悪天候のなか燕岳から大天荘まで往復。スマホ水没で危機を迎える。


- GPS
- 30:43
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,340m
- 下り
- 2,344m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 5:44
- 合計
- 12:34
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:59
天候 | 27日:合戦小屋からずっと雨とガス。28日:雨とガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
G20の影響で27日から会社が事実上休みとなったので、念願だった北アルプス縦走を計画していましたが、鳴りを潜めていた梅雨前線が台風により押し上げられるという最悪のコンディションとなる予報のなか、とりあえず現地までは行くことにしました。
中房温泉登山口に到着時点では空も明るく雨も降っていなかったのでまずは燕岳を目指してスタートしました。しかし、同じように登っている人は登山口付近で1組見かけただけで、燕山荘に到着するまでは下りてこられる方と数名すれ違っただけでほんとに一人もくもくと燕岳頂上にたどり着きました。
燕山荘で美味しいカレーを頂くもひとりぼっち。そしてここが分岐点となったわけです。
当初の計画では燕岳から表銀座縦走コースで大天井岳まで行って大天荘で一泊。
翌日は常念岳に登頂してさらに蝶ヶ岳まで行き、蝶ヶ岳ヒュッテで一泊。
3日目はそのまま三股登山口まで下りてタクシーで中房温泉登山口まで走り、ひとっ風呂浴びてそのまま車で帰宅というものでした。
そして宿泊予約した時点では大天荘までは行って、翌日の天候次第で先へ行くか戻るかを決めようと思い表銀座ルートを歩きだしましたが、雨風ともに強くなる一方でガスも濃くて稜線すらはっきりとは見えない状態でした。途中で道が分かりづらい箇所もあり、スマホのGPSがなかったらヤバかったと思いました。
なんとか自力で大天荘にたどり着きましたが、道中は結局誰一人として見かけることはありませんでした。
大天荘ではカナダから来られていたご家族と、3名のグループの方がいましたが夕食、朝食ともに自前だったようです。
そして夕食を一緒に食べた方が、なんと同じ大阪から、しかもG20で会社が休みになったので北アルプスへ来たという方が上高地から槍ヶ岳を目指す途中で大天荘へ来られていました。
大天荘に着いた時点でスマホが使えないという非常事態に陥ったので、翌日は来たルートをそのまま戻って燕山荘経由で中房温泉登山口まで戻ることにしました。
夜になると風雨も一層激しさをましたようで、翌朝も小雨が残りガスが晴れることは最後までありませんでした。
今回は北アルプス縦走なので一応紙の地図も買って持参していましたが、まさかスマホが使用不能になるなんて想定していなかったので、地図読みの知識も乏しいまま悪天候の北アルプスに足を踏み入れたことは猛省しなければなりません。
いくら表銀座ルートといってもこのコンディションで縦走するという人がいないのも冷静に考えれば当然のことだと後になって痛感しました。
今回はたまたま無事に下山できたと肝に銘じて、今後の山行は悪天候なら行かない決断をするのが正しいことだと思いました。
スマホは修理業者に持ち込んで、中までの浸水はなかったけどディスプレイがダメになっていたようで交換すると復活したのでホッとしました。
はじめまして➰
いろいろな事がかさなって…
お疲れ様でした🎵
私も今週行く予定で参考にさせていただきました…
次回は
登山日和晴天の下
このコースを楽しんでくださいね🎵
はじめまして
コメントありがとうございます。
悪天候とわかってはいたんですが、表銀座ルートで誰もいないとか
スマホが使用不能になるとか、想定外のことが起こってしまい焦りました。
あそこはコンディションがいい時にこそ歩くルートですね!
お気をつけていってらっしゃいませ〜
次回は晴れの日に絶景を堪能しにリベンジしたいと思います!!
chaosさん、はじましてshin0731 と申します。
折角の休みに、北アルプス縦走の計画が出来ずに残念でしたね。
私は先々週に燕岳に行き、今度は大天井岳に行きたいと思っておりました。
景色が良い尾根歩きは最高ですので、次回の機会には晴天での北アルプス縦走をできるように祈っております。
スマホは防水タイプの方が、高い山歩きには安心かもしれないですね。ただし、スマホの機種が限られるので好みによりますが…。
今回、遠征で無理せずに、大天井岳から戻られたのは賢明なご判断と思われます。いずれにしても、無事の下山、お疲れ様でした。
はじめまして
コメントありがとうございます
天気は残念でしたが、表銀座縦走コースを歩けたのはいい経験になりました。
基本的には稜線を歩きますが、ガスで景色が全く見えないので少し迷いそうな箇所もありました。
写真にはないですが大天荘の直下には雪渓をトラバースするところもあり、少しヒヤヒヤしながら慎重に渡りました。
これまで雨の山行は経験がなかったのでスマホの雨対策が全くできていなかったことが悔やまれます。
次回はいいコンディションのなかで絶景を楽しみながら縦走したいと思います。
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