花咲く南八ヶ岳(天望荘泊)

syosuke
その他1人 - GPS
- 29:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,400m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
美濃戸9:10-12:10行者小屋12:40-<地蔵尾根> -14:30赤岳天望荘(泊)
7月01日(火)
4:10天望荘-4:57赤岳5:07-5:40天望荘(朝食)6:40-8:33横岳8:39-
10:30硫黄岳10:35-12:25赤岳鉱泉12:50-14:40美濃戸
| 天候 | 6月30日 晴れのち曇り。 7月1日 晴れ時々ガス。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
美濃戸・やまのこ村に駐車(@1000円X2日:割引券で500円KB) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
やまのこ村駐車場:アブ多し。2日間なら割引券を印刷し持参すると帰りに ¥500をキックバック。 登山ポストは赤岳山荘前にあり。 温泉は原村のふれあいセンター『もみの湯』(¥500)。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
三角巾
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 1
替え衣類 1
入浴道具 1
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器 1
水筒 1
時計 1
日焼け止め
非常食 1
|
|---|---|
| 共同装備 |
マット
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ・メモリー・予備電池
ポリタンク
天気図用紙
車
|
感想
日程を幾度も延期しながら梅雨の合間に赤岳を登って来ました。
Syosukeは30数年振り、I氏は初八ヶ岳!
京王高尾山口駅前で待ち合わせし、高尾山ICから中央高速で南諏訪IC。
其処から美濃戸へ!美濃戸口からの林道は車高の低い一般車は厳しいがI氏の運転技術と
N社のJUKEで順調にやまのこ村の駐車場に到着。
この時期、車を降りると『アブ』が沢山タカって来ます。
10分も歩くと南沢への入り口があり、行者小屋に向う。
結構木々が多く、薄暗い山道を歩く。やがて涸れ沢になって来た頃、突然鹿が2頭現われた。
行者小屋にはレスキュー隊が訓練を終えたようで休んで居ました。
軽く昼食を取り、地蔵尾根を登る。可也急な登りで階段梯子なども出て来た。
途中ヘリの音がしてそのうちにホバリングをして一名吊り上げられた。これは訓練であった。
尾根の途中でヤマザクラが咲いていました。
イケメン地蔵が現われる頃になると頭も近く、遠くには硫黄岳の山容が見え始めた。阿弥陀岳は
ガスの中。尾根の道標が現われ、其処にも地蔵像。そして今夜の宿『赤岳天望荘』が直ぐ近くに
見えた。赤岳はガスの中。程なくして天望荘到着。
名古屋のツアー御一行様以外は我々2人だけの宿泊者。
明日の晴れを祈って小屋でのんびりする。『五右衛門風呂』は少し温めであったがシャワーも
有り気持ちが良い。夕食前と就寝前の2度も入ってしまった。それにしても大きな五右衛門風呂
である。やっぱりヘリで運んだのだろう。
赤岳天望荘の夕食は『バイキング』。中でもラフテーと大根の煮物、ミネストローフ、テンプラ、
トン汁、など食べ放題!生ビールで腹一杯食べてしまった。
談話室でまったりする。午後9時消灯だが8時半過ぎに2人用個室で就寝。
夜中にトイレに行く人の足音が気になり起きること度々。ドシドシと歩くのは止めて欲しいものだ。
翌7月1日、3時半に起床。窓の外はガスが掛かって暗い。4時10分に歩きだすがもう灯りは不要。
頂上小屋の手前で太陽が一瞬雲の上に頭をだした。直ぐガスの中。
4:55AMにI氏念願の赤岳主峰(南峰)2999mの頂に立つ。Syosukeは20代の頃、真教寺尾根から
登ったのと、黒百合平から縦走し小淵沢駅まで歩いた時と合わせて3回目である。
あれから40数年、脚の衰えはどうしようもない。
天望荘に戻り、食事。I氏は高山病のようで殆ど食べず。御嶽や光小屋など2500m以上の小屋泊
が厳しいようだ。
6:40AMに出発。横岳への道は岩峰が続く。高度差が少ないのが助かる。八ってこんなに高山植物が多かったとは思わなかったが特にコイワカガミ・オヤマノエンドウ・ハクサンシャクナゲなど
縦走路を彩る。ツクモグサは殆ど咲き終わりであったが岩陰に朝露に濡れた咲きかけの綺麗な花が
あった。休み休みながらI氏も頑張る。
頂上小屋から来た3人組に抜かれてコマクサの群落が目立つ頃、硫黄岳山荘に着く。
この辺はコマクサが咲けば綺麗だろうが僅か一輪咲き始めの株を見つけられた。
硫黄岳への登りは岩石の上を歩く。登りなだらかだがI氏は苦しそう。
硫黄岳を過ぎて赤岩の頭にきたら可也楽になったようだ。
赤岳鉱泉への下りはなだらかな下降で小屋が下界に時々見える。
赤岳鉱泉も平日の昼は客も無く、暇そう。此処の焼き肉夕食を何時か食べてみたいものだ。
此処でラーメンを作り食す。I氏は朝から結局夕食まで絶食状態。
赤岳鉱泉から北沢を下山。北沢沿いに橋もなんどか渡り白い飛沫を上げる沢は気持ちが良いものだ。
やがて林道に出た。これが意外と長い。美濃戸口まで行ってしまうのではと心配するほど。
漸く美濃戸山荘が見え、車を停めたやまのこ村に到着。ところが車には数十匹のアブが集り車内に
侵入するほど。しっかり500円をバックして貰う。
車の運転は疲れているI氏。轍がある悪路だが上手く運転する。
原村ふれあいセンターにある『もみの湯』(¥500)で温泉に入る。
体調不良ながらI氏は本当に頑張って歩いてくれた。Syosukeは40年前に歩いた時より
コースタイムは遅いが疲れは少なかった。
この時期天気に恵まれ、沢山の高山植物に逢えた久し振りの八ヶ岳であった。



















初めまして syosukeさん
名古屋の団体様の他にも数名宿泊者がいましたよ
我等三人組もその内の一組です
ヤマレコユーザー様がいないかなと思ってましたが確認できず残念です
歩いたルートは初日は違いますが二日目は同じですネ
我々の方が少し先行していたみたいです
写真も同じ花を撮っていたり、お話し出来たら楽しかったでしょうが…
ヘリの写真多分訓練ではないと思います
私たちが阿弥陀岳で見かけた遭難者を搬送したんだと思います
その若者は軽症の様でしたがズボンは破れてましたヨ!
お連れの方は高山病だったとか
無事下山出来て何よりでした これからも安全に登山を楽しみましょう
追記 写真No67の花は ケシ科のオサバグサだと思います
私は発見できませんでした
BOKUTYANNさん、初めまして!
天望荘の夕食時、食堂で一番奥に座られた3名の中にいらっしゃったのですね。
こちらは同年代の団塊の世代2名です。
2日目は赤岳を登ってから朝食してました。それと連れが結構酷い高山病でした。でもなんとか頑張ってくれたので予定コースをこなせました。
行者小屋でレスキュー隊に逢ったときは穏やかな雰囲気でしたのでまさか
救助中とは知りませんでした。赤岳は結構岩場が有り機を付けないとイケませんね。
No.67は『オサバグサ』との事、ありがとうございます。
赤岩の頭から赤岳鉱泉へ下る途中で見つけました。
この時期本当に色々な花に出逢えて良い山行でしたよね。
又何処かでお会いした時には『ヤマ談義』をしましょう。コメント有難うございました。
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