山行記録: 剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース

記録ID: 1958069

全員に公開

アルパインクライミング

剱・立山

剱岳八ツ峰Ⅵ峰フェース

2019年08月02日(金) ～ 2019年08月04日(日)

富山県

yy0419 その他1人

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 54:55
距離: 20.8km
登り: 2,054m
下り: 3,037m

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歩くペース

速い

0.8～0.9

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 6:23
休憩: 0:44
合計: 7:07

距離 9.2km 登り 1,271m 下り 1,114m

9:02

20分

スタート地点

9:22

16分

みくりが池

9:38

9:39

16分

雷鳥荘

9:55

9:56

22分

浄土橋

10:18

10:30

67分

新室堂乗越

11:37

11:59

29分

剱御前小舎

12:28

12:35

6分

剱沢キャンプ場

12:41

12:42

57分

剱澤小屋

13:39

150分

平蔵谷出合

16:09

熊の岩

2日目

山行: 9:16
休憩: 0:54
合計: 10:10

距離 11.6km 登り 792m 下り 1,903m

5:47

80分

宿泊地

7:07

50分

長次郎谷出合

7:57

8:08

9分

真砂沢ロッジ

8:17

101分

三ノ沢

9:58

10:12

93分

ハシゴ谷乗越

11:45

116分

内蔵助平

13:41

14:00

59分

内蔵助谷出合

14:59

15:09

48分

ダム下

15:57

ゴール地点

GPSログは1日目と3日目のもの。2日目はクライミングのためGPSログなし。

天候	全日晴れ（2日の夜はずっと雨）
過去天気図（気象庁）	2019年08月の天気図
アクセス	利用交通機関：バス自家用車ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）扇沢無料駐車場利用（金曜日深夜時点でほぼ満車）アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	【アプローチ】　剣御前小屋までの一般ルートはほぼ雪が解け、アイゼンを要する所はありません。剱沢の雪渓は武蔵谷出合付近から別山沢出合付近まで。熊ノ岩までの長次郎谷の登下降も含め、最低6本歯アイゼンは必要と思われます。　真砂沢ロッジから黒部ダムへの道は、沢の中を歩いたりすることも多く、靴を濡らさずに気をつけて歩きました。予想通り利用者が少ない道で整備が行き届いているわけではありませんので、テン泊アルパイン装備の重荷で歩くにはなかなかの負担がありました。内蔵助平から旧日電歩道分岐までが特に歩きにくい印象がありました。樹林帯が多く、太陽に炙られずに済むのと、沢沿いを歩くことが多いので、比較的水を得られるところが多いのが救いでした。【クライミング】 A～Cフェースは右俣の雪渓を横断後、そのまま取り付けます。Dフェースは取付まで雪渓が迫っているので、シュルンドの処理が必要と思われます。 ①Cフェース剣稜会ルート (1P目Ⅲ級40m)雪渓があり、本来の取付より左寄りの所から取付き、右にトラバースして本来の剣稜会ルートに合流しました。メジャールートなだけに残置は豊富にあります。スラブを登り切った45mほどで終了。 (2P目Ⅲ級40m)凹角からスタートし、フェースに抜けてハイマツ帯の上部で終了。 (3P目Ⅲ級40m)左側リッジよりのフェースを登ります。岩が濡れていて嫌らしいものの、滑る感じはしませんでした。 (4P目Ⅱ級20m)高度感のあるリッジ登攀。ホールドがしっかりしていて難しくはない。 (5P目Ⅱ級25m)これまた高度感のある抜群の爽快ピッチ。敢えて難しいところを登ってもいい。下降時に誤って三ノ窓寄りに下ってしまい、懸垂やトラバースを交えて、どうにかこうにかⅤⅥのコルに辿り着きました。コルからの下降もかなり悪く、Aフェース側に逃げた方が安全です。 ②Aフェース魚津高ルート (1P目Ⅳ級40m)さすがⅣ級ルート。剣稜会ルートのように爽快にとはいかず、凹角の出口など2か所をA0で何とか突破。クライミングの練習不足を痛感。 (2P目Ⅲ級40m)カンテに沿って登ります。傾斜がある分、Cフェースより難しく感じます。 (3P目Ⅱ級40m)これはトポ通り易しいリッジ。 Aフェースからの下降も最後は懸垂が必要です。思った以上に悪い下降でした。
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