三峰〜白岩小屋泊〜長沢背稜〜東日原



- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,779m
- 下り
- 2,205m
コースタイム
【2日目】白岩小屋0540…0628長沢背稜分岐…0728桂谷ノ頭…0802長沢山…0852水松(あららぎ)山…1051酉谷山…(この後、タイム測り忘れ記録ナシ)…1550東日原
天候 | 【1日目】曇りのち雨 【2日目】快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三峰神社までバス所要1時間25分、900円です。Suica使えます。 東日原のバス停前は小さな商店があるようです。 奥多摩駅まで所要27分、450円、Suica使えます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白岩小屋は、避難小屋として使って大丈夫だそうです。 立て付けが悪く壁と屋根の間に隙間があり、窓ガラスも割れていて風が吹き込みます。 煙突があったところの穴から雨漏りします。 落ち葉と砂だらけでとっても汚いです。布団が置きっぱなしになってますが全部汚いです。とても使えません。 でも、うまく並べて手持ちの銀マット敷いて寝袋にもぐれば、十分暖かく寝られました。 いろんな意味で風情があります(笑)。 ちなみに、水場は小屋から5分ほど下ったところにあります。 若干足場が悪く、最後はトラロープで懸垂します。水袋はザックに入れて両手が使える状態で行った方がよさそうです。 整備された水場ではないので、念のため煮沸してから飲用しました。 長沢背稜は、踏み跡ハッキリ、道標もあるし道に迷いそうなところはありませんでした。 雨の後は岩や木の根がよく滑ります。 1箇所、崩落した場所がありましたが、足元がカッチリ固まっていたので歩きやすく特に危険は感じませんでした。 ところどころ土の柔らかいトラバースがあって、それがちょっと怖かったです。 酉谷山避難小屋の水場はチョロチョロ出ていました。 一杯水非難小屋の水場は見に行きませんでした。 |
写真
感想
いい加減そろそろまた単独がやりたいなーと思っていたんですが、
会の例会山行で長沢背稜が出ていたので、参加してしまいました。
地図に「よく踏まれているが人が少なく初心者は要注意」とあったので、
ビビって今まで行ってなかったのです。
結果的には、奥秩父主脈が歩けてたら問題なかったな、という感じでした。
長沢背稜は、奥秩父から奥多摩へと植生や地質が変化して行く様子を
見ながら歩けて、とても面白かったです。
前半は展望を楽しみながら、後半は新緑を楽しみながら、
小さなお花を見つけたり、いろんな鳥の鳴き声がして、飽きることがありません。
途中でヤマエンゴサクがたくさん咲いている平原を通りました。キレイでした。
イワカガミの淡いピンクの花も可愛かったです。
初めてキツツキが木をつつく音を聞きました!!
ホーホーと不思議な鳴き声をする鳥もいました。ツツドリというそうです。
白岩小屋ですが、使っていいのかどうか分からなかったのですが、
雨足が強くなったことと、雲取山頂避難小屋が満員で入れないかもしれない、
ということで使わせてもらいました。
下山後問い合わせたところ、避難小屋として使用可能だそうです。
仲間が水を汲みに行っている間、土ぼこりにまみれながら寝床を作りました。
黙って待っていたら、三峰からぞくぞくと人が上がってきて、
マジマジ見られてちょっと恥ずかしかったです(苦笑)。
外は雨だったし、中で休んでもらいました。
最後のお客さんは外国人の男女2人連れで、雲取山荘まで上がると言っていました。
16時くらいだったので、日暮れに間に合うよう気をつけてね、と言って見送ったのですが、
数十分したら戻ってきまして(笑)、結局彼らも泊まる事になりました。
小屋泊のつもりで来ているのに、ちゃんと寝袋、マット、食事も持ってるの!!
すごいなぁ、準備いいなぁ、でも決して荷物は大きくない…。
日が暮れる直前に水場へ案内したのですが、彼らは小さなポンプを持っていて、
中にフィルターが入っているから煮沸が要らないのだと言っていました。
「ガスを無駄に使わない為の作戦」なのだそうです。
アメリカのウルトラライトハイキングの流れでしょうかね。
ちなみに、エルブレスで1万円で売ってるそうです。
まさかの異文化コミュニケーションで、面白かったです。
まじめに英語勉強し直そうかと思いました(笑)。
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