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Yamareco

記録ID: 1009965
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蓑毛〜大倉

2016年11月16日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.9km
登り
1,497m
下り
1,510m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:35
合計
8:35
6:55
65
8:00
85
9:25
9:30
15
9:45
9:50
35
10:25
20
10:45
10:50
50
11:40
11:45
40
12:25
12:40
170
塔ノ岳〜大倉バス停の間はポイントポイントで時間を記録していませんでした。10分くらい休憩込です。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:秦野駅⇒蓑毛(バス)
帰り:大倉⇒渋沢駅(バス)
コース状況/
危険箇所等
道標が整備されており迷わず歩くことができました。
その他周辺情報 グランドホテル神奈中 秦野に前泊
秦野駅のホテルに到着しました。月がきれいですね。
秦野駅のホテルに到着しました。月がきれいですね。
ヤビツ峠まで登りました。このときはまだウキウキ。
1
ヤビツ峠まで登りました。このときはまだウキウキ。
塔ノ岳山頂その1。
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塔ノ岳山頂その1。
塔ノ岳山頂その2。何も見えない。。風が強くてさむい。。
4
塔ノ岳山頂その2。何も見えない。。風が強くてさむい。。
塔ノ岳の猫ちゃん。
3
塔ノ岳の猫ちゃん。
大倉尾根をくだります。前が見えなーい。
大倉尾根をくだります。前が見えなーい。
大倉尾根。冬っぽい。
大倉尾根。冬っぽい。
大倉尾根。霧がきれいですね。なんて。
大倉尾根。霧がきれいですね。なんて。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図(ブック) 常備薬 保険証 携帯 時計

感想

5年ぶりくらいに丹沢にやってきました。一人で来るのは初めてです。
週末に小屋泊しつつ奥のほうまで足をのばしたいなと思っていたのですが、なかなか週末に休みをとれず平日の山歩きとなってしまいました。
コースは結構迷ったのですが、眺望がよく人気のある表尾根を歩いてみたいなと思ったので、今回初挑戦してみました。
期待の眺望は全然ありませんでしたが。。

・秦野〜蓑毛〜ヤビツ峠
歩くが遅く日没までに下山できるか怪しかったので、早めに出発しようと秦野駅前のホテルに前泊しました。
秦野駅6:25発のバスに乗り、蓑毛まで送ってもらいました。
バスの中から尾根線が曇っているのが見え、「ああ、今日は眺望ダメかも」とがっくり。
出発前の準備体操をしていると地元の方に「がんばってね!」と話しかけてもらえました。声かけてもらえると嬉しいですね。
蓑毛のバス停からは沢沿いの道をのぼっていきます。
途中で暑くなったので上着を脱いで長袖Tシャツになりました。
等高線はそこまで密ではないのですが、沢を渡るまでの林道ののぼりのほうが以降ヤビツ峠までの山道よりきつく感じました。
歩きはじめだったからかな?
1時間ちょっとでヤビツ峠に。ちょっと楽しくなってきました。

・ヤビツ峠〜二ノ塔〜三ノ塔
二ノ塔の登山口までの車道は久々の山で楽しくなってニコニコしながら歩いていたような気がします。
しかし、登るにつれて濃くなっていく霧!!
なーんにも見えなーい、と心が徐々にしぼんでいく。
「なあ、今これなんの時間?」と自分に何度も問いかけてしまいましたね。
霧で見通しが悪く、他の登山客もほぼいなかったため、熊鈴を「リンリンリンリン!」と鳴らしながら歩いていました。
うるさくしてすみません。熊怖いものだから。。。熊のテレビ番組観すぎたかも。。。
寂しいときは誰かに構ってもらいたいという女性をよく見かけますが、この状況で野生動物に構われても生還できる自信がなかったので鈴鳴らしておりました。
ただ、世の中の登山客を観察してみるとそこまでビビってる感じじゃないので、ちょっと気にし過ぎかもなと思いました。
登るにつれて寒くなってきたので上着着用。
そうこうしているうちに二ノ塔到着。
二ノ塔から先はちょっとぬかるんでおり歩きにくかったのですが、泥に入ったりよけたりしながらちょっと歩いて三ノ塔到着。
二ノ塔・三ノ塔で一緒になった方はここで引き返されるとのこと。ですよねー。
わたしも撤退がちらついていたんですが、次いつ来られるかわからないですし、予定外のルートで下山してちゃんと帰れるのか怪しかったので前に進むこととしました。

・三ノ塔〜烏尾山〜行者ヶ岳〜新大日
さあ!岩の多い区間ですよ!と烏尾山からは滑らないよう慎重に。軍手も着用。
烏尾山のちょっと先だったかな。狭い岩に一足置いて梯子に移って下るところがありました。
その岩に置いた足がすべることすべること。「なんなんこのクソスベリ岩!」と悪態つきそうになりながら慎重に梯子に移りました。
すべらなかった!よかった!こういうとこちょっと怖いなと思いました。
このくらいで怖がっていたら岩場の多い山には行けないな。。。
行者ヶ岳ちょっと手前で体が「エネルギーが足りなくなりそうです!」と言ってきたので、行者ヶ岳でおにぎりを一つ食べることに。
おにぎりを食べていると、風に乗って動物園のにおいが。。。こういう時も周りに人がいないんだな。
「むむむ。何かいるな。おにぎりはわたしのだからやらないぞ!」とリンリン鈴をならして急いで食べてしまいました。
行者ヶ岳の後には鎖場があります。まずは小さめの。
なんだか面倒になって鎖を片手で握りながら岩を滑り台のようにお尻で滑って降りてしまいました。これ絶対やり方違うよなと思いつつ。。。
しばらく行くと崖のように急な岩が出ている鎖場に。と、ここでまさかの登ってくる人とのすれ違い!
「あんだけ人いなかったのにまさかここですれ違いか!」と、ちょっと焦りそうになってしまったのですが、「ゆっくり下ってくださいね」と声をかけてもらえたので、冷静に足を置くところを考えながら下れました。
山は優しい人が多くてありがたいです。

・新大日〜塔ノ岳
行者ヶ岳の鎖場超えてからは、「まあここからは右足を出してその後に左足を出してその後に右足を出して・・・繰り返していけばそのうち塔ノ岳まで着くでしょ」という完全に山をなめている考えが支配的になってきました。
このあたりになると登山客も増えてきたので安心感。
ガレ場の登りがちょいちょいあったのですが、なんか歩き方が悪くて石を落としてしまいそうな気がしたので、ゆっくり歩いて後ろから来た人には抜いてもらうようにしました。
そして、落とさないように落とさないようにとゆっくり歩き方の練習をしました。
そうこうしているうちに塔ノ岳山頂に到着。

・塔ノ岳〜大倉
塔ノ岳山頂は平日でもそれなりに登山客がいました。若干風があり寒かったです。
霧で眺望がなく「せっかくのぼってきたのに」みたいな残念感が蔓延しており、そういう残念感を共有している状況になんだか笑えてきて楽しくなってきましたが、寒かったので少し休んで下ることにしました。
またクソスベリ岩が来たら困るので慎重に下ろうと思っていましたが、クソスベリ岩はほぼありませんでした。南向き斜面だからかな。
大倉尾根には「大倉尾根 No.40」みたいな看板が立てられており、「大倉尾根 No.0」までカウントダウンで下り続けなければいけないと思うとちょっと気が重かったです。
ほら、たまにソフトウェアのインストールで意味のないプログレスバーがあって、0%→5%→(めっちゃ時間が長い)→100%って一気に100%になるパターンあります。
それみたいに「No.40から一気にNo.0にならんかなー」みたいな意味の分からない期待をしていました。
世の中の登山客を見ているとトレッキングポール使いながら下りをすいすいーと下っていく人も多く、歩くのが上手だなあと思いました。(わたしはとても遅いです。)
トレッキングポール買ってちょっと練習してみたくなりました。
下りはとても長いですが、バードウォッチングしたり、紅葉をみたりしながら楽しみました。
「ようし!このあたりは霧がないし紅葉を写真に撮って思い出にしよう!」とiPhoneを取り出したら、電池が40%あったのが一気に0%になって電源が入らなくなってしまいました。。。
いや!大倉尾根の看板に対して一気に0になればいいと思ったよ、でもiPhoneにはそんなこと期待していなかったんだが!
日帰りで機内モードにしていれば電池持つかなと思ってたんですが、GPS使ったせいか電池切れてしまいました。
モバイルバッテリー手配するか迷って結局持ってこなかったけど次は持参しましょう。
途中トータル10分くらい休憩しながら大倉のバス停に到着しました。
日没までに下山できた!やったね!

下山した後は汗だか霧だかで濡れてしまった上着を着たままだったので寒くなってしまいました。内側がフリースになったパーカです。
長袖Tシャツはすぐ乾く素材だったのでいいのですが、パーカはどうにもならなかったので、仕方なくねずみ色の安物レインウェアの上を着て帰りました。
そしてそのまま帰宅ラッシュの大都会東京に突っ込んでしまいました。
汚れた靴に雨も降っていないのにねずみ色のレインウェア。どうして下山後はいつも浮浪者のようになってしまうのでしょうね。

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