記録ID: 1569840
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳・赤岩尾根ルート
2018年08月18日(土) 〜
2018年08月19日(日)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 2,517m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:41
| 天候 | 18日・晴れ、19日・晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
西俣出合付近でGPSデータに乱れがあります。 堰堤をくぐるところがGPSにとっては苦手なのかもしれません。 赤岩尾根上部は痩せたガレ場のため転滑落注意です。 また鹿島槍南峰から吊り尾根へも急なガレ場となるので気を抜けません。 |
写真
林道終点で明るくなってくるタイミングで出発します。
前夜から秋の空気になって寒いくらいだったので、林道歩きも快適そうです。
林道は要所要所に案内板が設置されていて、迷うようなところはありません。
途中で単独の日帰り装備の方を見送りました。
自分はテント泊なのでもっと遅い出発でもいいのですが、
やはり涼しいうちに登っていくのが得策かと思います。
前夜から秋の空気になって寒いくらいだったので、林道歩きも快適そうです。
林道は要所要所に案内板が設置されていて、迷うようなところはありません。
途中で単独の日帰り装備の方を見送りました。
自分はテント泊なのでもっと遅い出発でもいいのですが、
やはり涼しいうちに登っていくのが得策かと思います。
標高を上げていくと次第に展望を得られるところが増えてきました。
雲海に浮かぶように正面には浅間がきれいに見えてます。
浅間はやっとこさ噴火警戒レベルが1になり、近いうちにやっと大手を振って前掛山まで行く予定です。
(2018年8月30日現在)
雲海に浮かぶように正面には浅間がきれいに見えてます。
浅間はやっとこさ噴火警戒レベルが1になり、近いうちにやっと大手を振って前掛山まで行く予定です。
(2018年8月30日現在)
冷乗越(2,430m)
遂に来たことのある冷乗越に辿り着き、主稜線に乗り上げました!
もちろんしんどいのはしんどいですが、自分の場合やはり扇沢から歩いた時の記憶に比べると楽に感じました。
主稜線に乗ったと同時に、急に行き交う登山者が増えます。
赤岩尾根は間違いなく急登の連続だったので、
展望を楽しみつつ冷乗越で一休みしておきます。
遂に来たことのある冷乗越に辿り着き、主稜線に乗り上げました!
もちろんしんどいのはしんどいですが、自分の場合やはり扇沢から歩いた時の記憶に比べると楽に感じました。
主稜線に乗ったと同時に、急に行き交う登山者が増えます。
赤岩尾根は間違いなく急登の連続だったので、
展望を楽しみつつ冷乗越で一休みしておきます。
10時頃に到着しましたが前回は張れた場所は早くも設営済み。
テン場を改めて観察しますが、自分の印象より斜めの地面が多いです。
時間と大小様々な石がたっぷりあったので、地道にフラットな地面を造成。
張り終えたテントからは南側の爺ヶ岳から種池山荘方面がよく見えていました。
夕刻まで小屋まで往復したり、周辺の散策もしながら
テントで昼寝までしてまったり過ごしました。
テン場を改めて観察しますが、自分の印象より斜めの地面が多いです。
時間と大小様々な石がたっぷりあったので、地道にフラットな地面を造成。
張り終えたテントからは南側の爺ヶ岳から種池山荘方面がよく見えていました。
夕刻まで小屋まで往復したり、周辺の散策もしながら
テントで昼寝までしてまったり過ごしました。
夕食のメインはカレー。
前回は失敗した飯盒でしたが、今回はばっちりでした。
炊き立てのご飯で美味しくいただけました♪
翌日は1時起床、2時出発として、18時過ぎにはさっさと就寝しました。
翌日、予定どおりに2時頃出発。
前にもナイトハイクで鹿島槍へ登頂したので、
今回は気分的に余裕ありました。
2:55 布引山(2,683m)
3:42 鹿島槍ヶ岳・南峰(2,889m)
南峰から先が自分にとって初めての区間です。
南峰から吊り尾根へは標高差約50mの激下り!
まだ暗いので慎重にルーファイしながら下りていきました。
吊り尾根に達した頃から薄明るくなってきました。
八峰キレット、五龍方面への分岐を過ぎるといよいよ北峰へ急登。
もう見上げる先には北峰が見えています!
前回は失敗した飯盒でしたが、今回はばっちりでした。
炊き立てのご飯で美味しくいただけました♪
翌日は1時起床、2時出発として、18時過ぎにはさっさと就寝しました。
翌日、予定どおりに2時頃出発。
前にもナイトハイクで鹿島槍へ登頂したので、
今回は気分的に余裕ありました。
2:55 布引山(2,683m)
3:42 鹿島槍ヶ岳・南峰(2,889m)
南峰から先が自分にとって初めての区間です。
南峰から吊り尾根へは標高差約50mの激下り!
まだ暗いので慎重にルーファイしながら下りていきました。
吊り尾根に達した頃から薄明るくなってきました。
八峰キレット、五龍方面への分岐を過ぎるといよいよ北峰へ急登。
もう見上げる先には北峰が見えています!
4:28 鹿島槍ヶ岳・北峰(2,842m)到着!
予想よりも早く着いたのでまだ薄暗く、しばらく待機してから撮影を始めました。
早朝の北峰は風もあって相当寒く感じました。
北峰は南峰よりも一回り狭くて少し低いですが、全方位の絶景は遜色ありません♪
予想よりも早く着いたのでまだ薄暗く、しばらく待機してから撮影を始めました。
早朝の北峰は風もあって相当寒く感じました。
北峰は南峰よりも一回り狭くて少し低いですが、全方位の絶景は遜色ありません♪
山頂から見たとおりに樹林帯のほうが急坂です。
今夏は早月尾根を下り中の登山者があと少しで馬場島というところで滑落した事案もあったようで、
ケガの経験のある自分も他人事ではなく下りは特に気を抜けません。
今夏は早月尾根を下り中の登山者があと少しで馬場島というところで滑落した事案もあったようで、
ケガの経験のある自分も他人事ではなく下りは特に気を抜けません。
登りの時はまだ薄暗かったので、初めて見る西俣出合の光景でした。
本当に人里離れた山深い雰囲気に満ちているところです。
ここから大谷原までは林道歩きとはいえ所要1時間。
赤岩尾根の下りでだいぶ脚力を使ったので、休み休み下りていきます。
本当に人里離れた山深い雰囲気に満ちているところです。
ここから大谷原までは林道歩きとはいえ所要1時間。
赤岩尾根の下りでだいぶ脚力を使ったので、休み休み下りていきます。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
三脚
熊鈴
折畳みイス
|
|---|
感想
赤岩尾根は取り付きから急坂の連続ですが、冷乗越まで比較的短時間で到達出来ました。
前回は扇沢から入って長丁場に感じたので、それに比べるとさくっと登れたように思いました。
前回は登頂出来なかった鹿島槍・北峰も踏んで、やや傾いだ吊り尾根も渡れて、
残った課題を片付けてスッキリしました。
酷暑の8月ですが、移動性高気圧がやってきて一足先に秋を感じた2日間でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2821人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
loon_nz














ルーンさん こんばんわ。
バタバタしてしまい、遅くなりました。
素晴らしい山ですね。
多しく雄大な景色です。
赤岩尾根は 変化に富むコース 雄大な景色ですね。
鹿島槍がぽっかり見えるあたり 大山を思いだしました。
落石もあったようで、ヒヤッとしますね。
山に置いては 集中しながら歩くのが望ましいですね。
お預けにした 朝の光景はまたすばらしい。
山の朝は神々しいですね。
お天気に恵まれ よかったですね。
なんと
2018年にクネ里雪渓が日本で4例目の氷河であることが確定したそうですね。まだ 分からなかったことがあるのですね。
緑濃く 北アルプスとはまた違う風情を楽しませていただきました。
ありがとうございました。
こんにちは、mayasanpoさん。
ご多忙の折に鹿島槍レポをご覧いただきましてありがとうございます!
3年前に扇沢から柏原新道を歩いて鹿島槍を目指しましたが、
赤岩尾根からだといきなり冷池へ突き上げるのでダイナミックな展望の変化がありました。
南峰と北峰ってそこそこ距離があるんですよね。
そういえば大山の展望もダイナミックですよね!
自分が行ってからはや1年を過ぎています。また行きたいです。
落石はこれまでにも何度か合っていますが、今回が最も近かったですね。
常に集中力を持つことは大事ですね。登山は本当にいろいろなリスクと隣り合わせです。
朝の光はドラマチックなので、本当に写真を撮るのが楽しい時間です。
前日昼間だと好天過ぎて鹿島槍まで暑い道のりだったでしょう。
カクネ里雪渓が氷河だったという話は本当にわくわくしますね!
出来れば近くから観てみたいと思うのですが、鹿島槍の懐深く道なき道だそうで…。
自分の夏のアルプスは鹿島槍が最後となってしまいましたが、
これからは連休もあるのでぜひ縦走したいなと思ってます。
そうはいっても天気と相談になるんですけどね…。
ルーンさんご無沙汰です。
スキーヤーから山屋さんに完全に変身ですね。お住いも信州に移されて登り放題の環境が羨ましいです。
私は7月18日〜20日に新穂高→西穂→奥穂→白出沢→新穂高を歩いた時に少し右手を痛めてから山歩きを一時休止しています。
9月に入り少し涼しくなってきたので地元の低山歩きを始めるつもりです。
おはようございます!
こちらこそたいへんごぶさたしております。
穂高でも一番難易度の高い稜線を歩かれたのですね!!
自分もいずれ歩いてみたいところですが、最近もここで滑落事故があったようです。
痛められた右手の回復具合は順調でしょうか。
こちらはいろいろと大変なことが多いですが、山が選び放題ということが励みで頑張れています。
スキーは元々プライズ検定で嫌気がさしていただけに、環境の変化も手伝ってあっさりと辞めることができましたよ。
hino_yamaさんもお怪我に気を付けて秋山を楽しんでくださいね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する