笠ヶ岳 積雪期単独日帰り


- GPS
- 13:20
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 2,069m
- 下り
- 2,067m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬期の笠ヶ岳の登山ルートの内、一番登られているのは抜戸岳南尾根と広サコ尾根。
しかし日帰りしようとすると、南尾根は岩場が有りとても難しい。
広サコ尾根はルートが長くて、ラッセルがなく雪の状態が余程良くないと難しい。
そこで日帰りできそうなルートの候補を3箇所に絞込み検討した
1 穴毛谷本谷ルート 雪崩が多く危険
2 抜戸岳東尾根 記録が少なくルートがわからない
3 広サコ尾根東北支稜 主に下降ルートやエスケープに使われる
この中から今回は3番のルートで登ることに決めた。
それは、比較的ルートが短く安全に稜線へ抜けられるから。
しかし取り付きから急登で、雪の状態が悪いとかえって広サコ尾根より時間がかかる。
それでも、日帰りできる可能性が一番高いと思ったので、今回はこのルートにした。
新穂高無料駐車場を4:50に出発。
左俣林道より橋を渡り穴毛谷工事用林道終点の堰堤着。
本谷よりデブリが出ている。
気温が低く(-5℃)アイゼンをつける。
東北支陵から取り付く予定だったが、一の沢がクラストしていて雪崩の心配もなく登りやすそうなので、一の沢に入る。
そのまま稜線まで一の沢沿いに登る。
広サコ尾根に合流し、クリヤの頭の手前で左へトラバースして雷鳥岩の夏道の近くに出る。
雷鳥岩をトラバースして尾根に出、スノーシューをデポする。
雷鳥岩の次のピークをまたトラバース。
そこから尾根沿いに急斜面を慎重に登る。
クラストした雪の上に5cmくらい新雪が乗っていて、非常にアイゼンが効きにくく、慎重に進んだので思ったより時間がかかってしまった。
頂上へ着いたのが13:22
パンとお茶を飲み写真だけ撮ってすぐ降りはじめる。
降りは少し雪が緩んできていたので、登りより少しは楽に歩けた。
16:56広サコ尾根東北支陵の下降地点着。
雪が相当腐っていたので、尻セードで下降。
堰堤着が17:37
アイゼンを外し左俣林道を下山。
車着18:10
今日は13時間の行程でさすがに疲れた。
(スノーシューは不要でした。)
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