御嶽山

- GPS
- 09:58
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,326m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:05
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:37
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
装備
| 個人装備 |
フリース
Tシャツ
ライトダウン
ダウンパンツ
ズボン
靴下
グローブ
レインジャケット
レインパンツ
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ヘルメット
カメラ
|
|---|
感想
10月の三連休に五の池小屋がとれた!
アクセスが大変なので初日は移動と前泊、温泉とごはんを楽しんでまったり。
昨年は田ノ原からだったので、今年はロープウェイを利用。
10月半ばとの事で降雪を心配したが、今年はまだまだかな。一安心。
ロープウェイを降りると、ウッドチップが敷き詰められた散歩道が始まる。歩き易い。
散歩道ゾーンを抜けるとすぐに行者小屋。「ちからもち」の文字が誘惑してくる。予定より1時間遅れの出発なので、帰りの楽しみに残しておく。
行者小屋からしばらくは木道というか木段。湿った木は表面が滑るから油断ならない。これを下るのか…と、帰り道を考えては憂鬱になる。
その憂鬱のせいではないだろうが、調子が上がらない。鼻水が出るのはアレルギーだろうが、やたらと呼吸が苦しい。そんなに急いでいるわけでもないのに、息が乱れる。心なしか身体も重い。前回の山行の後、謎の3キロ減による影響で体力が落ちたのか?いや、これは呼吸器だ。喘息まではいかないが、その一歩手前だな。山で綺麗な空気を吸って浄化されれば回復するだろう。そう思いながら、重い脚を一歩ずつ進める。
女人堂で長めの休憩。売店で甘い炭酸水を買う。コーラもラムネもあったが量が多い。今の体調で飲めるのは…「元気ハツラツ!オロナミンC!」体調に自信がなかったので、これも一本は飲み切らずに夫に少し飲んでもらう。
休憩とオロCのおかげで少し元気を取り戻す。
女人堂以降はほぼ岩場。転ばないように注意しながら脚を動かす。
石室山荘まで来るとだいぶ息苦しさが和らいだ。
が!登山道は何処?山荘の右側はお手洗いでその奥はヘリポート?立ち入り禁止だ。え?山荘の下をまくのか?ん?
「小屋の中を通過するらしい」夫の言葉に驚き!!マジか?本当なのか?まだ信じられなかったが、山荘の扉にそのような張り紙があった。へ~~~!!そうなのか~~~。驚きしかない。
引き戸を開けて中に入ると、休憩中の登山者がたくさん。ちょうど真ん中が土間になっていて、そこを通る。なんとも面白い経験だ。
反対側の引き戸を開けて再び外へ。見た感じだと、元々は小屋の下にあった登山道が使えなくなったようだ。いや~ビックリした。こんなルートがあるなんて…。
ここからはガッツリ登り。覚明堂を過ぎ黒沢分岐点まで、空を目指して登る。ちょっとテンション上がるね。
その分岐から更に登りが続く。知ってる…私は知っている。山頂直下には階段が待っていることを…。そう考えながら、ゆっくりゆっくり脚を動かし続ける。王滝側からもたくさんの登山者。みんな、頑張ろ!
シェルター前を通過して、最後の階段。いや、マジできつかった。
山頂に到着すると辺りは真っ白。やっちまったな…ガスガス天国。まぁよい、写真を撮ったらシェルターで休憩すべく階段をおりる。
この時は風があたって寒かった。とにかく温かいものを飲もうとお湯を沸かす。スープを飲んで少し身体も温まった。お宿で作ってもらったおにぎりが美味しい。山を歩いた身体にはちょうど良い塩加減だ。あ~、ほんと、美味しいお宿だったなぁ。などと考えながらモグモグ。
さ、ここからは二の池ヒュッテの担々麺経由で五の池小屋を目指すぞ。この体調だと、摩利支天はスキップさせてもらおう。
二の池ヒュッテに到着したが、残念ながら担々麺は売り切れ。それどころかお食事が終了していた。ちょうどこの日が最終営業日との事で、帰り道に寄ることも叶わず、また来年への宿題になってしまった。
それならば、もう、五の池小屋を目指すしかない。摩利支天乗越まで歩き、五の池小屋が見えてもおかしくない所まで来たが、全く小屋が見えない。ガスが濃いのだ。少し不安になりながらも、岩場を下っていく。忘れていた、こういう岩場あったわ。あ~、二の池からは楽々道に記憶がすり替わっていた。浮石だらけの岩場、気をつけなくては!
だいぶ近くまで来てやっと五の池小屋が見えた。あぁ、着いた~、嬉しい。美味しいもの食べるぞ!!
既に到着している人々が寛いでいる。説明を受けて部屋に荷物を置いたら、着替えは後回しにしてケーキだ!
と、1人焦り始める…、私、宿泊費払ってないよ。え?あれ?
ケーキの注文もしたが、小屋の方に尋ねる。「宿代をまだお支払いしてないのですが、いつお支払いを?」カフェの男性は優しく教えてくれました。予約の時にカードを登録したでしょ?明日、そこから決済されますよ。という事らしい。すっかり忘れていた。そうでした、ネット予約してました。宿代を想定した現金が手元にある。あぁぁ、二の池ヒュッテでTシャツかえば良かった~~~。
安心してケーキとコーヒーをいただく。今年の新作、レモンドリズルケーキがとても美味しい。爽やかな風味のホロホロと軽く食べられるケーキだった。もう一つ食べたいくらいに…美味しかったのだ。
一休みしたら着替えてから再びラウンジへ。台風と天気予報のせいか、混んではいるが昨年より人が少なく、過ごしやすかった。ストーブで温まると、だんだん眠くなってきた。
ゴロゴロしたり、小屋の周辺を歩いてみたり。前回は気が付かなかったが、小屋のすぐ裏が飛騨山頂となっていた。本当は継子岳まで行きたかったが、調子が悪かったので温存、ここも次回への宿題だ。
夕食、ピザタイム、朝食、アップルパイと五の池小屋をフルで楽しんだ。とにかく、何をいただいても美味しいのだ。その中でダントツなのは、朝食の鮭のハラス焼き。基本的に魚系は食べられない物が多い、鮭もどちらかというとNGパターンが多い。だが、カリッと焼き上げられたハラスは何度も食べに来たくなる美味しさ。どうやら、焼き台でしっかりと脂を落として焼き上げるらしい。いやもう、ほんと、ごちそうさまです。
小屋内の薪ストーブオーブンで焼くアップルパイは、焼き上がりが近づくと小屋内にリンゴの良い香りが漂う。こうやってゆったり過ごす時間が何にも代え難い、この小屋の人気の秘訣なのかな。
後ろ髪を引かれながら小屋を後にする。
当初予定していた下りルートはロープウェイに乗る前に見た登山道情報で危険な予感がしたので、おとなしく来た道を戻る事にしていた。摩利支天乗越までの登り返しが憂鬱に思えたが、体調も回復しており、考えたほど辛くはなかった。
賽の河原を通過、二の池小屋で再び名残惜しみつつ下山ルートに入る。
覚明堂、岩室山荘辺りの登りの時の記憶が飛んでいて、あれ?こんなに岩ゴロだったっけ?と思いながら歩いた。
すれ違った方から、今回は見送った三の池から女人堂へ繋がる登山道情報を得た。心配していたロープの徒渉地点は、雪解けの時期に水量が多いらしい。秋ならそんなに水はない様子。という事なので、次回は登りで使って様子を見ることにしよう。
女人堂で少し長めに休憩をとり、ここからは木の踏み板というか、丸太の階段でのスリップに注意だ。登りの時より乾いていたのでだいぶ歩き易いが、やはり岩の方がまだ信用できる。そう思って歩いていたら、岩で滑った。泥が付いていたのだ。ヒヤッとした後は慎重になる。
無事、転倒もなくロープウェイまで戻って来た。
あぁ、もう下山してしまった。帰るのだね?
ロープウェイをおりてからコーヒーを買おうとしたが、忘れていた!!
レストラン?カフェ?はロープウェイの上の駅だけだったんだ。
残念、コンビニを求め、帰宅の道を辿るのだ。
今回は体調不良で初日はだいぶきつかった。下山時は回復してきていたが、左足の踵を何度も引っ掛けてつまづきかけることが多かった。改めて、自分の身体に注意を向け、これからの山歩きの参考にしていきたい。
punya













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