記録ID: 322918
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沢登り
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳・大武川本流(あやうく摩利支天南稜周回)
2013年07月15日(月) 〜
2013年07月17日(水)


- GPS
- 52:22
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,656m
- 下り
- 1,459m
コースタイム
7/15(月)篠沢橋8:55-10:45赤薙沢出合手前入渓点10:55-16:00前栗沢出合後1640mビバークサイト(BS)
7/16(火) BS6:42-9:30摩利支天前沢出合9:45-(この間摩利支天南稜の登り返しなど)-12:25六町の滝巻き終わりー13:10右岸ガレ地点13:30-14:45仙水峠16:00-16:30仙水小屋
7/17(水) 仙水小屋6:10-6:35仙水峠-9:05甲斐駒ヶ岳9:30-11:30仙水小屋12:30-13:15北沢峠
7/16(火) BS6:42-9:30摩利支天前沢出合9:45-(この間摩利支天南稜の登り返しなど)-12:25六町の滝巻き終わりー13:10右岸ガレ地点13:30-14:45仙水峠16:00-16:30仙水小屋
7/17(水) 仙水小屋6:10-6:35仙水峠-9:05甲斐駒ヶ岳9:30-11:30仙水小屋12:30-13:15北沢峠
天候 | ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もともと古道があったという大武川本流〜仙水峠。大武川林道はよく整備されていますが、地形図とは異なる位置に道がつけかえられています。林道終点から階段を使って山道に入ります、崩壊箇所にロープありここを河原まで下降するのが恐怖です。最後左にもロープがあるのでそちらに移動し、河原におりて、また登り返し。入渓点にもロープあり。滝はツルツルスラブ滝が多く、巻きまくりの印象。六町の滝の巻きは摩利支天前沢を利用しますが、ルート確認を怠りなく(汗)、さわねの記録を参照。 仙水峠へは記録にあるとおりガレを使うのがよさそうですが、ガレの後は踏み跡見つけられず、適当に方角を決めて倒木の薄いところを選んで行きました。 フェルトソールで遡行しました、ヌメリ箇所もあるのでフェルトのほうがよさそう。アクアステルスソールなら登れる滝がでてくるかも知れませんが・・。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
道の崩落箇所手前で、河原に向かって少し降りると崖にロープがぶら下がっています。画面右上は陽の当たる河原です。懸垂下降でもよいくらい急です。最後ロープが足りなくて、ゲッツこんなところを駆け下りるのかよと思うんですが、よく見ると今度は左側から別のロープが下がっていました。
摩利支天南稜に出たものの大武川本流が遥か下。GPSは電波が捕捉できずとんでもないところを指している。登りすぎたかと勘違い、尾根を下ってしまい河原に下降する途中で、コンパスを確認すると、南西に向かっていなければいけないはずが、げげっ東に向かっている。とここではじめて高巻き開始点に自分が向かっていることに気付く。ここはめげずに急な薮を登り返しさらに摩利支天南稜を登り返し、1975mコルを確認してホッ。コルからはすぐでした。ここもサイト適地ありです。
さわねの記録にあるガレ、ここから左手に入り仙水峠を目指します。樹林帯を登らずガレを落石に注意して登るほうがよさそうです。最後は右手にトラバースして木の生えているところに逃げます。仙水峠はまだまだ先です。
仙水峠着。ここでスマホの電源を入れて、天気予報をチェック。ヤマテン予報のメールが届く16時まで待ちます。明日は昼前までは天気がよさそう。気象協会の予報だと夜間も晴れですが、GPV予報を確認すると夜中から朝9時ころまで雨圏内になりそう。ヤマテン予報も0時〜6時は雨。
感想
連休前半はたまった書類を仕上げるのに全力投球。天候を考え今回の沢登りは南アルプスへ。皆さん考えることは同じようで、最近の沢の記録は南アが多いですね。でも行き先は様々。私は甲斐駒ケ岳南面の釜無川水系大武川(おおむかわ)へ行ってきました。さわねの詳細な記録が参考になります。ヤマレコではtoshi-17さんの記録があります。
ほとんど寝ないで準備して、中央線松本行き始発に乗る。途中、甲府の停車時間でタクシーの予約をいれ、日野春から篠沢橋へ。駅待ちタクシーの台数が少ないので予約しておいたほうがベター。ゲートから林道歩き、登山の時間割としては遅い出発だ。道が崩壊箇所に来て、ビックリ、こんなところ降りるのかあ。固定ロープを伝って降りたのだが、皆さん懸垂下降しているのがわかります。アップダウンが激しい道をたどり入渓。大武川本流の詳細は写真の説明に書いたとおりですが、滝はつるつるのスラブ滝で登れず、巻きまくりだったような・・・。しかし甲斐駒、鳳凰三山系の花崗岩のスラブ、白砂の川床に碧い水が綺麗でした。巻きの踏み跡も比較的しっかりしています。途中六町の滝の巻きではとんだ勘違い。摩利支天前沢登って、摩利支天南陵下って、あらうく元の出合に戻ってくるところでした。やはり沢登りではGPSは当てにならないので高度計とコンパスが大事ですね。甲斐駒は学生時代、11月に吹雪の中を登って以来。天候に恵まれてよかったです。
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