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Yamareco

記録ID: 491960
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

バイクで登山 表銀座~槍穂縦走 荒天の大キレット

2014年08月02日(土) 〜 2014年08月07日(木)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
128:00
距離
38.7km
登り
2,670m
下り
2,646m
天候 8/2: 晴(夕立有)
8/3: 晴(日出時)→曇→午後雨
8/4: 雨
8/5: 雨(強風)
8/6: 雨(強風)
8/7: 曇一時雨
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(起点)中房温泉から入山
穂高総合支所臨時Pにバイク駐車 ¥無料(JR穂高駅から徒歩5分;バス発着場)

(終点)上高地へ下山
    →バス・電車にて穂高へ移動
コース状況/
危険箇所等
●中房温泉〜燕山荘(合戦尾根):
 ・安全で快適なコース;それほどの急登りでは無い(丹沢の大倉尾根程度)
 ・水場(第1ベンチから沢へ10mほど降りる) 冷たくておいしい

●燕山荘〜燕岳: 特に危険個所無し; 大パノラマの展望

●燕山荘〜大天荘ヒュッテ(喜作新道):
 大天井岳のトラバースルートはハシゴや狭いバンド有;強風時は慎重に

●大天荘ヒュッテ〜ヒュッテ大槍(東鎌尾根):
 予想以上にハード。ザレた狭い稜線・バンドのアップダウン。
 長い鎖場や急なハシゴも有り、雨で強風のため滑らぬよう慎重に進んだ。
 (小屋HPブログ情報によると、同日に水俣乗越手前の長いハシゴ
  (”窓”と言われるところらしい)にて滑落事故発生したとのこと)

●ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘/槍穂先:
 風雨がキツいので滑らず、バランス崩さず慎重に行きました。
 急なハシゴの途中で突風に見舞われても防御姿勢取れるよう確実に昇降。

●槍ヶ岳山荘〜南岳小屋:
 風雨がキツク視界もきかず、平たい岩(結構滑る)でこけないよう慎重に進む。
 追い風の突風で2度前のめりにコケた。
 大喰岳の広いピークでは狭い視界(視野)のため目印を最初見逃し
 ぐるぐる回ることに。好天時なだどってことない場所。

●南岳小屋〜北穂高小屋(大キレット):
 こんな荒天時に行ってはいけません。
 滑るし風で煽られるし、昨年のジャン・ウマノセよりも数倍怖い思いをした。
 重いザックで強風・濡れ石という悪コンディションでは自分の力量を超えてた、
 反省。要所ではハーネス・スリング・カラビナで自己確保して慎重に進みました。

●北穂高小屋〜涸沢〜上高地:
 北穂の下りは重いザックだと結構きつかった。奥穂からのザイテン下りの方が楽。
その他周辺情報 後泊: 信州健康ランド(塩尻北IC最寄)
    サウナと水風呂の温度が各々雄々しい設定で好きです。良く寄るトコロ。
    無料マッサージチェアもお気に入り。居酒屋のオカズはボリューム大
     (八ヶ岳登山の際に便利な石和健康ランドの系列;中の造りは似てる)

立ち寄り: 道の駅アルプス安曇野 ほりがねの里
      ここの食堂の野菜天ぷらと蕎麦は安曇野の専門店に引けを取りません。
      道の駅でこのレベルとは恐るべし。再訪しよう。
予約できる山小屋
中房温泉登山口
横尾山荘
穂高支所総合庁舎の臨時P
ザックを前後逆向きに積んだら前掲してきてどうもバランス悪かった
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穂高支所総合庁舎の臨時P
ザックを前後逆向きに積んだら前掲してきてどうもバランス悪かった
準備完了、始発バス待ち
土曜の朝にしては駐車台数もバス待ち人数も少ない印象
準備完了、始発バス待ち
土曜の朝にしては駐車台数もバス待ち人数も少ない印象
大きめのマイクロバスが2台到着
大きめのマイクロバスが2台到着
中房温泉に着いたとたんに登山者だらけ。ツアーバスが多数到着してた。さすが人気ルート、・・但し第1ベンチまで渋滞です。
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中房温泉に着いたとたんに登山者だらけ。ツアーバスが多数到着してた。さすが人気ルート、・・但し第1ベンチまで渋滞です。
合戦小屋。大変暑くバテる。
合戦小屋。大変暑くバテる。
お約束!のスイカ。一切れ(8等分)で@¥800なり。
美味しい。最盛期には80玉/日、も出るのだそうな。
→売上は幾らになるww
お約束!のスイカ。一切れ(8等分)で@¥800なり。
美味しい。最盛期には80玉/日、も出るのだそうな。
→売上は幾らになるww
合戦尾根を見上げる
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合戦尾根を見上げる
燕山荘着。 人も多く(女性が6−7割方)華やかな雰囲気。
白砂や花崗岩、緑と色合いも華やか。
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燕山荘着。 人も多く(女性が6−7割方)華やかな雰囲気。
白砂や花崗岩、緑と色合いも華やか。
夕食は3回転、スイスホルンの実演サービス(高山だと息切れするのだそうな)
布団は2人で1枚、の混雑。あちこちで廊下で寝てた(自分も然り)
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夕食は3回転、スイスホルンの実演サービス(高山だと息切れするのだそうな)
布団は2人で1枚、の混雑。あちこちで廊下で寝てた(自分も然り)
燕岳の日の出、360度ぐるり見渡せた。
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燕岳の日の出、360度ぐるり見渡せた。
燕岳の日の出;富士山、南アルプス、中央アルプス
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燕岳の日の出;富士山、南アルプス、中央アルプス
燕岳の日の出;槍穂方面
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燕岳の日の出;槍穂方面
槍とイルカ岩。 目玉 ● 付けたくなるww
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槍とイルカ岩。 目玉 ● 付けたくなるww
燕山荘。キレイで華やかな、雰囲気のある良い小屋です。
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燕山荘。キレイで華やかな、雰囲気のある良い小屋です。
小屋前のテラス。気持ち良い場所。
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小屋前のテラス。気持ち良い場所。
燕山荘から望む、燕岳。キレイな山です。
小屋といい山・景色といい、人気有るのも頷けますね。
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燕山荘から望む、燕岳。キレイな山です。
小屋といい山・景色といい、人気有るのも頷けますね。
表銀座縦走のスタート。
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表銀座縦走のスタート。
槍・北鎌尾根を見ながらの稜線歩き、幸せだ。
(・・でも長くは続かず)
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槍・北鎌尾根を見ながらの稜線歩き、幸せだ。
(・・でも長くは続かず)
来たルートを見返す(燕岳、燕山荘方面)
来たルートを見返す(燕岳、燕山荘方面)
喜作レリーフ。 よく一人で(?)登山道開拓したものだ。
喜作レリーフ。 よく一人で(?)登山道開拓したものだ。
表銀座は快適な稜線歩き
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表銀座は快適な稜線歩き
大天井岳の、大天荘ヒュッテへのトラバースルート。
この頃がから天気が崩れ出し風雨が強まる。
狭いバンドは慎重に進む
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大天井岳の、大天荘ヒュッテへのトラバースルート。
この頃がから天気が崩れ出し風雨が強まる。
狭いバンドは慎重に進む
大天荘ヒュッテからヒュッテ西岳方面の途中
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大天荘ヒュッテからヒュッテ西岳方面の途中
ヒュッテ西岳。
休憩場所無いので受付の玄関土間でカップヌードル立ち食い
ヒュッテ西岳。
休憩場所無いので受付の玄関土間でカップヌードル立ち食い
東鎌尾根、一度下る。浮石に注意
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東鎌尾根、一度下る。浮石に注意
東鎌尾根、両側が切れ落ちた狭いバンド・ザレてる。
稜線は強風なので慎重に。
東鎌尾根、両側が切れ落ちた狭いバンド・ザレてる。
稜線は強風なので慎重に。
東鎌尾根
水俣乗越から見下ろす、天上沢。
北鎌やる時に備えてww起点を双眼鏡で探ったりしてみたり
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水俣乗越から見下ろす、天上沢。
北鎌やる時に備えてww起点を双眼鏡で探ったりしてみたり
水俣乗越から天上沢への下り(正規ルートではありません)
北鎌を水俣乗越から攻める時はココを降りるんですよ、大変そう。
水俣乗越から天上沢への下り(正規ルートではありません)
北鎌を水俣乗越から攻める時はココを降りるんですよ、大変そう。
東鎌尾根の ”窓” と言われる場所の模様。
同日に滑落事故が有った模様だ(小屋HPブログ情報)
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東鎌尾根の ”窓” と言われる場所の模様。
同日に滑落事故が有った模様だ(小屋HPブログ情報)
東鎌尾根の ”窓”
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東鎌尾根の ”窓”
雷鳥の親子。 雨降った時に出会えることが多いかな。
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雷鳥の親子。 雨降った時に出会えることが多いかな。
ヒュッテ大槍の自炊室。
食事が有名なので楽しみにしてたのだけど、・・荷揚げ予定の都合で予約者以外は「素泊まりでお願いします」とのことに。トホホ。次回リベンジせねば。でも素泊まり・テン泊者にもワインサービス頂きました、美味。
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ヒュッテ大槍の自炊室。
食事が有名なので楽しみにしてたのだけど、・・荷揚げ予定の都合で予約者以外は「素泊まりでお願いします」とのことに。トホホ。次回リベンジせねば。でも素泊まり・テン泊者にもワインサービス頂きました、美味。
ヒュッテ大槍を出発。悪天候、もうヤケクソモード。
ヒュッテ大槍を出発。悪天候、もうヤケクソモード。
ガスガスの東鎌尾根の終盤
ガスガスの東鎌尾根の終盤
ガスガスww
槍ヶ岳山荘着、いざガスガスの穂先へ。
目論みがあってww懸垂道具を持って行きます。
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槍ヶ岳山荘着、いざガスガスの穂先へ。
目論みがあってww懸垂道具を持って行きます。
サブバックはカバーが無いので小屋で頂いたゴミ袋を流用。
サブバックはカバーが無いので小屋で頂いたゴミ袋を流用。
穂先へ。渋滞ありません。
穂先へ。渋滞ありません。
穂先直下のハシゴ
穂先直下のハシゴ
穂先到着。ガスガス
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穂先到着。ガスガス
先行者が降りる前に撮影をお願いする。
その後は穂先を独占状態
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先行者が降りる前に撮影をお願いする。
その後は穂先を独占状態
祠の裏へ回り、北鎌尾根の終盤部を偵察してみる。
これが木の杭
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祠の裏へ回り、北鎌尾根の終盤部を偵察してみる。
これが木の杭
上のチムニーの模様。
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上のチムニーの模様。
上のチムニーの上部にある支点。金具は信頼できそう。
ロープ持ってきたが濡れてるので降りるの止めww
チムニーはいざ北鎌、の本番の楽しみに取っておこう。
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上のチムニーの上部にある支点。金具は信頼できそう。
ロープ持ってきたが濡れてるので降りるの止めww
チムニーはいざ北鎌、の本番の楽しみに取っておこう。
穂先の下り
穂先の下り
槍ヶ岳山荘を出発、南岳小屋へ。ガスガスだ。
槍ヶ岳山荘を出発、南岳小屋へ。ガスガスだ。
テント2張、もはや暴風と言ってよいレベルの中でツワモノだ。
でも左のテントは今にも飛びそうな揺れ方乱れ方で気掛かりだった。
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テント2張、もはや暴風と言ってよいレベルの中でツワモノだ。
でも左のテントは今にも飛びそうな揺れ方乱れ方で気掛かりだった。
大喰岳、広いピークだがガスガスで目印を見落としてぐるぐる回るハメに。
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大喰岳、広いピークだがガスガスで目印を見落としてぐるぐる回るハメに。
左側(東側)に雪渓
左側(東側)に雪渓
これが南岳?とガスの中から岩峰が現れるたびに騙されるww
これが南岳?とガスの中から岩峰が現れるたびに騙されるww
やっと南岳。西側(右側)からの暴風雨やカッパのフードも容赦なくバタバタ右目を打つので視野半分な感じでの歩行。
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やっと南岳。西側(右側)からの暴風雨やカッパのフードも容赦なくバタバタ右目を打つので視野半分な感じでの歩行。
南岳小屋到着。暴風雨&ガスガスで慎重に進んだため倍近くかかる。
南岳小屋到着。暴風雨&ガスガスで慎重に進んだため倍近くかかる。
荒天の中、いざ大キレットへ。
本日小屋発の13人全員が予定してたのだが実際に向かったのは自分と先発ソロの2人だけのようだ。
ともかく行けるところまで行ってダメなら戻るつもり。
(日程に余裕有るので出来た判断)
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荒天の中、いざ大キレットへ。
本日小屋発の13人全員が予定してたのだが実際に向かったのは自分と先発ソロの2人だけのようだ。
ともかく行けるところまで行ってダメなら戻るつもり。
(日程に余裕有るので出来た判断)
滑るので下りは気を使う
滑るので下りは気を使う
長いハシゴ。これも滑ったら大変。
長いハシゴ。これも滑ったら大変。
槍山荘からの後続3名グループベテラン勢が抜いて行く。早っ!
後で北穂小屋で聴いたら槍〜北穂をこの荒天の中コースタイムを下回るタイムで走破したそうだ、凄い。
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槍山荘からの後続3名グループベテラン勢が抜いて行く。早っ!
後で北穂小屋で聴いたら槍〜北穂をこの荒天の中コースタイムを下回るタイムで走破したそうだ、凄い。
広いコルが出てくるとホッとする。最低コル? 良く解らなかった。
広いコルが出てくるとホッとする。最低コル? 良く解らなかった。
ガスで暴風だろうがルートは明瞭で迷うことはありません。
ガスで暴風だろうがルートは明瞭で迷うことはありません。
槍山荘からの後続ソロに抜かれる。
長谷川ピーク付近。マークは解らなかった。
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槍山荘からの後続ソロに抜かれる。
長谷川ピーク付近。マークは解らなかった。
長谷川ピーク?(後でそうと解った)
信州側から飛騨側へ跨ぎ超すのですよ。
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長谷川ピーク?(後でそうと解った)
信州側から飛騨側へ跨ぎ超すのですよ。
ヤバいので確保とります。
緑がかった岩はどれもこれもつるつる滑って怖い怖い。
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ヤバいので確保とります。
緑がかった岩はどれもこれもつるつる滑って怖い怖い。
確保が甘そうでチト気掛かり。かといって体重かけてズレ抜けないかを試すなんてことは怖くてできないww
ステップが結構遠いので小柄な方はきつそう。
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確保が甘そうでチト気掛かり。かといって体重かけてズレ抜けないかを試すなんてことは怖くてできないww
ステップが結構遠いので小柄な方はきつそう。
続く鎖はぶっ太くて濡れてるので、体重かけたら滑って手から抜けそう。これでぶら下がれるのはよほどの握力かデカい手が無いとキツイ。当然確保しながら進む。
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続く鎖はぶっ太くて濡れてるので、体重かけたら滑って手から抜けそう。これでぶら下がれるのはよほどの握力かデカい手が無いとキツイ。当然確保しながら進む。
強風なので立って歩けません。平たい岩も滑ったり動いたりします。当然這って行きます。
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強風なので立って歩けません。平たい岩も滑ったり動いたりします。当然這って行きます。
ガスでどこまで深いのか解らないけど、怖いものは怖い。
奈落の底からゴォと吹き上げてくる風の音からして怖そげなBGM
ガスでどこまで深いのか解らないけど、怖いものは怖い。
奈落の底からゴォと吹き上げてくる風の音からして怖そげなBGM
テカテカつるつるのフェース。当然確保取ります。
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テカテカつるつるのフェース。当然確保取ります。
A沢のコル。 風が抜けるところのようで爆風で煽られそう。
休憩できる場所じゃなかった。
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A沢のコル。 風が抜けるところのようで爆風で煽られそう。
休憩できる場所じゃなかった。
下りてきたフェースかな?
下りてきたフェースかな?
ガスの先から何やら人のうめき声?力み声?が聞こえてきたと思ったら、対向のソロのヒトが現れた。
ガスの先から何やら人のうめき声?力み声?が聞こえてきたと思ったら、対向のソロのヒトが現れた。
ガスの中からモワっと現れた岩峰。飛騨泣きか?
先程のうめき声?は対向のヒトがワシワシ降りてきた時に発したのでしょう。
ガスの中からモワっと現れた岩峰。飛騨泣きか?
先程のうめき声?は対向のヒトがワシワシ降りてきた時に発したのでしょう。
飛騨泣き?ルート・ステップ・ホールドは明瞭です。
問題は荒天とメンタルのコンディション。
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飛騨泣き?ルート・ステップ・ホールドは明瞭です。
問題は荒天とメンタルのコンディション。
もうヒーヒーしながらも登る。確保道具を持参してなかったら長谷川ピークも飛騨泣きも超えずに戻ったかも。
確保してなかったら手を離してカメラいじったりガサゴソ出し入れの作業もできない
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もうヒーヒーしながらも登る。確保道具を持参してなかったら長谷川ピークも飛騨泣きも超えずに戻ったかも。
確保してなかったら手を離してカメラいじったりガサゴソ出し入れの作業もできない
こっちを飛騨泣きと呼ぶのかも?岩峰を超えた先のステップ。
濡れてて強風なので人工物は今回は有難い存在。
でも濡れてるとステップも滑るよ
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こっちを飛騨泣きと呼ぶのかも?岩峰を超えた先のステップ。
濡れてて強風なので人工物は今回は有難い存在。
でも濡れてるとステップも滑るよ
当然ここも確保して進みます。
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当然ここも確保して進みます。
ガスでどんだけ深いか解らないけど、見えなくても怖い(想像力による?)ということが今回解った
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ガスでどんだけ深いか解らないけど、見えなくても怖い(想像力による?)ということが今回解った
安全環無しの細めのカラビナだけど、今回は正解。細めの鎖でも穴に掛けることができたし、何よりも着脱作業を素早くできるのが安全・安心だった。
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安全環無しの細めのカラビナだけど、今回は正解。細めの鎖でも穴に掛けることができたし、何よりも着脱作業を素早くできるのが安全・安心だった。
キレットをやっつけて北穂高小屋到着。平和な空間ww
千切りキャベツのトントン、圧力鍋で炊飯のシューシュー、そして生姜焼きのジュージュー、更には美味しそうな香りww。
テーブルでくつろぐ登山者が「おっ、始まった」と嬉しそうな顔で音と香の演出を楽しむ至極の時間ですね。
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キレットをやっつけて北穂高小屋到着。平和な空間ww
千切りキャベツのトントン、圧力鍋で炊飯のシューシュー、そして生姜焼きのジュージュー、更には美味しそうな香りww。
テーブルでくつろぐ登山者が「おっ、始まった」と嬉しそうな顔で音と香の演出を楽しむ至極の時間ですね。
北穂の名物です!美味。
ごはんの盛りはスタッフさんによるものです。
当然お代わりするのだがお代わりも同量なので何度もお願いしてちょっと申し訳ない気分になる。
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北穂の名物です!美味。
ごはんの盛りはスタッフさんによるものです。
当然お代わりするのだがお代わりも同量なので何度もお願いしてちょっと申し訳ない気分になる。
夕食後、サンダルつっかけてビニル傘差して裏山の山頂へ。
この気軽さはなんだろww でもガスガスです。
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夕食後、サンダルつっかけてビニル傘差して裏山の山頂へ。
この気軽さはなんだろww でもガスガスです。
翌朝のテラスもガスガス
翌朝のテラスもガスガス
翌朝の山頂もガスガス。しょうがないから標識の根元に有った
三角形の岩を槍に見立てて撮影。
・・この石、去年も使ったぞww
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翌朝の山頂もガスガス。しょうがないから標識の根元に有った
三角形の岩を槍に見立てて撮影。
・・この石、去年も使ったぞww
因みに去年の写真がコレ。やっぱり同じ三角石じゃないかな。
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因みに去年の写真がコレ。やっぱり同じ三角石じゃないかな。
北穂からの下りは重荷だと結構キツイ。奥穂からのザイテン下りの方が楽だ。
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北穂からの下りは重荷だと結構キツイ。奥穂からのザイテン下りの方が楽だ。
涸沢カール。
降り始めてからガスが晴れ始め、前穂のピークも時々顔を出し始めた。
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涸沢カール。
降り始めてからガスが晴れ始め、前穂のピークも時々顔を出し始めた。
涸沢。テントも少な目。
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涸沢。テントも少な目。
今日が荷揚げの日のようであちこちの小屋へヘリが何度も飛び回ってた。
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今日が荷揚げの日のようであちこちの小屋へヘリが何度も飛び回ってた。
涸沢ヒュッテの定番、おでん。
「千円でジュースとおでん、適当にみつくろって」もらいました。バイクの運転が残ってるのでビールはおあずけ。
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涸沢ヒュッテの定番、おでん。
「千円でジュースとおでん、適当にみつくろって」もらいました。バイクの運転が残ってるのでビールはおあずけ。
人が少ない本谷橋
人が少ない本谷橋
北穂からの下りでかなりの時間ロスし、涸沢からはほぼノンストップで降りてきた。
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北穂からの下りでかなりの時間ロスし、涸沢からはほぼノンストップで降りてきた。
夏ダイヤ18:45発 最終バスになんとか間に合う
夏ダイヤ18:45発 最終バスになんとか間に合う
新島々で松本電鉄に乗り換え。元は京王井の頭線の車両なのだよ。
・・写真無いけど、この後の松本→穂高のJRがもろ平日帰宅ラッシュで大荷物・山臭の身は辛かったのです。
(だってバスぎりぎりで小梨平の風呂寄れなかったんだもん)
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新島々で松本電鉄に乗り換え。元は京王井の頭線の車両なのだよ。
・・写真無いけど、この後の松本→穂高のJRがもろ平日帰宅ラッシュで大荷物・山臭の身は辛かったのです。
(だってバスぎりぎりで小梨平の風呂寄れなかったんだもん)
戻ってきました、駐車場
戻ってきました、駐車場
無事に愛車と対面。マンション脇なのでうるさくないようにバイク押して移動して端っこの方で荷積します。
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無事に愛車と対面。マンション脇なのでうるさくないようにバイク押して移動して端っこの方で荷積します。
荷積完了。来る時とザックの向きは逆。こっちの方が安定する。
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荷積完了。来る時とザックの向きは逆。こっちの方が安定する。
後泊でお世話になった、信州健康ランド。ここの風呂はいいですよ。無料マッサージチェアもお気に入り。
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後泊でお世話になった、信州健康ランド。ここの風呂はいいですよ。無料マッサージチェアもお気に入り。
帰路、またも雨降ってきた。・・山降りてからもカッパ着なくてはいけないのですね。
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帰路、またも雨降ってきた。・・山降りてからもカッパ着なくてはいけないのですね。

装備

個人装備
ツェルト 軽アイゼン ハーネス スリング ガチャ類 ロープ(8mm×30m) ラジオ 予備バッテリー 双眼鏡

感想

永年勤続表彰という有難い会社制度のおかげで休暇を頂き、それではと普段はできないロング山行「表銀座→槍穂縦走」を計画。当初は西穂までの予定でしたがあいにくの悪天候にて北穂までで下山した次第。

(目的・目標)
・1週間のロング縦走の実行(装備、体力、長期によるあれやこれや対策)
・いつかは「北鎌」の偵察・情報収集
・昨年の西穂→奥穂、の逆行トライアルと比較
・「大キレット」
・著名な山小屋体験
・懸垂道具、自己確保具(ハーネス・スリング・ガチャ類)のお試し

(成果)
・この時期・このコースならではの、濃い方々との出会い
  (山へのそれぞれの考え、登山姿勢等、考えさせられる・参考になること色々)
・悪天候での経験(特に大キレット)
・自己確保具の実践経験(これは心身両面の効果あり!使えます)
・北鎌関連情報収集
  ・貧乏沢コル、水股乗越の導入口の偵察把握
  ・北鎌稜線のビバーク適地情報(大天荘H女性スタッフより)
    →北鎌コルはブヨが酷いので避けるべき
    →独標ピークは岩に囲まれ好環境
   ※独標トラバースルートの狭いバンドは風強い時は危険とのこと
  ・槍の穂先直下のルート把握(上のチムニー近辺)
・名物の小屋それぞれの個性(リピートしたい)
・乾燥室は有難い。
・ファブリーズ(小分けスプレー瓶)は臭い対策に効果有(但しセルフジャッジ)
・最今の男エステ(汗・加齢〇対策他)のアルコール?ウェットシート類も良いみたい。

(反省)
・荷物が重過ぎ(更なる軽量化および無駄な荷物の整理が必要)
・体力低下(WC観戦で山行もジョギングもさぼって夜更かししたたたり)
・高度順化不足(例年なら2,000m超の登山を6-7月で幾つかこなしてるのだが
 今季は初でいきなりのロング山行だったのでバテ具合がキツかった)
◎悪天候で、やや実力を超えた?トライ(大キレット)
 (南岳小屋 テン泊含め当日の13人全員が当初キレット超え予定だったが
       11人は予定変更し、向かったのは自分ともう一人だけだった) 
・AUはつながらない
・天気にたたられた
 (色々過去情報調べて、この時期がベストだと休暇取得調整したのにトホホ)

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コメント

ウワァァ-----。
hatsuさん こんばんは。

大キレットやりましたね。悪天候、しかもソロ 怖ッ
去年までのhatsuさんだったらこの条件ではやらなかったでしょうね。

反省点もあったようですがセルフビレイの実体験等、得るところ大・
達成感大の山行となったようでよかったです。
北鎌尾根をやる時は絶対に晴れて欲しいですよね。

お疲れ様でした。また怖くないところでご一緒したいですね。
2014/8/11 23:11
oyabunさん
この翌週に北鎌尾根も行ってきました。・・前週同様雨にたたられたのですが尾根アタックの1日は降らずに絶景の中満喫できました。
クライミング優先・軽量・スピード重視の登山とまったりテン泊登山とは別モノですね。秋の鍋が美味しい頃合いはやっぱりまったり系したいと思います。テン場決めて落ち合いましょかww
2014/8/17 10:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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