鍋割山/塔の岳(鍋焼きうどんの向こうに富士山のち小丸尾根)

- GPS
- 07:24
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 7:24
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
神奈川中央交通バス 大倉行き(先発のバスも次のバスも満員のすし詰め状態でした) 朝の渋沢駅ではバスの始発から臨時便が出ていたようで、駅から出遅れたのに予想より早く大倉に着きました。 小丸尾根は踏み跡が幾つもあって迷いますが、あたりをよく注意してみるとしばらく先で合流することが多いのでそう心配することもないと思います。 ただ、落ち葉の下に浮石が多数あるので注意しないと滑ったり捻挫したりする危険があるかもしれません。注意してください。 |
写真
感想
寒くなったので鍋焼きうどんを食べに鍋割山へ。
初めて車ではなく、電車とバスで大倉に行くので勝手がわからず不安だった。なにしろ、前回の小仏峠でバスに乗る時にSuicaでの払い方がわからなくてご婦人に教わったくらいだったからだ。幸い、神奈中は割引券があったのでSuicaの心配はない。
相模大野駅でiPhoneのアプリで調べていたらあまりに待ち時間があるのでどうしようかと思っていたら、多くの登山客はさっさときた各駅停車の普通電車に乗り込んでいく。躊躇しているうちにその各停は出発してしまった。新たに調べてみると各停で行ったほうが余裕ができていいらしい。15分待って次の各停に乗り込む。急行より時間がかかる分寝ていけるということか。
最初の電車に乗り遅れ、駅でトイレ待ちをしているうちにバスの時間は迫ってくる。急いでバス停に行くと、もう長蛇の列。しかも止まっているバスには乗り込みが始まっており、それも満員状態だ。バスが出発してします。臨時便が出ることが多いと聞いていたのでそんなには待たないだろうと思っていたら、数分で次のバスが来た。最初のバスに乗れなくて、待つ列の最初の方だったのが幸いして座って大倉に迎えた。ラッキーである。天気も快晴。そういえば、昨日、ロト7で1000円当たってた。ちょっとだけいいことがあるかな。
大倉から鍋割山に向かう人は塔の岳方向と比べると極端に少ない。
それでも紅葉のシーズンなのか、先行する人がけっこういるものだ。
いろいろな人が丁寧に、ルートの説明をされているのでこんなおっさんが書くことはないので、個人的な感想をちょっとだけ。
ともかく、二俣までの林道が長い。さらに、後沢乗越から鍋割山荘までの登りがけっこうな急登(登りの嫌いなおっさんは相当の急登)でしかも長い。大倉尾根もきついが、振り返ると景色がいいがこちらがそうでもない。それが辛い。なかなか山荘前の太陽光パネルが見えてこないのだ。山頂近くから富士山が見えるようになってほっとする。ともかく、鍋焼きうどん鍋焼きうどんと人に聞かれないように心の中で唱えて力を振り絞る。途中、前夜宿泊して降りてきた人から「今日の富士山は最高だよ!」と聞かされちょっとだけ元気が出る。
太陽光パネルが見えてきた。「着いた!」燦然とはためく鍋焼きうどんの幟が見える。「鍋焼きウドン!」
だが待てよ。富士に雲がかかっていないうちによく拝んでおかないと。
カシャ。雲のかからない富士山を拝めた。よかったー。これで心置きなく鍋焼きうどんを食べれる。当然、うまい。外で富士を眺めながら鍋焼きうどんを食べる。実に良いシュチエーションだ。ふむふむ。
さて、予定通り塔の岳へ。塔の岳でも絶景の富士をと欲張ったが徐々に雲がかかってきてしまっている。しかもやや早めに出発したため、今回もうどんがこなれずペースが上がらない。もう少し休むべきか。
なんとか等の岳へ。相変わらすの混雑ぶり。やはり富士の頭に雲がかかっていたのでそそくさと小丸尾根の分岐まで戻る。一応来るときに確認しておいたので迷うこともない。道標の案内があるので当たり前だが、小丸からも大丸からも分岐までが思ったより距離があるので不安になる人もいるかもしれない。
小丸尾根はわかりにくいと聞いたが、確かに途中の杉林の手前あたりから踏み跡が幾筋もありどれが本筋かわからなくなることがある。ただ、よく注意して周囲を見れば大体が合流して下っていけるのでそう心配することもない。
長い下りを経てやっと二俣着。ここからバカに長い林道を下ることになる。ここに来ると何の面白みもない。大倉の戸川公園で昔の仕事仲間と久しぶりに会うことにしていたので時間を見ながら道を急ぐ。
大倉にはほぼ予定通り着。しばらく友人の到着を待つ。待つ間に、圏外の携帯にかかってきていた仕事の要件を済ませる。土曜だというのに追っかけてくるなよ、と思う。
やや遅れて友人がワンコとやってくるのが見えた。7、8年ぶりらしい。今はお互いに仕事の現場からは離れているが、最後に仕事してからもうそんなにたったらしい。お互いに老けたね、と彼女には失礼なことを言ってしまった。お返しに「太ったねえ。お腹が出てない」なんて言われた。そりゃ、否定はしませんがね。娘が大学生だしね。
彼女のワンコは9歳。疾風というかっこいい名前。彼女と一緒に山にも昇る。彼女のフェイスブックにその勇姿が載っている。我が家の愛犬は間も無く11歳に成る。この夏から階段を降りるのを躊躇するようになって以来、カミさんから山への連れ出しを禁止されてしまっている。はやてと一緒の彼女が実に羨ましい。今度一緒に山に行こう、疾風も一緒にね、と約束して彼女の車で秦野の駅まで送ってもらった。
やはり、今日はちょっとだけラッキーだったようだ。
mamoru0121













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