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Yamareco

記録ID: 130175
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走(高瀬ダム〜烏帽子岳〜水晶岳〜雲ノ平〜鷲羽岳〜新穂高)

2011年08月24日(水) 〜 2011年08月27日(土)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
80:00
距離
48.5km
登り
4,238m
下り
4,413m

コースタイム

1日目
10:50高瀬ダム-11:05キャンプ場11:15-11:30登山口-15:15 烏帽子小屋16:20-17:00烏帽子岳-17:35烏帽子小屋

2日目
6:10烏帽子小屋-7:10三ツ岳-8:30野口五郎小屋8:45-9:00野口五郎岳-9:25真砂岳分岐-10:30東沢乗越-11:20水晶小屋11:40-12:10水晶岳-12:45水晶小屋-13:10ワリモ北分岐-14:00祖父岳-15:05雲の平山荘

3日目
5:35雲ノ平山荘-5:55テン場6:05-6:40祖父岳分岐-7:05祖父岳-7:40岩苔乗越7:50-8:00ワリモ北分岐-8:20ワリモ岳-8:55鷲羽岳9:05-9:50三俣山荘9:55-10:40三俣蓮華分岐-12:00双六岳分岐-12:15双六小屋-15:25-15:55樅沢岳16:30-16:55双六小屋

4日目
5:35双六小屋-6:00樅沢岳6:15-6:35双六小屋6:50-7:45弓折乗越-8:15鏡平8:40-9:05シシドウが原-9:45秩父沢-0:45わさび平11:00-11:45ゲート
天候 1日目 くもり時々晴れ
2日目 雨
3日目 雨のち晴れ
4日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
大糸線信濃大町駅から高瀬ダムへはタクシーで8,000円。
相乗りしてくれる人がいたら良かったが、平日の遅い時間に到着したため、他に登山者は見あたらなかった。
タクシーの運転手の話だと、平日でも朝一なら数人いるとのこと。
コース状況/
危険箇所等
・ブナ立尾根は確かに急だが、道が整備されているため登りやすい。
・烏帽子岳頂上手前に鎖場があるが、それほど危なくはない。
・野口五郎岳から水晶小屋までの間に岩場が続き、雨で滑りやすく注意が必要だった。
・祖父岳を雲ノ平方向に向かう時に道がわかりにくい所がある。
高瀬ダム
2011年08月24日 10:49撮影 by  GR Digital , RICOH
8/24 10:49
高瀬ダム
タクシーを降りたらトンネルへ進む
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 21:56
タクシーを降りたらトンネルへ進む
トンネルの中には昭明があるのでそれほど暗くない
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 21:56
トンネルの中には昭明があるのでそれほど暗くない
トンネルを出て吊り橋を進む
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/27 21:56
トンネルを出て吊り橋を進む
登山口にある水場
2011年08月24日 11:26撮影 by  GR Digital , RICOH
1
8/24 11:26
登山口にある水場
ブナ立尾根は11からカウントダウンされていく
2011年08月24日 11:47撮影 by  GR Digital , RICOH
8/24 11:47
ブナ立尾根は11からカウントダウンされていく
烏帽子小屋
2011年08月24日 15:22撮影 by  GR Digital , RICOH
8/24 15:22
烏帽子小屋
烏帽子岳
2011年08月24日 16:33撮影 by  GR Digital , RICOH
8/24 16:33
烏帽子岳
2日目の朝。この時点ではまだ晴れ間も見え、虹が出た。
2011年08月27日 21:26撮影 by  iPhone 4, Apple
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8/27 21:26
2日目の朝。この時点ではまだ晴れ間も見え、虹が出た。
野口五郎小屋。この頃にはすでに雨が本降り。
2011年08月25日 08:31撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/25 8:31
野口五郎小屋。この頃にはすでに雨が本降り。
水晶小屋
2011年08月25日 11:17撮影 by  GR Digital , RICOH
8/25 11:17
水晶小屋
水晶小屋のメニュー
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 21:56
水晶小屋のメニュー
力汁。ショウガがきいていて暖まる。
2011年08月25日 11:31撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/25 11:31
力汁。ショウガがきいていて暖まる。
水晶岳。横殴りの雨で視界ゼロ。頂上に着いて速攻で下山開始。
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/27 21:56
水晶岳。横殴りの雨で視界ゼロ。頂上に着いて速攻で下山開始。
雲ノ平山荘
2011年08月26日 05:35撮影 by  GR Digital , RICOH
8/26 5:35
雲ノ平山荘
雲ノ平テン場
2011年08月26日 05:55撮影 by  GR Digital , RICOH
8/26 5:55
雲ノ平テン場
雲ノ平テン場の水場。勢いよく流れてた。
2011年08月26日 06:02撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/26 6:02
雲ノ平テン場の水場。勢いよく流れてた。
鷲羽岳。この時も雨で視界ゼロ。
2011年08月26日 08:55撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/26 8:55
鷲羽岳。この時も雨で視界ゼロ。
双六小屋テン場。広い砂地で張りやすい。
2011年08月26日 13:16撮影 by  GR Digital , RICOH
8/26 13:16
双六小屋テン場。広い砂地で張りやすい。
双六小屋
2011年08月26日 14:31撮影 by  GR Digital , RICOH
8/26 14:31
双六小屋
ライチョウ。4日間で何度も見かけた。
2011年08月27日 21:27撮影 by  iPhone 4, Apple
8/27 21:27
ライチョウ。4日間で何度も見かけた。
樅沢岳
2011年08月27日 21:56撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 21:56
樅沢岳
4日目早朝。星がたくさん見えた。
2011年08月27日 04:10撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/27 4:10
4日目早朝。星がたくさん見えた。
4日目は快晴
2011年08月27日 06:01撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/27 6:01
4日目は快晴
樅沢岳から西鎌方向
2011年08月27日 06:11撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 6:11
樅沢岳から西鎌方向
2011年08月27日 07:34撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 7:34
鏡平山荘
2011年08月27日 08:15撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 8:15
鏡平山荘
鏡池
2011年08月27日 08:23撮影 by  GR Digital , RICOH
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8/27 8:23
鏡池
わさび平小屋
2011年08月27日 10:42撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 10:42
わさび平小屋
新穂高登山口のゲート
2011年08月27日 11:46撮影 by  GR Digital , RICOH
8/27 11:46
新穂高登山口のゲート
撮影機器:

感想

昨年の同時期に表銀座を縦走したので、今年は裏銀座を縦走しようと思い、せっかくなので雲ノ平まで足を伸ばしてみることにした。

天気予報はあまり良くなかったが、1日目は晴れていた。
テントを張れるところが烏帽子小屋を過ぎるとしばらく無いため、1日目は烏帽子小屋までしか行けないと判断し、遅めにスタートした。
思ったよりも早めに烏帽子小屋に到着することができたので、テント設営後に烏帽子岳に登り、テントに戻った頃には暗くなりかけていたので、夕食を食べ早めに就寝することにした。

烏帽子岳のテン場は整地された砂地で張りやすかったが、蚊が多かった。

21時ころ雨が降り出し、時折強くなり、テントを叩く音がうるさくてあまりよく眠れなかった。

2日目、起きた時には雨は降っていなく、出発した時も降っていなかったが、歩き出してしばらくすると小雨が降り出した。
雨は次第に強くなり、野口五郎小屋に着く頃には本降りになった。
野口五郎岳を過ぎた頃からはかなり強くなり、水晶小屋に着いた頃には雨に打たれて体が冷え、心も折れかけていた。
水晶小屋でお昼ごはんを食べることにし、体が温まりそうな力汁を注文した。
モチが2つ入っていてお腹が満たされ、ショウガがきいていて美味しかった。

水晶岳に行くかどうするか迷ったが、次いつ行けるかわからなかったので、とりあえず行ってみることにした。
水晶岳に登ってる時が一番雨が強く、風も強かったため、真横から雨が降っている状態で、頂上に着いてすぐに退散するように下山した。
頂上での視界はゼロで、単に意地で登ったようなものだった。

雲ノ平に到着したときにも雨は強く降っていたので、テント泊をあきらめ、雲ノ平山荘に素泊まりすることにした。
雲ノ平山荘は新しくてきれいで、この日は宿泊者が少なく快適だった。自分の他にもテントをあきらめて素泊まりにしたという人が数人いた。
乾燥室にはパワフルなヒーターが置いてあり、濡れた服、荷物を全て乾かすことができた。
ザックの中身も濡れていたので、無理をしてテントにしないで良かった。

3日目、起きた時には雨が降っていたが、小屋を出たときには止んでいて、今日はこのまま降らないかもと期待したが、歩き出してすぐにまた降り出してしまった。
鷲羽岳に登ったが、雨で何も見えなかった。
三俣蓮華、双六は登らず巻いていくことにし、双六小屋に到着する前にようやく雨が止んだが、小屋に着く直前にまた降り出した。
テントの受付をして雨が止むのを待ってテントを設営すると、次第に青空が見えるほど晴れてきた。
早めに到着して時間を持てあまし、晴れてきたので近くの樅沢岳に登ってみたが、槍穂方面はガスに覆われて見えなかった。

夜、目が覚めたので外を見ると、満点の星空が広がっていた。

4日目は朝から快晴。
前日にガスで見えなかった槍穂を見ようと朝一で樅沢岳に登り、景色を眺めた後下山開始。
新穂高まで一気に下り、温泉に入って帰宅した。


4日中2日は雨に降られたが、裏銀座を歩けて満足できた。
雲ノ平で景色が見られず残念だったので、またいつか晴れの日をねらって行ってみたいと思う。
4日目に樅沢岳から見た西鎌尾根が気持ちよさそうだったので、西鎌から槍ヶ岳まで行ってみたくなった。

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