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Yamareco

記録ID: 451390
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

両神山 八丁尾根-西岳まで・・志賀坂トンネルから歩かされた。

2014年05月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県
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GPS
--:--
距離
7.6km
登り
888m
下り
71m

コースタイム

志賀坂トンネル8:40-八丁トンネル10:25〜40-八丁峠11:41-西岳12:40〜13:40-八丁峠14:25〜37-八丁トンネル15:15-志賀坂トンネル16:36
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
志賀坂トンネル入り口から八丁トンネルへの道路は通行止め。「雪崩の恐れのため」と表示されている。仕方なく入り口に車置く。
八丁峠までは、特に異常のない舗装道路だが、二か所、割に大きな雪崩の跡があり、雪が大量に残っていた。車の通行に妨げになるような印象はないが。。
八丁トンネルから峠への登山道の入り口は、多少荒れている。駐車場にも大量の雪が押し出した痕跡があり、トイレは無事だが、裏に大量の雪が残り、多くの木が折れている。

峠までは、クサリ場もあるが、以前と同じ。ほぼ明瞭な道。

峠から西岳までは、以前と変わらず、よく整備された、クサリ場だらけのルート。異常はない。
通るたびに、よくこんなところに登山道つけたな、と思う。崖じゃん、ここ。
絶好の日和、両神山に向かうときは、いつもこうして、正面に両神山を眺めながら盛り上がっていく。
絶好の日和、両神山に向かうときは、いつもこうして、正面に両神山を眺めながら盛り上がっていく。
志賀坂トンネルから八丁トンネルへの分岐に、通行止め、ちょっと絶句。下調べ不足。。ショック。
地図見るが、七キロの登り。。
日向大谷に車で回ることも考えたが、大混雑だろうと、こちらを歩くことに。
すぐ後に着いた、小学生の女の子を含む五人パーティーも歩くようだ。
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志賀坂トンネルから八丁トンネルへの分岐に、通行止め、ちょっと絶句。下調べ不足。。ショック。
地図見るが、七キロの登り。。
日向大谷に車で回ることも考えたが、大混雑だろうと、こちらを歩くことに。
すぐ後に着いた、小学生の女の子を含む五人パーティーも歩くようだ。
両神山塊だ。。
雪崩跡、ここだけは大量に雪が残る。
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雪崩跡、ここだけは大量に雪が残る。
生命はたくましい
生命はたくましい
二子山がまだ高い。。八丁はまだまだ。。
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二子山がまだ高い。。八丁はまだまだ。。
なぜか、燃えた跡。
なぜか、燃えた跡。
新緑が萌えている
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新緑が萌えている
積雪のすざましさが垣間見える。
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積雪のすざましさが垣間見える。
トンネルの駐車場に到着。
中津川方面からは通行できるようだ。二台の車が止まっていた。
腹減った。
新緑を愛でながら歩いたから、あまり大変とは思わなかったが、時間はかかった。もう、10時半。
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トンネルの駐車場に到着。
中津川方面からは通行できるようだ。二台の車が止まっていた。
腹減った。
新緑を愛でながら歩いたから、あまり大変とは思わなかったが、時間はかかった。もう、10時半。
ここにも、雪が大量に押し出している。どんだけ積もったんだろう。
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ここにも、雪が大量に押し出している。どんだけ積もったんだろう。
登山届のボックスは打倒されている。積雪のせいだろう。
登山届のボックスは打倒されている。積雪のせいだろう。
大岩への分岐。この下山路は通れるのだろうか。
大岩への分岐。この下山路は通れるのだろうか。
八丁峠には、一時間後に到着。
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八丁峠には、一時間後に到着。
歩いてきた林道が見える。
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歩いてきた林道が見える。
八ヶ岳はまだ積雪を載せている。
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八ヶ岳はまだ積雪を載せている。
両神の稜線は、こんな奥秩父の山並みを見るのが、楽しみ。
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両神の稜線は、こんな奥秩父の山並みを見るのが、楽しみ。
右端、小川山から、金峰山、国師岳へと続く奥秩父の主稜線。
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右端、小川山から、金峰山、国師岳へと続く奥秩父の主稜線。
浅間山が大きい。
浅間山が大きい。
東岳、本峰の稜線。
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東岳、本峰の稜線。
西岳。ここで大休止。時間切れで引き返すことにする。
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西岳。ここで大休止。時間切れで引き返すことにする。
正面に一番の急斜面が望める。
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正面に一番の急斜面が望める。
武甲山が見える。
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武甲山が見える。
八丁トンネルに戻ってきた。
八丁トンネルに戻ってきた。
雪で曲がった、ガードレール。
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雪で曲がった、ガードレール。
林道を、楽しみながら下る。
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林道を、楽しみながら下る。

感想

あんまり体調がよくない。
前週は、人生三回目の、点滴までされた。
で、少しはよくなったものの、前日の土曜はクリニックで薬をもらってきた。

でも、あまりに天気が良い。
金峰山の表参道、両神山の油滝ルートなど、考えたが、この体調ではバリエーションに近いことは無理が利かなそうだ。。
そんなところに、FB友夫婦が両神山に行くという書き込みがあった。
一緒に行こうか、と思ったが、この天気、最近の両神山の混雑を考えたら、日向大谷からは大混雑だろう。
そんなら、八丁尾根で行き、頂上で落ち合うというのならいいかも。
そんなメッセージを入れ、何も考えず、わざわざ、電車・バス利用の先方の頂上到着に合わせるよう、出発を遅らせ、家を七時過ぎに出た。
両神山に向かうときは、自宅近くから、両神山を眺めながら行く。天気のいい時は、わくわくする。
調子よく、車を走らせ、二子山下の民宿「登人」を過ぎ、快調に高度を上げていき、志賀坂トンネルの見えたところで左折しようとすると、なんと!!、通行止め。。。
一瞬、唖然とする。山と高原の地図に、ここは通行止めになることが多い、という注意書きがあったことを瞬時に思い出す。。あちゃ・・
すでに、一台止まっている。そして、すぐもう一台到着し、同じように、どうしようか思案している。
即座に地形図を出す。相当な距離のうえ、かなり登り、そしてなんといっても、超グネグネで、直線距離の三倍は歩かされそうだ。
日向大谷へと転進することも考えたが、もう駐車場は満杯だろう。しかたない、歩くか。。

身支度整え、歩き始める。あとからついた小学生の女の子を含む五人パーティーも歩くようだ。
天気は快晴、新緑は輝き、最高の日だ。楽しんでいこう。写真は撮りまくりだ。
結果から言うと、体調は相変わらずよくなかったが、輝く緑を楽しみながら歩けた。二度ほど休憩し、さわやかな風に吹かれ、快適な林道歩きは、一時間45分で八丁トンネルについた。途中二か所、雪崩の跡があり、雪が大量に押し出し、残っていた。これが通行止めの理由らしい。

八丁トンネルの駐車場には中津川方面から来たと思われる車が二台。そちらからは通行できるようだ。
ここにも、トイレの裏に大量の雪が押し出していて、木々がなぎ倒されている。どんだけ積雪があったのだろうか。

腹ペコ。ここで、ちょっと盛大に食べる。

登山道の入り口は、積雪の影響だろうか、かなり荒れていた。登山届のボックスは倒れていたし。

八丁峠へのルートはそんなにきれいな道ではない。わかりにくいことはないが、荒れてもいる。でも、新緑と、木漏れ日は、本当に美しい。一時間で八丁峠に着く。このあたりで、不調感はなくなっていた。やれやれ。
峠到着は、11時40分。頂上ピストンは無理だろうな。かえりも林道を歩かなくてはならない。
とりあえず、西岳までは行ってみようと峠では休まず、前進した。

それなりに、八丁尾根も賑わっているようで、頂上からの登山者と行き違うようになる。
相変わらずのクサリ場を上下し、一時間ほどで、西岳に到着。眺めはいいし、風は心地よく、いい日だ。
この先は、いったん急下りし、ナイフエッジを通過後、クサリ場を急登し東岳の稜線にのぼる。
ということは、そこを戻ってこなくてはならない。
そう考えたら、西岳で引き返した方がいい。
方針が決まったので、のんびりする。コンロを出して、カレーうどんを作って食べ、茶をのみ、一時間を過ごす。
ピストンではないのだろう、前進していくパーティーもある。

日は真上から、西に傾き始める。そろそろ、戻ろう。
間違えて油滝方面に下ってしまい、登りかえしてきた、という年配の方々のパーティーの後ろに着く。
クサリ場での待ちが長くなり、先に行かせていただく。

戻るときは早く感じる。八丁峠に着くと、日差しは午後だ。下る道は日陰になり、何か懐かしい雰囲気。
以前、自宅近くの奥武蔵を、毎週のように、午後の時間帯に歩いていたことを思い出した。
そんな雰囲気があった。
ホイホイと下るので、トンネルには40分くらいで下りつき、あとは、舗装道路を、下るだけだ。下りは、何の負担もない。あまり歩いていないので、足も軽いし。
いいお天気の一日。1時間半かからずに志賀坂トンネルの分岐に戻ってきた。
予想外のハイキングだったな。

もともと通行量は少ない道、帰り途中の皆野の梵ノ湯で一風呂浴び、ちょうどうす暗くなったころ、帰宅した。

その後FBを見ていたら、頂上で出会う予定だったFB友の夫婦は、滑落遭難騒ぎの影響で、予定した帰りのバスに乗り遅れ、ずいぶん遅い帰宅だったとのこと。それなら日向大谷に迎えに行ってもよかったのに、と思った次第。

体調不良はしかたないが、いい日だったな。




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コメント

お疲れさまでした
devilmanさん、こんにちは!
点滴を打つほどの体調不良にもかかわらず、お疲れさまでした

両神山、3年前に2週連続で登りました。
最初は日向大谷ピストンで登ったものの、景色を殆ど見られなかったので、翌週に坂本〜八丁峠〜山頂でリベンジ。ところが翌週は途中から雨になってしまい、ツルツル滑る鎖や岩に苦労した記憶があります。
もちろん、景色は見られませんでした(苦笑)
両神山は中双里コースとか天武将尾根とか、行きたいコースがまだあるので、機会を見つけて行くつもりです

ちなみに私は、腰痛が再発して登山をお休みしています
少しずつ回復しているので、ハイキングから復帰していきます
2014/5/22 11:41
八丁尾根
良いですよね、ここ大好きです。
岐阜に住む、山友Oちゃんもどうしてもここ行きたいと打診してきて
わざわざやってきたこともあります。
しかし志賀坂トンネルから歩いたんですか〜〜〜
すご〜〜
あの林道はしょっちゅう通行止めになってます。
夏も台風の後なんかはアウトの事があります。
行く前に両神観光課に電話して聞くと教えてくれますよ〜〜

体調戻りましたか?
夏山シーズンに向けて、ここはしっかり治しましょうね。
私も梅雨の間は、他にちょっとやることがあるので山休もうと思ってます。
なんちゃってなんちゃって、またレコだすかも〜〜〜
2014/5/22 21:08
お大事に
rikulikuさん 腰の調子はどうですか。用心してくださいね。

両神山のお天気に恵まれないみたいですね。でもいつかは晴れますよ。
いろいろ行きたいコースもあるようですが、ここって、バリエーションばかりですよね。どうか、ご注意を。
あちこちに仏像があって、本当に興味深い山です。僕も、いろいろ登ってみたいと思っています。八丁尾根は、そんな中で、よく整備されているうえ、岩稜歩きを楽しめ、おまけに展望も。いうことないコースです。

次回、rikulikuさんが登られるときは、いいお天気になりますよう、祈っていますね。
2014/5/23 0:46
とても、とても。。
テクさんへ

いくら志賀坂から歩いたからって、テクさんのロングにかなうわけでもなし。
いいお天気のうえ、風は涼しく、快適な歩きでしたから、疲れもしませんでした。
写真撮ってて、立ち止まってばかりだったかもしれません。
ほんと、いい気持ちでした。

新緑って、本当にいいですね。山歩き、こんなに楽しい時、ないかも。
カラッとして、汗かかないし。
それに、八丁尾根って、整備されてて、ストレスなく、岩稜が楽しめますからね。
去年に赤岩尾根に行ったんですが、まあ、クサリのない八丁尾根って感じですが、バリエーションなだけに、カラッとは楽しめません。藪もあるし、岩はもろいし。
行くんなら八丁だねって、同じメンバーで、秋に八丁に転進したことがあります。ほんとは紅葉の赤岩尾根をやろうって言ってたんだけど。

もうすぐ梅雨です。でも、たまには山にも来てくださいね。
2014/5/23 0:55
大丈夫ですか?
devilmanさん、こんにちは。
コメントしちゃうと気になさるかな?と控えていたら先に拍手頂いちゃいました。
ありがとうございます。

体調悪くてものんびりな山歩きですこーん、と良くなること、あります。
文体がキラキラ、とても楽しまれたことが伝わります。

でも、点滴なさるほど…
どうぞお大事に。このまま良くなりますように。
2014/5/23 8:35
pokoroさんへ
お気遣い、ありがとうございます。
スコーンと良くなったと思っていたら、やっぱり、ダメなんです。
と、気づいたら、周りに、長引く喉風邪、いるんですね、結構。
なんだ、流行っていたんだ。。。。

といいながらも、今週末は、約束しているので、富士見平です。
楽しみです。やっぱり、山, ですね。
2014/5/23 20:00
点滴なさっても
すぐ翌週に行かれるとは凄いですね
しかも、長い林道歩き!
でも林道からの緑の景色がとても綺麗ですね
稜線からの景色もすごくいいですし、混雑してる両神よりずっと充実されていたのでは。
お写真で堪能させていただきました
2014/5/24 13:52
Penさんへ
コメントありがとうございました。
奥さまの調子がいかがでしょう。ごゆっくりご養生なさってくださいね。

新緑の季節は、もしかすると、一番好きなのかもしれません。花粉症が去り、久しぶりのストレスのない日々の大気に、この輝くばかりの明るい、何十種類もありそうなみどり。この季節だけは、写真の枚数が驚くほど増えます。

今週はSOULdCatさんご夫妻と富士見平で過ごし、PenさんやTekuさんのすざまじい速脚ぶりをうかがいました。Catさんのハチャメチャ振りも実感しましたが・・
いつかお会いできたらいいですね。
2014/5/25 23:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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