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Yamareco

記録ID: 472434
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

花咲く南八ヶ岳(天望荘泊)

2014年06月30日(月) 〜 2014年07月01日(火)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
syosuke その他1人
GPS
29:00
距離
14.4km
登り
1,400m
下り
1,397m

コースタイム

6月30日(月)
美濃戸9:10-12:10行者小屋12:40-<地蔵尾根> -14:30赤岳天望荘(泊)
7月01日(火)
4:10天望荘-4:57赤岳5:07-5:40天望荘(朝食)6:40-8:33横岳8:39-
10:30硫黄岳10:35-12:25赤岳鉱泉12:50-14:40美濃戸
天候 6月30日 晴れのち曇り。
7月1日 晴れ時々ガス。
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
高尾山口駅6:50AM待合せ。高尾山ICより中央高速・諏訪南IC.
美濃戸・やまのこ村に駐車(@1000円X2日:割引券で500円KB)
コース状況/
危険箇所等
やまのこ村駐車場:アブ多し。2日間なら割引券を印刷し持参すると帰りに
 ¥500をキックバック。
登山ポストは赤岳山荘前にあり。
温泉は原村のふれあいセンター『もみの湯』(¥500)。
普通車は入りにくい美濃戸。
やまのこ村Pに駐車。
アブ多し!
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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普通車は入りにくい美濃戸。
やまのこ村Pに駐車。
アブ多し!
今回は南沢から行者小屋へ。
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今回は南沢から行者小屋へ。
マムシ草。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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マムシ草。
キバナノコマノツメ。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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キバナノコマノツメ。
イワカガミ?コイワカガミ?
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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イワカガミ?コイワカガミ?
南沢の上部は涸れ沢状態。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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南沢の上部は涸れ沢状態。
鹿が2匹現われた!
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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鹿が2匹現われた!
漸くして行者小屋へ。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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漸くして行者小屋へ。
あれが今日の宿、天望荘。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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あれが今日の宿、天望荘。
地蔵尾根を登り始める。
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地蔵尾根を登り始める。
ヘリがホバリングして一人を吊り上げた。
レスキュー隊が救助訓練中。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ヘリがホバリングして一人を吊り上げた。
レスキュー隊が救助訓練中。
結構急な登りです。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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結構急な登りです。
中腹には未だヤマザクラが咲いて居ました。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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中腹には未だヤマザクラが咲いて居ました。
遠くに硫黄岳。
白い花は『イワヒゲ』。
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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遠くに硫黄岳。
白い花は『イワヒゲ』。
梯子階段が続く!
2014年07月02日 16:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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梯子階段が続く!
眼下に行者小屋。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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眼下に行者小屋。
イケメン地蔵さんその1.
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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イケメン地蔵さんその1.
イワヒゲその2.
2014年07月03日 05:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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イワヒゲその2.
ハクサンシャクナゲ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ハクサンシャクナゲ。
イワウメ。
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イワウメ。
ツガザクラ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ツガザクラ。
地蔵の頭。
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地蔵の頭。
イケメン地蔵その2.
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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イケメン地蔵その2.
赤岳天望荘は尾根に上がると直ぐ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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赤岳天望荘は尾根に上がると直ぐ。
コイワカガミ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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コイワカガミ。
天望荘脇に咲くウルップソウ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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天望荘脇に咲くウルップソウ。
タカネツメクサ。
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タカネツメクサ。
赤岳天望荘の崖の下にウルップソウ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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赤岳天望荘の崖の下にウルップソウ。
『五右衛門風呂』到着時と就寝前と二度
入る。気持ち良いです!
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/2 16:10
『五右衛門風呂』到着時と就寝前と二度
入る。気持ち良いです!
赤岳方面は時々ガスが切れかかるが
頂上は見えず。明日は・・・・
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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赤岳方面は時々ガスが切れかかるが
頂上は見えず。明日は・・・・
翌7月1日AM4:10に出発.ガスあり。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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翌7月1日AM4:10に出発.ガスあり。
登りは急です。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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登りは急です。
ハクサンシャクナゲが美しい!
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ハクサンシャクナゲが美しい!
AM4:30過ぎ、雲間に太陽が頭を出しました。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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AM4:30過ぎ、雲間に太陽が頭を出しました。
少しずつガスが薄くなり・・・
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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少しずつガスが薄くなり・・・
赤岳頂上小屋『北峰』。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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赤岳頂上小屋『北峰』。
更に主峰へ。太陽が・・・・
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更に主峰へ。太陽が・・・・
2899M,赤岳主峰(南峰)。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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2899M,赤岳主峰(南峰)。
天望荘と横岳の岩峰群。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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天望荘と横岳の岩峰群。
ミヤマキンバイ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ミヤマキンバイ。
初めての赤岳を登り小屋に戻る。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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初めての赤岳を登り小屋に戻る。
オヤマノエンドウ(紫)が沢山咲いていました。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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オヤマノエンドウ(紫)が沢山咲いていました。
ハクサンイチゲ。
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ハクサンイチゲ。
オヤマノエンドウ(紫)とチョウノスケソウ(白)。
2014年07月03日 05:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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オヤマノエンドウ(紫)とチョウノスケソウ(白)。
名古屋からのツアー一行が赤岳目指して
出発。(夜中のトイレへ行く音が五月蠅かったです!)
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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名古屋からのツアー一行が赤岳目指して
出発。(夜中のトイレへ行く音が五月蠅かったです!)
6:40AM天望荘を出発。振り返れば阿弥陀岳。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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6:40AM天望荘を出発。振り返れば阿弥陀岳。
高山病のせいか朝食を食べれなかったI氏が先行。
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高山病のせいか朝食を食べれなかったI氏が先行。
オヤマノエンドウ。
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オヤマノエンドウ。
タカネシオガマ。
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タカネシオガマ。
イワベンケイ。
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イワベンケイ。
横岳へ行く途中、お花畑あり。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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7/2 16:10
横岳へ行く途中、お花畑あり。
そして念願の『ツクモグサ』に逢えた!
満開前は此処だけ。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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そして念願の『ツクモグサ』に逢えた!
満開前は此処だけ。
『ツクモグサ』は殆ど咲き終わり。
2014年07月03日 05:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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『ツクモグサ』は殆ど咲き終わり。
タカネシオガマ2.
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タカネシオガマ2.
ウルップソウ2.
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ウルップソウ2.
白と紫のコントラスト!
(イワウメとオヤマノエンドウ)
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白と紫のコントラスト!
(イワウメとオヤマノエンドウ)
そして横岳(2829m)に到着。
Up&Downの岩峰でした。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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そして横岳(2829m)に到着。
Up&Downの岩峰でした。
横岳途中のコマクサ。蕾が出始め。
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横岳途中のコマクサ。蕾が出始め。
硫黄岳山荘。
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硫黄岳山荘。
沢山のコマクサがあるが花らしきものは
一輪のみ。
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沢山のコマクサがあるが花らしきものは
一輪のみ。
ミネズオウ。
2014年07月03日 05:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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ミネズオウ。
硫黄岳への登り。I氏は疲労困憊。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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硫黄岳への登り。I氏は疲労困憊。
硫黄岳2760m。
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硫黄岳2760m。
赤岩の頭。再びガス。
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赤岩の頭。再びガス。
これから下り一方です!
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これから下り一方です!
振り返れば硫黄岳。
I氏は朝食&間食無しで歩き通した!
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振り返れば硫黄岳。
I氏は朝食&間食無しで歩き通した!
林の中に咲く白い花(名前は?)
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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林の中に咲く白い花(名前は?)
北沢の水の音が聞こえる。
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北沢の水の音が聞こえる。
この橋を渡れば・・・
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この橋を渡れば・・・
アイスクライミングで有名な大同心沢。
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アイスクライミングで有名な大同心沢。
12:25に赤岳鉱泉に到着。
此処の夕食(焼き肉)食べたかったが
今回はパス。
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12:25に赤岳鉱泉に到着。
此処の夕食(焼き肉)食べたかったが
今回はパス。
アイスキャンデーの跡。少し雪が残ってます。
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アイスキャンデーの跡。少し雪が残ってます。
キバナノコマノツメ。
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キバナノコマノツメ。
沢沿いには沢山の白い花。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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沢沿いには沢山の白い花。
横岳よさらば!(北沢の流れ)
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横岳よさらば!(北沢の流れ)
涼しい沢の音。
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涼しい沢の音。
青空に映える青葉。
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青空に映える青葉。
第60回記念の手拭いをGET。30日宿泊迄。
2014年07月02日 16:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
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第60回記念の手拭いをGET。30日宿泊迄。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
ライター
1
ナイフ
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
三角巾
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
1
ストック
1
ビニール袋
1
替え衣類
1
入浴道具
1
シュラフ
1
シュラフカバー
1
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
食器
1
水筒
1
時計
1
日焼け止め
非常食
1
共同装備
マット
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
カメラ・メモリー・予備電池
ポリタンク
天気図用紙

感想

日程を幾度も延期しながら梅雨の合間に赤岳を登って来ました。
Syosukeは30数年振り、I氏は初八ヶ岳!

 京王高尾山口駅前で待ち合わせし、高尾山ICから中央高速で南諏訪IC。
其処から美濃戸へ!美濃戸口からの林道は車高の低い一般車は厳しいがI氏の運転技術と
N社のJUKEで順調にやまのこ村の駐車場に到着。
 この時期、車を降りると『アブ』が沢山タカって来ます。

 10分も歩くと南沢への入り口があり、行者小屋に向う。
結構木々が多く、薄暗い山道を歩く。やがて涸れ沢になって来た頃、突然鹿が2頭現われた。
行者小屋にはレスキュー隊が訓練を終えたようで休んで居ました。
軽く昼食を取り、地蔵尾根を登る。可也急な登りで階段梯子なども出て来た。
途中ヘリの音がしてそのうちにホバリングをして一名吊り上げられた。これは訓練であった。
 尾根の途中でヤマザクラが咲いていました。

イケメン地蔵が現われる頃になると頭も近く、遠くには硫黄岳の山容が見え始めた。阿弥陀岳は
ガスの中。尾根の道標が現われ、其処にも地蔵像。そして今夜の宿『赤岳天望荘』が直ぐ近くに
見えた。赤岳はガスの中。程なくして天望荘到着。
名古屋のツアー御一行様以外は我々2人だけの宿泊者。
明日の晴れを祈って小屋でのんびりする。『五右衛門風呂』は少し温めであったがシャワーも
有り気持ちが良い。夕食前と就寝前の2度も入ってしまった。それにしても大きな五右衛門風呂
である。やっぱりヘリで運んだのだろう。

 赤岳天望荘の夕食は『バイキング』。中でもラフテーと大根の煮物、ミネストローフ、テンプラ、
トン汁、など食べ放題!生ビールで腹一杯食べてしまった。
 談話室でまったりする。午後9時消灯だが8時半過ぎに2人用個室で就寝。
夜中にトイレに行く人の足音が気になり起きること度々。ドシドシと歩くのは止めて欲しいものだ。

 翌7月1日、3時半に起床。窓の外はガスが掛かって暗い。4時10分に歩きだすがもう灯りは不要。
頂上小屋の手前で太陽が一瞬雲の上に頭をだした。直ぐガスの中。
4:55AMにI氏念願の赤岳主峰(南峰)2999mの頂に立つ。Syosukeは20代の頃、真教寺尾根から
登ったのと、黒百合平から縦走し小淵沢駅まで歩いた時と合わせて3回目である。
あれから40数年、脚の衰えはどうしようもない。

天望荘に戻り、食事。I氏は高山病のようで殆ど食べず。御嶽や光小屋など2500m以上の小屋泊
が厳しいようだ。
 
 6:40AMに出発。横岳への道は岩峰が続く。高度差が少ないのが助かる。八ってこんなに高山植物が多かったとは思わなかったが特にコイワカガミ・オヤマノエンドウ・ハクサンシャクナゲなど
縦走路を彩る。ツクモグサは殆ど咲き終わりであったが岩陰に朝露に濡れた咲きかけの綺麗な花が
あった。休み休みながらI氏も頑張る。
 頂上小屋から来た3人組に抜かれてコマクサの群落が目立つ頃、硫黄岳山荘に着く。
この辺はコマクサが咲けば綺麗だろうが僅か一輪咲き始めの株を見つけられた。

 硫黄岳への登りは岩石の上を歩く。登りなだらかだがI氏は苦しそう。
硫黄岳を過ぎて赤岩の頭にきたら可也楽になったようだ。
赤岳鉱泉への下りはなだらかな下降で小屋が下界に時々見える。
 赤岳鉱泉も平日の昼は客も無く、暇そう。此処の焼き肉夕食を何時か食べてみたいものだ。
此処でラーメンを作り食す。I氏は朝から結局夕食まで絶食状態。
 赤岳鉱泉から北沢を下山。北沢沿いに橋もなんどか渡り白い飛沫を上げる沢は気持ちが良いものだ。
やがて林道に出た。これが意外と長い。美濃戸口まで行ってしまうのではと心配するほど。
漸く美濃戸山荘が見え、車を停めたやまのこ村に到着。ところが車には数十匹のアブが集り車内に
侵入するほど。しっかり500円をバックして貰う。

 車の運転は疲れているI氏。轍がある悪路だが上手く運転する。
原村ふれあいセンターにある『もみの湯』(¥500)で温泉に入る。
体調不良ながらI氏は本当に頑張って歩いてくれた。Syosukeは40年前に歩いた時より
コースタイムは遅いが疲れは少なかった。
 この時期天気に恵まれ、沢山の高山植物に逢えた久し振りの八ヶ岳であった。


 



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コメント

同じ日に展望荘に泊まりました(^^♪
初めまして syosukeさん

名古屋の団体様の他にも数名宿泊者がいましたよ
 我等三人組もその内の一組です 
ヤマレコユーザー様がいないかなと思ってましたが確認できず残念です

歩いたルートは初日は違いますが二日目は同じですネ
 我々の方が少し先行していたみたいです
写真も同じ花を撮っていたり、お話し出来たら楽しかったでしょうが…
 
ヘリの写真多分訓練ではないと思います
 私たちが阿弥陀岳で見かけた遭難者を搬送したんだと思います
  その若者は軽症の様でしたがズボンは破れてましたヨ!
 
お連れの方は高山病だったとか
 無事下山出来て何よりでした これからも安全に登山を楽しみましょう

追記 写真No67の花は ケシ科のオサバグサだと思います
    私は発見できませんでした
2014/7/3 22:01
Re: 同じ日に展望荘に泊まりました(^^♪
BOKUTYANNさん、初めまして!
天望荘の夕食時、食堂で一番奥に座られた3名の中にいらっしゃったのですね。
こちらは同年代の団塊の世代2名です。

2日目は赤岳を登ってから朝食してました。それと連れが結構酷い高山病でした。でもなんとか頑張ってくれたので予定コースをこなせました。
 行者小屋でレスキュー隊に逢ったときは穏やかな雰囲気でしたのでまさか
救助中とは知りませんでした。赤岳は結構岩場が有り機を付けないとイケませんね。

 No.67は『オサバグサ』との事、ありがとうございます。
赤岩の頭から赤岳鉱泉へ下る途中で見つけました。
この時期本当に色々な花に出逢えて良い山行でしたよね。
 又何処かでお会いした時には『ヤマ談義』をしましょう。コメント有難うございました。
2014/7/4 7:28
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