仙丈ヶ岳


- GPS
- 08:51
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
08:55 北沢峠出発
09:29 二合目合流地点
10:18 大滝ノ頭(五合目)
11:40 小仙丈ヶ岳
13:09 仙丈ヶ岳 〜 13:20 出発
13:47 大仙丈ヶ岳
14:24 仙丈ヶ岳
14:48 仙丈小屋
7/13
06:47 仙丈小屋出発
07:42 馬ノ背ヒュッテ
08:16 藪沢小屋
08:37 大滝ノ頭(五合目)
09:17 二合目分岐
09:50 北沢峠
天候 | 7/12:晴れ 7/13:曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
7/13 北沢峠から戸台口までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
■仙丈小屋〜馬ノ背ヒュッテ〜大滝ノ頭間では雪渓が残っていました。 ■稜線上は晴れていても風が強くて体感温度は低かったです。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
7月の連休といえば山。膝痛だった昨年以外はここ数年毎年どっかに行っていたので、じゃあ今年は仙丈ヶ岳だ、ということで混雑を避けるために休みを取って一日早く戸台口へ。
シーズン前の平日なので朝8時が第一便、なので駐車場で少し寝られるかなと思っていたら7時前からみんなバス停に並び始めていました。このまま満席で積み残されるとスケジュール狂うなぁ、ということで仮眠は諦めてバス停で並ぶことに。その後無事にバスに乗れて定刻よりちょっと早めの8時40分くらいに北沢峠に到着しました。
支度を調えて9時前に出発。仙丈の登り口はバス停すぐのところと少し広河原方面へ下ったとところの二箇所ありますが、少し下った巻道の方から登っていきます。この日は空が澄み渡っていて、5合目を過ぎると目の前に甲斐駒、鋸岳の勇姿がクリアに見えてなんというかこの後罰が当たるんじゃないかというくらいに良い眺めでした。
で、ここまではいいペースだったのですが、森林限界を超えた六合目でふとそういやここいらにはあの仔(虫)がいるんじゃないか?と変なことを思いだしてしまったので、そこからは登山道を真っ直ぐ進まず手近にあるハイマツを片っ端から眺め始めてしまいました。なので、ここから先のコースタイムは"登頂そっちのけで辺りをうろつきながら登った場合のタイム"になります。でも結局お目当ての仔は見つからず、担いできたマクロレンズの重さだけが肩にのしかかります。
そんなことをしながら高度を上げていくと、廻りの山々がいよいよその姿を現し、北岳(こうやってみると結構なで肩だ)、間ノ岳、鳳凰、奥には富士山、南南アルプス(塩見とかの方面ね)ととにかくいちいち眺めがすばらしかったです。いつもは山梨側から南アルプスを見ているので、並び順が左右逆になっているのも新鮮でした。
そして仙丈ヶ岳。途中で変な方に時間を使ってしまったので予定よりも遅くなりましたが、久しぶりの3000m超え。いやぁ膝痛から復活できて良かった(でもこの日はサポートタイツ忘れたので膝そのままで登ってしまいましたが)。
ここで時間を見ると15時まで1時間半。地図には大仙丈ヶ岳の文字が。コセンジョウ、ナミセンジョウと来たのでやっぱりオオセンジョウも行かないと気分的にすっきりしないよなぁ、ということで片道45分の制限を付けて大仙丈ヶ岳まで往復開始。
ここまでの登山道は楽々でしたが、仙塩尾根方面は岩の合間を抜けたりとちょっとだけ(高度感的に)難しくなります。25分ほどで大仙丈ヶ岳到着。仙塩尾根とその向こうに連なる山々が綺麗でした。
そこから仙丈ヶ岳経由で仙丈小屋へ。いやーその日のうちに下山しなくていいって楽でいいですね。炊きたてのご飯が食べられるし、暖かい布団の上で6時間以上も寝られるし、なんか普段の生活よりもずっと…うぅ…、
で、翌朝。ご来光に行く気はあまりなかったのですが、廻りががさごそと動き始めるといややっぱり行っとこうかな、と心変わりして日の出前から山頂へ。雲は低く垂れ込めていましたが、山々のピークの辺りだけ拭ったように雲が切れていてこれなら、と期待します。で、そろそろ日の出の時間…ああーっガスが右から流れてきた…ということで真っ白に。諦めてとぼとぼと小屋に戻る途中、これまた急にガスがさーっと晴れて朝焼けの風景を見ることができました。
小屋に戻って朝食後に二度寝して、7時前に出発。帰りは馬ノ背ヒュッテ方面から降りていったのですが、今年は雨が少ないとかなんとかで雪渓が何箇所か残っていました。ストック持っていたので前の人の踏み跡をたどりながら渡りましたが、今回の一番の危険ポイントだった気がします。
で、この時間になると登ってくる人が増えてきました。いやそりゃ連休初日だけどなんでこんなに?というくらいで、道を譲って次が来る前に走り気味に降りて、また集団が通り過ぎるまで待って、という感じでした。二度寝しないでさっさと降りとけばよかった。
下山途中一時雨に降られたりしましたが、全体的に好天に恵まれていい山行でした。後は高山蝶とかと逢えていたら完璧だったけども、それはまたの機会ということで。
☆高所恐怖症ポイント
・稜線歩きは大体斜面なので自分はほとんど高度感を感じませんでした。
・仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳間は時々ひんやりします。
・馬ノ背ヒュッテ方面の雪渓は、滑るとそのままあそこから射出されるなーと変な想像が働きます。
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