【高速バス】奥穂高岳/涸沢カール 🍁


- GPS
- 19:52
- 距離
- 36.4km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:18
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 6:51
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:44
天候 | 10/2日(月): 曇のち晴 ☁/☀ 気温8〜14℃ 10/3日(火): 晴のち曇 ☀/☁ 気温-3〜12℃ 10/4日(水): 雨のち曇 ☂/☁ 気温4〜14℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■町田駅 ↓20:45〜21:18 ↓小田急線・新宿行 ↓(片道387円) ■新宿駅(バスタ新宿) ↓22:25〜05:20 ↓さわやか信州号・上高地行 ↓(片道10,000円) ■上高地バスターミナル 【復路】 ■上高地バスターミナル ↓15:00〜19:47 ↓さわやか信州号・新宿行 ↓(片道10,000円) ■新宿駅(バスタ新宿) ↓20:10〜20:42 ↓小田急線・藤沢行 ↓(片道387円) ■町田駅 ※途中休憩は、談合坂SA、諏訪湖SAの2箇所。 SAでの休憩時間は約20分程。 ■さわやか信州号(スタンダード4席) 新宿〜上高地バスターミナル 片道(大人1名) 6,600円〜10,400円 4/17(日)〜11/15(火)の毎日運行 http://sawayaka.alpico.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルートは概ね明瞭、 上高地〜涸沢までは全体的に歩きやすいです。 ザイテングラートの取り付きから穂高岳山荘までは、 浮き石が多く、鎖と岩場のトラバースに急な梯子と 岩場の直登が続きますので落石、滑落に注意。 穂高岳山荘から奥穂高岳までは、 岩場のトラバース、垂直梯子、鎖場が続きます。 そこを超えると一般的な岩場の登山道。 山頂はとても狭いので、譲り合って写真を撮りました。 また、今年は紅葉が遅いものの、10月初旬では、 朝夕の冷え込みが強く、凍結や降雪・積雪の可能性があります。 テント泊ではしっかりとした防寒対策が必要です。 |
その他周辺情報 | ■涸沢野営場 幕営料金 大人 2,000円(人/泊)子供1,000円(人/泊) コンパネ板 500円(先着順) 予約不要 トイレ使用料込み トイレは涸沢ヒュッテまで(洋式) ※涸沢は9/15から水不足の影響で断水していましたが、 概ね解消され、水場も普通に使えました。 ■徳澤園 みちくさ食堂 営業時間 7:00〜19:30 4/27(木)〜11/5(日)まで https://www.tokusawaen.com/dining/ ■嘉門次小屋 営業時間 8:30〜16:00 4/26(水)〜11月中旬まで https://www.kamikochi.or.jp/facilities/kamonjigoya/ ■シャワー 上高地インフォメーションセンター1階 (上高地バスターミナル隣接) 男女各2箇所あり、500円 、20分まで ドライヤー、鍵付きロッカーなどは無し。 ボディソープ、シャンプー別売 各50円 https://www.kamikochi-vc.or.jp/know/informationcenter.html |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今年の紅葉探しは何処にしようか…
最初は八幡平から三ツ石山を経て岩手山まで
と計画していたが、紅葉が遅れているのと天候予報が悪い。
他の候補地を調べていたら、
先月、水不足で断水をしていた涸沢が
9/25から給水を再開したと聞いたので、
思い切って紅葉の涸沢と奥穂高岳を目指すことにした。
バスタ新宿から慣れない夜行バスで上高地へ
上高地に着いた頃には薄日が差していた。
夜行バスの車内ではあまり眠れなかったが、
今日は涸沢までの歩行と思えば、身も心も軽い気がした。
信州の秋は天高く冴えている。
梓川沿いの山路は空気が冷たく澄んでいた。
乾いた空気と緑のお蔭で横尾までの長い歩きも、
清々しい気分で満喫できた。
横尾から本谷橋を過ぎると本格的な登りになる。
Sガレを過ぎた頃から奥穂も見えてきて、テンションも上がる。
涸沢ヒュッテに着くと圧巻の眺望だった。
紅、黄、緑…みごとに塗りつぶされた紅葉が
涸沢カールの山肌を一面に染めていた。
酷暑と少雨で紅葉の色付きが悪いとも聞いたが、
山肌に染まった色彩の美しさは、特別に鮮やかで、
何とも勿体ないほど輝いていた。
翌朝は朝焼けのモルゲンロートを目に焼き付けて、
北アルプスの最高峰、奥穂高岳を目指す。
ザイテングラードの難所では鎖場や梯子が続く
直登の岩稜でキツい道だが気を緩めず進む。
振り返ると涸沢カールの曲線と散りばめた紅葉に
ピラミッドのような常念岳を見ることができた。
穂高岳山荘のテラスで小休憩。
最後の難所の鉄梯子は渋滞していたので、
逆にゆっくりと慎重に通過することができた。
奥穂高のピークは案外小さかったが、
眺望が大きく、乗鞍岳、御嶽山はもちろん
富士の峰や八ヶ岳もはっきり望むことができた。
北アルプスの山々は雄大な連峰を連なり、
それは秋晴れの青空に映え、いつまでも眺めていたかった。
翌朝は昨夜からのどしゃ降りの雨の中を
雄々しき穂高に別れを告げて横尾へと下る。
濡れた岩で2回転んで、泥どろになりながら上高地へ下山。
途中、徳澤園のアイスと嘉門次小屋のイワナが妙に旨かった。
高速バスに乗る前にお風呂に入りたかったが、
上高地のホテルや小梨平の湯をあたるも
時間が中途半端でどこもやっておらず、
バスターミナルのシャワーブースを借りて
3日分の汗を軽く流して、新宿行のバスに乗車。帰路に着いた。
バスの座席にぼんやり揺られながら、
秋晴れの素晴らしい涸沢と奥穂高に出会えたこと
そして、今日も無事に下山の連絡ができたことを心から感謝した。
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