北アルプス(常念岳~蝶が岳)


- GPS
- 14:30
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 1,881m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 4:26
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:17
- 山行
- 1:53
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:54
天候 | 晴れ(腕を出して歩いたので日に焼けた) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】上高地-(バス)-新島々-松本-(あずさ)-新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】一の沢の雪は胸突き八丁あたりからつづけて雪の上を歩くようになった。 【2日目】常念岳をくだって2592mピークの登りにかかるあたりから蝶槍の手前まで雪の上を歩いた。長塀尾根にはいると雪が出てきて2100mくらいまで雪があった。 |
その他周辺情報 | 下山後は徳澤ロッジに宿泊し落ち着いた時間を過ごした。たまにはこのくらいゆっくりするのもいい。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
【1日目】 今年のGWは常念に行くことにした。涸沢はこの時期混むので敬遠する。常念山脈は槍穂を見ながら歩くのにいいところだ。一の沢には四時半くらいについた。補導所の人がもう出ていた。82歳だというがお元気だ。昨日は90人くらい入ったという。この日はもっと多いと思うと言っていた。歩き始めると雪のない夏道が続く。王滝ベンチまで歩いても雪の上を歩くことはない。この先登山道付近に雪を見かける。笠原沢あたりでやっと雪の上を歩くようになった。沢の右岸を登っていくとやがて全面雪になった。水場で水を補給しここから少し急になるのでアイゼンをつけた。雪は固くないが歩きやすいトレースをたどっていく。常念岳からの稜線が見えてくると一登りで常念乗越についた。まだ。10時前だが小屋前のベンチで休憩してパンを食べる。ここからは槍ヶ岳から穂高岳まで眺めながら休めるのでとてもぜいたくな場所だと思う。数年前ここでテントを張った時は吹雪で早々に一の沢に下山したが晴れていて風もないときはとてもいいところだ。宿泊の手続きをした後はベンチで持参のウィスキーを飲みながら、同じベンチで休む人たちと話をして過ごした。燕から蝶に行く人、三俣から登ってきた人、スキーをする人など話をしているうちに4時を過ぎ人もいなくなったので小屋に入った。
【2日目】 小屋の朝食は5時からということで待っていたら10分前くらいに食事の用意ができた。食後支度をして出発する。下から見ていた通り雪のない斜面を登っていく。頂上直下、三俣の分岐から上が雪の斜面になっている。踏み跡に足を置き登っていく。登った先が山頂だった。多くの人がいる。ここからは360度の展望がある。しばらく景色をみてから下りにかかる。下りの登山道にも雪はなく岩場の下り道になる。次のピークの登りから雪がついている斜面になる。この季節は雪の上を歩くのが楽しいのにこれだけ雪が少ないと春山らしくないと思う。蝶槍を経て蝶ヶ岳の稜線を歩く。槍、穂高を見て歩けるここは素晴らしいところだと思う。なだらかな稜線を行くと蝶ヶ岳ヒュッテにつく。大きな小屋だ。小屋のわきを通り蝶ヶ岳最高点につく。ここから今日最後の下りの長塀尾根にはいる。一面の雪原になる。ここは春山らしい山だ。なだらかで少し起伏のある樹林の中の雪原を行くと妖精の池あたりで雪の上に水たまりができていた。もう池が姿を現し始めている。長塀山から少し斜度を増してくだる。樹林の中の赤テープ通りにトレースがついている。右側にトラバースしてさらに下っていく。正面に明神当たりの山が見える。やがて雪がなくなりジグザグに下る。徳澤園の横に降りると広いテント場が正面にある。ここのテント場は4,5回泊ったがいいところだ。今日はこのテント場の向こうの徳澤ロッジに泊まる。
【3日目】 今日はもう登山ではなく観光客の気分で歩く。明神岳を見てシラビソの林を行く。足元にはフキノトウがある。ニリンソウの花はもう少しあと1週間もすれば一面のお花畑になるだろう。明神から明神橋を渡り湿原のある自然探勝路を歩く。鳥のさえずり、沢のせせらぎを聞き木道を歩く。対岸に小梨平が見えてくるとすぐ河童橋につく。BTに行くと30分くらいでバスがでるので整理券をもらい時間まで観光センターで過ごす。バスで新島々にでて電車で松本に向かう。この電車はバイオリン奏者の牛山孝介さんの演奏付きの電車だった。松本までバイオリンを聴きながら旅ができて得した気分になった。今回は天気も山もそれ以外もいい旅ができた。
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