持ってくれ!
しかし一旦脱いだレインウェアも虚しく、1時間ほどで女人堂に差し掛かるころにはまあまあの雨がシトシトと。ですよねー。
登山道には紅葉があちこちに色づいており目を楽しませてくれていたが、女人堂の前には一面のカラフルな紅葉の眺めが。おお、これは素晴らしい。ガスの紅葉もまたオツなもんですな。
信仰の山らしく種々の石仏や石碑などを眺めながら森林限界を越えてハイマツ帯も過ぎると、突如として焼け焦げた石の散乱する荒涼とした岩稜帯に出た。風に乗って硫黄の匂いも流れてきており、まさにザ・火山といった雰囲気である。もしくは地獄があるならこんな場所なのだろう。
ここら辺からひるねのペースが落ち始める。低体温症になりかけてやしないかと声掛けすると、岩が濡れて滑りそうなのと雨でメガネが濡れて周囲が見えにくいのだという。それはそう。
石室山荘でメガネを拭き濡れたグローブを絞って先を急ぐ。覚明堂から上は横殴りの雨。てか横殴り通り越して下から雨が吹き上げてくる。
白い火山灰を踏みしめながら登って行くと、やがて避難シェルターが並んでいるところを過ぎて山頂への階段が見えてくる。

10:50、御嶽山剣ヶ峰(3,067m)登頂。
いやいやいや、年賀状用の写真撮影なんかムリっしょコレ。雨と強風で三脚立てる余裕なんかゼロ。一応山頂の写真撮ってみたけど雨の激しさとレンズに水滴ついてオートフォーカスも効いてないし。もうさっさと山小屋行こう、比喩表現じゃなく死んでしまう。装備を整え直すヒマもなく山頂を後にすることに。
稜線上を吹きすさぶ強風に耐えながら二ノ池山荘に向かう。二ノ池は火山灰で埋まってしまい消滅したという。今は火山灰の砂漠の中に石畳の登山道が伸びているのみ。諸行無常よのう。
山頂から30分ほどで二ノ池山荘に到着。うえ〜、身体が芯から冷えとるわ。
濡れた装備を解いてとりあえず昼メシにする。カレーライス激ウマ。極厚の豚バラが嬉しい。カロリー補給して多少は回復。ストーブで手を暖め人心地ついて、止みそうにもない雨の中を出発。
石室山荘ではこれから登頂という方に稜線の様子をお伝えする。「え〜、どうしようかな〜」とめっさ迷っておられた。あのあと登頂できたのだろうか。
ひるねは替えのグローブを持参しておらず濡れて冷たいグローブしかないので軍手を購入、下山の続きにかかる。
石室山荘からちょっと下ったところで高齢の男性と付き添いであろう女性が立ち往生されている。小屋すぐ上ですよと声をかけるが、筋肉が張ったか攣ったかして動けないのでこの風雨の中休憩しているのだそうだ。小屋の直下なのでいざとなれば助けに来てくれる人がいるとは思うが、ご無事に小屋まで辿り着けていることを祈る。

女人堂に下りてきてくらいでますます雨は本格的になってきた。樹林帯に入れば横風はないので多少マシではあるのだが。動き続けていないと体が冷えるので休憩もとらずに一気に下山する。
石室山荘から2時間ほどでロープウェイの駅まで下りてきた。やれやれ、全身ずぶ濡れですわ。早よ温泉いこ。
下の駅に着いてもまあまあの雨。お土産コーナーでベタに雷鳥の里などを購入し、車に戻ってボトボトの装備をビニール袋に押し込み温泉へ向かう。鹿ノ瀬温泉に着いてみたら残念なことに今日はお休みとのこと。泉質がいいとの評判で楽しみにしていたのだが。とはいえ第二候補で汗を流しに行ったやまゆり荘もいいお湯であった。
途中にある酒屋さんでオススメの地酒などを購入し、本日の宿へ向かう。本来なら木曽馬を見に行ったり高原のアイスクリーム屋さんに行ったりするはずだったのだが、この雨の中ではそんな気に全くならない。御嶽山ビュースポットにも行ってはみたものの見えるはずもなく。

木曽から高山に入り、今日のお宿へ。本日宿泊するのは猟師である宿の主人が山で仕留めたというジビエ肉を提供してくれるという塩沢山荘。
暗くなりかけてきた山道をヒヤヒヤしながら運転し宿に到着。ログハウス風の手作り感あふれるお宿。
チェックインが予定よりも遅くなったので、到着してすぐに夕食。まずは宿の周囲で採れるという山菜の数々が出される。食べたことのないような珍しい山菜も多く、もうこれだけで日本酒が進みそうだ。そしていよいよお待ちかねのジビエ肉。本日は誠に残念ながら熊とマムシが売り切れだそうで、猿と鹿を注文する。
出てきた肉を極厚鉄板で焼肉にする。猿の肉は今まで食べたことがなく大変楽しみにしていた。ちょっとタンに似ているか?意外とアッサリ淡白でクサみもなく普通のお肉だ。まあ部位によって違いはあるのかも知れないが。(そういえば猿のどこの肉だったのだろう?)
ジビエに高山名物の鶏チャンを堪能し、高山の地酒や何故か置いてるベルギービールもたらふく飲んで部屋へ。徹夜運転と雨中登山の疲れからか10時間くらい泥のように眠った。
朝起きて朝風呂を浴びに外(風呂は離れにある)に出るとニワトリがコケーッコケーッと鳴いている。朝食はこいつらの産んだ玉子かけごはん。これがまた美味いのなんの。醤油も種々用意されていて朝からご飯3杯食うてしもた。ついでに玉子も買い求めてしもた。
チェックアウトして外に出ると宿のワンコが散歩から帰ってきて尻尾ブンブン振りながら寄ってくる。なんだこの人懐こいワンコは?
何でもずっと繋いでおくと賢いキツネとかが繋がれてることを理解して宿のそばを荒らすので、放し飼いにして周辺の野生動物パトロールのためにひとりで散歩させているのだそうだ。宿の周りはキツネやタヌキ、イノシシにウサギなどちょっとした野生の王国状態らしい。

お礼を言って宿を後にし、道の駅とか土産物屋をまわって大阪へと帰る。色々と楽しかったけど天候は残念やったな御嶽山。またいつか機会があれば晴れた御嶽山にリベンジしに行きたいな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:51人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 東海 [日帰り]
御岳ロープ〜御岳山頂コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら