南南アルプス山行(聖岳も登るはずが、、、)


- GPS
- 34:38
- 距離
- 50.4km
- 登り
- 5,142m
- 下り
- 5,063m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:56
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:43
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:38
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:26
天候 | 7月25日(火) 曇り時々晴れ、夜から雨 7月26日(水) 明け方まで雨、のち曇り、夜から雨 7月27日(木) 曇り、一時晴れ間あり、午後から雨、夜晴れ 7月28日(金) 曇り一時晴れ間あり、夕方から雨のち晴れ 7月29日(土) 曇り一時晴れ間あり(稜線上は雨) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
とにかく道のりがが険しく遠い!道のりの9割近くが狭いワインディングだと思ってください。 ダムの先、ゲート前にも駐車場がありますが、ここにはバスは停まらず、徒歩で入山する人や釣り客用のようです。 畑薙臨時駐車場(無料)は広いです。入山日の火曜で3〜4割、下山日の土曜で5割前後くらいだったと思います。 バス便について 送迎バスは旅客運送の許可を得ていないため、各山小屋を利用する人への送迎用のバスです。お金を払っても法律上乗せることができないようですので、テント山行を予定している場合は気をつけてください。 聖平小屋・茶臼小屋・横窪沢小屋に宿泊する場合は井川観光協会のバスを利用できます。 さわらじまロッヂ、さわらじま登山小屋二軒小屋ロッヂ、二軒小屋登山小屋、千枚小屋、赤石小屋、荒川小屋、百間洞山の家、熊の平小屋、赤石岳避難小屋、荒川中岳避難小屋、高山裏避難小屋、小河内岳避難小屋に宿泊する場合は特種東海フォレストのバスを利用できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
聖岳登山口から聖平まで 急登-だらだら-急登-並登-アップダウン-のんびり登といったイメージ 初めの急登はきついものの腐葉土の道で登りやすく、その後のトラバースは吊橋までただただ歩く。次の急登の方が長いかな?アップダウンは登りよりも下りの方がしんどかったです。 比較的整備されているものの、後半は少々荒々しい道です。 椹島から千枚小屋まで ロッジから林道まで急登でひと登り。林道を少し歩き鉄桟橋を超え、尾根の取り付きからしばらくはきつい急登。尾根筋の登りはたいていアップダウンがあるものの、ここは尾根筋の少し下をゆるゆる登る。急登は多くないが道のりは長いです。 稜線上 荒川三山までの登りは小屋からの高度差約500mの割にはところどころメリハリがあり登りやすい。荒川小屋までの下りは急なものの、途中のお花畑に見惚れて疲れが取れます。赤石岳への登りは小赤石岳の肩まで厳しいですが、登りやすい急登です。 赤石岳から椹島まで 急坂を下り水場を過ぎると富士見平までとてもとてもしんどいアップダウンの連続で心が折れました。赤石小屋からは急坂ではあるものの、目標タイムで下れると思います。 稜線手前まではだいたい樹林帯で、特に下部では登りの厳しさよりも蒸し暑さにやられるといった感じです。 水場 臨時駐車場そばの道路脇、聖平登山口はそれぞれ豊富に流れていました。そのほかも地図に記載されているところでは、給水できる程度の水量はありました。 |
その他周辺情報 | 椹島ロッジ関連 帰りのバス便は、当日受付(レストハウスにて)です。 手荷物用のロッカー(300円/日)があります。 wifiのフリースポットがあります。 ドコモは通じませんがソフトバンク(!)はなんとか電波が入るようです。 ロッジの周辺施設はログハウスで綺麗です。特に白旗史朗記念館は立派です。時間があればぜひのぞいてください。(ロッジ本体もこんなだといいなあ) 今回泊まった小屋はどこもトイレが小屋と離れているため、夜間や雨の時は少々不自由します。 稜線上はドコモは概ね電波を受信できますが、その下、樹林帯はかなり厳しいです。 臨時駐車場でもドコモは圏外でした。 寝袋持参だと寝具代(だいたい500円)がかかりません。 白樺荘で入浴できます(510円) |
写真
感想
初めての南アルプスの南部(南南アルプスとしよう)。どうせならいろいろ登りたい。光も聖も赤石も荒川三山も塩見もどうだ?、、、とは思うものの、そうはいかず、聖、赤石、荒川三山の三千m、百名山の縦走を計画しました、、、、が!
7月25日(火)
6時45分臨時駐車場発の井川観光のバスに乗車。比較的明るい空に安心。聖岳登山口で降りたのは8名。荷物が比較的少ない人は早々に見えなくなる。自分は運動不足を自覚して今回は初めからストックを使用しながらゆっくり登ることにします。しかし、いきなりの急登は登りのキツさよりも蒸し暑さにやられると行った感じ。小屋に着く頃には雨に降られたのかというほどビショビショになってしまいました。聖平小屋では避難小屋に宿泊。夜は寂しさ少し、快適さ満点で過ごすことができました。何よりもウエルカムフルーツポンチがサイコーでした。
7月25日(水)
前日の予報で曇り&雨のため(を言い訳に)、稜線歩きはまたの機会にとっておくことにして、下山を選択。出発時、晴れ間が出て聖岳に行けばよかったかと思ったけれど、その後は曇り空。結局テントはトレーニング用お荷物になってしまった。とにかく登りも下りも疲れた!
椹島ロッジは想像していたようなログハウス風とは違っていたけれど、お風呂があってレストハウスで生ビールも飲めて快適でした。
7月27日(木)
ロッジで同宿の方と千枚小屋を目指す。ロッジのロッカーにテント装備一式を預け入れ身軽になって再出発。同行の方はテント一式装備なのに力強く、軽い身になった自分の方がヒイヒイ言っている感じで登って行きます。聖平への登りと比べ、こちらも蒸し暑く、そして高低差があり徐々に体力が奪われていきます。行動食が少なく、もう一息というところでシャリバテ気味になり、慌てて残っていたラムネを口に放り込んでなんとかなりました。ここに知人が小屋番に入っていたため、差し入れを持参。夜、一面の星空が広がり、天の川もくっきり。小屋の真正面にはシルエットの富士山が北アルプスから見るよりもはるかに大きく堂々とそびえていました。
7月28日(金)
ひ弱な自分はこのまま下山する気満々だったものの、昨夜の星空、朝の富士山、そして知人のけしかけに乗って赤石岳までの縦走をすることに。昨日一緒に登った方と歩きます。今回の山行で初めてのピークとなる千枚岳、そして荒川三山に登頂。三山からの下降途中には噂で聞いた「日本一のお花畑」に!これは自分の目で見てほしい!本当にすごい!!一面花の絨毯という表現がまさにピッタリくる場所でした。荒川小屋で名物のスパイシーなカレーで少し早いお昼ご飯。ご飯が倍あったらよりハッピーだったけれど、にんにくチップものってとてもおいしいカレーでした。予定より時間が押していたため、赤石小屋への分岐点に荷物をデポして赤石岳まで駆け上がり、ゼエゼエ言いながら記念撮影。赤石小屋までの下りで疲労度マックスだったものの、やはりここの名物生姜焼きで満足できました。
7月29日(土)
稜線上は曇天。10時半のバスに間に合うように出発。下りは急坂、つづら折れの連続。慎重に下れば問題ないものの数日前には事故もありました。そういう自分も後半思いっきり転んでしまいました。それでも時折日が差し、これまでより蒸し暑さがなく、予定より早く下ることができました。ここまで山行を共にしてきた方は結局テントを使わず、自分と同じトレーニング用荷物となったようです。それでも思いザックを背負いながらも最後まで力強くガシガシ登降される方でした。椹島ではお疲れビールが飲めない代わりにソフトクリームで祝杯!
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