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Yamareco

記録ID: 1024740
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳〜中山展望台からの絶景と地蔵尾根と

2016年12月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
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marucu その他1人
GPS
31:47
距離
18.7km
登り
1,536m
下り
1,520m

コースタイム

日帰り
山行
3:31
休憩
1:55
合計
5:26
距離 6.3km 登り 742m 下り 213m
7:57
5
8:02
115
9:57
10:00
60
11:00
12:04
12
12:16
13:04
19
中山展望台
13:23
日帰り
山行
5:37
休憩
2:40
合計
8:17
距離 12.4km 登り 786m 下り 1,314m
7:27
32
7:59
8:25
82
9:47
9:48
5
9:53
10:05
42
10:47
11:03
4
11:07
11:09
3
11:12
11:18
24
11:42
11:50
4
11:54
43
12:37
21
12:58
14:20
37
14:57
15:04
35
15:39
5
15:44
天候 一日目 晴れ 二日目 山頂はガス
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場 一日1000円
コース状況/
危険箇所等
南沢、北沢共にかなりの区間凍結あり チェーンアイゼンが便利でした。
行者より上は12本爪とピッケルを。
とても寒い。上の駐車場まで、まだ雪も凍結もなくて車は余裕でした。
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とても寒い。上の駐車場まで、まだ雪も凍結もなくて車は余裕でした。
川も凍ってきてて、登山道も凍結多いので早めにチェーンアイゼンを着けました
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川も凍ってきてて、登山道も凍結多いので早めにチェーンアイゼンを着けました
寒いけれど、歩けば暑いのはいつもの通り。
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寒いけれど、歩けば暑いのはいつもの通り。
雪も増えてあたりもいよいよ冬景色♪
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雪も増えてあたりもいよいよ冬景色♪
樹氷きれい♪
まだ雪ではなく霧が付いてるのかな。繊細な樹氷がいい感じ♪
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まだ雪ではなく霧が付いてるのかな。繊細な樹氷がいい感じ♪
白く樹氷で華やぐ木々
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白く樹氷で華やぐ木々
いろんな木にいろんな樹氷
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いろんな木にいろんな樹氷
青空ちらり、きたー!
やっぱり青空バックが一番美しい!
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青空ちらり、きたー!
やっぱり青空バックが一番美しい!
こうした樹林帯を歩くのも楽しい
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こうした樹林帯を歩くのも楽しい
行者小屋到着。ここは見晴らしいいのでちょっとのんびり写真など♪
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行者小屋到着。ここは見晴らしいいのでちょっとのんびり写真など♪
大同心もくっきり!
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大同心もくっきり!
めっちゃカッコいい!!
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めっちゃカッコいい!!
赤岳の稜線では次々と速い雲が通り過ぎていく
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赤岳の稜線では次々と速い雲が通り過ぎていく
阿弥陀も煙をふいているよう。きっと爆風だな。
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阿弥陀も煙をふいているよう。きっと爆風だな。
望遠で拡大すると真っ白な天望荘が見える
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望遠で拡大すると真っ白な天望荘が見える
さて、赤岳鉱泉方面へ。雪はあるけれど階段も出てる
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さて、赤岳鉱泉方面へ。雪はあるけれど階段も出てる
中山展望台への分岐
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中山展望台への分岐
分岐からたった5分、ほんのちょっと上がるとこの絶景!ここの展望台はほんと素敵♪ちょっと狭いけど。
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分岐からたった5分、ほんのちょっと上がるとこの絶景!ここの展望台はほんと素敵♪ちょっと狭いけど。
横岳から阿弥陀までぐるりと見えてる。
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横岳から阿弥陀までぐるりと見えてる。
樹氷がすごいな〜
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樹氷がすごいな〜
阿弥陀岳の上に彩雲だ♪
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阿弥陀岳の上に彩雲だ♪
赤岳の雲がようやく途切れた。かっこいー!
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赤岳の雲がようやく途切れた。かっこいー!
遠くには南アルプスも
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遠くには南アルプスも
ひとしきり写真を撮ってからようやく赤岳鉱泉へ
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ひとしきり写真を撮ってからようやく赤岳鉱泉へ
こちらから見える赤岳はちらりずむ。樹氷に囲まれた赤岳もかっこい!しっかり頂上山荘が見える
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こちらから見える赤岳はちらりずむ。樹氷に囲まれた赤岳もかっこい!しっかり頂上山荘が見える
小屋はもっと混んでるかと思ったらそんなでもなかった。
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小屋はもっと混んでるかと思ったらそんなでもなかった。
横岳の樹氷と白い岩峰がたまらない
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横岳の樹氷と白い岩峰がたまらない
アイスキャンディーすごい賑わい。楽しそう!
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アイスキャンディーすごい賑わい。楽しそう!
くぅ〜かっこいい〜なぁ
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くぅ〜かっこいい〜なぁ
いつかやってみたいな
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いつかやってみたいな
窓にうつる大同心
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窓にうつる大同心
夕暮れ前
横岳から思いがけず美しい月があがってきた
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横岳から思いがけず美しい月があがってきた
アーベントロード、刻一刻と赤く色づいていく
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アーベントロード、刻一刻と赤く色づいていく
夜は待望のステーキ!
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夜は待望のステーキ!
星空を撮ろうと早めに起きたものの、なんと電池切れ一歩手前orz
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星空を撮ろうと早めに起きたものの、なんと電池切れ一歩手前orz
翌日は撮りたい景色をいくつも諦めて赤岳山頂へ向かったものの、我慢できずにとった阿弥陀岳と中岳。陽を浴びて白く輝いていました。
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翌日は撮りたい景色をいくつも諦めて赤岳山頂へ向かったものの、我慢できずにとった阿弥陀岳と中岳。陽を浴びて白く輝いていました。
地蔵の稜線にて横岳方面
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地蔵の稜線にて横岳方面
赤岳の左手に富士山。上から暗い雲が垂れ込め強風に吹かれたが、遠くに富士山がちらりと見えてくれた。
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赤岳の左手に富士山。上から暗い雲が垂れ込め強風に吹かれたが、遠くに富士山がちらりと見えてくれた。
その後強風暗雲。
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その後強風暗雲。

装備

個人装備
チェーンアイゼン ストック 12本爪 ピッケル 冬靴 バラクラバ サングラスとゴーグル ヘルメット 冬極厚手袋 インナー手袋 予備手袋

感想

冬の赤岳挑戦のために8月10月と赤岳を歩いてきてさらに二か月。ようやく一年越しの待望の冬の赤岳へ。
八ヶ岳らしい極寒と強風の赤岳登頂となりました。

残念ながらカメラの電池が十分ではなくて、二日目は写真を極力控えたのですがちょうど山頂で完全沈黙となってしまって、いろいろ撮れなかったのが心残りなので
また再度冬の赤岳へ足を運びたいと思います。


写真が取れなかった分の記録を以下に。

風が強いので地蔵尾根をあがった。
途中でほんの少しの立ち休憩を何度も挟んでは、淡々と高度をあげていくが、足は重い。
足元を見つめすぎているのに気が付き、はっと顔を上げるとちょうど中岳や阿弥陀岳が陽を浴びて美しく輝き、樹氷越し見えた阿弥陀岳は額縁に入れたいほどだ。
また歩を進めて、次に見えた中岳は陽を浴びたところと影のところで絶妙なS字のラインができている。
充電地があと1メモリの、もうあと何枚も撮れないであろうカメラを構えるのをぐっと我慢して足を動かす。
階段をさらに上がると、さきほどよりもっと眺望がよくなって阿弥陀岳が輝いていたので、もう我慢ができなくなって数枚写真に収めた。
厳冬期にはすべて埋まっているだろう階段は、まだ出ていたが、どんどん上部へいくほど雪で埋まっていった。階段での事故も多いと聞いていたので丁寧に足を運ぶ。鎖も出ているものはできるだけ使った。
いよいよ角度も急になり、ピッケルをしっかりと刺して足を蹴り込んで上がると、ようやく地蔵分岐に到着。
稜線から横岳と赤岳を見やると上部にグレーの雲がしっかりと覆いかぶさってきていて、だんだん風も強くなってきていた。
ここはすでに稜線、風を遮るものはない。
下でしっかりとヘルメットの下にはバラクラバ、インナー手袋と冬用極厚手袋を重ねていたので、あとはしっかりとフードをかぶってバラクラバを鼻の上へ持ち上げるだけで先を急ぐ。
風はどんどん強まっていく。強弱がある中で風速15m以上の体感だ。17、18くらいだろうか。耐風姿勢で足を一瞬停めたら、あっという間に体の右側だけが急速に冷えていった。サングラスに霜が付いて視界も悪くなっていく。これは足を止めたらだめなやつだ。大丈夫、まだ行ける、前へ前へ!
天望荘から頂上山荘への間の急登が一番ハードだった。
もちろん下りも一番ここが嫌らしかった。ちらりと残雪に行った涸沢岳を思い出す。ここがアイスバーンになったら心底震えるだろう。
そうして急登を過ぎ、一か所岩場の間を後ろ向きで丁寧に降りて、ゆるゆると進むともう山頂は間近だ。
山頂でしっかり写真を撮るために、頂上山荘の裏で風をよけて一枚服を加える。厳冬期ではこんなところでこんなことしてられないだろうな。
ようやく山頂について自分のカメラで一枚収めようとしたらシャッターが下りない。オーNO!
カメラは沈黙して2kgの文鎮となって下山の重しとなった瞬間だった。



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