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Yamareco

記録ID: 446627
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽御嶽山(王滝口・九合目避難小屋泊)

2014年05月11日(日) 〜 2014年05月12日(月)
 - 拍手
GPS
11:03
距離
12.4km
登り
1,470m
下り
1,441m

コースタイム

5/11(日曜日)
1100 おんたけ2240駐車場出発
1230 ゴンドラ山頂駅
(なぜか三笠山方面に分け入り30分ロス)
1305 田ノ原
1635 九合目石室避難小屋到着
(小屋内雪かき・荷物デポ)
1705 九合目石室避難小屋出発
1730 王滝頂上
1815 剣ヶ峰頂上到着
1850 剣ヶ峰頂上出発
1900 王滝頂上
1915 九合目石室避難小屋到着

5/12(月曜日)
0535 九合目石室避難小屋出発
0700 遥拝所
0730 田ノ原
0845 おんたけ2240駐車場到着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
おんたけ2240スキー場駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
全体的には特に危険と感じる箇所はありませんでした。

おんたけ2240スキー場のクワッドリフトのりばから上はだいたい雪でした。森林限界を超えた先の夏道は、尾根を中心にところどころ地面が露出しています。雪の状態は、午前中早めから日没ごろまでは腐った雪なので、アイゼン無しでも何とかなりますが、日没後から午前中早めまでは、特に森林限界より上はクラストになってアイゼンが必要な状況が出現します。
というわけで午前7時に横浜を出発です。なぜか前回の丹沢よりも1時間遅いんですが、どういうことでしょうか。
2014年05月11日 07:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 7:03
というわけで午前7時に横浜を出発です。なぜか前回の丹沢よりも1時間遅いんですが、どういうことでしょうか。
行きの中央道からは南アルプスが綺麗に見えています。南アルプスというだけで、個別の山の名前はさっぱりです。
2014年05月11日 08:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 8:36
行きの中央道からは南アルプスが綺麗に見えています。南アルプスというだけで、個別の山の名前はさっぱりです。
甲府盆地の先からは八ヶ岳も綺麗に見えました。一番左が編笠山で、一番高いのが赤岳ということだけわかります。
2014年05月11日 08:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 8:58
甲府盆地の先からは八ヶ岳も綺麗に見えました。一番左が編笠山で、一番高いのが赤岳ということだけわかります。
諏訪から伊那路を下って行くと、今度は右手に木曽駒ヶ岳が見えてまいりました。しかしほんとにいい天気だなあ。
2014年05月11日 09:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 9:31
諏訪から伊那路を下って行くと、今度は右手に木曽駒ヶ岳が見えてまいりました。しかしほんとにいい天気だなあ。
伊那インターチェンジで中央道を下り、そこからはひたすら一般道。おんたけ2240までの最後の道は大好物ですよw
伊那インターチェンジで中央道を下り、そこからはひたすら一般道。おんたけ2240までの最後の道は大好物ですよw
前の日2時まで仕事して6時に起きて325km走ってそんでもって山に登ろうとか、自分は一体どうしてしまったのだ?
2014年05月11日 10:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 10:49
前の日2時まで仕事して6時に起きて325km走ってそんでもって山に登ろうとか、自分は一体どうしてしまったのだ?
スキー場の駐車場ではかわいい雪上車の隣にパーキング。さて、いよいよ人生初の3000m級の山に登ってまいります。
2014年05月11日 11:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 11:02
スキー場の駐車場ではかわいい雪上車の隣にパーキング。さて、いよいよ人生初の3000m級の山に登ってまいります。
スタート地点となるゴンドラ駅の空を見上げると真っ青な空にながーいひこうき雲が。おいおい、天気大丈夫かw
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:56
スタート地点となるゴンドラ駅の空を見上げると真っ青な空にながーいひこうき雲が。おいおい、天気大丈夫かw
GWまで営業していたというスキー場も、下のゲレンデはこんな感じ。つか、田ノ原までの道通れそうじゃね?
2014年05月11日 11:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 11:10
GWまで営業していたというスキー場も、下のゲレンデはこんな感じ。つか、田ノ原までの道通れそうじゃね?
根性なしに役立つVAAM顆粒タイプを飲むの忘れてたと思って口にしたところ猛烈にむせる。「水に溶かすパウダータイプ」と間違えた模様。
2014年05月11日 11:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 11:13
根性なしに役立つVAAM顆粒タイプを飲むの忘れてたと思って口にしたところ猛烈にむせる。「水に溶かすパウダータイプ」と間違えた模様。
ゲレンデを登っていくと、玄武岩があちこちに出てたりします。ああ、これから登るのは火山なんだなあと思うヒトコマ。
2014年05月11日 11:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 11:45
ゲレンデを登っていくと、玄武岩があちこちに出てたりします。ああ、これから登るのは火山なんだなあと思うヒトコマ。
スキー場も途中からは雪が残ってます。グサグサに腐った雪なので、歩くのは結構大変。つか、もう結構ヘトヘト。
2014年05月11日 11:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 11:52
スキー場も途中からは雪が残ってます。グサグサに腐った雪なので、歩くのは結構大変。つか、もう結構ヘトヘト。
ようやくゴンドラ山頂駅まで来ると、ジュニアの女の子がポールの練習をしてました。自分の中学生時代を思い出すぜ。
2014年05月11日 12:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 12:39
ようやくゴンドラ山頂駅まで来ると、ジュニアの女の子がポールの練習をしてました。自分の中学生時代を思い出すぜ。
山頂駅から田ノ原まではほんのちょっとのはずなのになぜか三笠山の樹林帯に迷いこむの図。ツボ足になること数知れず。
2014年05月11日 12:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 12:48
山頂駅から田ノ原まではほんのちょっとのはずなのになぜか三笠山の樹林帯に迷いこむの図。ツボ足になること数知れず。
30分もウロウロして、ようやく田ノ原(の駐車場の藪の上)に出る。これまでてっぺんの方しか見えなかった御嶽山がいきなりドーンとでてきてビビる。
2014年05月11日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 13:00
30分もウロウロして、ようやく田ノ原(の駐車場の藪の上)に出る。これまでてっぺんの方しか見えなかった御嶽山がいきなりドーンとでてきてビビる。
「マジかよ、今からあんなの登るのかよ」とオロオロしながら、登山道の入口がありそうな方へ。すでに時間は13時です。
2014年05月11日 13:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 13:05
「マジかよ、今からあんなの登るのかよ」とオロオロしながら、登山道の入口がありそうな方へ。すでに時間は13時です。
ようやく登山道の入口を発見。霊山だけあって、いきなり立派な鳥居をくぐるところからスタート。ちゃんと帽子は脱ぎましょう。
2014年05月11日 13:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 13:07
ようやく登山道の入口を発見。霊山だけあって、いきなり立派な鳥居をくぐるところからスタート。ちゃんと帽子は脱ぎましょう。
ちょっと行くと右手になぜか五円玉が。どこからが通貨偽造罪に当たるのだろうかなどと下らないことを考える。
2014年05月11日 13:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 13:11
ちょっと行くと右手になぜか五円玉が。どこからが通貨偽造罪に当たるのだろうかなどと下らないことを考える。
スキー場の駐車場からはすでに500m以上登っているので、田ノ原から遥拝所までの平坦ルートも全然嬉しくありません。
2014年05月11日 13:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 13:13
スキー場の駐車場からはすでに500m以上登っているので、田ノ原から遥拝所までの平坦ルートも全然嬉しくありません。
いいかげんくたびれたので、もう少しで森林限界というところでしばし休憩。振り向くと本当に景色がいいねえ。
2014年05月11日 14:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 14:13
いいかげんくたびれたので、もう少しで森林限界というところでしばし休憩。振り向くと本当に景色がいいねえ。
空も吸い込まれそうに真っ青。iPhone 5Sのカメラも捨てたもんじゃないって感じの色の出方です。ナイスチューニング。
2014年05月11日 14:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 14:16
空も吸い込まれそうに真っ青。iPhone 5Sのカメラも捨てたもんじゃないって感じの色の出方です。ナイスチューニング。
さて、ここからはアイゼンを装着。アイゼンを面倒くさがる人が多いらしいのですが、自分はアイゼン大好きっ子です。
2014年05月12日 20:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 20:38
さて、ここからはアイゼンを装着。アイゼンを面倒くさがる人が多いらしいのですが、自分はアイゼン大好きっ子です。
登山道南側のバーンにはバックカントリーのシュプールがいっぱい。いいなー。うらやましいなー。ホントに。
2014年05月11日 15:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:02
登山道南側のバーンにはバックカントリーのシュプールがいっぱい。いいなー。うらやましいなー。ホントに。
約2500m地点から。こうしてみると結構田ノ原からも上がってきましたねえ。つか、クッソ暑いんですがそれは。
2014年05月11日 15:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:02
約2500m地点から。こうしてみると結構田ノ原からも上がってきましたねえ。つか、クッソ暑いんですがそれは。
踏み跡のない雪面は風紋が溶けて固まってを繰り返しててとっても綺麗。やっぱり山は雪があってナンボだと思います。
2014年05月11日 15:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:06
踏み跡のない雪面は風紋が溶けて固まってを繰り返しててとっても綺麗。やっぱり山は雪があってナンボだと思います。
と、雪の上にちっちゃなクモが。彼は一体どうやって生活してるんだ? ウロウロしてると鳥のえさになっちゃうぞ。
2014年05月11日 15:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:17
と、雪の上にちっちゃなクモが。彼は一体どうやって生活してるんだ? ウロウロしてると鳥のえさになっちゃうぞ。
ようやく高度計でキリ番(なつかしい表現w)をゲット。つか、さっきから100m登るのに30分掛かってるんですけど。
2014年05月11日 15:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 15:30
ようやく高度計でキリ番(なつかしい表現w)をゲット。つか、さっきから100m登るのに30分掛かってるんですけど。
このあたりで夏道の登山道に入ってみます。ゴロゴロとした岩のあたりは雪も少なめ。アイゼン無しでも行けるかも。
2014年05月11日 15:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:48
このあたりで夏道の登山道に入ってみます。ゴロゴロとした岩のあたりは雪も少なめ。アイゼン無しでも行けるかも。
「富士見岩」と書かれた石柱が建っていますが、私が見回したところ富士山らしい物体は見当たりません。どれやねん。
2014年05月11日 15:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 15:50
「富士見岩」と書かれた石柱が建っていますが、私が見回したところ富士山らしい物体は見当たりません。どれやねん。
さあ、いよいよ本日のお宿がある九合目。と思ってあたりを見回すもなにもなし。あれ、どゆこと? 今夜野宿?
2014年05月11日 16:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:06
さあ、いよいよ本日のお宿がある九合目。と思ってあたりを見回すもなにもなし。あれ、どゆこと? 今夜野宿?
とおもったら、そこから結構先にホントの九合目と石室避難小屋がございました。時間は16時30分。ほんっと疲れた。
2014年05月11日 16:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:37
とおもったら、そこから結構先にホントの九合目と石室避難小屋がございました。時間は16時30分。ほんっと疲れた。
これが本日のお宿。御嶽山はテント禁止らしいので、他の小屋が営業していない時はここに泊まるしかないようです。
2014年05月11日 16:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:38
これが本日のお宿。御嶽山はテント禁止らしいので、他の小屋が営業していない時はここに泊まるしかないようです。
中はこんな感じ。手前の雪の山と天井まではおよそ50cmほどの空間。なかなか人が入れる状況ではございません。
2014年05月11日 16:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:47
中はこんな感じ。手前の雪の山と天井まではおよそ50cmほどの空間。なかなか人が入れる状況ではございません。
というわけで、ここで今回の山行のために8190円も出して購入したブラックダイヤモンドのカッコいいシャベルが登場!
2014年05月11日 16:40撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 16:40
というわけで、ここで今回の山行のために8190円も出して購入したブラックダイヤモンドのカッコいいシャベルが登場!
まずは進入路を確保。表面の雪は柔らかいのですが、ちょっと掘ると小屋の外も中もガチガチに凍ってて予想外の難工事にw
2014年05月11日 16:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:55
まずは進入路を確保。表面の雪は柔らかいのですが、ちょっと掘ると小屋の外も中もガチガチに凍ってて予想外の難工事にw
それでもなんとか一人分のシュラフスペースを確保。なんで1100mも登ってきてから30分も雪かきせなあかんねん……。
2014年05月11日 16:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 16:55
それでもなんとか一人分のシュラフスペースを確保。なんで1100mも登ってきてから30分も雪かきせなあかんねん……。
さてさて、もうすっかり陽も傾いていますが、小屋に荷物をデポして、空身で山頂である剣が峰を目指しましょう。
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:56
さてさて、もうすっかり陽も傾いていますが、小屋に荷物をデポして、空身で山頂である剣が峰を目指しましょう。
噂の雷鳥らしき生物を発見。近づいてったら飛び立ってしまいましたが、飛び立つときのエンジンみたいな風切音が印象的。
2014年05月12日 20:40撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 20:40
噂の雷鳥らしき生物を発見。近づいてったら飛び立ってしまいましたが、飛び立つときのエンジンみたいな風切音が印象的。
もうあとちょっとで王滝頂上というところに立っている、超いまさらな案内看板。腹が立つので素通りします。
2014年05月11日 17:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 17:22
もうあとちょっとで王滝頂上というところに立っている、超いまさらな案内看板。腹が立つので素通りします。
振り返ると山の影が広がっています。じっと見てるとどんどん伸びていって、まるで自分が巨大化していってるような錯覚に。
2014年05月11日 17:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 17:31
振り返ると山の影が広がっています。じっと見てるとどんどん伸びていって、まるで自分が巨大化していってるような錯覚に。
王滝頂上山荘はご覧のとおりの様子。掘り出したらこっちに泊めてやると言われても、丁重にお断りするレベルです。
2014年05月11日 17:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 17:31
王滝頂上山荘はご覧のとおりの様子。掘り出したらこっちに泊めてやると言われても、丁重にお断りするレベルです。
さあ、いよいよ頂上奥社に到着。埋まりすぎて鳥居くぐれないじゃんw というわけで、かなり無礼な感じで境内へ。
2014年05月11日 17:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 17:33
さあ、いよいよ頂上奥社に到着。埋まりすぎて鳥居くぐれないじゃんw というわけで、かなり無礼な感じで境内へ。
訳あって、この石碑と写真を撮るために今回の山行を計画したわけですが、これも埋まりすぎててかなりイメージが異なる写真にw
2014年05月12日 18:56撮影
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5/12 18:56
訳あって、この石碑と写真を撮るために今回の山行を計画したわけですが、これも埋まりすぎててかなりイメージが異なる写真にw
噴火口からは元気よくケムリが出ておりますが、風向きの関係でニオイもなにもさっぱりございません。つか、ひたすら綺麗。
2014年05月11日 17:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 17:44
噴火口からは元気よくケムリが出ておりますが、風向きの関係でニオイもなにもさっぱりございません。つか、ひたすら綺麗。
みなさんが撮ってらっしゃるこの塔。写真でも思ってましたが、実物を見るとどうしてもアルファロメオの蛇を思い出して……。
2014年05月11日 17:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 17:47
みなさんが撮ってらっしゃるこの塔。写真でも思ってましたが、実物を見るとどうしてもアルファロメオの蛇を思い出して……。
気温が下がってきて、雪の表面が凍ってきました。アイゼンがバッチリ効いて、歩きやすいことこの上なし。
2014年05月11日 17:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 17:49
気温が下がってきて、雪の表面が凍ってきました。アイゼンがバッチリ効いて、歩きやすいことこの上なし。
そしてついに人生初の3000m。人生初もなにも、そもそも山登り2回目でこんなトコ来て良かったんでしょうか?
2014年05月11日 18:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 18:00
そしてついに人生初の3000m。人生初もなにも、そもそも山登り2回目でこんなトコ来て良かったんでしょうか?
剣ヶ峰までの最後の登りにあった岩には、風下側に彫刻のようになった雪が張り付いてます。今日は風がなくてホントによかった。
2014年05月11日 18:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:02
剣ヶ峰までの最後の登りにあった岩には、風下側に彫刻のようになった雪が張り付いてます。今日は風がなくてホントによかった。
そしていよいよ剣ヶ峰頂上に到着。ここの鳥居はちゃんとくぐれるので、信心深い方も安心してお参りすることが可能です。
2014年05月11日 18:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:14
そしていよいよ剣ヶ峰頂上に到着。ここの鳥居はちゃんとくぐれるので、信心深い方も安心してお参りすることが可能です。
夕日を背負った御嶽神社奥社。標高3067m。こないだの塔ノ岳にはなかった成し遂げた感が、確かにけっこうあります。
2014年05月11日 18:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:15
夕日を背負った御嶽神社奥社。標高3067m。こないだの塔ノ岳にはなかった成し遂げた感が、確かにけっこうあります。
時間は18時15分。日没まであと30分。同じく山頂にいる人々(人じゃないけど)と一緒に、5月11日の日の入りを待ちます。
2014年05月11日 18:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:17
時間は18時15分。日没まであと30分。同じく山頂にいる人々(人じゃないけど)と一緒に、5月11日の日の入りを待ちます。
なんかたまにこういう写真を撮ってみたくなるんですよねえ。ここまでお世話になった道具に感謝を込めての1枚。
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 18:56
なんかたまにこういう写真を撮ってみたくなるんですよねえ。ここまでお世話になった道具に感謝を込めての1枚。
さあ、いよいよ日没です。場所柄もあるのかもしれませんが、なんかこう、柄にもなく厳粛な気分になっちゃいます。
2014年05月11日 18:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 18:43
さあ、いよいよ日没です。場所柄もあるのかもしれませんが、なんかこう、柄にもなく厳粛な気分になっちゃいます。
海で見るのとはまた違った印象。地球が、そして時間が、音もなくすごいスピードで動いているのを実感するような日没でした。
2014年05月11日 18:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:46
海で見るのとはまた違った印象。地球が、そして時間が、音もなくすごいスピードで動いているのを実感するような日没でした。
さて、真っ暗になる前に小屋に戻ることにいたしましょう。適度に締まった雪をサクサク踏みしめながら下ります。
2014年05月11日 18:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 18:55
さて、真っ暗になる前に小屋に戻ることにいたしましょう。適度に締まった雪をサクサク踏みしめながら下ります。
青空が群青から紫色に変わっていく時間を一人下っていきます。つか、この時間、この山には自分一人しかいないと気づいて、ちょっと恐怖。
2014年05月11日 18:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/11 18:58
青空が群青から紫色に変わっていく時間を一人下っていきます。つか、この時間、この山には自分一人しかいないと気づいて、ちょっと恐怖。
もういちど狛犬にご挨拶。またほひょっとしたら来年も来るかもしれないので、よろしくお見知り置きのほどを。
2014年05月11日 19:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 19:02
もういちど狛犬にご挨拶。またほひょっとしたら来年も来るかもしれないので、よろしくお見知り置きのほどを。
避難小屋のちょっと上にある中央不動。無事に帰れるようにと鐘を叩いたら、ものすごい爆音で響き渡って腰が抜けそうにw
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:56
避難小屋のちょっと上にある中央不動。無事に帰れるようにと鐘を叩いたら、ものすごい爆音で響き渡って腰が抜けそうにw
ただいま我が家。帰宅時刻は19時20分。最後はヘッドランプを点けての帰宅となりましたが、それはそれでちょっと楽しかったり。
2014年05月11日 19:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 19:20
ただいま我が家。帰宅時刻は19時20分。最後はヘッドランプを点けての帰宅となりましたが、それはそれでちょっと楽しかったり。
朝から行動食以外なにも食べてないので、結構腹ペコ。小屋の中の雪できれいそうなところを見繕ってお湯を沸かしますよ。
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:56
朝から行動食以外なにも食べてないので、結構腹ペコ。小屋の中の雪できれいそうなところを見繕ってお湯を沸かしますよ。
今日の晩ご飯はなすのお味噌汁と牛めしという、風情もへったくれもない献立。お米食べたのすっごいひさしぶりだ。
2014年05月11日 19:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/11 19:48
今日の晩ご飯はなすのお味噌汁と牛めしという、風情もへったくれもない献立。お米食べたのすっごいひさしぶりだ。
外に出てみると月齢12の月が煌々と輝いていました。おかげで星はそれほど見えませんが、3000mぶん近い星空はやっぱいいですね。
2014年05月11日 20:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 20:43
外に出てみると月齢12の月が煌々と輝いていました。おかげで星はそれほど見えませんが、3000mぶん近い星空はやっぱいいですね。
明日はご来光(出るのか?)をお迎えするので4時起き。今日も3時間しか寝てなかったし、とっとと寝ることにしようそうしよう。
2014年05月11日 20:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/11 20:45
明日はご来光(出るのか?)をお迎えするので4時起き。今日も3時間しか寝てなかったし、とっとと寝ることにしようそうしよう。
「起きられるのか?」と思いきや、寒さで3時半に強制起床。小屋の中の温度は0.2℃。横着せずに入り口にツェルト張っとけばよかった。
2014年05月12日 20:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 20:41
「起きられるのか?」と思いきや、寒さで3時半に強制起床。小屋の中の温度は0.2℃。横着せずに入り口にツェルト張っとけばよかった。
あまりに寒いので先に朝ごはんの準備です。フリーズドライの山菜おこわ、鶏スープ、アミノ酸系2種と、行動食の残りのコーラグミw
2014年05月12日 03:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 3:32
あまりに寒いので先に朝ごはんの準備です。フリーズドライの山菜おこわ、鶏スープ、アミノ酸系2種と、行動食の残りのコーラグミw
明るくなってきて外に出ると、うおおおおすげええええええええ。思わずiPhoneのパノラマモードで撮影。上手く行ったかな?
2014年05月12日 20:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 20:43
明るくなってきて外に出ると、うおおおおすげええええええええ。思わずiPhoneのパノラマモードで撮影。上手く行ったかな?
登りはこないだの丹沢以上にキツかったけど、本当に来てよかったと思えた一瞬でした。思わず「おはようございまーす!」と叫びますw
2014年05月12日 04:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 4:44
登りはこないだの丹沢以上にキツかったけど、本当に来てよかったと思えた一瞬でした。思わず「おはようございまーす!」と叫びますw
気温は-0.3℃。時間は4時45分。でも、寒さも吹き飛んでテンションも上がってきました。さあ、あとは片付けて降りるぞ。
2014年05月12日 04:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 4:45
気温は-0.3℃。時間は4時45分。でも、寒さも吹き飛んでテンションも上がってきました。さあ、あとは片付けて降りるぞ。
朝日を受けて薄い薔薇色に染まる雪原。スキー場でも明け方のこの時間の風景が好きだったことを思い出しました。
2014年05月12日 04:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 4:45
朝日を受けて薄い薔薇色に染まる雪原。スキー場でも明け方のこの時間の風景が好きだったことを思い出しました。
アイゼンでエアマットを踏んづけてパンクさせてテンション下がるなどのトラブルはありましたが準備完了。どうもありがとう、避難小屋。
2014年05月12日 05:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:35
アイゼンでエアマットを踏んづけてパンクさせてテンション下がるなどのトラブルはありましたが準備完了。どうもありがとう、避難小屋。
もう一度王滝頂上を見上げてから帰路につきます。雲は出てて風も10m/sくらは吹いてるけど、まだ天気は良好。
2014年05月12日 05:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:35
もう一度王滝頂上を見上げてから帰路につきます。雲は出てて風も10m/sくらは吹いてるけど、まだ天気は良好。
とはいえ、こんな感じの雲が出てきているので、早く帰るにこしたことはございません。雪がグサグサになっても嫌だしね。
2014年05月12日 05:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:35
とはいえ、こんな感じの雲が出てきているので、早く帰るにこしたことはございません。雪がグサグサになっても嫌だしね。
と、前方の山の奥に、なんか見覚えのある山のてっぺんがちょろっと出てるのを発見。まさかアレが富士山なのか?
2014年05月12日 05:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:35
と、前方の山の奥に、なんか見覚えのある山のてっぺんがちょろっと出てるのを発見。まさかアレが富士山なのか?
朝の冷え込みで固く締まった雪を下っていきますが、スキーやスノボやヒップソリのシュプールが。うーん、うらやましい。
2014年05月12日 05:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:41
朝の冷え込みで固く締まった雪を下っていきますが、スキーやスノボやヒップソリのシュプールが。うーん、うらやましい。
ここで緊急実験!「ブラックダイヤモンドのシャベルはヒップソリの代わりになるのか?」誰も見てないし、やるなら今のうちw
2014年05月12日 05:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 5:58
ここで緊急実験!「ブラックダイヤモンドのシャベルはヒップソリの代わりになるのか?」誰も見てないし、やるなら今のうちw
ひっかかると怖いのでアイゼンを外し、シャベルにおしりを乗っけてゴー! その3秒後、ツボ足あとでジャンプし落馬競走中止。
2014年05月12日 18:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:56
ひっかかると怖いのでアイゼンを外し、シャベルにおしりを乗っけてゴー! その3秒後、ツボ足あとでジャンプし落馬競走中止。
カラ馬ならぬカラシャベルは無人の雪原を滑走し、160mの高低差を駆け下り、樹林帯手前のブッシュにひっかかってやっと停止。
2014年05月12日 20:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 20:44
カラ馬ならぬカラシャベルは無人の雪原を滑走し、160mの高低差を駆け下り、樹林帯手前のブッシュにひっかかってやっと停止。
ほら、見えてきたでしょう……。
2014年05月12日 20:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 20:45
ほら、見えてきたでしょう……。
20分かけて追いつき、8190円もする新品のシャベルをようやく回収。つか、人がいたらどーすんだよという事に気づき、深く反省。
2014年05月12日 06:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 6:20
20分かけて追いつき、8190円もする新品のシャベルをようやく回収。つか、人がいたらどーすんだよという事に気づき、深く反省。
回収地点で寝っ転がってウダウダしてると、なんか小さめな鳥がすぐ近くまでやって来ました。ちょっとかわいい。
2014年05月12日 06:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 6:22
回収地点で寝っ転がってウダウダしてると、なんか小さめな鳥がすぐ近くまでやって来ました。ちょっとかわいい。
というわけで、ここからようやく樹林帯。木が生えているところに来ると、ああ、森林限界の上って気持ちよかったんだなあ、と気づきます。
2014年05月12日 06:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 6:34
というわけで、ここからようやく樹林帯。木が生えているところに来ると、ああ、森林限界の上って気持ちよかったんだなあ、と気づきます。
途中の大江権現で、ここまで無事に帰れたことを報告。ていうか、行きはしんどくってお参りする余裕がなかったというw
2014年05月12日 06:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 6:50
途中の大江権現で、ここまで無事に帰れたことを報告。ていうか、行きはしんどくってお参りする余裕がなかったというw
こちらも行きにはスルーした遥拝所。なかなか立派な建物です。小休止を兼ねてこちらでもお参りしていきます。
2014年05月12日 07:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:04
こちらも行きにはスルーした遥拝所。なかなか立派な建物です。小休止を兼ねてこちらでもお参りしていきます。
御嶽山をバックにポーズを決めるお三方。そろそろこんなことを書いているとバチが当たりそうな気がしてきました。
2014年05月12日 07:06撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 7:06
御嶽山をバックにポーズを決めるお三方。そろそろこんなことを書いているとバチが当たりそうな気がしてきました。
こちらは行きにも撮った五円玉。お参りしようと鳥居をくぐる時におもいっきりドタマをブチつけて怒り心頭に。
2014年05月12日 07:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:27
こちらは行きにも撮った五円玉。お参りしようと鳥居をくぐる時におもいっきりドタマをブチつけて怒り心頭に。
さあ、ようやく田ノ原に帰ってまいりました。本来のスキー場に向かうルートはこちらのわかりやすーい道でございます。
2014年05月12日 07:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:36
さあ、ようやく田ノ原に帰ってまいりました。本来のスキー場に向かうルートはこちらのわかりやすーい道でございます。
なのになぜか往路の私めは、反対側の石垣の上からガサゴソ出てきたというw よくもまあ無事に帰ってこれたもんで。
2014年05月12日 07:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:36
なのになぜか往路の私めは、反対側の石垣の上からガサゴソ出てきたというw よくもまあ無事に帰ってこれたもんで。
改めて見上げてみると、これに登ってきたっていうのがイマイチ信じられないような存在感。うーん、ちょっと感動。
2014年05月12日 07:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:39
改めて見上げてみると、これに登ってきたっていうのがイマイチ信じられないような存在感。うーん、ちょっと感動。
とはいえ、ここからさらにゲレンデを高低差にして500m下らないと駐車場には帰れません。ひたすらザクザク下ります。
2014年05月12日 07:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 7:44
とはいえ、ここからさらにゲレンデを高低差にして500m下らないと駐車場には帰れません。ひたすらザクザク下ります。
スキー場の中ほどまでアイゼンで押し通しましたがようやく脱ぐことに。うーん、アイゼン歩行は楽しかったにゃあ。
2014年05月12日 08:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 8:22
スキー場の中ほどまでアイゼンで押し通しましたがようやく脱ぐことに。うーん、アイゼン歩行は楽しかったにゃあ。
そのままさらにテクテク下って、ようやくパンダさんが見えてきました。おーい、待ってろよー、今帰るぞー。
2014年05月12日 08:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 8:43
そのままさらにテクテク下って、ようやくパンダさんが見えてきました。おーい、待ってろよー、今帰るぞー。
というわけで、到着。2回目の登山のくせに雪&一泊という内容でしたが、なんとか無事に帰ってこれました。ふいー。
2014年05月12日 08:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 8:49
というわけで、到着。2回目の登山のくせに雪&一泊という内容でしたが、なんとか無事に帰ってこれました。ふいー。
さあ、というわけで帰りましょう。ちなみに、往路の燃費は16.5km/l。横浜から4時間弱のペースだったら、こんなもんかな?
2014年05月12日 08:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
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さあ、というわけで帰りましょう。ちなみに、往路の燃費は16.5km/l。横浜から4時間弱のペースだったら、こんなもんかな?
このパンダさん、軽自動車に毛の生えた程度のサイズですが、この状態でちゃんとリアハッチが閉まります。優秀。
2014年05月12日 08:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
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このパンダさん、軽自動車に毛の生えた程度のサイズですが、この状態でちゃんとリアハッチが閉まります。優秀。
9時10分にスキー場の駐車場を出発し、昨日散々苦しめられた重力の力を最大限に活かし、30分後に桟温泉(かけはしおんせん)に到着。
2014年05月12日 09:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
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9時10分にスキー場の駐車場を出発し、昨日散々苦しめられた重力の力を最大限に活かし、30分後に桟温泉(かけはしおんせん)に到着。
露天風呂は営業していませんでしたが、木曽のかけはし跡と木曽川の流れを楽しめる、なかなかいい温泉でした。
2014年05月12日 09:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 9:57
露天風呂は営業していませんでしたが、木曽のかけはし跡と木曽川の流れを楽しめる、なかなかいい温泉でした。
昨日の夕方からの御嶽山貸し切りに続いて、ここの温泉も貸し切り。すごく運がいいか、すごい嫌われ者かのどちらかでしょう。
2014年05月12日 18:57撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 18:57
昨日の夕方からの御嶽山貸し切りに続いて、ここの温泉も貸し切り。すごく運がいいか、すごい嫌われ者かのどちらかでしょう。
たっぷり1時間半お風呂を楽しんだ後は、お座敷でお昼ごはん。山菜としめじのかき揚げもおそばも美味しゅうございました。
2014年05月12日 11:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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たっぷり1時間半お風呂を楽しんだ後は、お座敷でお昼ごはん。山菜としめじのかき揚げもおそばも美味しゅうございました。
温泉の脇道では、こんなアウトドアライフ大好きっ子的な写真撮影も可能です。ていうか、クルマを入れずにはいられないのか、俺。
2014年05月12日 11:40撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 11:40
温泉の脇道では、こんなアウトドアライフ大好きっ子的な写真撮影も可能です。ていうか、クルマを入れずにはいられないのか、俺。
反対側からのアングルだとこんな感じ。見方によってはミレーのザックから何かを発射しているようにも見えます。
2014年05月12日 11:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 11:41
反対側からのアングルだとこんな感じ。見方によってはミレーのザックから何かを発射しているようにも見えます。
まだ時間があるので、往路でちょっと気になっていた看板「奈良井宿」に寄ってみました。ここは宿場の外れにある神社。
2014年05月12日 12:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 12:22
まだ時間があるので、往路でちょっと気になっていた看板「奈良井宿」に寄ってみました。ここは宿場の外れにある神社。
こんな感じの町並み、大好きです。パンダを置いて撮りたかったのですが、残念ながら観光車両は侵入禁止でございます。
2014年05月12日 12:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 12:23
こんな感じの町並み、大好きです。パンダを置いて撮りたかったのですが、残念ながら観光車両は侵入禁止でございます。
内部を公開している町家の二階から。格子戸の向こうを走る郵便やさんのカブが、なんか凄く日本的で素敵。
2014年05月12日 12:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 12:27
内部を公開している町家の二階から。格子戸の向こうを走る郵便やさんのカブが、なんか凄く日本的で素敵。
宿場の反対側のはずれには中央本線の奈良井駅が。この駅ができると同時に宿場町が寂れ始めたわけですなあ。
2014年05月12日 12:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 12:59
宿場の反対側のはずれには中央本線の奈良井駅が。この駅ができると同時に宿場町が寂れ始めたわけですなあ。
復路は大月から御殿場に抜けて東名を使うルート。朝アタマだけ見えてた富士山ですが、東富士五湖道路ではそのアタマが見えませんでした。
2014年05月12日 17:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/12 17:01
復路は大月から御殿場に抜けて東名を使うルート。朝アタマだけ見えてた富士山ですが、東富士五湖道路ではそのアタマが見えませんでした。
おんたけ2240〜王滝集落および御殿場〜秦野中井間のチャレンジ区間以外を丁寧に丁寧に行った結果、復路の燃費は驚きの24.0km/lを記録。どうもお疲れ様でした。
2014年05月12日 18:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/12 18:35
おんたけ2240〜王滝集落および御殿場〜秦野中井間のチャレンジ区間以外を丁寧に丁寧に行った結果、復路の燃費は驚きの24.0km/lを記録。どうもお疲れ様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
ガイド地図
1
コンパス
1
ライター
1
ナイフ
1
保険証
1
飲料
2
ティッシュ
1
三角巾
1
バンドエイド
1
タオル
2
携帯電話
2
計画書
2
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
2
ストック
1
ビニール袋
2
替え衣類
1
シュラフ
1
ザックカバー
1
食器
1
時計
1
日焼け止め
1
非常食
2
シャベル
1
ゴーグル
1
共同装備
ツェルト
1
コンロ
1
ガスカートリッジ
2
110g
コンロ台
1
コッヘル(鍋)
1
医薬品
1
1

感想

本来だったら12〜13日の2日間で行く予定だったこの御嶽山。それはそれで理由のある日程だったのですが、どうやら月曜から火曜にかけてが荒れ模様ということで、急遽1日前倒ししての山行となりました。おかげで前夜は寝不足で、出発時間も横浜を7時とのんびりペース。1250cc・60馬力のパンダさんでは現地到着も11時前が限界でございます。

今回の目的は、山頂にある神社にお参りすることと、できれば日没、そしてもっとできればご来光を拝むこと。というわけで、自動的に山で一泊ということになるわけですが、この御嶽山、霊山ということもありテント泊は全面禁止。でもって、小屋も夏しかやっていないとのこと。つまり、泊まるとしたら八合目と九合目にある避難小屋しか選択肢がございません。山頂で日没を拝んだとして、そこから八合目までは暗い中下りたくないので、宿泊地をとりあえず九合目の避難小屋に決めることに。

んが、しかし、ヤマレコで他の方の山行記録を見ると、ゴールデンウィーク明けの時点で九合目の避難小屋は半分雪に埋まっている状態。一週間で溶けるワケもないので、仕方なく除雪用としてシャベルを用意することにいたしました。

で、今回のこの季節、ゴールデンウィークまでだったら標高2200mの田ノ原までのゴンドラが営業中で、5月下旬だったら田ノ原までの道路が開通しているはずなのですが、まさに狙ったようにその端境期に当たるため、500mも下のスキー場駐車場からスタートしなければなりません。標高差は約1400m。前回の丹沢も厳しかったですが、今回は雪&高山ということで、より厳しい戦いが予想されます。

大方の予想通り、スキー場を登り始めるところからかなりの厳しい戦いがスタート。やっぱ一人で16kgの荷物は、軟弱モノのこの私めにとってはキツイのキツくないのってほんとにもう。大変やる気なく登り、しかも暑く、ゴンドラ山頂駅まで1時間半かけての行程となりました。しかも、なんか田ノ原までの道、途中まで通れたっぽいしw

で、ここで第一のミス。ゴンドラ山頂駅から田ノ原までの間違えようのない道を間違え、なんか駅の横から雑木林に突入し、三笠山の山腹をぐるりと半周してしまうという訳のわからないことをやらかしてしまいました。これで約30分のロス。田ノ原についた時点で13時だったので、もうとりあえず今日は避難小屋まで行くだけで終わりにしようと決め、ノロノロと登り始めます。

それでも天気は上々で、日差しはガンガンで無風という、独立峰としてはめずらしいほどの(きっと)グッドコンディション。ちょっと歩いては休み、ちょっと歩いては振り返りを繰り返しながら、徐々に徐々に高度を稼いでいきます。この時間はちょうど皆さんが下山する時間にもなっていて、すれ違う人すれ違う人皆さんが「泊まりですか?」「いいなあ山泊り」「あしたは天気悪いよw」などと声をかけてくださいます。そんなにいいのか、泊まりってw

樹林帯を抜け、森林限界に入ったところで時間は14時30分。ここでアイゼンを装着します。景色は開けてテンションは上がりますが、傾斜も急になるため、もうなんというか途中から三歩進んで二歩休む状態に。これ、今考えれば寝不足だったり、前回の丹沢より荷物がさらに重かったりの他に、酸素が薄いからというのもあったようです。楽しそうなバックカントリースキーヤーたちを横目に、それでもとにかくひたすら登り、ようやく目的地の九合目避難小屋に到着したのは16時30分。よかった、日が長くてw

小屋の状況を見てみると、やっぱり中は雪で半分埋もれている状態。特に入口部分が吹き溜まりになっていて、ちょっと中に入るのは厳しそうな状況です。ので、到着するやいなやスコップを振るい雪かき開始。全部はもちろん無理にしても、なんとか中に入ってシュラフを広げるスペースだけでも確保しないと、もうこの時間からは戻れないし、今晩は野宿決定となってしまいます。それだけは嫌だw

一心不乱に作業中、そういえば会社の女の子が「酸素持ってったほうがいいですよ!」って言ってくれて、で持ってきてたんだっけと思いだし、ものは試しにと酸素吸入。そしたらなんということでしょう、大げさではなく急に目の前がクリアに! 酸素効く! 酸素最高!

というわけで30分ほどで最低限の除雪を完了し、しかも酸素パワーで元気になってしまったので、荷物を小屋にデポして空身で山頂を目指すことにいたしました。時間は17時をちょっと回ったところ。山頂で日没を見るとしたら、ちょうどいい時間です。

空身&酸素パワーは素晴らしく、これまでは平気でコースタイムの1.5倍くらい掛かっていたところが、コースタイムを大幅に下回る時間で登れてしまうではないですか。今までの苦行はいったい何だったんだw 夕暮れの淡い光の中、雷鳥の鳴き声を聞き、羽ばたく音に驚き、西日が創りだす山の陰が山麓を伸びていくのを見ながら王滝頂上に到着。今回の山行の目的の一つだった写真を撮ろうとしましたが、そういえばiPhoneにはセルフタイマーがないことに気づいて、頂上でフリーのセルフタイマーカメラをダウンロードw なにやってんだ、俺。

目的の写真を撮り、お参りをし、次はいよいよ剣が峰へ向かいます。夕日を背負った噴気口を左手に眺め、アルファロメオの蛇のようなオブジェを通り過ぎ、最後の登りを一息に登って、18時15分、無事に剣ヶ峰頂上に到着いたしました。雲ひとつない青空に、今にも沈みそうな夕日。風もほとんどなく、登ってくるときはそこかしこから聞こえた登山者の気配もなく、そこから日が沈むまでの30分間を、一人で贅沢に過ごすことができました。

帰りは雪も締まってアイゼン歩行を楽しみながら、感覚的にはあっという間に避難小屋に到着。ヘッドランプも使いましたが、煌々と照らす月明かりで、ヘッドランプなしでも歩けるくらいの夜でした。

スタートが遅かったとはいえ、なんだかんだで8時間以上行動していたので、とっととご飯を食べ、それから外に出ていつもより近い月と星空を楽しみ、そそくさとシュラフに潜り込んで消灯。明日のご来光を待ちます。

翌朝は4時にアラームをセットしておいたにもかかわらず、寒さで3時半に強制起床w めんどくさがらずに小屋の入り口にツェルトを張っておけばよかったと震えながら後悔しつつ、震えながらお湯を沸かし、震えながら朝ごはんをいただいてようやくひとごこち。外はもう明るく、心配していた天気も今のところはまったく問題のない快晴で、東の空は今にも太陽が顔を出しそうに染まっています。

それから15分は、昨日の夕日を明るく染め直したような太陽がゆっくりと顔を出すのを見守る時間。昨日の夕日と今日のご来光を見るという目的をどちらも果たすことができたことを感謝しながら、やっぱり貸し切りの山の中で心ゆくまで楽しませていただきました。

ご来光を拝めたとはいえ、空には巻雲が掛かっているので、天気は明らかに下り坂。いい天気のうちに下りてしまいたいので、片付けを急ぎます。と、ここで第二のミス。アイゼンでエアマットを踏んづけるというミス。おかげで畳むのはラクになりましたが、うーん、まったくもう、もったいない。

そんなこともあり、テンションは下がりつつも、5時半には準備完了。一晩を過ごさせてもらった避難小屋に感謝しつつ、山を下り始めます。キチキチに締まった雪にアイゼンを食い込ませながらサクサク歩いて行くのは本当に気分がいいのですが、辺りを見るとスキーやスノボはともかく、ヒップソリのシュプールがそこかしこに。うーん、あんなもんでサクッと下りられるんなら、自分も持ってくればよかった。と、そこで私の脳裏にあるひらめきが。

「お前、ヒップソリみたいなカタチのもの、持ってきてるじゃん」

そう、それはシャベル。こいつをお尻の下に敷いて、足でブレーキ掛けながら滑ればいいんじゃね? いけるんじゃね? 俺ってアタマ良くね?

つーことで、さっそくいそいそと準備開始。シャベルを取り外し、雪に食い込んだら骨折しそうなのでアイゼンも取り外し、ザックのヒモ類を綺麗にまとめてシャベルにまたがり、いざ出発!

おおおおおおおおおおおおお

速ええええええええええええ

そう、昨日のようなザラメ雪ならともかく、ツルンツルンのアルミ製シャベルと、早朝のクラスト状バーンが合わさったことで、ヒップソリならぬヒップシャベルは荒馬のようなダッシュを見せ、また、硬いバーンはカカトブレーキも受け付けず、その3秒後にはツボ足の跡でロデオのようにジャンプ。ジョッキーを振り落としてカラ馬となったシャベルは150m下まですっ飛んでいったw

ジョッキーもそのまま滑落しかかるも、競技スキーをやっていた時のコトを思い出して何とか停止。レーシングウェアに比べれば、そりゃあ止まるわな。で、止まって下を振り返ると、シャベルが朝日をキラキラと反射しながらピョコンピョコン飛び跳ねて、最後は樹林帯の一番上にあるブッシュに引っかかって止まったのを確認。ああ、良かった、拾える所で止まって。8190円もしたのに、小屋の雪かき30分とヒップソリ3秒で紛失したら悔やんでも悔やみきれん。

というわけで、今の危険な行為を結構真面目に深く反省し、とぼとぼとシャベルを拾い、そのまま樹林帯の登山道に復帰し、道すがらにあるすべてのお社に無事にここまで帰ってこれたことを感謝し、田ノ原に帰還。今度はちゃんと道を間違えずにスキー場のトップに出て、ゲレンデをまっすぐ下りて駐車場へ。最後の雪がなくなったゲレンデは、正面に木曽駒ヶ岳の山並みも見えて、ちょっとした高原気分。サウンド・オブ・ミュージックのラストシーンを思い出して「Climb Ev'ry Mountain」を口ずさんでいると、1日ぶりにパンダさんのかわいい姿が目に入り、こうして人生2回目の登山がなんとかかんとか終わりを迎えたのでした。

その後はまだ9時なので、昨日苦しめに苦しめられた重力の力を逆手に取って、60馬力のエンジンと960kgの車重をフルに活かして山道を駆け下り、桟温泉でお風呂と食事を楽しみ、パンダさんにもエサを与え、一度行ってみたかった奈良井宿の町並みをブラブラし、のんびりトコトコ帰ったらリッター24kmとかいうびっくりするような燃費を叩き出し、写真を整理して今に至ります。

で、今回の反省点は以下のとおり。

1) スケジューリングは柔軟に
これは反省点というか、今回に限っては良い点だったと思うのですが、日程を1日前倒しすることで素晴らしい景色を楽しむことができました。スタートが遅かったため二の池方面へ足を伸ばすことはできませんでしたが、無駄なく予定のスケジュールを楽しむことができました。

2) 荷物はもうちょっと整理する
当初は「とにかく天候が悪くても12〜13日で行くんだ!」と思っていたので、悪天候への備えや予備の食料等々で、ちゃんとはかってみたらザックの重さが19kgにもなっていましたw 運動不足の大初心者が背負って、厳冬期ではないにせよ3000m級の雪山に登るとしたら、もうちょっと何とかしないとなあ、と。

3) 危ないことはしない
ヒップシャベル大失敗事件ですが、どう考えても誰もいなかったとはいえ、万が一にも流れたシャベルが他の登山者に当たったら大惨事ですし、ていうか、本人もヘタすると朝のツルツルの雪面で止まらなかったらどうするのさというお話なわけで、これは大反省です。

4) 痛いところがある
今回は登りで左の腸腰筋の裏側と腰方形筋、下りで左足の小指と人差し指が痛くなりました。腰方形筋はポールを使いだしたら改善されたのですが、その他はいかんともしがたく。シューズやザックが合っていないのかどうなのか、ちょっとしらべてみなきゃですね。

で、ここからは蛇足。自分が書きたいだけで、私以外のすべての人にとっては極めてどうでもいいことが書いてあるので、元のページにお戻りくださいw















そもそも今回の山行の日程を限定していたのには理由があります。それは、先日死んだ彼女の四十九日が5月13日だからという、そんな理由からです。私は全く山登りに魅力を感じない人間だったのですが、それでも「いつか一緒に山に行きたいねえ」なんて言われて「うーん、そのうちね」なんて返してるうちに、ちょっとずつ自分の山道具も揃えて、旅行に行ったついでにちょっとしたハイキング程度のことをしたりもしました。アイゼン使ったことがあるってのは、その時の話だったりもします。

でも、もう彼女と山に行くという約束を果たすことはできません。イロイロな事情があり、彼女の四十九日に立ち会うことができない私は、それじゃあその日に、彼女が山登りを始めるキッカケとなった御嶽山に登ろう。そして、最後のお別れをしようと思い立ったわけです。

幸いなことに(というかなんというか)彼女と私は体格が非常に近く、ザックもウェアもシューズもそのまま無理なく使えるので、そんなわけで私が使用している道具は、結構な割合でレディースものだったりするわけです。

で、本題。そんな理由で今回の山行を計画し、その練習として丹沢の塔ノ岳に登り、本番の御嶽山をクリアしたわけで、これで本来の意味で言えば私が山に登る理由がなくなってしまいました。

でも、ですね。

練習で行った塔ノ岳は天候のせいもあり、ただただひたすら苦行でございました。でも、ですよ。今回の御嶽山は天候にも恵まれ、スキーで見てきた雪山の素晴らしさとはまた違った美しさに触れ、山で泊まることの心細さと楽しさを知り、去りゆく太陽と新たに生まれる太陽を、あの広大な御嶽山でただ独り占めするという僥倖を与えられ、こんなことを言うのもなんですが、彼女にお別れをできたという満足感と達成感以上のものを、山から与えられました。

自分でも信じられないことですが、帰りの中央道から見える八ヶ岳(彼女が好きな山でした)を見て「あれを縦走したら楽しいかなあ?」とか、東富士五湖道路から見える富士山を「一回は富士山でも登ってみるかなあ?」などと思っていたのです。そして、今思えばあんなにしんどかった塔ノ岳の後、私は今回の御嶽山を、実はちょっぴり楽しみにしていたのです。

文章や写真の端々からひょっとしたらお分かりいただけるかもしれませんが、私はクルマの運転という第一の趣味があるので、山に人生を捧げるようなことには間違ってもならないと、それだけは断言できますw でも、この先、山登りというものを、趣味の一つに加えようかどうしようか、とても迷っていると同時に、そんなことを迷うようになった自分自身に少なからず戸惑っています。

なんか訳のわからないことをツラツラと書いてまいりましたが、もしこの先私の山行記録が増えなかったとしたら「あ、この人は当初の目的を達成して、満足して山登りをやめたんだ」ということになるでしょうし、もし遅いペースながら増えていったとしたら「あ、この人ちょっと楽しくなっちゃってるw」ということになるでしょう。

というわけで、まだ見ぬ未来の自分のために、この文章を残しておきます。さあ、どうする、俺。

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この記録に関連する登山ルート

山滑走 中央アルプス [日帰り]
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
御嶽山、お池めぐりコース(田の原登山口基点)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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