バリバリ・バリルート 九竜山〜天地山



- GPS
- 07:56
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,093m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・慈眼寺〜九竜山…急登で滑りやすく危険。掴むような木も無い。下りは特に危険 ・九竜山〜江戸小屋山…同じく急登だが掴む木があり多少助かる ・江戸小屋山〜大ダワ…斜度は和らぐがルートが見つけにくい、ピンテを集中して探す ・大ダワ〜天地山…天地山鞍部まで激下り、そこから一挙に岩場を標高で約160m登る |
その他周辺情報 | VERTERE 奥多摩本店…現在営業は土、日、休 |
写真
感想
本日はS師匠の多摩百山チャレンジ同行企画第3弾。対象の山は「九竜山」&「天地山」。これで96&97座となるらしい。しかしながら何故最後の方に残ったか?と言うと、一般ルートでは無くバリルートであり、更に展望等も無いと言う山。「山と高原の地図」では破線すらルート記載が無く、「奥多摩詳細図」では紫線(道標無し、熟達者向き)とある。
奥多摩からバスに乗るが平日にも関わらず超満員!どうやら拾数人の団体さんがいたようだ。乗車4分の「病院前」で下車。4分位歩けよ、と言う声も聞こえるが舗装路40分の歩きはやはり敬遠したい。まぁ予測通り下車したのは我々二人だけ。他のバスの方は「えっ?こいつらこんな所で降りてどこ行くの?」と思ったに違いない。
慈眼寺からすぐ横にある山祇神社に安全登山を祈願。しかし、もうこの辺からルートが不明。適当に上を目指して登り尾根への取付き階段を見つけ、江戸小屋尾根の急登がスタート。途中の鉄塔辺りから本日1番の急登が始まる。まず困難なのはこの手の急登でも何らかの露岩、木の根、立木、等がありステップ場所が確保されているのだが、ここにはそれがほぼ無く、落ち葉に覆われた滑り台とも表現され、気を許すとズルズル滑る。ストックで体勢を確保しながらゆっくり登る。下りは私には難しいかも。ヤマレコユーザーの中にはチェーンスパイクで下った方もいるみたいだ。
師匠96座目の「九竜山」到着。うーん地味な山だ(笑)ここからも急登が続くが、掴める立木が増えてきて助けになる。急登が終わると痩せ尾根を草木を掻き分けながら進む道となる。途中この日唯一とも言える展望スポットがあり、遠く長沢背稜の稜線が見渡せる。ここで正体不明の音(鳴き声?)が聞こえ師匠が笛を吹く。
その後これまた地味な江戸小屋山へ。ここからの下りはルートが判りにくくピンテを探しながらの歩行となる。本来は鞘口山から大ダワへ行く予定だったが、どの地図にも記載が無いが、ヤマレコ踏み跡オレンジ点を行きショートカットする。
避難小屋跡を通過し大ダワでランチ休憩。ここは鋸山林道最高点で、その昔オートバイ&ロードバイクで10回以上来た事がある。現在は奥多摩方面は全面通行禁止のようだ。いつも思うが何故ここにベンチが無いのか?大体皆ここで休憩するはずだ。トイレも匂いがすごいが使用禁止。金満東京都さん、この峠の整備をお願いしますよ!
大ダワから奥多摩〜鋸山のメインルートに登り、少しばかり奥多摩方面に歩き、天地山へのルートを右へ。ただこのルートへの案内は何も無く、バリルート故進入を拒んでいるように感じる。最初は激下りで天地山の鞍部まで下る。そこから見る天地山は、地元で奥多摩槍と呼ばれるようにそそり立っている。ここからはストックをしまって急な岩場を両手両足を使いよじ登る。ただやばい場所にはトラロープがあるので安心。実は私はこのような場所が好きなのかも、と最近気が付いてきて何だかテンションが上がり楽しくなってくる😍
師匠97座目の「天地山」登頂。奥多摩方面への下りは岩場では無く、普通の激下り。これがまた長い。膝に問題がある私はこのような下りは本当に苦手😰途中で全く使用されていないと思われる林道に到着するが、ここから奥多摩駅まではまだまだ距離があり、頭の中でVERTEREのビールの事だけを考えて歩く。そしてここまで予想通り誰一人とも会わず😓私はまだ行った事が無いVERTEREの本店に案内してもらうが、本日お休み(涙)と言うか、後で調べたら本店は休日しか営業していないようだ。しかし!ここで諦めず奥多摩駅2階の「ポート奥多摩」で喉を潤して帰宅。
師匠、多摩百96&97座征服おめでとう!
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