三本槍岳、朝日岳、那須岳

- GPS
- 07:18
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,177m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:18
| 天候 | 曇りのち晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://maps.app.goo.gl/ScZQPmbYuaEsRfY36 トイレのある一番上の駐車場と少し下にも駐車場あり。紅葉の時期は激込み。 前日の23時に到着したが上の駐車場は6、7割埋まってた。4時頃に目を覚ましたら下の駐車場に誘導されていた。5時30分頃には下の駐車場も満車になっていた。 ロープウェイ山麓駅の駐車場もいっぱいになると大渋滞に捕まり大変なことになってしまうので早めの行動をお勧めする。トイレは綺麗でとれも好感が持てるが数が少ない(小4、大2)ため日の出直後で登山者の出発が重なる時間帯は結構並んでいた。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■ほぼどこもガレザレの道のためスリップ注意。清水平から三本槍岳への道は泥濘み多い ■峰の茶屋跡避難小屋から朝日の肩への道で狭い場所もあるが、一人が歩く分には十分な広さがあるのですれ違いの時だけ気を付ければ大丈夫 |
写真
感想
峠の茶屋駐車場はトイレも綺麗で24時間駐車できるということで前日の23時に到着してみると既に6,7割ほど駐車場は埋まっていた。車中泊ではいつもなかなか寝付けないのでアルコールの力を借りるべく、買ってきたビールを開け一口飲んだ。うん、間違ってノンアル買ってきてた。。。
4時頃目を覚ますビュービューと風が吹いていた。車が揺れるほどの強風で2023年に起きた山岳遭難事故を思い出し危なそうであれば直ぐに下山しなくてはならないぞと心に誓う。そんな中、車外に目をやると既に誘導員さんが来ていてやってくる車を下の駐車場へ誘導していた。
5時30分頃、明るくなってきたので外に出てみると御来光待ちの人々が展望所に集まっていた。この頃には下の駐車場も満車になったようであった。
太陽が雲の上に出るまでもう少し時間がありそうだったので身支度を済ませると丁度よいタイミングでモルゲンロートで赤く染まる朝日岳を見ることができた。
6時頃出発する時間になるとだいぶ風もおさまり、登り始めたら暑いくらいだった。中の茶屋跡付近から見る朝日岳から鬼面山にかけての尾根の紅葉がまさに見頃でみんな写真を撮っていた。
峰の茶屋跡避難小屋前で一息ついたあと東北百名山のひとつである三本槍岳へ向かうべく朝日の肩へと歩を進める。事前に確認した感じだとこの辺りが難所のようであったが実際に行ってみると道幅はそれなりにあるし鎖もあるのですれ違い時のみ注意は必要だが写真で見るよりは全然恐怖感はなかった。
1,900m峰から清水平へ一旦下って三本槍岳へ登り返すが、狭くて足元はぬかるんだ道で少々歩きにくかった。それでも斜度は大したことがないのでまったく疲労せずに三本槍岳へ到着した。おにぎりを頬張りながらのんびり景色を見ているうちに晴れてきていつの間にか風も止んでいた。深夜の強風は一体なんだったのかと言わんばかりの好天で一転して絶好のハイキング日和となった。
三本槍岳から戻りながら途中、朝日岳に立ち寄る。山頂は広くはないものの見晴しはよく気持ちがよい。景色としては茶臼岳からよりもこちらの方が良かったかもしれない。
予定としては次はひょうたん池へと行くつもりであったが、ガスが湧いてきそうな雰囲気だったので先に茶臼岳へ行くことにした。ガレた道を登って行き、お釜を時計回りで周回しながら山頂に到着。人も多く休むのにはあまり適した場所ではなかったのでさっさと山頂を後にしロープウェイ山頂駅の方へ下った。こちら側はロープウェイで上がってくる軽装の人や子供たちが多くザレた下り道に苦労しているようだった。
山頂駅側から牛ヶ首へと向かうと、南側へ続く谷筋の紅葉も見事で思いがけず良いものを見せてもらった。牛ヶ首から姥ヶ平を経由していよいよ楽しみにしていたひょうたん池だ。太陽の位置も逆光にならない時間帯だし茶臼岳にもガスは掛かっていないので絶好のタイミングだぞとワクワクしながら到着したのだが実際は木道から降りて立ち入り禁止のエリアに行かなくては撮れないことがわかりガッカリした。ガッカリはしたがまぁそこはルールだし自然保護の為なら致し方がないので当然諦めたが、自分と同じように渋々木道から写真を撮っている人達を尻目にスイスイと立ち入り禁止の場所に降りていき自撮りまでしている人がいて豪胆と言いますか何というか…
なんとなく釈然としない気持ちで池を後にしたが姥ヶ平からの景色も十分補って余りあるくらい美しかったのでわざわざこちら側へ下りてきた甲斐はあった。
あとは姥ヶ坂を上り返し無間地獄と言う噴気孔を眺めつつ駐車場へ戻った。
那須岳は全体的にガレザレの道であったがキツイ斜度もほとんどないため披露せず歩きやすかった。紅葉は1800mより上は既に終った感があったがそれより下、特に朝日岳の紅葉がちょうど見頃で当初想像していた以上に紅葉時期の那須岳を楽しむことができた。
午後から登ってくる人が結構いて不思議に思いながら下山していたのだが、車で降りて行ったらロープウェイ山麓駅に駐車待ちの長い渋滞ができていて、あぁこれにハマって峠の茶屋駐車場までくるのに時間が掛かってたのかと納得した。やはりこの時期の那須岳の混雑ぶりを甘く見てはならないようだ。
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