甲斐駒ケ岳

- GPS
- 05:45
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
| 天候 | 朝は高曇り、その後徐々に晴天に。ただし風強し。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はないが、岩だらけの道が多く時間がかかる。 なお、甲斐駒山頂付近は強風の場合コンタクトレンズ装着者は注意が必要。 登山ポストは広河原インフォメーションセンターと、長衛荘。 道中は水場、トイレがないので出発前に準備を済ませたい。 |
| 予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今日は南アルプスに行くたび気になっていた、甲斐駒ケ岳に行ってきました。
いつものように甲府駅前のビジネスホテルに前泊し、翌朝4:00のバスで広河原へ、
さらにバスを乗り継いで北沢峠に移動しました。夜叉神峠のバス停で5:30に林道の
ゲートが開くのを待っている間に、だんだんと空が明るくなってきましたが、
空は曇っていました。ちょっと残念な感じでしたが、天気予報は晴れだったので
今後の天気に期待です。
北沢峠の気温は5℃くらいで、今日はかなり寒そうな予感が・・・。北沢峠から
原生林の中の登山道をひたすら登り続けると突然、ハイマツ帯に出たので
振り返って北岳、地蔵岳、仙丈ヶ岳を眺めましたが、この角度から見るのが
初めてだったので結構新鮮な感じでした。
地蔵岳のオベリスクも目立っていました。
そうこうするうちに双児山に到着。ここからは何度か上ったり降りたりを繰り返し
ますが、森林限界を超えると遮るものが何もないので、風を一段と強烈に感じます。
甲斐駒も断続的に見えるたびにだんだんとでっかくなってきます。
六万石を過ぎ、甲斐駒本体に上り始めると前方の岩に「直」と「マキ」の字と
矢印が書いてありました。よせばいいのに直登ルートを進みましたが、思った
よりてこずり帰りの電車では上半身に筋肉痛がきてしまいました。
直登も終わり、未体験の白い世界にたどり着きましたがここで問題が・・・(泣)。
強風で飛ばされた砂が目とそのウロコ(コンタクトレンズのことです)の間に
入りまくって痛いの何の。
涙と鼻水で何も見えなくなりそうなので、風でコンタクトレンズが飛ばされる
危険を侵してコンタクトレンズをはずし、緊急用に持ち歩いているメガネに
換装しました。
その後は慣れないメガネと、白い岩なのか白い砂なのかわかりにくい風景、
白くてよく分からない傾斜でなすすべもなく慎重に登り、やっとのことで山頂に。
信仰の山だけあって、山頂にはいろんなものがありました。神社風の構造物や、
表面に文字が彫ってある石版など、みんな人力でここまで運んだのかと思うと
すごいなぁと感心します。山頂のちょっと向こうには駒ケ岳神社本宮があり
ましたので、今後の山歩きの安全を祈って参拝しました。仙水峠分岐に降りる
途中では、今日も雷鳥に出会うことが出来、うれしかったです。
帰りは登りと違うルートで、仙水峠経由で降りましたがほとんど人はいません
でした。帰りの13:05のバスに乗りたいのに、歩きにくい道が続きちょっと
焦りましたが下山口の南アルプス林道に出たところ、南アルプス市営バスが
何台か止まっていました。
結局、北沢峠からこちらに向かってきたバスに途中乗車ができ、なんとか間に
合いました。
初めての甲斐駒で初めての強風、大変勉強になりました。今度からはまさかの
ためのゴーグル(花粉症用)を必携装備に加えたいと考えています。
南アルプスももうすぐ紅葉ですので、これからが楽しみですね。













私達夫婦も北沢峠を7時にスタ−トし、同じコ-ス(直登コ−ス)を選択して10時半位に登頂しました。風が寒かったですね。帰りも同じコ-スを戻りました。どこかでお会いしましたかね?
帰りはともかく、山頂ではご一緒させていただいていたのではと思います。強風にもかかわらず山頂は結構な人の数でしたよね。今度行くことがあれば、あの強風だけには再会したくないものです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する