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Yamareco

記録ID: 321265
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

伝付峠を越えて南アルプス南部へ(荒川・赤石) - 山と渓のパノラマ周訪@新倉

2013年07月11日(木) 〜 2013年07月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
128:00
距離
52.4km
登り
5,436m
下り
5,428m

コースタイム

[7/11:新倉〜二軒小屋]
時 刻 累 計  場 所
06:00 00:00 新倉ヘリポート 
06:55 00:55 田代発電所
08:25 02:25 旧道出合(休止25分)
09:30 03:30 保利沢小屋(休止10分)
10:35 04:35 アザミ沢・ヨモギ沢出合(休止10分)
12:45 06:45 伝付峠
12:55 06:55 展望台
14:15 08:15 二軒小屋

[7/12:二軒小屋〜荒川小屋]
時 刻 累 計  場 所
05:00 00:00 二軒小屋
09:15 04:15 マンノー沢頭(休止10分)
11:45 06:45 千枚岳(休止20分)
13:00 08:00 丸山
13:45 08:45 荒川東岳(休止10分)
15:00 10:00 中岳
15:15 10:15 前岳
16:20 11:20 荒川小屋

[7/13:荒川小屋〜赤石小屋]
時 刻 累 計  場 所
08:00 00:00 荒川小屋
08:50 00:50 大聖寺平
09:50 01:50 小赤石岳
10:15 02:15 赤石岳(休止10分)
10:35 02:35 荒川・赤石・椹島分岐
12:15 04:15 富士見平(休止10分)
12:45 04:45 赤石小屋

[7/14:赤石小屋〜二軒小屋]
時 刻 累 計  場 所
07:00 00:00 赤石小屋
08:35 01:35 樺段(休止10分)
10:00 03:00 椹島(休止45分)
11:45 04:45 林道脇ゲート(休止5分)
12:40 05:40 車屋沢橋(休止5分)
13:10 06:10 二軒小屋

[7/15:二軒小屋〜新倉]
時 刻 累 計  場 所
07:00 00:00 二軒小屋
08:40 01:40 伝付峠(休止10分)
09:40 02:40 アザミ沢・ヨモギ沢出合
10:15 03:15 保利沢小屋(休止10分)
10:50 03:50 旧道出合(休止10分)
12:00 05:00 田代発電所
12:30 05:30 新倉ヘリポート

総歩行距離:54.2km
累積標高差(登り):5,612m
累積標高差(下り):5,612m
天候 7/11:晴れ
7/12:晴れ
7/13:曇りのち雨・強風
7/14:曇りのち晴れ
7/15:晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆自家用車
伝付峠入口(田代入口)から林道広河原線

◆公共交通機関
身延駅〜奈良田温泉間の「早川町乗合バス」
※山交タウンコーチからの業務受継ぎです
http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/people/taffic.html
コース状況/
危険箇所等
【伝付峠の登山道状況】
伝付峠〜新倉へ下るルートについて
写真にてレポートしております

【要注意箇所】
・新倉〜伝付峠の登山道
・マンノー沢へのザレた急坂
・千枚岳〜丸山の痩せ尾根
・悪沢岳〜荒川中岳の痩せ尾根
[7/11]
新倉の糸魚川・静岡構造線
地質境界断層が見られます
2
[7/11]
新倉の糸魚川・静岡構造線
地質境界断層が見られます
林道脇のお地蔵さん
山旅の無事を祈ります
林道脇のお地蔵さん
山旅の無事を祈ります
田代発電所脇の林道を入ります
田代発電所脇の林道を入ります
平日は林業関係の方々が
毎日入られているそうです
平日は林業関係の方々が
毎日入られているそうです
旧道出合
2度の渡渉が必要です
旧道出合
2度の渡渉が必要です
左岸に沿って歩いていきます
1
左岸に沿って歩いていきます
ハングした岩を通過します
ハングした岩を通過します
二段の滝
渓谷美に癒されます
二段の滝
渓谷美に癒されます
保利沢小屋
前回はここで撤退しました
保利沢小屋
前回はここで撤退しました
取水堰跡
台風被害によりメチャメチャです
取水堰跡
台風被害によりメチャメチャです
アザミ沢・ヨモギ沢出合(標高:1,500m)
このあたりは特に被害が甚大で
破壊の限りを尽くしています

ルートは青ペンキに従います
アザミ沢・ヨモギ沢出合(標高:1,500m)
このあたりは特に被害が甚大で
破壊の限りを尽くしています

ルートは青ペンキに従います
草付きの登りから
本格的に標高を稼ぐようになります
伝付峠までの標高差は500mほど
草付きの登りから
本格的に標高を稼ぐようになります
伝付峠までの標高差は500mほど
水場(標高:1,930m)
水量は豊富です
1
水場(標高:1,930m)
水量は豊富です
水場の脇に好幕営地があります
1
水場の脇に好幕営地があります
伝付峠から富士山を遠望
1
伝付峠から富士山を遠望
伝付峠(標高:1,990m)
1
伝付峠(標高:1,990m)
稜線(林道)を歩きます
稜線(林道)を歩きます
伝付峠展望台
手前に千枚岳、丸山
奥に赤石岳、小赤石岳を望みます
3
伝付峠展望台
手前に千枚岳、丸山
奥に赤石岳、小赤石岳を望みます
稜線脇のトイレ
周辺に好幕営地が幾つかあります
稜線脇のトイレ
周辺に好幕営地が幾つかあります
オヒョウという樹木
なんと幹周は465cmもあります
ビックリしてオヒョウ!
1
オヒョウという樹木
なんと幹周は465cmもあります
ビックリしてオヒョウ!
二軒小屋ロッジ本館(標高:1,390m)
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二軒小屋ロッジ本館(標高:1,390m)
二軒小屋ロッジ新館
二軒小屋ロッジ新館
登山小屋
素泊まりはこちらです
登山小屋
素泊まりはこちらです
キャンプ場
マット要らずのフカフカ天然芝
キャンプ場
マット要らずのフカフカ天然芝
翌日は好天、翌々日は荒天の予報
長い行程となる翌日のため、
早めに床に就きました
翌日は好天、翌々日は荒天の予報
長い行程となる翌日のため、
早めに床に就きました
[7/12]
二軒小屋の大滝
上部の吊り橋を渡ります
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[7/12]
二軒小屋の大滝
上部の吊り橋を渡ります
登山道入り口
ボワンボワンと揺れる揺れる
登山道入り口
ボワンボワンと揺れる揺れる
いきなり急坂が始まります
尾根に取り付くまでは
足場が脆く崩れやすいです
いきなり急坂が始まります
尾根に取り付くまでは
足場が脆く崩れやすいです
二軒小屋を俯瞰します
わずか数分登っただけで
この高度差です
二軒小屋を俯瞰します
わずか数分登っただけで
この高度差です
マンノー沢ノ頭(標高:2,515m)

長く厳しい急坂が続きました
北方のみ眺望が利きます
塩見岳や蝙蝠岳を遠望出来ます
マンノー沢ノ頭(標高:2,515m)

長く厳しい急坂が続きました
北方のみ眺望が利きます
塩見岳や蝙蝠岳を遠望出来ます
千枚ガレ

僅かな距離ですが
このガレ場の縁を歩きます
転落すればアウトです
1
千枚ガレ

僅かな距離ですが
このガレ場の縁を歩きます
転落すればアウトです
長い急登を経て、
ようやく稜線歩きが始まります

荒川三山から赤石岳の稜線が見えます
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長い急登を経て、
ようやく稜線歩きが始まります

荒川三山から赤石岳の稜線が見えます
千枚岳(標高:2,880m)
丸山、悪沢岳と続きます
1
千枚岳(標高:2,880m)
丸山、悪沢岳と続きます
千枚岳より富士山を遠望
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千枚岳より富士山を遠望
丸山まではガレた痩せ尾根です
左側は切れ落ちています
転落に注意
丸山まではガレた痩せ尾根です
左側は切れ落ちています
転落に注意
丸山(標高:3,032m)
山頂は広く眺望も利きます
2
丸山(標高:3,032m)
山頂は広く眺望も利きます
悪沢岳へ続く稜線
悪沢岳へ続く稜線
様相が一変し岩場通過を伴います
様相が一変し岩場通過を伴います
荒川東岳(標高:3,141m)
一般に悪沢岳と呼ばれています

槍ヶ岳に次いで
国内第6位の高峰です
1
荒川東岳(標高:3,141m)
一般に悪沢岳と呼ばれています

槍ヶ岳に次いで
国内第6位の高峰です
中岳へ続く稜線
標高差と距離があります
鞍部までの下りはガレた痩せ尾根です
転落に注意
2
中岳へ続く稜線
標高差と距離があります
鞍部までの下りはガレた痩せ尾根です
転落に注意
悪沢岳と富士山の共演
西側斜面の荒々しさを呈します
1
悪沢岳と富士山の共演
西側斜面の荒々しさを呈します
中岳避難小屋
稜線上なので水はありません
中岳避難小屋
稜線上なので水はありません
荒川中岳(標高:3,083m)
1
荒川中岳(標高:3,083m)
前岳、赤石岳へ続く稜線
3000m峰の稜線漫歩です
1
前岳、赤石岳へ続く稜線
3000m峰の稜線漫歩です
分岐点
ザックをデポし前岳に向かいます
分岐点
ザックをデポし前岳に向かいます
荒川前岳(標高:3,068m)
中岳から目と鼻の先です
2
荒川前岳(標高:3,068m)
中岳から目と鼻の先です
荒川岳の大崩壊地
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荒川岳の大崩壊地
荒川小屋まで標高差450mの下りです
ザレの急坂はスリップに注意
荒川小屋まで標高差450mの下りです
ザレの急坂はスリップに注意
荒川中岳カール
荒川小屋が見えてきました
壮大な稜線が続いていきます
9
荒川小屋が見えてきました
壮大な稜線が続いていきます
お花畑の絨毯を見ながら下ります
お花畑の絨毯を見ながら下ります
雪渓トラバース
雪切り整備してありますので
特に問題ありません
雪渓トラバース
雪切り整備してありますので
特に問題ありません
荒川小屋(標高:2,610m)
翌日の営業開始に向けて
準備されている所でした

宿泊は私を入れて2人
1
荒川小屋(標高:2,610m)
翌日の営業開始に向けて
準備されている所でした

宿泊は私を入れて2人
冬期小屋をお借りしました
ピッカピカの新築です
冬期小屋をお借りしました
ピッカピカの新築です
中は広く、清潔に使われています
二階建て構造になっています
中は広く、清潔に使われています
二階建て構造になっています
[7/13]
荒天予報の1日
風が弱まるのを待っていましたが
タイムリミットのため出発しました

エスケープルートがないので
もう後には退けません
前に進むしかありません
[7/13]
荒天予報の1日
風が弱まるのを待っていましたが
タイムリミットのため出発しました

エスケープルートがないので
もう後には退けません
前に進むしかありません
急斜面雪渓のトラバース
慎重に通過します
急斜面雪渓のトラバース
慎重に通過します
大聖寺平
濃霧時は道迷いに注意
大聖寺平
濃霧時は道迷いに注意
大聖寺平を振り返る
長野県側からガスが上がってきます
強風でザックごと煽られて
何度も飛ばされそうになりました
大聖寺平を振り返る
長野県側からガスが上がってきます
強風でザックごと煽られて
何度も飛ばされそうになりました
単独行の方が上がってこられました
近くに人がいるだけで
不思議と安心感を持てました
単独行の方が上がってこられました
近くに人がいるだけで
不思議と安心感を持てました
小赤石岳の肩までザレたジグザグです
小赤石岳の肩までザレたジグザグです
強風の稜線歩きは生きた心地がしません
雨が降らなくて本当に幸運でした
強風の稜線歩きは生きた心地がしません
雨が降らなくて本当に幸運でした
小赤石岳(標高:3,081m)
欠けることなく白さを保っています
1
小赤石岳(標高:3,081m)
欠けることなく白さを保っています
緩やかな稜線歩きでは
空中散歩状態と思われました
緩やかな稜線歩きでは
空中散歩状態と思われました
分岐
ザックをデポし赤石岳へ向かいます
分岐
ザックをデポし赤石岳へ向かいます
赤石岳(標高:3,120m)

伝付峠を越えて3日目
ようやく辿り着く事が出来ました
1
赤石岳(標高:3,120m)

伝付峠を越えて3日目
ようやく辿り着く事が出来ました
赤いラジオリヤチャート岩盤
1
赤いラジオリヤチャート岩盤
大倉尾根へ取り付くまで
ザレを下ります

左側の尾根は
ラクダの背と呼ばれる冬期ルートです
大倉尾根へ取り付くまで
ザレを下ります

左側の尾根は
ラクダの背と呼ばれる冬期ルートです
砲台型休憩所

近くに湧水が流れていますので
休憩適地です
砲台型休憩所

近くに湧水が流れていますので
休憩適地です
高さ1mのスノーブリッジ
脇を通っていきます
高さ1mのスノーブリッジ
脇を通っていきます
富士見平まではトラバース道です
桟道が幾つもあります
富士見平まではトラバース道です
桟道が幾つもあります
右側は切れ落ちています
スリップに注意
右側は切れ落ちています
スリップに注意
富士見平(標高:2,701m)
晴れていれば360度の大展望です

早朝は富士の朝焼けが素晴らしいです
富士見平(標高:2,701m)
晴れていれば360度の大展望です

早朝は富士の朝焼けが素晴らしいです
当日はうっすらとしか
富士山を確認出来ませんでした
当日はうっすらとしか
富士山を確認出来ませんでした
赤石岳と小赤石岳は
雲でスッパリと隠れています
赤石岳と小赤石岳は
雲でスッパリと隠れています
赤石小屋が見えてきました
笊ヶ岳を遠望します
2
赤石小屋が見えてきました
笊ヶ岳を遠望します
赤石小屋(標高:2,550m)
椹島と赤石岳との中間地点となります
2
赤石小屋(標高:2,550m)
椹島と赤石岳との中間地点となります
赤石小屋の受付
管理人ご夫婦と若いスタッフの方々
とても元気で印象の良い山小屋です
1
赤石小屋の受付
管理人ご夫婦と若いスタッフの方々
とても元気で印象の良い山小屋です
気になる地酒がありました
でも瓶というのは、チョット…
気になる地酒がありました
でも瓶というのは、チョット…
テント場の案内標識
アイディア豊富な手作りです
3
テント場の案内標識
アイディア豊富な手作りです
テントサイトは廊下状になっています
合計15張の小さなキャンプ場です
混雑期は譲り合って幕営します
テントサイトは廊下状になっています
合計15張の小さなキャンプ場です
混雑期は譲り合って幕営します
本日は合計7張
3連休初日にして少ない理由は
千枚岳へ回る登山者が多かった為です
本日は合計7張
3連休初日にして少ない理由は
千枚岳へ回る登山者が多かった為です
[7/14]
早朝の展望台
赤石岳がよく見えます
[7/14]
早朝の展望台
赤石岳がよく見えます
左から
荒川中岳、悪沢岳、丸山、千枚岳
左から
荒川中岳、悪沢岳、丸山、千枚岳
左から
上河内岳、聖岳、中盛丸山
1
左から
上河内岳、聖岳、中盛丸山
ボッカ返しの急坂を下ります
ボッカ返しの急坂を下ります
厳しい急坂を下ります
厳しい急坂を下ります
急坂を終えて一息つきます
急坂を終えて一息つきます
4/5の案内標識
コースタイムの目安になります
4/5の案内標識
コースタイムの目安になります
ギャーギャーと鳴く野鳥がいました
3
ギャーギャーと鳴く野鳥がいました
3/5の案内標識
ハチ注意の警告
そっと歩いているうちに
襲ってこなければ良いのですが…
ハチ注意の警告
そっと歩いているうちに
襲ってこなければ良いのですが…
樺段でギンリョウソウの群生
樺段でギンリョウソウの群生
魔のヘアピンカーブ
右側の赤テープに従います
魔のヘアピンカーブ
右側の赤テープに従います
2/5の案内標識
1/5の案内標識
大きなミズナラです
(幹周401cm)
大きなミズナラです
(幹周401cm)
樹林帯をジグザグに下ります
樹林帯をジグザグに下ります
0/5の案内標識
登山口の鉄階段
馴染みのある方が多いのではと思います
登山口の鉄階段
馴染みのある方が多いのではと思います
椹島(標高:1,100m)
椹島レストハウス
昼食を摂る事が出来ます
1
椹島レストハウス
昼食を摂る事が出来ます
畑薙への送迎バス
皆さん登行を終え、帰路につかれました

赤石小屋で一緒になったご夫婦の方
お疲れ様でした
畑薙への送迎バス
皆さん登行を終え、帰路につかれました

赤石小屋で一緒になったご夫婦の方
お疲れ様でした
千枚岳登山口
東俣林道の林道歩きでは
アスファルトでない事が幸いしました

二軒小屋まで距離にして10kmほど
横尾から上高地まで帰るような感覚です
東俣林道の林道歩きでは
アスファルトでない事が幸いしました

二軒小屋まで距離にして10kmほど
横尾から上高地まで帰るような感覚です
渓谷美を楽しみながら
黙々と歩いていきます
1
渓谷美を楽しみながら
黙々と歩いていきます
許可車輌が計20台ほど通過していきました
許可車輌が計20台ほど通過していきました
林道脇の水場

「林道歩く人はたま〜に居るね」
赤石小屋主人の言葉を思い出します
林道脇の水場

「林道歩く人はたま〜に居るね」
赤石小屋主人の言葉を思い出します
中部電力の発電所
中部電力の発電所
MTBで颯爽と駆け抜ける方
MTBで颯爽と駆け抜ける方
林道脇のゲート
千枚小屋まで
荷揚げに使われるものでしょう
林道脇のゲート
千枚小屋まで
荷揚げに使われるものでしょう
清流の癒しを受けます
清流の癒しを受けます
燕沢出合
前方に見える尾根筋直下あたりが
おそらく二軒小屋でしょう
燕沢出合
前方に見える尾根筋直下あたりが
おそらく二軒小屋でしょう
まさかまさかの歩いておられる方々
歩く事は健康にも良い事です
まさかまさかの歩いておられる方々
歩く事は健康にも良い事です
車屋沢橋を通過します
車屋沢橋を通過します
最大級のミズナラ
(幹周422cm)
最大級のミズナラ
(幹周422cm)
生コン工場と事務所
私有地なので素通りしました
生コン工場と事務所
私有地なので素通りしました
伝付峠へ続く林道です
伝付峠へ続く林道です
アスファルトに入れば分岐を右側へ
アスファルトに入れば分岐を右側へ
ようやく二軒小屋に到着

ようやく二軒小屋に到着

前回と同じ場所に張ります
テーブルがあるので便利です
前回と同じ場所に張ります
テーブルがあるので便利です
雲間に星空が広がる静寂な夜でした
小鳥のさえずりで朝を迎えます
1
雲間に星空が広がる静寂な夜でした
小鳥のさえずりで朝を迎えます
[7/15]
二軒小屋から伝付峠まで
よく整備された登山道です
[7/15]
二軒小屋から伝付峠まで
よく整備された登山道です
朝の森林浴が心地良いです
朝の森林浴が心地良いです
オレオレガンバ!にしか見えなかった
1
オレオレガンバ!にしか見えなかった
塾ってそんな字?
是非とも入団したいです
1
塾ってそんな字?
是非とも入団したいです
登山道から千枚小屋を確認
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登山道から千枚小屋を確認
伝付峠へ戻ってきました
ここから気を引き締めないといけません
伝付峠へ戻ってきました
ここから気を引き締めないといけません
安易に立ち入らぬよう
このまま通行止勧告は続くでしょう
安易に立ち入らぬよう
このまま通行止勧告は続くでしょう
富士山が出迎えてくれました
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富士山が出迎えてくれました
※これより伝付峠登山道状況のレポートです

草付きのジグザグを下ります
出合まで500mの標高差です
※これより伝付峠登山道状況のレポートです

草付きのジグザグを下ります
出合まで500mの標高差です
倒木が道を塞ぎ、
折れた枝が地面に散乱しています
落ち葉も重なり滑りやすいです
倒木が道を塞ぎ、
折れた枝が地面に散乱しています
落ち葉も重なり滑りやすいです
アザミ沢・ヨモギ沢出合
青ペンキを辿ります
アザミ沢・ヨモギ沢出合
青ペンキを辿ります
崩落斜面をトラバースします
崩落斜面をトラバースします
ハングした岩壁を通過します
落石が非常に多い箇所です
ハングした岩壁を通過します
落石が非常に多い箇所です
飛び石伝いに渡渉します
水量は少なめでした
飛び石伝いに渡渉します
水量は少なめでした
保利沢小屋
周囲に好幕営地があります
保利沢小屋
周囲に好幕営地があります
61番−鉄製桟道
屈曲した部分が折れそうです
谷まで10mほどの高さがあります
通過の際は十分ご注意ください
61番−鉄製桟道
屈曲した部分が折れそうです
谷まで10mほどの高さがあります
通過の際は十分ご注意ください
57番−鉄製桟道
こちらは落石により脆弱化しています
必ず1人ずつ通過してください
57番−鉄製桟道
こちらは落石により脆弱化しています
必ず1人ずつ通過してください
旧道出合
渡渉ポイントは幾つかありますが、
自分自身で探します

廊下状のため水量が多く、
すぐ下は滝になっています
不安な方は強行せずに
登山靴を脱いで渡った方が確実です
旧道出合
渡渉ポイントは幾つかありますが、
自分自身で探します

廊下状のため水量が多く、
すぐ下は滝になっています
不安な方は強行せずに
登山靴を脱いで渡った方が確実です
鉈が落ちていました
おそらく林道関係者のものでしょうか
鉈が落ちていました
おそらく林道関係者のものでしょうか
渡渉を終えたら八丁峠の登下降です
山腹をトラバースします

これより先は両手両足を使いますので
ストックは片付けましょう
渡渉を終えたら八丁峠の登下降です
山腹をトラバースします

これより先は両手両足を使いますので
ストックは片付けましょう
ロープ伝いに崩落斜面をトラバースします
ロープ伝いに崩落斜面をトラバースします
足場は簡単に崩落します
手がかりのないトラバースは慎重に
足場は簡単に崩落します
手がかりのないトラバースは慎重に
痩せ尾根を登ります
足場は非常に脆く、
ロープに頼らないと登れません
痩せ尾根を登ります
足場は非常に脆く、
ロープに頼らないと登れません
トラバースを登りきると稜線に出ます
トラバースを登りきると稜線に出ます
稜線を尾根伝いに下ると
テープが張られた広場に出ます
トタンの小屋跡が目印です
稜線を尾根伝いに下ると
テープが張られた広場に出ます
トタンの小屋跡が目印です
トラバース気味に
ジグザグ下降します
トラバース気味に
ジグザグ下降します
足場の脆い急下降です
ロープを利用し下りて行きます
足場の脆い急下降です
ロープを利用し下りて行きます
再び足場の脆い急下降です
ここは長いロープを利用し
黄色ロープ付近に取り付きます
再び足場の脆い急下降です
ここは長いロープを利用し
黄色ロープ付近に取り付きます
手がかりのないトラバースを
ジグザグに下ります
以前より踏み固まった印象です
手がかりのないトラバースを
ジグザグに下ります
以前より踏み固まった印象です
新ルート起点から距離850mです
ここからの下りが最大の核心部です
新ルート起点から距離850mです
ここからの下りが最大の核心部です
黄色ロープの急下降
ここでは懸垂下降気味に下ります
注意深く足を置いてください
踏まれていない部分は簡単に崩落します
黄色ロープの急下降
ここでは懸垂下降気味に下ります
注意深く足を置いてください
踏まれていない部分は簡単に崩落します
崩落斜面をトラバースします
ここも通過しやすくなった印象です
崩落斜面をトラバースします
ここも通過しやすくなった印象です
ロープ伝いに
巨木を目指して下ります
ロープ伝いに
巨木を目指して下ります
750m地点
大岩を左に巻きます
750m地点
大岩を左に巻きます
黄色ロープのトラバース

ガレへ引き込まれると
進退窮まる可能性があります
(※)6月の下見でルートロスしました
黄色ロープのトラバース

ガレへ引き込まれると
進退窮まる可能性があります
(※)6月の下見でルートロスしました
ガレを左に見ながら
慎重に歩いていきます
ガレを左に見ながら
慎重に歩いていきます
鉄製のガード
ここは比較的安心して歩けます
鉄製のガード
ここは比較的安心して歩けます
ガレの脇をジグザグに下降します
ガレの脇をジグザグに下降します
痩せ尾根をロープ伝いに下降します
痩せ尾根をロープ伝いに下降します
痩せ尾根はロープ伝いの直登と
巻き道を利用するルートがあります
巻き道利用が安全です
痩せ尾根はロープ伝いの直登と
巻き道を利用するルートがあります
巻き道利用が安全です
崩壊した堰堤に出れば
八丁峠は終了です
崩壊した堰堤に出れば
八丁峠は終了です
堰堤を左に見ながら
樹林帯を歩いていきます
堰堤を左に見ながら
樹林帯を歩いていきます
左岸へ渡渉し林道へ入ります
左岸へ渡渉し林道へ入ります
陥没した林道を通過します
陥没した林道を通過します
田代発電所、内河内橋を通過し
林道を右折します
左折は2010年までのルート入口です
田代発電所、内河内橋を通過し
林道を右折します
左折は2010年までのルート入口です
長く高度差のある林道歩きです
長く高度差のある林道歩きです
前回同様ヘリポートに駐車しました

その奥では
鳥獣の生体観察をしておられました
前回同様ヘリポートに駐車しました

その奥では
鳥獣の生体観察をしておられました
コンニチワ!

驚いて飛び起きてしまいました
そんなところで寝てると危ないよ
1
コンニチワ!

驚いて飛び起きてしまいました
そんなところで寝てると危ないよ
入浴は光源の里温泉・ヘルシー美里へ

源泉は20℃の冷鉱泉です
加温してある浴槽と
ひんやりした源泉浴槽がありました
入浴は光源の里温泉・ヘルシー美里へ

源泉は20℃の冷鉱泉です
加温してある浴槽と
ひんやりした源泉浴槽がありました
帰りに原PAの名物食堂へ立ち寄ります
トラック運ちゃんご用達
帰りに原PAの名物食堂へ立ち寄ります
トラック運ちゃんご用達
メニューが豊富です
最寄りの諏訪湖SAより豊富(笑)
メニューが豊富です
最寄りの諏訪湖SAより豊富(笑)
山海丼
交通安全お守りがついてきます
ご飯おかわり無料です
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山海丼
交通安全お守りがついてきます
ご飯おかわり無料です
山の幸、海の幸のコラボレーション
海の日なのか山の日なのか
解らない一日でした
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山の幸、海の幸のコラボレーション
海の日なのか山の日なのか
解らない一日でした
チョウノスケソウ
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チョウノスケソウ
キリンソウ
クロユリ
チングルマの花
ツガザクラ
ニッコウキスゲ
ミヤマオダマキ
ミヤマキンバイ
ヤナギラン

感想

◆行動記録
今回の山旅は、伝付峠を越えて南アルプス南部を巡ります。
伝付峠を越えて二軒小屋で一泊し、
2日目はマンノー沢から千枚岳まで登り詰めます。
荒川三山の縦走では、3000mの稜線漫歩を楽しむ事が出来ます。
好天条件によって行動時間を延ばす事が出来ました。

荒川小屋では翌日の営業開始に向けて、
管理人さんが汗をかいておられました。
稜線では貴重な、水が豊富なオアシスです。
キンキンに冷えた湧水がジャバジャバと流れ出ていました。
日照りが続いても、まず枯れる事はないと言われています。
名物は手作りの荒川カレーです。

3日目の目的地は赤石小屋までと短めですが、強風の荒天。
稜線に出ると、楽しい稜線歩きではなく地獄の始まり…。
強風でザックごと煽られ、なかなか前に進む事が出来ません。
小赤石岳を足早に通過し分岐でザックデポします。
赤石岳山頂で晴れなかった事が悔やまれますが、
3日がかりで辿り着いた達成感はひとしおでした。
大倉尾根へ下る頃から、たくさんの登山者とすれ違うようになりました。
聖岳まで縦走される方が多かったです。

宿泊地は赤石小屋。
3連休初日なので混雑するかなぁと懸念しておりましたが、
山小屋泊10数名、テント7張りの少人数でした。
千枚岳方面に300人、始発バス8台、
畑薙駐車場は過去最大の駐車台数という事でした。
管理人夫婦と若いスタッフの方が多く、
元気いっぱいでアイディア豊富な楽しい山小屋です。
自前で天気図を作られているので、参考になりました。

4日目は椹島まで下りて、そこから二軒小屋まで10kmの林道歩き。
危険個所もなく行程も短いので、中休み歩行といったところです。
横尾から上高地まで帰るか〜という感覚でスタスタ歩きました。
3日ぶりに二軒小屋に帰ってくると、
スタッフの方が「おかえりなさ〜い!」と笑顔で出迎えてくれました。
以前コメントを頂いたヤマレコユーザーのご夫婦とお会いしました。
世間は狭いものですね。
南アルプス南部の山談義など、色々情報交換させて頂きました。
楽しいひとときを、ありがとうございました。

5日目は伝付峠まで登り、新倉方面へ抜けていきます。
最終日にまた核心部があるというのは、
精神衛生上あまり良くありませんね。
装備が軽くなっていましたが、注意深く歩く事にしました。
長い林道を下り(本当に疲れる林道です)、
ヘリポートに戻ると鳥獣の生体観測をしている方がおられました。


◆伝付峠登山道について
核心部である八丁峠の登下降は、
急峻な痩せ尾根の急坂と崩落したトラバースが多く、
おまけに地が固まっていないため、簡単に足場ごと崩落していきます。
登山道が開通しているといっても、
厳しいルートである事は間違いありません。

2013年6月に伝付峠登山道を下見しました
※保利沢小屋で撤退しています
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-314698.html

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コメント

伝付峠越え、お疲れさまでした。
伝付の詳しいレポをありがとうございます。
早速、お気に入りに登録させていただきました。

また、二軒小屋では、お騒がせしました。今後ともよろしくお願いいたします。
2013/7/17 21:45
お疲れ様でした
偶然な出逢いに驚きました。
世間は狭いものですね

少しの時間でしたが、山談義とても楽しかったです。
機会があればご一緒したいですね。
東俣の情報、ありがとうございます。
伝付に行かれる際は、お気をつけて
良い山旅を
2013/7/18 21:23
まいど
なかなか長くて、厳しいルートやね
それにしても東海フォレスト嫌いのヒトは
プラス2泊必要なんだねぇ
2013/7/29 18:39
プロフィール画像
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