剱岳



- GPS
- 48:25
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,980m
- 下り
- 1,965m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 4:12
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 7:11
天候 | 晴れ→曇→嵐 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳は危険ですよ |
その他周辺情報 | 湯めごこち 880円 吉峰ゆ〜ランド 620円 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
室堂から入山し、剱沢でテント泊、剱岳に登ってきた。計画では8/11剱沢まで、翌12日剱岳に登頂、剱沢でもう1泊、翌13日立山三山を回り、雷鳥沢で1泊という、3泊4日の計画だったのだが。。。
8/11
室堂ターミナルから剱沢キャンプ場まで。この日が1番良い天気。みくりが池やら雷鳥沢やら、見学しながら一旦標高を落とし、剱御前小舎まで一気に登る。剱御前小舎からは立山三山をはじめ、室堂側を一望でき、反対側には剱岳が聳える。剱沢キャンプ場へは再び高度を落とす。剱沢キャンプ場からは更に大きく剱岳が聳えていた。
8/12
朝4時出発。すでに山頂直下にヘッドライトの光が。早いなー。一服剱前に鎖が出てくるが、特に難しくはない。前剱への登りから本格的な岩場。アチコチに踏み跡があり、どれがルートなのか、迷う場面もあった。前剱に登ると、やっと本峰が見える。道は更に険しくなり、遂にカニのたてばい。垂直の壁に足場となる釘と鎖。なかなかの高度感。そしてここで雨が降り始める。最悪のタイミングだ。慎重に登りきり、もう1つ鎖場をこなすと、やっと山頂。思ったよりずっと遠かった。
山頂には数人いたが、休んでいる間にほぼいなくなった。コロナ以前は鎖場の渋滞などが頻発していたようだが、最近はそうでもない、と途中で立ち話をした方に聞いた。
本日の核心はなんと言ってもカニのよこばい。最初は少し下り、本番は岩場のトラバース。赤ペンキが塗られたステップがあるので、そこを1歩目とし、次に岩の割れ目につま先を突っ込んで渡る。鎖はしっかり持ちましょう。1歩目は右足から下ろすと後が楽。
そして、その直後の垂直の梯子。ハッキリ言って、この梯子がたてばいよりもよこばいよりも、お股が1番キュンキュンした。
核心部を過ぎても、まだまだ岩場は続くので、気を抜かずに下っていく。登りと下りのルートが違う箇所が何ヶ所かあるので、たまにあれ?あれ?となる。慎重にルートを探しながら下った。
剱沢でもう1泊して翌日は立山三山を回る予定だったが、夕方から激しい雨となり、朝方まで続いた。
8/13
夜中2時、暴風でテントを揺らされ目覚めた。尾根の上でゴーッと風が鳴ったかと思うと、1秒もしないうちに暴風が吹き降りてきて、テントが飛ばされるんじゃないか、というほどしなる。とても寝てられないので、撤収準備を始めた。結局、天候はどんどん悪化していくようなので、残念だが立山三山は諦めて撤退。その代わり室堂周辺を散策した。
幸い、最大の目的である剱岳登頂は果たせた。日程が前後どちらにズレてもアウトだったことを思うと、立山三山を回れなかったのは残念だが、楽しみが先に延びたくらいに思える。次回は雷鳥沢をベースに、立山三山を回ろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する