仙丈ケ岳 〜好天の女王様とライチョウ〜

- GPS
 - 06:56
 - 距離
 - 9.9km
 - 登り
 - 1,171m
 - 下り
 - 1,165m
 
コースタイム
- 山行
 - 6:16
 - 休憩
 - 0:41
 - 合計
 - 6:57
 
| 天候 | 快晴 | 
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 | 
| アクセス | 
												 利用交通機関: 
								
										電車										バス																														
																																																 
						復路(計画):北沢峠1330-1355広河原1400-1555甲府ST 復路(実際):北沢峠1230-1300広河原1310-1400芦安P1500-1600甲府ST ※紅葉シーズン中は混雑の為、北沢峠広河原間は臨時バス多発  | 
			
| コース状況/ 危険箇所等  | 
					とても歩きやすく安全な登山道がもちろん油断は禁物です | 
| その他周辺情報 | 芦安駐車場温泉白峰会館 | 
| 予約できる山小屋 | 
							 | 
			
写真
装備
| 個人装備 | 
														 
																長袖シャツ
																Tシャツ
																ソフトシェル
																ズボン
																靴下
																グローブ
																防寒着
																雨具
																日よけ帽子
																靴
																ザック
																サブザック
																昼ご飯
																行動食
																非常食
																飲料
																レジャーシート
																地図(地形図)
																コンパス
																笛
																計画書
																ヘッドランプ
																予備電池
																GPS
																筆記用具
																ガイド地図(ブック)
																ファーストエイドキット
																常備薬
																日焼け止め
																携帯
																時計
																サングラス
																タオル
																ストック
																カメラ
																テント(エアライズ2)
																シュラフ(モンベルダウンハガー800#2)
															 
												 | 
			
|---|
感想
					先月の北岳に続き南アルプスは仙丈ケ岳へ行ってきました。
南アルプスは一昨年に甲斐駒に登っていますが、今回の仙丈ケ岳が天候にも恵まれたこともあってホントに行って良かったと思います。
登山道は本当によく整備されており、歩きやすくとても安全で登りやすいので女性や子どもにも向いている気がしました。ただ3千メートル級の高山には違いないので天候が荒れていないことを前提で、念のため高度順化で小屋やテントで一泊すると丁度良いと思います。一昨年甲斐駒日帰登山したとき、仕事疲れのなか強行したせいもありましたが軽く高山病の症状が出たので。
前日に長衛小屋でテントを張り、当日の朝日の出前に登山開始の計画です。テントを出発し予定通り登っていましたが、途中で致命的なミスをおかしたことに気付きました。それは水をテント内に置いてきてしまったことです。サブザックにポカリは入れて持ってきていたのでそれを飲んでいましたが、口の中がアミノ酸ばかりになってしまい喉の渇きがとれません。もういい加減ポカリを飲む気がしなくなり水場をあらためて確認すると大滝頭から馬の背ヒュッテに向かうしかないことになり、計画を左回りに変更しました。ヒュッテまでのコースタイム1時間水なしで何とか頑張ろう、と思っていました。ところが少し進むと天の助けなのか沢が登場、そこで一気に補給し生き返りました。あそこのコースは沢筋が多くその後にも沢がありました。下山時にも確認したのですが小仙丈への直登コースは水場や沢が無かったと思います。もしそのまま直登していたら・・途中で引き返していたかもしれません。ポカリがあっても水は絶対必要と当たり前のことなんですが実感しました。
仙丈のカールはスケールはそれほどではないものの、藪沢カール、小仙丈沢カール、大仙丈沢カールとそれぞれ見下ろしながら登山道を歩く楽しさはここでないと味わえないのではないでしょうか。また仙丈ケ岳は長衛小屋のテント場から先に幕営地がないので登山者の自由は制限されていますが自然環境にとっては良いことだと思います。
そして!今回一番よかったことはライチョウに会えたことです。
北岳でも見られなかったライチョウの群れにはじめて遭遇しカエルみたいな鳴き声だと知りました。時期的にも夏毛から冬毛に変わる(換羽というらしい)途中の愛らしい姿を観れたことが最高でした。今回ライチョウに遭遇したのは仙丈小屋の水場付近だったので小屋泊の登山者も観れた方が多かったのではないでしょうか。
小屋の主人らしき人から「ライチョウは追いかけちゃダメ!!女の子とライチョウは追いかけちゃダメだよ!」と叫んでいるのが聞こえて思わず笑ってしまいました。特別天然記念物にも指定されているライチョウは氷河期の生き残りとされているらしく、温暖化が進むなか絶滅が危惧されているようです。ライチョウは高山植物や昆虫をエサとしているので、植生を守ることがライチョウの保護につながることも知りました。もしかしたら「追いかけちゃダメ!」と小屋の人が言ったのは登山者が転倒してケガするくらいならともかく、写真撮影に夢中になるあまり悪気なくても高山植物を踏んで植生に悪影響を与えることを危惧してのことかもしれないですね。
プロトレック記録
max 2993
min 1986
asc 1019
dsc 1024
					
								奥多摩ニャンコ
			
										
										
							









					
					
		
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