横岳・硫黄岳周回 ホテイランとツクモグサの花巡り
長野県
ぐろ
まみむ
体力度について
- GPS
- 10:29
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,368m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 10:29
| 天候 | 曇りのち晴れ 主稜線は冷たい5〜8m/sの強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・美濃戸林道は荒れており、低クリアランス車両は通行困難。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・南沢登山口〜行者小屋：ホテイラン開花地を経て、長く緩い登り坂。残雪は全くない。重厚な苔生した樹林帯は圧巻。鳥や花草木との出逢いも嬉しい。 ・行者小屋〜地蔵の頭：取り付きから10分程は緩い登り、その先は九十九折れから急鉄階段と鎖場。ヤセオネトラバース、ガレ場での滑り注意。残雪は全くない。 ・地蔵の頭〜日ノ岳：稜線歩きからの急岩稜の登り。ハシゴの踏み外し注意。 ・日ノ岳〜三叉峰（さんしゃほう）：岩稜急登の先や石尊峰の途中にツクモグサ開花。鎖場に残雪はない。 ・三叉峰〜奥ノ院（横岳山頂）：ツクモグサ咲く稜線歩き。眺望が素晴らしい。東側のトラバースに残雪はない。 ・奥ノ院〜硫黄岳山荘：カニの横ばい岩稜のトラバースは濡れていると滑りやすく注意。台座の頭からは、網で閉鎖されたフェンス脇の砂礫道を歩く。ザレているので転倒注意。 ・硫黄岳山荘〜硫黄岳山頂：ケルンが並ぶ緩い登り。ガスでの視界不良時注意。 ・硫黄岳山頂〜赤岳鉱泉：赤岩の頭での分岐注意。砂浜のような尾根から、長い樹林帯を下る。残雪は全くない。 ・赤岳鉱泉〜赤岳山荘：北沢と林道歩き。花を探しながらゆったりと歩いた。残雪や泥濘はない。 |
写真
（ま）たくさん見られて良かったです。
（ま）葉も花も少なめで大人しい印象ですね。
（ま）こちらはイケイケですかねー。
（ま）周りにはミヤマカタバミちゃん。
（ま）この森だけでも楽しいな。
（ま）やっとスタート地点ですけどすでに満足感が。
（ま）行者ニンニク好物ですよ。
（ま）グロさんと初めて一緒に山に登った雪の赤岳登山を思い出します。
（ぐ）ストック持って三本足です。王貞治は一本足。ナボナはお菓子のホームラン王。
（ぐ）行者小屋から約1時間で地蔵の頭に到着。冷たい北西の強風。気温6℃、体感は0℃。（ま）風が少し吹いて半袖では冷たいです。
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（ま）風が少し吹いて半袖では冷たいです。
（ま）頭痛くなってきたので早めの頭痛薬を飲みました。
（ぐ）ハクサンイチゲが咲いていた。（ま）ちょうど休んだところに咲いていました。私の説なんですが、立ち止まると嬉しい発見があることが多いです。
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（ま）ちょうど休んだところに咲いていました。私の説なんですが、立ち止まると嬉しい発見があることが多いです。
（ま）風の強いところで咲くのね。
（ぐ）石尊峰。横岳の各ピークに山頂標が設置してある。絵が描いてあり面白い。ツクモグサガール。（ま）誰が置いたのか気になる。
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（ま）誰が置いたのか気になる。
（ぐ）三叉峰分岐の所で昼食。富山ブラックラーメンにチャーシュー乗せ、ジャンバラヤと唐揚げ。カップ麺とは思えない。（ま）グロさんの出来上がり前に私は食べ終わりましたよ。
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（ま）グロさんの出来上がり前に私は食べ終わりましたよ。
（ぐ）パンパンなザックだが、今日は少し軽量化して15kgかな。
（ぐ）奥ノ院横岳山頂。ツクモグサ色のまみむさんと、顔が黒くて潰れている私。（ま）以前ここに来た時はガスで何も見えなかったのでうれしいです。
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（ま）以前ここに来た時はガスで何も見えなかったのでうれしいです。
（ぐ）ドリフのコントのように、横に動く仕掛けがあるかな？。「志村うしろ〜！」
（ま）キバナシャクナゲを探しましたがすべて開花前でした。残念。（ぐ）高山帯にしか咲かないキバナシャクナゲ。白馬岳や旭岳に群生があります。
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（ぐ）高山帯にしか咲かないキバナシャクナゲ。白馬岳や旭岳に群生があります。
（ま）横岳の岩々の道から急に変わるんですね。不思議。
（ぐ）硫黄岳山荘で休憩。中学生の親子連れと会話。この後、人気ユーチューバーだと知ることとなる。私は「井村屋あずきバー」が好み。（ま）とてもいい子でしたね！
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（ま）とてもいい子でしたね！
（ま）こんなに素晴らしい景色なんだ！
（ま）よくわかりませんが、deresukeyさんポーズなんだそう。（ぐ）黒斑山で会った時に一緒にやりました。私一人でやると土俵入りだな。ネコダマして雲竜型。卑劣。
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（ぐ）黒斑山で会った時に一緒にやりました。私一人でやると土俵入りだな。ネコダマして雲竜型。卑劣。
（ま）ここだけ白いのが不思議。
（ぐ）北沢沿いを歩いて途中で休憩。タケシマランを見つけた。ヒメタケシマランは分岐せず、全体的に小ぶり。（ま）これはやはりヒメじゃないタケシマランだったのね。
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（ま）これはやはりヒメじゃないタケシマランだったのね。
感想
雨天順延で予定通り八ヶ岳へ。ホテイランとツクモグサ観賞。まみむさんも同行するので赤岳へは行かず、ツクモグサ開花地へ最短で行ける地蔵尾根から横岳へ行って、硫黄岳へ回って北沢で周回することにした。
急階段と鎖場の地蔵尾根を下るより、少し距離は伸びるが、八ヶ岳主稜を眺めながら周回した方が楽しめる。杣添尾根だとホテイランを見るのが面倒になる。
3時30分に前橋市を出発。佐久南で下りて白樺湖方面へ。曇り空のすき間から朝焼けが見えていた。エコーラインに入ると薄曇りとなり、田植えを終えた水田越しに八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳も見えていた。
美濃戸口の駐車場はほぼ満車。午後からの晴れ予想とホテイラン、ツクモグサが咲く時期らしさ。パジェロは美濃戸林道へ突入。相変わらず荒れた道で洗堀され、石など散乱していた。赤岳山荘のおばちゃんに1000円払って駐車場へ。満車だったので林道脇に路駐。
6時半に出発。分岐を南沢へ。10分ほど歩くとホテイランの開花地。一昨年来たが、その時よりやや少ない印象。時期もあるだろうが沢の方が特に少なく感じた。ただロープで囲われた内部は変わらず咲いていた。ナンバリングされているので80以上ある。独特な花容のランはいつ見ても美しいと思った。
苔生したコメツガやカラマツの森を進み、白河原に出ると初めて横岳を見ることが出来る。そそり立つ大同心や険しい岩稜帯が美しい。休業中の行者小屋もテントが数張あり人が多かった。
地蔵尾根は、二年前の厳冬期の赤岳、まみむさんと一緒に行った以来。奇しくも夏季シーズンに、また一緒に登ることとなるとは思わなかった。急階段と鎖場を経て地蔵の頭へ到着。北西の冷たい強風。気温は6℃、体感は0℃くらいかな。
二十三夜峰と日ノ岳の間、鉾岳と石尊峰の間にはツクモグサが咲いていた。また各峰には山頂標が置いてあり、裏には絵が描かれていた。一昨年は無かった面白い。三叉峰分岐で昼食。尾根の東側は風が吹かないので暖かい。
ゆったりと休憩して出発。無名峰を経て奥ノ院横岳へ。見晴らしの良い山頂は、富士山、赤岳、阿弥陀岳、鳳凰三山、白根三山、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、中央アルプス、北アルプス、浅間連峰、奥多摩武蔵山稜と名峰を一望できる絶景。
予想通り午後から晴れてきて暑い。標高2800m以上なので日差しが強い。カニの横ばいの所にもツクモグサが咲いていた。硫黄岳山荘に立ち寄り休憩。天皇陛下も皇太子時代に宿泊された山荘。まみむさんはバッヂを買っていた。
大ダルミからの緩い登り返し。ジョウゴ沢火口と大同心の奇岩群が迫力があり、背景の赤岳、阿弥陀岳にマッチしていた。硫黄岳山頂は立入禁止なので、仮の山頂で記念撮影。爆裂火口は前掛山に似ている。
ゴーロ帯を下る。左手の八ヶ岳主稜の絶景を見ながら歩く。同じ標高で見られるので迫力が違う。白砂の分岐を北沢へ。長い樹林帯歩きも、花探ししながら歩けば少しは退屈がしのげた。セリバオウレンがたくさんあったのでびっくり。
北沢沿いを歩いて堤防広場から林道へ。苔生したコメツガの森、新緑のカラマツが輝いていた。ちょうど17時に赤岳山荘に戻ると、車は数台しか残っていなかった。エコーラインに下りると、すでに八ヶ岳はガスの中だった。
明日30日月曜も休みだが雨100％の予想。さてガラスの花を探しにでかけよう。
私は初のホテイランとツクモグサです。
気合い入れてツクモグサ色の服にしたのが良かったのか、どちらもたくさん見ることができて良かったです😀
疲れたら横岳往復で帰る予定でしたが、ゆっくり歩いて調子も良かったので硫黄岳周回にしました。
硫黄岳からの眺望は素晴らしく、回ってよかったです。
だけど、美濃戸までが長くて、帰りは地図ばかり見ちゃいました。
美濃戸口から日帰りの方はすごいなあと思いました。
今度は泊りで赤岳含めて歩きたいな。
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はじめましてのツクモグサとホテイランにやっと会えましたよ。
ホテイランは思ったよりずっと小さくて、茎を入れた丈が５�僂�らいで驚きました。
そしてツクモグサも強風を避けた岩陰に咲くのかと思いきや、むしろ風の強いところで咲いていて、やはり百聞は一見に如かずだなあと感じました。
2800ｍの稜線歩きは景色も最高で、満足感たっぷりの日帰り山行でした。yamaonseさんもぜひ来年行ってみてください。
順延した八ヶ岳へ行って参りました。ホテイランは一昨年より少ない印象ですが、ロープ内で囲われたものは変わらず咲いてましたね。ツクモグサはちょうど咲き始めで良かったです。
まみむさんと同行するので、赤岳をパスすれば、かなり距離も時間も短縮できるし危険度も低下します。横岳までは予定より30分早かったですが、下山して見れば予定より1時間遅くなりました。硫黄岳や随所に休憩しましたからね。こんなのんびりな山行も良いもんです。
今年、もう何人もの方のホテイランのレコを見てきましたが、ようやくぐろさん登場で現地の開花状況、様子がよくわかりました。
たくさん咲いてるんですね〜滅多に見つからない貴重種ではなくて、完璧に管理されている大切な花なんですね🌸
私がもし行けるとしたら（花見ハイキングですが）、6月初旬が雨☔️続きらしいので10日過ぎてからかなと思うのですが、咲いていそうでしょうか？
それと、平日行くつもりですが、美濃戸口から先、ダートな道はハスラーでも行けそうでしょうか？
ダメなら1時間歩くつもりですが(^◇^;)
美濃戸から行ってもこの時期は混みますね。
横岳を杣添尾根から行きたいけど、駐車場が熾烈な争いなので躊躇します💦
ダメですね、こんなんじゃなかなか行けませんよね笑
ホテイランだけでも見られたらいいなあと思っています。
まみむさん、赤岳でぐろさんと初めて登ったのでしたね！思い出しました。確か拝見してます。私は赤岳、横岳、阿弥陀岳の南の主峰を歩いてないので羨ましいです。他はほとんど行ったんですが、南はなかなか縁が遠くて😆
またお二人で登られるの、楽しみにしています。
お疲れ様でした♪
ホテイランかわいかったですよー。苔の森の中に小さいピンクがぽつりぽつりと咲いています。
ロープで囲って守られていますが、登山道脇に出ている子は間近で見ることができましたよ。
ぜひ見に行っていただきたいですが、6/10以降だとどうでしょうね…
私なら雨でもホテイラン鑑賞だけに的を絞って早めに行くことをお勧めします。それなら長靴でも歩けますよ。
八ヶ岳はコース取りがいろいろ組めるだけに考えてるとドツボにはまりますよね。私もそのパターンです笑。
グロさんが一緒だと、こうしましょうと大筋を決めてくれてるのでありがたいですね。
今回まででグロさんと硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳と主峰を登りましたので、次は南側の山に行きたいです。
以前も八ヶ岳のレコにコメントいただきました。ありがとうございます。5月下旬から6月上旬にかけてホテイラン、ツクモグサが咲きます。硫黄岳のコマクサやウルップソウは6月下旬から咲き始めると思います。ホテイランは一時期は盗掘などで減少してしまい、10年以上前からロープで囲い管理するようにしたら増えましたね。群生して自生しているところも伊那市の山中にあるようです。
平日にお出かけになるなら、5日月曜日が良いでしょう。早朝はやや雲が残りますが、正午前から晴れる予想です。4日日曜も晴れますが、混み合うと思います。美濃戸林道ですが、プリウスで走破する強者もいます。ハスラーでしたら、洗堀や石など避け注意して行けば大丈夫だと思います。あの往復2時間歩きは結構大きいです。行きは良いですが、帰りは疲労もあるので長く感じます。文明の利器を使いましょう。運転は慎重に。
赤岳は11回登頂しています。3回夏季、1回紅葉時期、7回厳冬期です。ちなみに八ヶ岳連峰はすべて登頂し、登山道も一部を除き走破しています。杣添尾根は関東からのアクセスも近く人気です。横岳への最短ですからね。ただしホテイランを見に行く人はほぼいません。この尾根は7月から8月に行って、コマクサやウルップソウ、キバナシャクナゲやチョウノスケソウを見に行くと良いです。赤岳へは行かず硫黄岳ピストンで十分楽しめます。
ホテイランは6月10日まではもたないと思うので、多少天候が悪くても美濃戸まで車で行って、開花地だけ行って帰るのも有りですよ。
色々ありがとうございます😊
日程が難しいけど、もし行けたらいっぱい撮って来ますね🌸
横岳にツクモグサ咲く季節がやってきていたのですね、あまりにも今年はツツジの開花に踊れされて季節感が狂っているおいらの頭の中。
これが起爆剤になればいいかな、「まみむさん」のウェアーの色はあのツクモグサの黄色いクリーム色で横岳にはグ〜ですね・・・狙っていたのかな？。
高山に咲く🌺が咲き出しましたね、岩稜と可憐な花いいですよね。
お疲れ様でした。
まだまだツツジ祭り2023が続いていますね。今年は見たこともない花量で圧倒されますね。
グロさんには今回、八ヶ岳にするか、またはyasioさんも行かれたヒメサユリの小径かと提案されましたが、ヒメサユリはまだチャンスもあるので八ヶ岳を選びました。
とてもいい時期に見ることができて良かったです。
ツクモグサはモフモフでとてもかわいいですね。あんな厳しいところに咲かなくてもいいのになんて思いましたが、逆にライバルがいなくて居心地がいいのでしょうね。
私の服は、出かけるときに寒いかなと思って慌てて上着を掴んで出てきたので、色は偶然でした。
でも、カタクリの時は紫の服を着たりしてるので、無意識に色を選んでいるのかもしれません！
今年のツツジ系はみな満開ですからね。まだ赤城山や湯ノ丸山のレンゲツツジが控えてますよ。楽しみですね。小沼のシロヤシオも今年はすごくて、上毛新聞にも掲載されていました。
季節は移ろいますので、これからは初夏の花々が主役です。来週以降は谷川主脈縦走、苗場山、平標山、白馬岳、浅草岳など毎年恒例のコースを予定しています。7月は東北遠征するんですよ。宿も予約してあります。
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