記録ID: 5268668
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西奥穂縦走 冬季
2023年03月02日(木) 〜
2023年03月05日(日)

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 13:44
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 430m
- 下り
- 2,171m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:24
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 3:14
距離 0.5km
登り 113m
下り 100m
| 天候 | 3/1 雨っぽい雪 3/2 晴れ、少し風強い 3/3 晴れ、風弱い 3/4 曇り、午後からガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
西穂高岳まで行く予定だったが、ホワイトアウトと強風で独標でビバーク。
なかなか厳しかった。
計画通りにはいかない。
雪は夜まで降り続け、テント内に入り込む。
気温は低く、凍えながら寝た。
なかなか厳しかった。
計画通りにはいかない。
雪は夜まで降り続け、テント内に入り込む。
気温は低く、凍えながら寝た。
西穂高岳山頂から少し降りたところ。
昨日の降雪でかなりの量の柔らかい雪がのってる。
バックステップで雪を踏み固めながらおりる。
上高地側に流れないかドキドキした。
これから先こんな緊張感が続くだろう。
果たして耐え切れるのか。
昨日の降雪でかなりの量の柔らかい雪がのってる。
バックステップで雪を踏み固めながらおりる。
上高地側に流れないかドキドキした。
これから先こんな緊張感が続くだろう。
果たして耐え切れるのか。
余裕がないところは写真がない。
『逆層スラブ』
間天コルから出発早々、難儀した。
鎖は半分埋まっており、岩にうっすら雪が乗ってるだけ。
どこに足を置いていいかわからない。
風も強く、恐怖心から叫んだ。
恐怖心を抑え込み、ピッケルを岩の隙間に差し込み、アイゼンの爪先を掛け、なんとか突破。
昨日の疲れ果てた状態だと突破できなかったかもしれない。
昨日の判断は間違っていなかった。
『逆層スラブ』
間天コルから出発早々、難儀した。
鎖は半分埋まっており、岩にうっすら雪が乗ってるだけ。
どこに足を置いていいかわからない。
風も強く、恐怖心から叫んだ。
恐怖心を抑え込み、ピッケルを岩の隙間に差し込み、アイゼンの爪先を掛け、なんとか突破。
昨日の疲れ果てた状態だと突破できなかったかもしれない。
昨日の判断は間違っていなかった。
『天狗の頭〜天狗のコル』
飛騨側をトラバース。
雪のつき方も雪質も良くはない。
ルート取りに失敗したんだと思う。何度も巻き直した。
ひたすらトラバース。
雪崩れそうな箇所は時間をかけないように。
最後は鎖で懸垂し、天狗のコルに。
気づけば天狗の頭から3時間かかっていた。
この日のうちに穂高山荘まで行きたかったが、おそらく無理だ。
帰れるのかな。焦る気持ちを抑え込む。
大丈夫。食料、燃料は予備してある。
落ち着いていこうと自分に言い聞かせる。
飛騨側をトラバース。
雪のつき方も雪質も良くはない。
ルート取りに失敗したんだと思う。何度も巻き直した。
ひたすらトラバース。
雪崩れそうな箇所は時間をかけないように。
最後は鎖で懸垂し、天狗のコルに。
気づけば天狗の頭から3時間かかっていた。
この日のうちに穂高山荘まで行きたかったが、おそらく無理だ。
帰れるのかな。焦る気持ちを抑え込む。
大丈夫。食料、燃料は予備してある。
落ち着いていこうと自分に言い聞かせる。
コブ尾根の頭。
ジャンダルムの目の前でテントを張った。
笠に沈む夕陽がとても綺麗だった。
でもいつもみたいな気持ちではみれなかった。
まだ気を抜けない。
生きて帰る。帰りたい。
家族と友達のことを思い出す。
涙がでそうになる。
恐怖心を抑え込みながら寝た。
ジャンダルムの目の前でテントを張った。
笠に沈む夕陽がとても綺麗だった。
でもいつもみたいな気持ちではみれなかった。
まだ気を抜けない。
生きて帰る。帰りたい。
家族と友達のことを思い出す。
涙がでそうになる。
恐怖心を抑え込みながら寝た。
馬の背に突入。
ここまでの道のりが厳しかったせいで感覚が麻痺したのか、怖くもなく意外とすんなり突破できた。
途中、奥穂頂上に2人いるのが見えた。
嬉しくて叫びそうになる。
あと少し。
でも気を抜いたらだめだ。
集中してピッケルを指す。
ここまでの道のりが厳しかったせいで感覚が麻痺したのか、怖くもなく意外とすんなり突破できた。
途中、奥穂頂上に2人いるのが見えた。
嬉しくて叫びそうになる。
あと少し。
でも気を抜いたらだめだ。
集中してピッケルを指す。
奥穂頂上。ついに最後のピークに。
雪の奥穂は2年ぶり。
風も弱く、とても暖かい。
景色は最高だが下山の涸沢岳西尾根の状況が気になる。
ここで日帰りの方2人とスライド。
涸沢岳西尾根の状況を聞く。
久しぶりに人との会話だったのでとても嬉しかった。
雪の奥穂は2年ぶり。
風も弱く、とても暖かい。
景色は最高だが下山の涸沢岳西尾根の状況が気になる。
ここで日帰りの方2人とスライド。
涸沢岳西尾根の状況を聞く。
久しぶりに人との会話だったのでとても嬉しかった。
蒲田富士付近。
雷鳥の団体が。
可愛いすぎた。
こんなところでテント張ってる強強女性2人組が。
1人はインスタフォローしてる方だった。
少し会話してすっごい元気もらった。
林道までは気を抜けない。
雷鳥の団体が。
可愛いすぎた。
こんなところでテント張ってる強強女性2人組が。
1人はインスタフォローしてる方だった。
少し会話してすっごい元気もらった。
林道までは気を抜けない。
ボロボロになりながら林道まで降りてきた。
白出沢に着いたとき、涙が止まらなかった。
生きて帰ってこれた。
大袈裟かもしれないがそう思った。
緊張と恐怖から解放され、疲れと身体の痛みを感じた。
あとは無心で歩くだけだ。
白出沢に着いたとき、涙が止まらなかった。
生きて帰ってこれた。
大袈裟かもしれないがそう思った。
緊張と恐怖から解放され、疲れと身体の痛みを感じた。
あとは無心で歩くだけだ。
撮影機器:
感想
情熱を込めて、一生懸命登ることができた。
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dodoraimon















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