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Yamareco

記録ID: 582475
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
丹沢

塔ノ岳【蓑毛BS→塔ノ岳→大倉BS】

2015年01月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:11
距離
18.4km
登り
1,729m
下り
1,749m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
1:19
合計
8:59
距離 18.4km 登り 1,731m 下り 1,754m
7:41
27
8:08
8:09
48
8:57
8:59
96
10:35
10:45
17
11:02
8
11:10
20
11:30
11:32
0
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11:34
22
11:56
11:57
18
12:15
9
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14
12:39
12:41
1
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12:50
1
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13
13:04
2
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28
13:34
14:05
1
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14:07
1
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14:13
12
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4
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6
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14:40
18
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15:02
15
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15:19
8
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9
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15:37
25
16:02
3
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10
16:15
19
16:34
16:35
5
16:40
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
■神奈川中央交通 秦20 秦野駅→蓑毛行
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800459-1/nid:00127715/rt:0/k:%E7%A7%A6%E9%87%8E%E9%A7%85

■神奈川中央交通 渋02 大倉→渋沢駅北口行
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800127-1/nid:00127910/rt:0/k:%E5%A4%A7%E5%80%89
■写真1 - 蓑毛BS
ヤビツ峠行きも含めて、週末の7時台は4本の設定。
準備している間にも次のバスが到着しました。
2015年01月31日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 7:41
■写真1 - 蓑毛BS
ヤビツ峠行きも含めて、週末の7時台は4本の設定。
準備している間にも次のバスが到着しました。
■写真2 - 蓑毛BS
朝から良い天気なのですが、思ったよりも寒くなく。
このコンディションでは霧氷は絶望的でしょう。
2015年01月31日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 7:41
■写真2 - 蓑毛BS
朝から良い天気なのですが、思ったよりも寒くなく。
このコンディションでは霧氷は絶望的でしょう。
■写真3
丁寧に設えられた水場。
下山時に靴を洗うような雰囲気では無いです。
2015年01月31日 07:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/31 7:57
■写真3
丁寧に設えられた水場。
下山時に靴を洗うような雰囲気では無いです。
■写真4
渡渉を経て登山道へ入っていきます。
この橋は見た目以上に滑るので、沢への転落に注意です。
2015年01月31日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
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■写真4
渡渉を経て登山道へ入っていきます。
この橋は見た目以上に滑るので、沢への転落に注意です。
■写真5
まだ朝もやが残る秦野市街。
夜明け直後は視界100mほどの濃い霧に包まれていました。
2015年01月31日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 8:15
■写真5
まだ朝もやが残る秦野市街。
夜明け直後は視界100mほどの濃い霧に包まれていました。
■写真6
標高700m辺りから、昨日の降雪が現れ始めました。
この冬初めての雪山ハイクです。
2015年01月31日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 8:46
■写真6
標高700m辺りから、昨日の降雪が現れ始めました。
この冬初めての雪山ハイクです。
■写真7
朝日の照り返しで輝く相模湾。
眩しいほど黄金色に輝いています。
2015年01月31日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/31 8:55
■写真7
朝日の照り返しで輝く相模湾。
眩しいほど黄金色に輝いています。
■写真8 - ヤビツ峠BS
意識的にペースを落としたのもあり、遅い時間になりました。
トイレ使用不可につき、次は烏尾山荘までありません。
2015年01月31日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 9:00
■写真8 - ヤビツ峠BS
意識的にペースを落としたのもあり、遅い時間になりました。
トイレ使用不可につき、次は烏尾山荘までありません。
■写真9
転倒したら危ないので、1,000円程度で購入したスパイクを装着。
丁度、散布車が融雪剤を巻きながら通っていきました。
2015年01月31日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 9:09
■写真9
転倒したら危ないので、1,000円程度で購入したスパイクを装着。
丁度、散布車が融雪剤を巻きながら通っていきました。
■写真10
富士見山荘跡のトイレは冬季使用不可です。
ここから登山口まで、もう少し舗装路が続きます。
2015年01月31日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真10
富士見山荘跡のトイレは冬季使用不可です。
ここから登山口まで、もう少し舗装路が続きます。
■写真11
登山口から少し登って。
この標高になると、安定して雪が着いているようです。
2015年01月31日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真11
登山口から少し登って。
この標高になると、安定して雪が着いているようです。
■写真12
二ノ塔直下の細かい九十九折。
深い青空に向かって登っていきます。
2015年01月31日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真12
二ノ塔直下の細かい九十九折。
深い青空に向かって登っていきます。
■写真13 - 二ノ塔
雪が積もったままのベンチ。
休憩した人が居ないことを語っています。
2015年01月31日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 10:34
■写真13 - 二ノ塔
雪が積もったままのベンチ。
休憩した人が居ないことを語っています。
■写真14 - 二ノ塔
下りに備えてチェーンスパイクに履き替えます。
アイガーでも履けるサイズなので、少し大きいですが…。
2015年01月31日 10:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真14 - 二ノ塔
下りに備えてチェーンスパイクに履き替えます。
アイガーでも履けるサイズなので、少し大きいですが…。
■写真15 - 二ノ塔
少し休憩して三ノ塔への登り返しに挑みます。
菩提からの踏み跡は、2人分ほどあるように見えました。
2015年01月31日 10:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真15 - 二ノ塔
少し休憩して三ノ塔への登り返しに挑みます。
菩提からの踏み跡は、2人分ほどあるように見えました。
■写真16
振り返れば相模湾。
表尾根は海を見下ろす展望が醍醐味だと思います。
2015年01月31日 10:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真16
振り返れば相模湾。
表尾根は海を見下ろす展望が醍醐味だと思います。
■写真17 - 三ノ塔
ここのベンチは全て除雪されていました。
大倉からの踏み跡も合流します。
2015年01月31日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 11:02
■写真17 - 三ノ塔
ここのベンチは全て除雪されていました。
大倉からの踏み跡も合流します。
■写真18 - 三ノ塔
富士山は、まさかの雲隠れ。
期待していただけに、ガッカリ感が半端ないです。
2015年01月31日 11:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真18 - 三ノ塔
富士山は、まさかの雲隠れ。
期待していただけに、ガッカリ感が半端ないです。
■写真19 - 三ノ塔
左右にうねるように塔ノ岳へと至る表尾根。
丹沢で好きな展望の一つです。
2015年01月31日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真19 - 三ノ塔
左右にうねるように塔ノ岳へと至る表尾根。
丹沢で好きな展望の一つです。
■写真20
冬の装いに、供えている方の献身さを感じます。
ここから激下り、気を抜けない区間が始まります。
2015年01月31日 11:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真20
冬の装いに、供えている方の献身さを感じます。
ここから激下り、気を抜けない区間が始まります。
■写真21 - 烏尾山
よく間違われますが「とりお」でなく「からすお」です。
建物ごと三角形の面白い形の烏尾山荘は素泊まりのみ。
2015年01月31日 11:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真21 - 烏尾山
よく間違われますが「とりお」でなく「からすお」です。
建物ごと三角形の面白い形の烏尾山荘は素泊まりのみ。
■写真22 - 烏尾山
ここは展望にも恵まれた穴場的な存在。
夜景が綺麗そうなロケーションです。
2015年01月31日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真22 - 烏尾山
ここは展望にも恵まれた穴場的な存在。
夜景が綺麗そうなロケーションです。
■写真23 - 烏尾山
都心方面にも展望。
奥のほうに薄っすらと見えるのは筑波山?
2015年01月31日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真23 - 烏尾山
都心方面にも展望。
奥のほうに薄っすらと見えるのは筑波山?
■写真24 - 烏尾山
よく見ると634mの建造物も。
冬でなければ霞んでしまい、見えないかも知れません。
2015年01月31日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真24 - 烏尾山
よく見ると634mの建造物も。
冬でなければ霞んでしまい、見えないかも知れません。
■写真25
行者ヶ岳の周囲では、馬酔木が開花の準備を進めています。
有毒で鹿が食べないので、よく目立ちます。
2015年01月31日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 11:43
■写真25
行者ヶ岳の周囲では、馬酔木が開花の準備を進めています。
有毒で鹿が食べないので、よく目立ちます。
■写真26
行者ヶ岳のあたりで一旦、富士山は見えなくなります。
隠れる直前に、少しだけ雲が退いてくれました。
2015年01月31日 11:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真26
行者ヶ岳のあたりで一旦、富士山は見えなくなります。
隠れる直前に、少しだけ雲が退いてくれました。
■写真27
さて、鎖場です。
鎖は埋もれずに出ているので問題なさそうですね。
2015年01月31日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真27
さて、鎖場です。
鎖は埋もれずに出ているので問題なさそうですね。
■写真28
降りてから振り返って。
鎖を掴むのは片手だけにして、もう片手は岩を掴むようにしましょう。
2015年01月31日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真28
降りてから振り返って。
鎖を掴むのは片手だけにして、もう片手は岩を掴むようにしましょう。
■写真29
三ノ塔と丹沢大山のツーショット。
今日の丹沢大山は雪山ハイカーで賑わったでしょう。
2015年01月31日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真29
三ノ塔と丹沢大山のツーショット。
今日の丹沢大山は雪山ハイカーで賑わったでしょう。
■写真30
疲労で足が重くなってきたので一休みです。
歩いてきた表尾根を振り返ります。
2015年01月31日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真30
疲労で足が重くなってきたので一休みです。
歩いてきた表尾根を振り返ります。
■写真31 - 新大日
今日は雪に埋もれて泥濘も少なかったです。
ここで2度目の休憩、最後の登りに備えましょう。
2015年01月31日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真31 - 新大日
今日は雪に埋もれて泥濘も少なかったです。
ここで2度目の休憩、最後の登りに備えましょう。
■写真32 - 木ノ又小屋
山小屋らしからぬ、民家のような装い。
こちらも素泊まりのみです。
2015年01月31日 13:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真32 - 木ノ又小屋
山小屋らしからぬ、民家のような装い。
こちらも素泊まりのみです。
■写真33 - 木ノ又小屋
…ご主人、ユーモアありますね。
水場が希少な丹沢でコーヒーを沸かすのは骨が折れるでしょう。
2015年01月31日 13:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真33 - 木ノ又小屋
…ご主人、ユーモアありますね。
水場が希少な丹沢でコーヒーを沸かすのは骨が折れるでしょう。
■写真34
再び顔を出した富士山と、尊仏山荘。
塔ノ岳まで奥行きがあるので、思ったより時間が掛かります。
2015年01月31日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真34
再び顔を出した富士山と、尊仏山荘。
塔ノ岳まで奥行きがあるので、思ったより時間が掛かります。
■写真35 - 塔ノ岳
このシーズン、この時間でも賑やかな山頂。
思ったより風が弱く、外でランチしている人が多かったです。
2015年01月31日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真35 - 塔ノ岳
このシーズン、この時間でも賑やかな山頂。
思ったより風が弱く、外でランチしている人が多かったです。
■写真36 - 塔ノ岳
山頂標識と富士山。
今日は雲がつかず離れずのようですね。
2015年01月31日 14:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真36 - 塔ノ岳
山頂標識と富士山。
今日は雲がつかず離れずのようですね。
■写真37 - 塔ノ岳
丹沢主稜の山々。
奥から顔を覗かせるのは大菩薩嶺?
2015年01月31日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真37 - 塔ノ岳
丹沢主稜の山々。
奥から顔を覗かせるのは大菩薩嶺?
■写真38 - 塔ノ岳
相模湾方面の展望もあるので、夜景の撮影も良さそうです。
晴天なら星空も撮れそうですね。
2015年01月31日 14:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真38 - 塔ノ岳
相模湾方面の展望もあるので、夜景の撮影も良さそうです。
晴天なら星空も撮れそうですね。
■写真39
日没タイムアウトになる前に下山します。
雪が腐り始めて、チェーンスパイクには厳しいコンディション。
2015年01月31日 14:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 14:30
■写真39
日没タイムアウトになる前に下山します。
雪が腐り始めて、チェーンスパイクには厳しいコンディション。
■写真40
花立山荘から下は、ご覧の有様。
駒止茶屋の辺りまで田んぼが散見します。
2015年01月31日 14:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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■写真40
花立山荘から下は、ご覧の有様。
駒止茶屋の辺りまで田んぼが散見します。
■写真41
ただいま、クリステル。
相変わらず夢に出てきそうな表情です。悪い意味で。
2015年01月31日 16:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 16:31
■写真41
ただいま、クリステル。
相変わらず夢に出てきそうな表情です。悪い意味で。
■写真42
(寒いなぁ、入れて欲しいなぁ…)
(てか、こっち見てんじゃん!気付いてるなら入れてよ!)
2015年01月31日 16:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1/31 16:36
■写真42
(寒いなぁ、入れて欲しいなぁ…)
(てか、こっち見てんじゃん!気付いてるなら入れてよ!)
■写真43 - 大倉BS
夕暮れが迫り、次々にハイカーが下山してきます。
バスは1本見送って、泥汚れを落としました。
2015年01月31日 16:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1/31 16:39
■写真43 - 大倉BS
夕暮れが迫り、次々にハイカーが下山してきます。
バスは1本見送って、泥汚れを落としました。
撮影機器:

感想

雪が降ったら塔ノ岳。
何となく、そんな習慣が出来つつあるような気がします。

今シーズンは、ヤビツ峠行きが路面凍結を理由に蓑毛止まりに変更されています。
塔ノ岳まで行こうと思ったら、標準CTで1:15ほど余計に歩くので注意です。


■蓑毛BS→ヤビツ峠→塔ノ岳
蓑毛までなら運行本数は多いので、次々にバスが到着してハイカーが降り立ちます。
そんなに大人数では無いものの、蓑毛スタートでも一定の需要はあるようです。

橋で沢を渡るポイントまで舗装路歩きです。
結構長い上に面白くも何ともないので、ダラダラと歩きます。

登山道に移ってからは、緩やかな傾斜と大きな九十九折で少しずつ標高を稼ぎます。
枝道には指導標か通せん棒が敷かれているので、道間違いは無いでしょう。

前日の降雪で、標高700m辺りから登山道に雪が付き始めます。
トラバース区間ということもあり勾配は無いので、ツボ足のままでヤビツ峠へと至ります。

バスが入ってこないヤビツ峠は、何だか静かです。
そしてトイレが使用禁止という誤算が…。

富士見山荘跡を経由して登山口まで舗装路を歩きます。
が、これが曲者で下り基調で凍結箇所があるので転倒に注意です。

登山道は降雪直後ということもあり、最初から雪が着いています。
踏み跡は10人分以上か。流石はメジャールート、申し分ありません。

ニノ塔で小休止後、登り返しに備えて初めてのチェーンスパイクを投入します。
アイゼンはシーズン後に爪を研ぐのが面倒で、煩わしさから解放されるかの試行です。

結論から言うと、奥多摩や丹沢などの低山で使うなら充分だと感じました。
ただ、爪が小さいので雪面に食い込まず、パウダーや腐れ雪には弱いでしょう。

表尾根の難所は、三ノ塔から烏尾山へと至る激下りの場面です。
急な傾斜ですが、アイゼンが効けば大丈夫なので慎重に下りていきます。

行者ヶ岳の五の鎖は、露岩と降雪の嫌らしいミックスです。
鎖が出ている場合は念のために掴みますが、片手だけにしておきましょう。

表尾根は、振り返ればいつも相模湾が広がる展望が魅力の一つです。
逆回りなら振り返る必要も無いのでしょうけど、三ノ塔の登り返しがキツそう…。

新大日の付近から塔ノ岳の尊仏山荘が見え隠れしてきます。
が、奥行きマジックによりなかなか近付けないので我慢を強いられます。


■塔ノ岳→大倉BS
積雪期には、積雪期の賑わいがある塔ノ岳です。
流石はヤマレコ人気ランキングNo.1ですね、いつでも人が居ます。

山頂標識と富士山の間に、ベンチが設置されているのは頂けませんね。
普通の人は写真への写り込みに配慮して使いませんが、堂々とランチする人も居るので。

日没時間から逆算すると、遅くても14:30には下山開始する必要があります。
大倉尾根くらいならヘッデンでも下りられますが、明るいうちに下山を心がけたいところ。

下りは日当たりのいい南側斜面という、危険なコンディション。
花立山荘までは何とか雪が着いていますが、だいぶ溶けて露地もありました。

花立山荘でチェーンスパイクを外します。
まだ低いところでも多少の雪は残っているでしょうが、登山道保護のためにも大切な判断です。

意外なことに、ピッケルを持ち歩くハイカーが何人も居ました。
一体、塔ノ岳のどこでそんな仰々しいギアを使うつもりなのか…。

思った以上に大倉尾根は泥濘が出来上がっています。
大倉バス停の洗い場を使う前提で、ガンガン足を踏み入れていきましょう。

夕方になっても登ってくる人が散見しました。
どこかの山小屋に泊まるのでしょう。塔ノ岳で敢えて泊まりって優雅で良いですね。

表尾根の登り返しで下りの足も使ってしまったので、ペースが伸びません。
加えて、転びたくないので慎重に下っていたら思ったより時間が掛かりました。

大倉バス停で靴とゲイターとチェーンスパイクを洗い、缶ビールで一息つきます。
洗い場があるにも関わらず、靴を洗わずバスに乗り込む不躾なハイカーが目立ちますね。

登り優先の原則といった基本的なルールも知らないハイカーも多いようです。
人気の山であれば致し方ない部分もあるのでしょうが、マナーとルールは心掛けたいものです。

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