秘境と秘湯を求めて 新穂温泉〜黒部五郎・双六・三俣蓮華・鷲羽・水晶・雲ノ平・高天原温泉〜新穂温泉
富山県
長野県
岐阜県
イルミン
- GPS
- 101:00
- 距離
- 76.2km
- 登り
- 5,730m
- 下り
- 5,731m
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��5:10双六小屋-(巻道)-7:20?三俣山荘-三俣蓮華岳-9:20黒部乗越-10:20黒部五郎小屋-12:00黒部五郎岳-14:13黒部五郎小屋-16:00?三俣山荘(幕営)
��4:40三俣山荘-5:50鷲羽岳-6:45ワリモ岳-7:35水晶小屋-水晶岳-8:45水晶小屋-9:30ワリモ北分岐-10:25祖父岳-11:35雲ノ平キャンプ場(幕営)
��4:45雲ノ平-6:38高天原峠-7:20高天原山荘+温泉-9:50水晶池-13:30三俣山荘-(巻道)-16:10双六小屋(幕営)
��3:45双六小屋-4：50弓折分岐-5:45鏡平-8:45わさび平-9:43登山口
| 天候 | 15日：雨/曇 16日：曇/晴 17日：晴/曇 18日：晴/雨 19日：晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
混雑します |
| コース状況／ 危険箇所等 |
無料駐車場（深山荘）は新穂高温泉手前のスノーシェードの途中を左折。 スノシェード手前の道を右折すると鍋平無料駐車場へ行きます。 下山後は新平湯温泉の「しらゆの森」金500円也。 |
写真
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感想
天気予報をみてgdgdしていた連休前半。
結局いてもたってもいられず、悪天覚悟で特攻してきました。
今年の連休は「裏銀座あたり」がテーマ。
今年のGWの燕岳で知り合ったken様のオシメンだったので、触発されて行ってみたくなったのです。
初の新穂高温泉。新穂高温泉手前のスノーシェード？（トンネルの横が柱になっているやつ）の途中に左折するところが深山荘への道。そこを行くと無料駐車場がありました。無料駐車場は混雑していて、23時前くらいで8割埋まっている状態でした。仮設トイレが2つありました。
まずは恒例の忘れ物。今回の忘れ物は「腕時計」
っということでバーミヤン特製の目覚まし時計を代用しましたw
電池が取れやすいため、行く先々で人に聞いて時間を調整するという、まったく頼りがいのないコですが、あるのと無いのでは気持ち的に雲泥です。
彼女がいる、いない。この優越劣等感に通ずるものがあります。
手入れしたての登山靴のつま先が少々キツく感じて違和感がありあり。洗って縮んだと解釈したのは間違いでした。洗った際に紐を抜いたため、閉め具合が変わっただけでした。これに気づいたのが3日目wwwそのころにはもう右小指はグッタリしていました。今回の山行最大の失敗でした。
さて山行です。苦手な平坦な舗装・砂利路を歩いてわさび平へ向かいました。雨。前回の燕〜常念ノーピークハント縦走で学んだ「傘」を有効につかって双六まで頑張りました。小雨であれば上着の合羽を脱いで歩けるので気温の高い序盤での発汗と汗冷えを抑制することができました。ザーザーくるとさすがに上着は必要になりましたが、今回の山行で傘は一番重宝しました。
まったく本来のスペックを提示してくれない鏡平あたりから雨が止み、双六小屋に到着。さて三俣山荘まで何時…と落ち着いて考える間もなく再び雨。鏡平でお話させてもらったご夫婦は三俣を諦め双六小屋泊にしていました。もちろんそれに触発されて便乗しましたw
降ったり止んだりの天候、小屋正面の鷲羽のガードは高く胸チラはあれどお顔拝見とはいきませんでした。今回の山行が非常にアバウト…柔軟性に富んだプランなので、とりあえず後顧の憂いを払拭するために視界不良の双六岳をピークハント。山頂はとてもとても広いです。雨風強く視界不良の悲しい山頂でしたが、雷鳥見れたので満足満足（・∀・）
新穂温泉〜双六岳までは非常に歩き易く初心者にオススメです。双六岳山頂はケルンを見ながらあるけば迷わないと思います。
2日目早朝は小雨曇り。巻き道を通って三俣山荘へ行きました。この「巻道」、響き的に楽そう＋コースタイム最速ですが、アップダウンが地味にあってシンドイです。三俣について早々、本日のプランは鷲羽か五郎か迷いに迷いながらテントを設営しました。結局、黒部五郎をチョイスして出発。後顧の憂いをなくすべく、視界不良の三俣蓮華岳を踏みました。そこで出会った、高瀬ダムからやってきたお兄さんの話口調とバリトンボイスが凄く心地よかったですw貴重なマイカー回送情報ありがとうございました(*´д`*)
黒部五郎小屋へ行く道が結構下ります。岩ゴローな道で結構削られました。この小屋のシチュエーションは◎です。のんびりしたくなります。黒部五郎カールにつくと、なんと徐々に晴れ間が見えてきたではありませんか！！見る見ると西側の稜線からクリアになり、それにつられてテンション↑↑で登りました。山頂では槍穂方面はダメでしたが、特に北ノ俣、薬師、雲ノ平が良く見え、赤牛、水晶、鷲羽も見ることができました。とりあえずピークハントのつもりがまさか晴れるとは！！山の神に感謝です。どうもありがとうございました(；ω；`) 山頂であった面白いお兄さん一向と談笑しつつ写真を撮ってもらいました。勝手にお兄さんの後姿をTOPに使わせてもらいましたwヤマレコ見ているとのことだったので、目に止まることを目当てにしております。や、やましい気持ちなんてないんだからねっ！
名残惜しい山頂を後にして、カールの写真を撮りながら下山。途中、木の根、岩、土、泥の多いところでバランスを崩しました。それによって口にくわえたパンを落とし、それを拾おうとして派手にコケ、落としたパンを食べて腹を下しました。大事に至らなくて幸いでしたww最後はヘロヘロになりながら三俣に戻りました。
3日目、ついに星空！流れ星！前日の黒部五郎山頂で出会ったお兄さんに、ここまできたら雲ノ平へ行かないと！との言葉に心動かされまして、日本最後の秘境へ向かいました。晴天絶景の鷲羽、水晶に登頂しました！鷲羽いいです。槍もよく見え、直下の鷲羽池もいいアクセント。水晶は赤牛と裏銀座（烏帽子、野口？）方面の展望が非常によかったです。ここから小指とそれを庇っていた親指付け根あたりがキツくなってきました。神経使うと体力も使うのか、祖父岳はバテバテでした。田舎の畑の裏の高台にある古い墓標のような祖父岳の標識があり、山頂に居合わせたお姉さんに薬師、槍をバックに写真を撮ってもらいました。このお姉さんたちは雲ノ平と高天原をぐるっと回ってきたとのこと。温泉で耐え難い体臭を洗い流したらさぞ…っと妄想にふけりながら、日本最後の秘境・雲ノ平へ到着！でも残念なことに天気がもってくれませんでした。そして私の足も限界だったので本日の仕事は午前中で終了。テンバでは高天原について情報収集しました。まずはとなりの山岳部の学生さんに地図を見せてもらい、次に高天原へ行ってきたお姉さん、その時にすれ違ったというお兄さんに情報頂きました。さらにそのお兄さんの隣のテントのお姉さんも含めて談笑し、大量のやぶ蚊にさされつつ楽しい時間を過ごしました。
4日目は前日に情報収集した高天原温泉へ。雲ノ平山荘から北上して高天原峠へむかいます。チョット登ったところから見る山荘は笠ヶ岳・黒部五郎をバックにしてとても絵になります。ここから峠はまでは滝登りの人×3と女性×1と一緒にスタート。初めのデカイ岩のところでいきなり突き放されましたwみなさん健脚(´ω｀)
峠まではガッツリ下り、梯子も3つぐらいあったと思います。峠から温泉も下りです。川を2つくらい越えて最後は木道に。高天原山荘手前は湿地帯のようで絶景でした。山荘から20分程下り（普通の山道です）、念願の秘湯高天原温泉！硫黄系の匂いに白濁した湯、泉質は物凄く良いです。温度は比較的ぬるめです。青い空、清らかな風、心地いい清流の音、力強い木々の緑が映えます…絶好のロケーションでのんびり温泉なんてたまりませんね(´ー｀)ンハー
ここでアクシデント。一緒に湯に来た先程の女性の靴底がベローンと剥がれてしまっていました。高天原山荘で修復していましたが、山荘からすぐ近くでこうなってしまったことは不幸中の幸いだと思います。私の靴も若干クラックが入っているので、修復道具を常備しなければなりません。
さて緩みに緩んだ心と体に鞭を打って林道をワリモ北分岐まで歩きます。小指さんは温泉で回復するどころかふやけてしまって強度が下がって余計に痛い痛い(´ω｀)(´ω｀) 水晶池からはゼェゼェヒィヒィ言いながら我慢の歩き。ようやく視界が開ける…というところで無情の雨。雨雨雨(´ω｀)(´ω｀;)(/Д｀;)そして稜線では雷ゴロゴロ。この辺から変なテンションになり、奇声を発しながら分岐へ。分岐からは落雷の危険の少ない沢へ下り三俣へ向かいました。雨で靴＆靴下をヤラれ、あとは黙々と三俣山荘へ。黒部川源流の碑はありましたがそこに水はなかったです。本当の源流はどこなのでしょうかね…
三俣山荘で暖かい紅茶を飲んで冷えた身体を温めました。そこで出会った学生と談笑。この子は防寒着忘れたりペラペラ靴下で登山して穴開けたり、ネタ充実装備で面白かったです。こんな学生ウチの会社に入ってくれないかしらw ダベっている間に高天原で靴破損した女性到着！(・∀・)ヨカッタヨカッタとまた談笑wその後はまたキビシイ巻き道を通って双六小屋へ。雨がポツパツしてきたのであわててテントを設営して終了。雲ノ平で武器を貸したお姉さんと合流して鷲羽を見ながら乾杯☆(・ー・)夕焼け雲がキレイでした。そして笠ヶ岳が遠くに見えます。明日あそこまでいけるのか不安になりながら就寝。濡れた服が不快すぎてなかなか寝られませんでした。
5日目、最終日は3時出発！のはずが起きれず3:45に(´ω｀)さらに撤収時には輝いていた星がいつの間にか消えて、霧の中になってしまいました。弓折の分岐までえっちらおっちらショボイヘッデンの明かりを頼りに進みました。分岐点でこのガスが朝霧なのか、雨となるのか、足は大丈夫か、時間は大丈夫か…とgdgd悩んだ末、笠ヶ岳は諦めて鏡平へwwwヘタレですいません。
秩父沢？を過ぎたあたりからもうヨチヨチ下山でした。笠行っていたら笠新道で死んでました。非常に残念ではありますが、ベストの選択だったと思います(´ω｀)
その後は新平湯温泉のひらゆのもり？で温泉はいって帰りました。
帰りの車の中に蚊がいらっしゃって、足をガッツリ食われました(´・ω・`)高速道路でどう対応すればよかったのでしょうかww
今回の山行も多くの人と出会い、そして有意義な時間を共有させてもらいました。
皆様、本当にどうもありがとうございました。おかげさまで楽しい山行ができました！またどこかの山でお会いしましょー(・∀・)
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shimesaba さん
昨年タクシーあいのりさせていただいた変な子供のママです
今年、iruminさんの後を追い、念願の穂高登頂しました！！
岳沢ルートから奥穂高へ。。。
変な子供は歩きながら寝てしまう程疲労しましたが、
仮眠後、パワー全開で、アスレチックを突破するかのようにすいすいと吊尾根突破。。。ママ、チビ落ちないように必死。。
来年はまたiruminさんの後を追い（笑）裏銀座目指します！！
おお！
お久しぶりです（・∀・）
あらー！小２で奥穂！！
凄い過ぎです(ﾟдﾟ)
もうガッツリ追い越されてますよｗｗ
裏銀座はのんびりまったりするといいですよ〜！
登山家には物足らないかもしれませんがｗｗ
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