小川山と瑞牆山

- GPS
- 26:59
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:26
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 4:33
6:31駐車場-7:17富士見平小屋
<テント設営>
7:56富士見平小屋-9:01八丁平-10:30小川山-11:50八丁平-13:55富士見平小屋
11月8日(土)
4:52富士見平小屋-6:04瑞牆山-7:28富士見平小屋
<テント撤収>
9:00富士見平小屋-9:24駐車場
| 天候 | 11月7日(金):晴れ、樹林帯の外は微風、樹林帯はほぼ無風 11月8日(土):晴れ、無風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・どちらの山もルート上に雪氷なく滑り止め不要だった。紅葉は駐車場と富士見平小屋の間で見頃。 ・小川山のルートでハイカー見掛けず。迷い易いところもあるので要注意。 |
写真
感想
11月7日(金)
県営の広い駐車場には6時頃に到着。平日なのでガラガラ。外気温は5度程度で寒いが風はない。支度をして6:31に行動開始。晩秋のテント泊装備なのでザックは14kgほど。防寒着などで膨れている。駐車場から歩き出すといきなり紅葉がきれいだが、ザックが重たいので見ている余裕はない。前回の登山から1か月近く間が開いたため、体を慣らす必要がある。なるべくゆっくり歩いて進む。日帰り装備のハイカーにどんどん抜かれるが、こちらは重たいので気にしない。45分ほど歩いて富士見平小屋に到着。テントの受付をしてテントを設営する。平日だし11月に入っているためか、テントの数は少なかった。どこでも好きなところに張れる。テントを張ったらサブザックに食料水防寒着を詰めて7:56に行動再開。寒いので防寒着など着たまま歩き出す。水場に寄って行動中の水を汲んでいく。初日の今日は小川山。富士見平にキャンプする時は金峰山と瑞牆山が定番だが、今回は小川山にしてみた。小屋から少し登ったら小川山への分岐が現れる。見落としようのない立派な道標だった。ここで防寒着は脱いだが、レインジャケットは着たまま。着ると暑いが脱ぐと寒いのでジャケットは着るしかなかった。そしてここから先は人の気配が全くなくなる。コースの整備状況は良いが、歩いている人は見掛けない。土日祝日であれば多少はいそうだが、今日は平日なので貸切だった。途中伐採小屋跡地付近には沢があり渡渉もした。分岐から30分ほどで八丁平到着。座って休憩する。この先小川山まではアップダウンがあるものの、基本的には登り基調。急坂はないがなかなか山頂には着かない。途中樹林から外に出た岩峰があって、そこでは眺望が得られたが、それ以外はずっと樹林帯。昼でも暗い樹林帯を延々進むことになる。誰もいないので熊でも出てきそうだった。意識的に熊鈴を鳴らして進む。10:30に小川山到着。山頂だがやはり樹林帯なので展望ゼロ。おまけに風が抜けて寒いので山頂に止まる理由がない。下界へ連絡を入れたかったが携帯圏外なのでできず。さっさと下山開始する。下りは今まで登ってきた道をひたすら下るだけ。とはいえ迷いやすいところがあって何度か行ったり来たりした。11:50八丁平着。結局小川山への往復では誰も見掛けなかった。この後大日岩へ向かうがここも迷いやすい箇所がいくつかあって、やはり行ったり来たりした。小川山は一回でいいかな、と思った。大日岩から小屋までは何度か歩いた道。さすがに迷うことはなく歩けた。時間がまだ早かったので一瞬金峰山まで行こうかとも思ったが止めた。小屋まで歩いて水場で水を汲み、13:55にテントに戻る。後はテントでぬくぬくするはずだったが、久々の登山に体がついてこず、左足の太ももが2回攣った。今日の歩行距離は全く大したことなかったが、運動不足の体にはじゅうぶん過ぎたようだ。金峰山まで行かなくて良かった。テント場は日差しがあるうちは暖かったが太陽がかげると一気に寒くなった。風がないのが幸い。夕食を食べ18時頃には早々に寝てしまった。冬用のシュラフを持参したので、夜中も寒さ知らず。
11月8日(土)
4時起床。日の出を瑞牆山の山頂で見るべく支度して4:52に行動開始。昨日約1か月ぶりの登山をしたので体中が痛い。痛いがなんとかなる程度なのでヘッドライトを点灯して先を急ぐ。寒さも予想ほどではなく、テント場には霜柱や氷などはなかった。この時期日の出は6時過ぎなので5時前ではまだ真っ暗。ライトで周囲を照らしながら進む。沢を渡ったらその後は山頂までひたすら登り。手を使う箇所も多かったが、地面が凍った箇所はほぼなくて、その点は安心して進めた。6時前になるとさすがに周囲は明るくなりライトも消して進めた。6:04瑞牆山山頂到着。無人。貸切。風は弱かったがじっとしているとやはり寒い。防寒して日の出の時刻を待つ。富士山金峰山南アルプス八ヶ岳などよく見えた。日の出を待つ間下界に生存連絡もする。日の出時刻を過ぎても誰も来ず、ずっと貸切だった。良いモルゲンロートが見られて満足だったが、山頂でじっとしているのは寒かった。体が冷え切る前に下山開始。登りより下りのほうが気をつかう。山頂では誰も見掛けなかったが、天気良いので登りのハイカーとすれ違う。今日は大入りだろう。沢まで下ったら登り返す。大した登りではないので助かる。テントには7:28に到着。往復約2.5時間だった。テントに戻ったら撤収開始。夜のうちにあまり湿気なかったので乾燥も楽だった。昨夜に食べ残した鍋の具材を煮込んで今日2度目の朝食とした。小屋前のベンチで調理したり食べていると、日帰り装備のハイカーが次々登ってきた。金峰山へ行く人、瑞牆山へ行く人。中には小川山を目指す人もいるだろう。食事を終えパッキングして、9時ちょうどに下山開始。登りよりはザックは軽くなったので足取りも軽い。周囲の紅葉を見る余裕もあった。時々写真を撮りながら進んだが小屋から25分ほどで駐車場に到着。下りはやはりあっという間だった。駐車場は昨日とは違い満車状態。紅葉が遅れているためか、今日でもまだ紅葉の時期の混雑ぶりが見られた。片付けをしていると空きを探してクルージングする車が多数見られた。

















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