記録ID: 1077720
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ハイキング
丹沢
オオヤマネコが狙っていた@大山バリルート3本2往復
2017年03月04日(土) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:13
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,189m
- 下り
- 2,285m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 10:12
距離 32.5km
登り 2,195m
下り 2,289m
18:09
ゴール地点
GPSの受信が悪く、往路の諸戸山林事務所からの諸戸尾根の軌跡がしばらく乱れてしまい、カンスコロバシ沢右岸尾根より北の方をぐちゃぐちゃに上下していますが、正確には写真のポイントに沿ったところを通っています。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2日前の雨が山では雪だったようで、午前中に登ったら山頂付近から雪が斜面に残っていて、山頂でも日当たりの悪いところは真っ白でした。しかし、午後に再び訪れると、日中の日差しで解かされて、真っ白な雪が大山名物(?)の真っ黒な泥ヌタぐちょぐちょ状態になっていました。 ルートの状況はまず諸戸尾根の場合、バリルート扱いなのは道標がないだけで、道ははっきりした尾根道で、前半の急勾配もしっかりつづら折れになっていて歩きやすかったです。 カンスコロバシ沢右岸尾根は、下りで用いる場合ルート迷いに要注意です。そもそも大山頂上からの下りで、すぐに北尾根との分岐がありますが、そもそも普通に踏み跡に沿って歩いているとカンスコロバシ沢方面に勝手に進んでしまいます。問題はモノレールと分かれる箇所と鉄塔のところの下りポイント、支尾根の分岐で、それらは皆左側を意識してあくまでも尾根の上を下るようにすれば問題なかったです。ただ、モノレール沿いの下りは狭くて急な区間が結構あり、時折そのままは歩けなくなるので適宜左右にレールをまたいで進む必要があります。 地獄沢橋から始まる北尾根支線は、最初の上野ノ頭までの尾根の肩までの区間が厳しい登りで、そこからも平均的な登りがずっと続きます。境沢ノ頭で北に進む本線と合流しますが、かつて作られた色褪せた道標があります。大山方面には先にミズヒノ頭と西沢ノ頭があって、合計4つのピークを越えることになりまして、なかなか疲れるコースです。ミズヒノ頭からはヤセ尾根もありますが、ミスコースする心配はないです。問題は西沢ノ頭から先で、モノレールが現れるところでは踏み跡をしっかりチェックする必要があります。後半でモノレールと離れるところがありますから、それを見失わないことです。このルートにはリボンのマーキングがほとんどないので、下りで利用する際にはなおさらミスコースする可能性が高いです。 大山本坂9合目辺りから分かれるイタツミ尾根は全く問題なし。良く整備された道で、ヤビツ峠が761mですから高低差も500mしかないのでかなり楽です。 |
写真
前の週に大山南山稜尾根と蓑毛越えで大山を一周して来ましたが、今週は同じ大山でもヤビツ峠の県道70号線側からのバリルートを楽しもうと思い、朝5時半に家を出てゆっくりと下道を使い厚木の安いGS(ハイオク117円/ℓ)で満タンにしつつ、ヤビツ峠方面に向かいます。天気予報では朝から晩まで晴れマークでしたが、朝はもやが掛かっているのか、大山こそはっきり見えたものの、どうもスッキリしない感じです。ま、あとできれいに雲も消えてくれるでしょう。
7時45分頃に常世橋に到着。橋の周辺は諸戸山林事務所の管轄する駐車スペースしかないので、500mほど先に進んで二車線になったところの脇にある路側帯に駐車しました。道幅が広いところなので、すれ違い用の路側帯ではないので、問題ないでしょう。
勾配が緩んだり強くなったりしながら進んで行くと、色々なところで目にする「水源の森」標柱があります。この標柱も道標なしのルートには有り難い目印になる場合が多いです。ちなみにこのルートにはリボンも結構あるので、道迷いはまずありません。一般ルートと言っても良い感じです。
途中木の切れ間から丹沢三峰方面がくっきり見えました。左に目をやると丹沢山や塔ノ岳も見えるのですが、1500m級の山では雲が山頂に掛かっていてイマイチでした。日差しは期待していたのに今一歩。でも、登りで体温が上がっているので気温は丁度良い感じでしたね。
頂上に近付くと雪が残っていました。大山は丹沢山塊では一番東南にあるので、雪は真っ先になくなりますので、軽アイゼンは持って行きませんでしたが、まさかの残雪は意外でした。木曜日の雨が山ではしっかりした雪になっていたんですね。
さすがに頂上に向かうところは傾斜がキツくなってきますが、このルートで一番キツかったのは登り始めの区間でしたね。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラはトプコン・ユニレックスで、1年前に大山三峰にブラックボディを持って行ってレンズを谷太郎川に落としてしまいましたが、その時の教訓を活かして注意して歩きました。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-823039.html
そのうち鹿柵のある脇を通り抜けると、いよいよ大山山頂の道に至ります。雪の斜面の登りはアイゼンこそなくても問題なかったですが、やはり凍っていて滑りやすいので、できる限り土や枯れ草が露出しているところを選んで歩きました。
山頂の標柱には9時50分に到着。往路は2時間ほどでしたが、さーてまだ食事には早過ぎます。かと言って大山は独立峰ですから、他の山に進んでそこで昼食と言う訳にもいかないので、ここで一旦下山することにします。
大山山頂には土曜日ながら意外と人が少なく、合計でも5人くらいしかハイカーさんはいませんでした。売店も営業しておらず、山頂トイレも凍結のために使用禁止になっていましたが、ネコが一匹住み付いているようで、のんびり日向ぼっこしていました。
下山は大山北尾根を進み、途中から支線を西に折れて県道70号に出る予定です。一旦車に戻ってから、移動して別のお手軽な山に登って昼食にしようと考えていました。候補は菩提峠に駐車して、そこからまだ登ったことのない岳ノ台辺りが手頃かと思っていました。
大山山頂の電波塔裏の脚立を乗り越えて、雪の斜面を慎重に下ります。新しい踏み跡がありましたが、それもアイゼンを着けていた様子はなかったです。急勾配ならヤバイところですが、幸い雪があったのは緩い勾配の区間で問題ありませんでした。
踏み跡通りに尾根筋を下っていると、『東丹沢登山詳細図』に表記されていた「立ち入り禁止板」が立っています。それによると、ここを直進するのが北尾根で、左側に斜めに別れるのがカンスコロバシ沢方面になるとのことですが、見たところ尾根は1本で直進するしかないようです。それが北尾根だとして、カンスコロバシ沢右岸尾根はどこなのか良く分かりませんが、とにかく進めるところを進むことにします。
踏み跡通りに急な斜面を下って行くとモノレールと合流します。『詳細図』には北尾根にもカンスコロバシ沢方面にもモノレール表記がありますので、どちらかははっきりしないものの、北尾根にしては西に進み過ぎのように思います。
モノレールは基本的に急な下り区間が多いですが、その場合丁度良い手すりになってくれて助かります。また、狭い尾根上に通っていて、適宜歩ける側にまたいで移動して進む必要があります。そしてこのように一時的に登りになってまた急な下りになるところもあります。
しばらくするとモノレールが尾根から右に逸れて下っていくところになります。しばらく手前から右には谷間を挟んで別の尾根があり、向こうが北尾根の方だと気付いていましたが、こちらがカンスコロバシ沢方面だとしたらこの先の尾根上に鉄塔があるはずですので、とにかく尾根から逸れないように真っ直ぐ下ることにします。
幸いこの道にはところどころリボンがあるので心配ないですが、それにしてもあの「立ち入り禁止板」のところで直進するのが北尾根で、左に進むのがカンスコロバシ沢右岸尾根となっていた地図表記はどうも誤りみたいですね。北側に見える向こうの尾根とはもっと手前で分岐していたはずですから、どこで分かれるのか気になってきました。後から案内板の位置が変えられたのかな?
一旦階段が切れてもすぐに別の階段が長く続きます。しかし、こちらは細い角材形のプラスチックを同じ材質の杭で打ち込んで止めているタイプのもので、下の方では土が流れて杭だけが飛び出たものも多く見られました。
しばらく下って行くと右側に道が見えるのに対し、左にはリボンの巻かれた鬱蒼としたところに進む道があります。この分岐の右側の道は、確かに進めばどこかに出られそうな雰囲気ですが、マーキングは見られません。左は暗く鬱蒼としているものの、リボンが複数あって、道も尾根の下りが続いています。沢は左に位置しますから、ここは左を選択して進みます。
地図では沢を渡るのか諸戸尾根と合流して県道に出るようになっていましたが、普通に右岸を進むことができますので、そのまま歩くと、キャンプ場のバンガローと思われる建物の横を抜けて門のところに出ました。これで大山周辺の未踏の4ルートのうち、2つを消化できました(^∇^)v
そのまま県道を下り車に到着したのが11時55分頃。まだ正午ですから歩きながら考えていた岳ノ台はあまりに近いのでつまらなさそうです。ここはいっちょ、北尾根とカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐をしっかり確かめておこうと、イケイケの気分でもう一度大山登頂をすることにしました。
常世橋から1.6kmほど下って地獄沢橋に車で移動し、そこから北尾根支線を使って登ります。入口にはこのような案内板があって分かりやすいですが、なぜバリルートなのかなとこの時点では思っていました。ちなみに、別の表示板には70分で分岐に出て、左の一ノ沢峠にはそこから40分、右の大山までは120分と書き込まれていました。となると190分・3時間10分掛かることになります。正午から登り始めるので、3時10分頃に山頂に着いて、「出前山頂」タイムに30分、下山に1時間と見て、何とか暗くなる前に山を下れそうです。
最初の登り区間はここも結構厳しい斜面でしたが、ジグザグになっていてまだマシでした。ほどなく小ピークに到達しましたが、一応山頂表記の札が掛かっていて、かなり色褪せていましたが、「上野ノ頭」(?)と書かれているようでした。667mのピークです。
小ピークからもまだまだ厳しい登りが続きます。先ほどの鉄塔13号下の階段がここにもありますが、地図を見るとこのルートも元は鉄塔管理ルートのようで、先に16番鉄塔があるようです。それにしてもこの階段、かえって歩きづらいんですけど。
長い階段が終わってもまたさっきと同じ杭打ち式の階段が歩きづらくずっと続いていました。本当に歩きづらいので、途中から無視して脇を抜けて進みましたが、かなり勾配がキツくて土質が軟らかいので足が流れやすいです。
やっと次のピークが見えてきました。既に結構歩いていたので、ここの登りはかなりきつくて、大山山頂まで進まずに北尾根分岐を一ノ沢峠に折れて下ってしまおうかとも思いましたが、上のカンスコロバシ沢右岸尾根の分岐がどこなのかが気になったことと、一ノ沢峠に下りると県道を車のある地獄沢橋まで登らねばならず、それも疲れるのでパス。とにかく上を目指します。
ここが一ノ沢峠方面の分岐。県道側から登ってきまして、左に折れるのが北尾根の北側のルートです。直進するのが大山方面です。ここまでが70分、ここからが120分掛かると書かれていましたが、とりあえず入口から67分掛かりましたので、ほぼ正確な時間表示ですね。
その先には目の前に鉄塔16号があります。時間的にこの辺で昼食を取るかと思いましたが、実はこの少し前から風が強くなっていて、この尾根筋では風の通り道になっていてとても火を焚ける情況ではなかったので、先のピークでどうなのか考えることにしました。
その先では視界が開けて地滑りポイントが現れます。ここで写真を撮っていたら、向こう側の崩落地点の上で赤色っぽいものが動いていたので良く見たら、今回の山行で大山山頂以外で初めて他のハイカーさんと出会いました。
先の崩落地点から見たのがこちら。今抜けてきたピークを手前に、丹沢三峰から塔ノ岳〜三ノ塔まで一望できました。方向的に蛭ヶ岳は丹沢山に隠れちゃってますね。しかし、どのみち雲が奥にあって富士山は最後まで見えませんでした。
そしてこの崩落地点がピークで、ミズヒノ頭と言います。標高は1050mほどですが、調べても正確な情報はありません。ここから次の西沢ノ頭までは600m弱のようですが、目の前に高くなったコブが立ちはだかるようで、何か結構疲れそうでした。
しかし、手前から見ていたいかにもきつそうなおむすび形ピークは思いの他あっさり登れました。もうかなり距離が嵩んでいますから、太ももの膝の内側の筋肉が攣りそうになってきましたが、結構疲れているのが分かります。
いよいよ最後ののぼりに転じます。やはり勾配はキツくなっていましたが、右にモノレールが見え始めました。これが朝見たモノレールなんだろうなと思い、それとどの辺で道が合流するのか良く見定めておこうと思いました。
とにかく振り返ってどこで分岐するのか画像に留めておこうとして撮りましたが、真ん中の木の右側から出てきました。踏み跡はモノレール沿いにもありますから、朝はそっちを進んだのかなと思いながらナンだか判然としないまま先を急ぎます。
すると今度は朝見なかったモノレールの分岐点に出ました。地図には「モノレール分岐」とありますが、朝見た時はそんなものはなかったので、「道がモノレールと分岐することなのかな」みたいに思うようにしました。しかし、こうしてしっかりモノレール自体の二又分岐があったんですね。ここを画像で左に折れて下るのがネクタイ尾根と言うルートです。
そして少し進んで右側を見ると、こちらの尾根の斜面に地滑り防止か何かの柵が備えられたところがあり、朝ここを向こう側の尾根から見ていたのを思い出しました。あの尾根と上のどの辺で合流するかが分岐のポイントになります。
尾根の真ん中を歩くうちに、モノレールは右に逸れていき、間に小さな谷間ができました。尾根道はご覧のように木々でもじゃもじゃになり、踏み跡も見えなくなりましたので、モノレールから離れないで進むのが一般的なルートなのかもしれません。
木の枝がウザいところを抜けると隣りの尾根と合流しました。振り返って出てきたところを確認しますと、ストックで指している鬱蒼とした方から出てきました。それに対し、午前中は上から左側の方を進んでいたようです。何も目印はないし、踏み跡もはっきりしないので、ここは下りでは道迷いしやすいはずです。あとで分かりましたが、ここでモノレール沿いに進むルートと尾根沿いに進むルートの2つがあるようです。
山頂にはもう時間的に遅いこともあるでしょうが、だ〜れもいませんで、一人で独占状態でした。風が強いので建物の風下になるところを選んで、先週と同じベンチに腰掛けてラーメンを作っていると、いつの間にか午前中に見たネコが近くに寄ってきてこっちを見つめています。
山頂のネコと言えば塔ノ岳の白いネコが有名ですが、大山にもアイドル登場のようです。仕方ないので、煮込んだ具材のチャーシュー(と言ってもハムみたいなやつ)をつまみ出して2つやると、まだ人を警戒するところもあって一瞬逃げるようなそぶりを見せますが、すぐにチャーシューを手でちょんちょん触って確かめてからぺロリ! すぐにまたこっちをじっと見つめてもの欲しそうにしているので、仕方なしにまたチャーシューをつまみ出してやりました。
このネコ、人が餌をくれることをちゃんと知っていて、微妙に距離を置いて近付いてきてニャーと鳴きます。おかげで、具材に持って行ったチャーシューのぶつ切りをほとんど奪われちゃいまして、せっかくの出前山頂が野菜ラーメン状態になりました(笑。塔ノ岳のネコより若いのか、どことなくチャーミングですね。今後「オオヤマネコ」とあえてカナ書きして呼ぶことにします(^∇^)v
さて、山頂からの景色は雲が多めで東側さえも霞んでいたので、もうさっさと下山することにしました。この時点で午後4時5分ですが、帰路は一番楽なイタツミ尾根を使ってヤビツ峠に出ます。高低差が最も少ない道なので、距離は2kmちょっとですが、1時間あれば下れるはずです。そうすれば後は県道を歩く訳ですから、多少暗くなっても安全です。
そしてもう少し先に進むと道標のある分岐をヤビツ峠方面に下ります。ここから2.1kmとあります。足は疲れているはずですが、登りで感じた筋肉疲労はほとんど感じませんでしたので、スピードアップして下ります。
この道が泥ヌタで滑りやすくなるのは山頂と全く変わりませんが、木道が敷かれた区間が長く、快適に歩けます。ただ、仮に休日の人が多い時間に歩いていたとして、反対側から人がやって来たら、ちょっと面倒な道幅ですね。
下の方には2箇所の休憩用のベンチが設けられたスペースがありましたが、もちろん誰も休んでいません。そしてやっと峠のバスターミナルが見えました。駐車場にあった車はほとんどいなくなっていましたが、それでもまだ2台止まっていました。
峠に到着したのは午後5時5分。山頂からぴったり1時間でしたが、まだ日没まではしばらくありますから、明るいうちに距離を稼いでおかねばなりません。何しろここから車を止めた地獄沢橋までは3km以上ありますからね。
さすがに疲れているので早足と言う訳にはいきませんが、下りなのですたすた歩いていると、峠からちょっとのところで上からバイクの排気音が聞こえたと思ったら、急に消えて「ゴン! ゴガガガ!」と音が聞こえてきて、ついさっき下から上がってきた車と事故ったことがすぐに分かりました。
薄暗い中、常世橋を抜けて上の画像のつづら折れをショートカットして進むと、かなり暗くなってきたのでヘッドランプを取り出して点灯して歩いていましたが、まだランプなしでも歩ける薄明かりでした。車に到着したのは6時15分頃。靴を履き替えてUターンしてヤビツ峠に戻ると、途中でやはり事故の後処理をしていました。ヤビツは今でこそ県道ですが、以前は「丹沢林道」と言うロングダートのタイトなハードルートでした。今でも一部道が広がってますが、基本的にはタイトなままですから、キープレフトとブラインドでのスピードダウンは必須ですね。それにしても、まさか1日で2回同じ山に登るとは思いもしませんでしたが、やればできるもんですね。疲れましたが充実した1日でした。
感想
大山詣でのルートは下社からの本坂をメインに、見晴台コース、不動尻コース、南山稜コースを歩きましたが、県道70号側から始まる4つのルートはまだ歩いていませんで、今回一気に皆歩くことができました。元々は諸戸尾根から登り、北尾根とその支線で下山して1周する予定でしたが、カンスコロバシ沢方面に進んでしまい、しかも思いの他早く下山したので、勢いで北尾根を登りで使ってまた大山に登ってしまいました。結局後半戦は大回りして県道を歩く距離も長くなりましたが、これでほぼこのエリアの道を歩いたことになり、かなり充実した1日になりました。
土曜の割りに大山山頂はハイカーが少なく、天候も予報では1日晴れマークでしたが、実際には曇りがちで景色も先週と同様に富士山を拝めないのは残念でした。しかし、大山に住み着いている「オオヤマネコ」をじっくり観察できたのは面白かったです。また、午前中にあんなにあった雪が午後はかなり解けてなくなっていて、山の表情の変化を目の当たりにできたようでこの点も面白かったですね。さすがに距離が嵩んで疲れましたが、やってやれないことはないと多少自信になった今回の山行でした。
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お疲れ様です。
1日で2回も大山登頂するとは(゚д゚)!
諸戸尾根、カンスコロバシ沢右岸尾根、どちらも気になりますね〜
自分もヒルが出る前にチャレンジしたいです!
またレコを参考にさせてもらいます(^.^)
you649さん、こんにちは!
いえいえ、バカ尾根から雪の蛭まで一気に往復してしまうyouさんの健脚ぶりからすると、まるで高速道路を颯爽と飛ばすリッターバイク対廃道寸前の行き止ま林道をヨレヨレ走る250オフ車みたいなもんですよ。
多分、youさんならずっと北の北尾根末端ルートから大山まで来て、帰路はネクタイ尾根で唐沢峠に出て、大山三峰を縦走して物見峠から唐沢林道で一ノ沢峠に戻り、そのまま一周しちゃいそうなパワーがありますからね。
諸戸とカンスは意外とあっさり終わっちゃいますよ。
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