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記録ID: 344149
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ハイキング
奥秩父

牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳〜大峠〜雁ヶ腹摺山〜姥子山〜金山峠〜金山鉱泉〜大月

2013年09月14日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.6km
登り
995m
下り
2,240m

コースタイム

7:20牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口 - 8:00見晴らし台(大岩) - 8:15牛奥ノ雁ヶ腹摺山 - 9:15黒岳 - 10:10大峠 - 11:00〜11:25雁ヶ腹摺山 - 11:50分岐 - 11:55林道出合 - 12:10姥子山西峰 - 12:15〜12:20東峰 - 12:35林道出合 - 12:40登り屋根降下点 - 13:15林道出合 - 13:20百間干場 - 13:30金山峠 - 14:40〜15:20山口館 - 16:50大月
天候 曇→ガス
下山後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路:
甲斐大和6:45 → 7:15牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口(栄和交通タクシー)
6,200円

大菩薩湖BSの先を右折して日川林道に入り、小さな砂防ダムを越えた後のカーブミラーの前に牛奥ノ雁ヶ腹摺山の登山口あり
コース状況/
危険箇所等
○登山ポスト
牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口にはない。
金山峠側の登山口にあり。

○トイレ
行程上にない。
(山口館などの民宿を頼る他なし。)

○道の状況
・牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山
破線ルートになっていますが、実線とほとんど変わりません。踏み跡もしっかりして、歩きやすく、道標が多く設置され、道迷いの危険性がありません。

・牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜黒岳
よく歩かれており、危険箇所がほとんどありません。

・黒岳〜大峠
時折、急な斜面があるが、危険箇所はほとんど無し。

・大峠〜雁ヶ腹摺山
危険箇所なし。
一箇所だけ、道標の無い分岐点があった。(写真撮り忘れ。)
左を進んだところ、道標が現れ、先に進んだが、右への道との合流点が見られず、右に進むとどこに通ずるのか不明。

・雁ヶ腹摺山〜林道出合
危険箇所なし。道迷いの危険もなし。
ただ、濡れた露岩に乗ると滑るので注意。

・林道出合〜姥子山
片側が落ちた狭い道。露岩が多く、濡れていると滑りやすいので注意。

・林道〜金山峠
危険箇所なし。道迷いの危険もなし。

・金山峠〜金山鉱泉
【このコースはお奨めできません】
沢までの勾配が急で道幅が狭く、滑りやすい。
沢に下りると、踏み跡が不明確な箇所がいくつかあり、道迷いに注意。
(私、一度ロストしました。)
崩壊箇所も多く、また道も崩壊しやすく、滑落の危険もあります。
この沢全体が「崩壊土砂流出危険地区」とのこと。

・金山鉱泉〜大月
車道歩き。車の通行が少ないがブラインドが多いので、事故にあわないように注意。

○金山鉱泉
民宿の山口館でお風呂に入れて貰いました。
500円
日川林道にある牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口
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日川林道にある牛奥ノ雁ヶ腹摺山登山口
正面にカーブミラー
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正面にカーブミラー
牛奥ノ雁ヶ腹摺り山まで笹薮の多い道ですが、時折こんな落ち着いた林も見られます
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牛奥ノ雁ヶ腹摺り山まで笹薮の多い道ですが、時折こんな落ち着いた林も見られます
道標も多く、破線ルートとは思えません
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道標も多く、破線ルートとは思えません
やがて見晴らし台(勝手に命名)に到着
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やがて見晴らし台(勝手に命名)に到着
前回は、南アルプスが見られましたが、今回は、雲が低く垂れこめて眺めが良くありません
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前回は、南アルプスが見られましたが、今回は、雲が低く垂れこめて眺めが良くありません
富士山も見えず
牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂に到着
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牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂に到着
黒岳を経由して
この雁ヶ腹摺山へ向かいます
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この雁ヶ腹摺山へ向かいます
黄色い花
花は、本当に少なくなりました
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花は、本当に少なくなりました
なんの花でしょう・・・
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なんの花でしょう・・・
赤いのは、これから実になるのかな
・・・花の時期は終わりに近づいています
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赤いのは、これから実になるのかな
・・・花の時期は終わりに近づいています
黒岳山頂
樹林帯の中で眺めなし
(樹林がなくても、今日はダメ)
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黒岳山頂
樹林帯の中で眺めなし
(樹林がなくても、今日はダメ)
来た道を少し北に戻って分岐から
来た道を少し北に戻って分岐から
大峠へ下ります
大峠
右の階段を上って雁ヶ腹摺山へ
大峠
右の階段を上って雁ヶ腹摺山へ
途中に立派な湧水の標石がありましたが、
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途中に立派な湧水の標石がありましたが、
枯れていました
苔が至る所でモサモサています
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苔が至る所でモサモサています
天候は、悪くなる一方・・・ガスガスです
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天候は、悪くなる一方・・・ガスガスです
大きな岩があり
雁ヶ腹摺山に到着
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雁ヶ腹摺山に到着
旧五百円札の眺めなし
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旧五百円札の眺めなし
姥子山へ
終わりかけの花ですが、蝶が忙しく働いています
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終わりかけの花ですが、蝶が忙しく働いています
鹿と遭遇

目が合って、思わずにらめっこ
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鹿と遭遇

目が合って、思わずにらめっこ
分岐を姥子山へ
林道と出合いました
左から来て、右の姥子山へ
林道と出合いました
左から来て、右の姥子山へ
姥子山への道は、露岩が点々としています。
濡れていると滑りやすい
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姥子山への道は、露岩が点々としています。
濡れていると滑りやすい
私はここで足を滑らせて、右側に落ちそうになりました
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私はここで足を滑らせて、右側に落ちそうになりました
姥子山西峰
眺めなし
東峰にある祠
眺めなし
林道に戻りました
林道に戻りました
登山道に戻って金山峠を目指します
登山道に戻って金山峠を目指します
また、林道に出合い、林道に沿って下ると
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また、林道に出合い、林道に沿って下ると
百間干場
カンバンだけで、場所の意味不明
百間干場
カンバンだけで、場所の意味不明
また登山道に入って金山峠へ
また登山道に入って金山峠へ
金山峠に着きました
最短と思われる、沢伝いのコースで金山鉱泉に下ることにしましたが、道標に気になる書き込み
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金山峠に着きました
最短と思われる、沢伝いのコースで金山鉱泉に下ることにしましたが、道標に気になる書き込み
はじめは普通の道でしたが
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はじめは普通の道でしたが
やがて踏み跡が不明瞭になります
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やがて踏み跡が不明瞭になります
沢伝いの下りは、
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沢伝いの下りは、
濡れた滑りやすい岩の下りがあったりして、歩き難い
濡れた滑りやすい岩の下りがあったりして、歩き難い
踏み跡も非常に薄い
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踏み跡も非常に薄い
うっかり、道をロストして
うっかり、道をロストして
砂防ダムまで下ってしまい、引き返す
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砂防ダムまで下ってしまい、引き返す
戻ってみると
明瞭な道がありました
こんな道を見落とすなんて・・・
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明瞭な道がありました
こんな道を見落とすなんて・・・
進むと道標もあります
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進むと道標もあります
道は依然と荒れており、所々で崩壊しています
道は依然と荒れており、所々で崩壊しています
これは自分で踏み抜きました
ちょっと焦った
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これは自分で踏み抜きました
ちょっと焦った
林道に出ても崩壊箇所
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林道に出ても崩壊箇所
ここも崩壊箇所
漸く、金山鉱泉側の登山口に辿り着きました
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漸く、金山鉱泉側の登山口に辿り着きました
沢全体が土砂流出危険地区なんですね
ヤレヤレです
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沢全体が土砂流出危険地区なんですね
ヤレヤレです
金山鉱泉に着いて
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金山鉱泉に着いて
イマサラですが晴れました
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イマサラですが晴れました

感想

最近、諸事情でガッツリとした山歩きができておらず、ストレスが溜り気味のところに台風の来襲。日曜、月曜が期待できないとなれば、多少天候が悪くても土曜日に出かけるしかない。ということで、今回は、白峰三山で痛めた右膝の回復を測ることも目的として、下りをメインとした山行に出かけました。

天候は、曇りと霧でしたが、5組のパーティーにお会いしただけの静かな山行ができました。

金山峠までは不安の少ないコースで、緩々のまま終了するかと思われましたが、金山峠〜金山鉱泉の沢沿いの下りは、ちょっと緊張するコースでした。
この区間は、崩壊した箇所がいくつか残っており、整備も行き届いておらず、酷く荒れていました。
斜面に設けられた細い道も崩壊し易く、片足を踏み抜いて落ちそうになったこともありました。

また、人通りも少ないためか、踏み跡も明確でありません。
道標もリボンも極端に少なくなります。
沢の傍を歩いていた時、ちょっと見過ごしたため、道を外れてしまいました。
外れた道を歩いて行くと、砂防ダムが現れました。
ダムの脇に(恐らく同様に迷われた方の)踏み跡があったため、越えて進みましたが、次に越えることができない砂防ダムに突き当たり、引き返すことに。
明確に道と判別できる渡河点(橋)に戻ったところ、見過ごしていた道を見つけることができました。

やがて、登山道が林道になりましたが、この林道も数箇所が崩壊していました。
崩壊防止工事が役に立っていない箇所を見ると、工事を施された林道でも歩くのが不安になります。

緊張しながら、金山鉱泉に到着・・・ほっとしました。
民宿山口館に辿り着いた時点では、もう終了モードに入ってタクシーを呼んで貰うつもりでいたのですが、風呂に入って、サイダーを飲みながら女将さんとお話をする内、大月駅まで歩く気力が蘇りました。
風呂にこれ程の気分転換力があるとは・・・
山口館からは、湯上りの散歩気分で青空の下を歩き、大月駅でガラガラの快速に乗って帰途に着きました。

右膝ですが、山行中は痛みがなかったのですが、電車で寝ていたら、痛みが出ました。
もう少し養生とリハビリが必要かも。

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コメント

ご無事でなにより
tackerqさん、こんにちは。

アルプスや八ヶ岳よりこういうところのほうが危険だなあ
と思うところってありますよね。
100mでも10mでも滑落したらダメージはそんな変わらないし、
メジャーじゃなければ人も通らない。

とわかっていても行っちゃうんですが。
後半は拝見していて緊張しました。
写真撮る冷静さがたのもしい

膝お大事にされて下さい。
グルコサミンやコンドロイチンのサプリ漬けのmmgでし
たあ
2013/9/16 10:48
どうもありがとうございます。
冷静なんて、とてもとても・・・ただ写真を撮ると落ち着く場合があります。

今回は何よりも調査不足のまま金山峠から金山沢に下りたことが不味かったと思います
昭文社の地図(2011年版)の「通れるようになった」だけを信じました。(確かに通れますけどね

山は高い低いにかかわらず、危険な箇所が潜んでいます。
仰る通り、人通りが少ないと危険度が上がりますね・・・と言いながら、私もわざわざ人通りの少ないトコ選んじゃうんですが

膝痛の件、アドバイスありがとうございます。
我がチームも年齢を合わせると103。
二人とも膝痛持ちになりました。
なるべく長く使えるようにケアしたいと思います。
2013/9/16 12:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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