記録ID: 2735386
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
老平→笊ヶ岳→生木割山→伝付峠→田代発電所…新倉
2020年11月15日(日) [日帰り]


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 10:14
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 3,743m
- 下り
- 3,359m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:13
距離 29.5km
登り 3,751m
下り 3,376m
13:17
ゴール地点
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
老平→広河原までの間、岩場のそばのルートを歩くので染み出しによるスリップや落石に注意。 広河原の渡渉は、雨量が少なかったせいか、飛び石でも渡れる程度だった。自分は丸太の横たわった大木を馬乗りになって渡りました。 笊ヶ岳→伝付峠間は、リボンは少ないもののトレースがはっきりしているので迷うことはなかったです。 伝付峠→田代発電所間は、ピンクのリボンが沢沿いの右岸や左岸にあり、時々どちらを行ってよいか迷うほど多くありました。そのため間違えてルートを行ってしまい、「これは無理だろう」と思い引き返したら正規のルートであったことが何度かありました。また途中のガレ場はロープやはしごで整備されてはいましたが、スリップ・滑落注意が必要かと思いました。 |
写真
本日も長丁場の日帰りルートなので、ちょっと早めに出発しました。もう11月も中旬。朝晩がすっかり寒くなりました。吐く息が白かったです。老平の駐車場には自分含めて3台の車がとまっておりました。
今回のルートでいくつかの難関があるうちの一つ、広河原の渡渉にやってきました。沢音が大きく、「本当に渡れるのかなぁ?」なんて思ってましたが、ヤマレコ通り、沢の上流の方へ歩いていくと、「大きな丸太」が横たわっておりました。この最近降雨がなかったせいか、飛び石でも渡れる箇所がありましたが、自分は無難にこの写真の丸太を馬乗りになって渡れました。ちょっとしたアスレチック気分で楽しかったです。
出発してちょうど5時間でなんとか笊ヶ岳山頂に到着しました。途中で女性ソロの登山者に会いました。あのツェルトの持ち主かな?山頂で自分にご褒美。前回に笊ヶ岳に来たときと同じようにDoleのピーチミックスジュースを頂きました。うーん、疲れた体には果物がいいね!!
今日は長丁場。そんなに笊ヶ岳で長く休憩することは出来ず。すぐに出発です。それで椹島下降点に到着です。ここを降りたい気もするけど、今日の目的はそのさらに先の伝付峠へ行くことです。
伝付峠を出発すると、このような苔が木に垂れ下がった風景がたくさん見ることができました。この風景は自分がカナダに住んでいた地域、カナディアンロッキーでよく見かけた光景でした。どうやら空気のキレイな土地でないとこのような苔が育たないとか。それほど伝付峠周辺は空気がキレイなのですね。
特にこの箇所(下流から眺めてます)では、リボンマークに惑わされ、少しルートを見失いました。(というかリボンがあり過ぎ)。結局ちょっとだけ上流に戻ったら、簡単に渡渉できるポイントがあり、普通に通過できました。
それからは、このように電柱が連なって立っており、それに沿って歩いていくと、「え、これ本当に歩けるの?」なんて箇所があったものだから、戻ってみると、ピンクリボンが正解だったりしました。
本日の難所のクライマックス。ガレ場、ザレ場。ヤマレコで見ておりましたが、まぁまぁのザレ具合でした。この写真は上部から撮影したもの。ロープやはしごがあり、慎重に行けば問題なく通過可能。
リニア工事車両は、この日は日曜日とあってか一台も通行しておりませんでした。折り畳み自転車のブレーキ音を「キーキー」鳴り響かせながら下っていくと新倉湧き水の駐車場に到着です。前夜にどこかで見かけたことのあるような車を確認したところ、KF4148さんのでした。なんたる偶然!!。やっぱ山やは行くところは同じなのですね(^^
撮影機器:
感想
笊ヶ岳より以北のルートを歩きたくて、今回のルートを選定しました。もう11月中旬だったので長距離ルートは厳しいかな?とも思いましたが、なんとか行ってくることができました。土曜日、日曜日とも高気圧に覆われ両日とも絶好の登山日和。11月とは言えども、数名の登山者とすれ違いました。
今回のルートで、行きと帰りのそれぞれで渡渉ポイントがあることは承知しておりましたが、どちらも靴を脱いで渡ったりすることなく通過できました。これも秋のあまり雨が降らない季節のおかげでしょうか?
しかし、それ以上に難関だったのが下山の伝付峠→田代発電所の間ルートでした。リボンが右岸や左岸にあり、「どちらを行ったらいいの?」と思うような箇所がいくつかありました。恐らく古いルートの名残もあってのことなのでしょうが、自分にとっては少々迷い、大変な箇所でした。
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コメント
この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
田代入口 伝付峠 天井小屋山 生木割山 笊ヶ岳 布引山 桧横手山 老平
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
kananaskisさん、こんばんは!
笊が岳は老平からピストンか周回が一般的ですが伝付峠から新倉に下るとはさすがkananaskisさんですね。
天気が良くて笊からの展望はもちろんですが葉の落ちた林道からの景色もなかなか良いですよね。
沼平から笊の日帰りも凄いですが今回のルートもかなりハードですよね。
本当にお疲れ様でした。
コメントありがとうございます。KF4148さん。過去の記録を見ても、なかなかこのコースの日帰りしている方がいなかったので、少し不安でしたがなんとかやってこれました。それにしても伝付峠から新倉までの下山ルートはリボンが多すぎで困りました。このルートは登りでは利用したくないなぁ、、、なんて思っていたらKFさんが前日に利用していただなんて!!。すごいです。
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