【一泊二日避難小屋泊】日暮沢→大朝日岳→竜門小屋 縦走


- GPS
- 13:50
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,165m
- 下り
- 2,168m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:53
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
防寒着(ダウン上下)
雨具
靴
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
寝袋
エアマット
|
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感想
毎年恒例、秋の長期休暇による遠征。
予定では北岳へ行くつもりで諸々計画していたが天気がイマイチなので出発前日に断念。
雨が振らなさそうな地域は主に東北。
今年の初夏に秋田へ行ったし、去年の長期休暇は新潟〜山形を回ったしどうしたものかと悩みながら100名山リストを眺めていると大朝日岳が目に留まった。
調べると日帰りでも行けるようだが避難小屋泊で縦走して稜線を歩くコースプランがあるようだ。
せっかくの長期休暇なので一泊二日避難小屋泊で大朝日岳〜龍門山を縦走することにした。
日暮沢小屋で前泊するつもりで前日に偵察。
木々に覆われて日が入らず小屋の中は昼でも真っ暗。
靴を脱いで中へ入るとなにかを踏んづけた。携帯のライトで照らしてみると辺りはカメムシだらけ。カメムシは慣れているので別に気にはならず。
箒もあったのである程度掃いて片付ければ良し。
偵察を終えて食料を調達しに街へ戻ったが、小屋までは片道40分ほどかかり、面倒くさくなってしまい結局道の駅で車中泊することにした。
【一日目】
車中泊ではろくに寝られず支度にもたついてしまい予定より一時間遅れてのスタート。
歩き始めは小雨が降り、沢沿いの道は泥濘だらけで気力を消耗。
一ヶ月以上ぶりの登山かつ15キロを担いでの龍門滝から先の急登は堪えた。
日々のジョギングは続けていたので心肺に負担は感じなかったが、尻周りの筋力不足を感した。
景色が開けてからは大朝日〜西朝日の山体と紅葉の景観に感動した。地形的にも飯豊山を縦走したときと似ている。
前日に大朝日小屋に宿泊した方とすれ違いざまに会話。前日は雨天にも関わらず20人ほど宿泊していたらしくさすが紅葉シーズンだ。
大朝日岳に到着するとすぐにガスってしまい景観はあまり楽しめず。
山頂で十分に休憩を取り西朝日〜竜門山を経由して宿泊地の竜門小屋を目指していく。
道中の稜線は雲が晴れたりガスったりの繰り返しだったが西側斜面のきれいな紅葉を眺められて満足。
割りとクタクタになりながら竜門小屋にチェックイン。管理人不在かつ他の宿泊者もおらずこの日は贅沢にも貸し切りだった。
まずは持ち込んだ缶ビールを冷やすため水場のバケツに投入、後に寝床の準備と食事の用意をして一息ついた。
貸し切りだったので気兼ねなく小屋泊を堪能した。これは癖になりそう。
【2日目】
夜間は小屋の壁をカリカリと小動物が引っ掻くような音で何度か目が覚めた。
気温はそれほど下がらず快適に過ごすことができた。
日の出前に起床して外をみるとガスってて何も見えず。
日の出は期待できなかったのでのんびりと支度をした。
下山ルートのユーフン山〜清太岩山は西側斜面の紅葉がきれい。
ガスってて全景を見られないのが残念だった。
下山ルートは3時間程度の工程だが、前日の疲労もあって急登の下りはかなり堪えた。
下山後は最寄りの大井沢温泉 湯ったり館で汗を流し、宿泊地の寒河江市ホテルへ移動。
一泊してから宮城方面へ観光しつつ移動した。
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予報よりも天気は雲が多くなってしまったが、雨に振られないだけ良かった。
紅葉シーズンなので平日でもある程度混むことは覚悟していたが、まさか貸切で避難小屋に泊まれるとは思わなかった。朝日小屋の方は何人か宿泊者が居たようだ。
小屋は水場、水洗トイレ(紙あり)もありとても快適な環境だった。
次回は以東岳を目指して縦走してみたい。
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