高尾山（日影沢キャンプ泊/陣馬山-景信山-城山-日影沢-高尾山-城山-相模湖）
東京都
神奈川県
mamoru0121
体力度について
- GPS
- 26:39
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,492m
- 下り
- 1,630m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 13:49
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 16:31
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 3:18
実際には日影沢（ウッディハウス愛林と表示されています）12：37着でその後日影沢バス停あたりまで出向いて戻ってきています。
| 天候 | 晴れのち曇り・曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
4/19 11：45相模湖駅前BS発八王子行-12:40八王子駅北口BS |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。ぬかるみもほとんどありません。 |
| その他周辺情報 | 土日の日影沢キャンプ場に管理人は駐在していません。トイレはキャンプ場使用者ようにきれいなのがありますが、汲み取り式なので使用は注意書きをよく読んでください。なお、日影沢キャンプ場は無料ですが事前に往復はがきで申請、許可証がないと使用できません。テントの位置は上段、下段とゆるく指定されます。沢側ではなく道路寄りから設置するよう通知されます。水道はありますが飲用不可ですので各自持ち込んでください。当然、自販機等もありません。日影沢バス停まで歩いても見当たりません。ゴミは当然、持ち帰りのこと。 |
写真
晩飯は、霧降高原牛のなんちゃてステーキ。油なしで強火15〜20秒、蓋をして中火で3〜4分、裏返して15〜20秒で出来上がり。もやしを持って来ればよかった。サラダ代わりのキュウリは冷蔵庫に忘れてきた。残念！
5
感想
テントが来たので学生時代以来のテント泊を試みた。テントに合わせて45リットルのザックも新調し、ダウン寝袋も買ったので今の体力でテン泊が可能かどうかを確認する山行である。近場の高尾山下の日影沢キャンプ場は往復はがきで申請して空きがあれば無料で使用可能なので申し込んでおいた。天候が懸念されたが18日、19日はとりあえず雨の心配はなさそうだった。前日の雨も思ったほどではなかったので地面も濡れてはいないだろうと踏んだ。
できるだけコンパクトに軽くを目標に道具を揃えて詰め込んだのだが、思ったよりパンパンである。テン泊なら50�箸箸呂海ΔいΔ海箸�と思うがなんとか詰め込んだが、低山なのでダウンウェアは置いていくことにしたがこれは失敗。もっと食料、行動食、非常食を検討してダウンは持っていけねばと思う。夜中や朝方寒いもんね。学生の頃はTシャツ一枚でも平気だったのにと、今更ながら年を感じる。
こんなことを今頃気がつくのかと上級者は思われるだろうが、永遠の初心者はゆっくりと昔の記憶とのギャップを埋めていかねばならぬ。もはや20代には戻れないのだから、と。
ザックの重さはなんとか耐えられた。これならダウン一枚くらい増えても問題なさそうだ。やっぱりサンダルはかさばらないのが欲しいよね。必要以上の非常食は体力を考えて整理したほうがよさそうだ（心配性のおっさんはこの手のものを持ちすぎるきらいがある）。水以外で一番重いのが食料なのに改めて思い至った。うまく調整して、できるだけうまいものを食ったほうが良い。その点、カミさんにクダグダ言われながらジプロックに入れて持ってきた（保冷剤付き）牛肉はよかった。そのうち保って一日目の昼までかもしれないが、インスタントラーメンばかりよりはいい。割合といい近所の肉屋さんで油を使わないステーキのうまい焼き方というのを教わってこれがなかなかよかった。油をひかないフライパンに肉を入れ強火で15〜20秒、蓋をして3〜4分中火で焼く。そのあと裏返して中火で15〜20秒で完成。これで失敗せずにうまく焼けた。「肉の大久保」さん、ありがとう！
水場のない時には、私の場合2.5ℓでは食事を含め二日目の午前中早くになくなりそうだ。もう少し多めに水を持つか、山小屋で水を調達するか検討しなければならない。春だからあまり水を飲まないだろうという過信は捨てるべきだし、これから夏に向けては水分の消化量は増えるはずだからハイドレーションを夏までに3ℓのものに変えようと思う。売り場のお兄さんの3ℓが標準ですよ、との言に従うべきだった。失敗だった。
軽量化したテントはよかったが、軽量化したアルミペグは早速一本が曲がってしまった。4本は強度の増した太めのペグを用意してきたからいいが、そのうち買い換えいといけないかもしれない。低山でも、あるいは低山ゆえか思った以上に夜露にフライの内側やテントが湿気て濡れていた。こんなこともすっかり忘れていた。雨が降らないと濡れないと思い込んでいた。もはや昔の記憶は定かでないのがよくわかった。やはりこれが永遠の初心者である。なんとか雨は持ちそうだったので、うちに帰ってフライ、テント、グランドシートを干した。干しながら、テントも軽くなったものだとつくづく思った。
テントの設営と撤収に時間がかかりすぎるのが難点。昔は少なくとも相棒と二人だったから、テントの設営の撤収もそれほど時間がかからなかった記憶があるのがだが、一人だとこんなに時間がかかるのかと実感した。これは慣れもあるからおいおい時短していけばいい。時間がかかるのを見越して早めの到着、早めの起床撤収を心がけるしかないだろう。
こんなことを考えながら、朝早めの高尾山頂を臨み、城山を目指す。曇っているが風もなく気持ちいい。途中、一丁平付近で猫に遭遇する。なんだか出勤中のように見えて仕方なかった。あの猫は紅葉茶屋か高尾山頂まで出勤していくのだろうか？一心不乱に歩いているように見えたが、、、。
城山には8：00過ぎに着いた。昨日はサレジオ学園高校の遠足とかち合い、コーラもなめこ汁も望むべくもなかったので、準備を始めた城山茶屋のお姉さんがたにお願いしてみると、もう一台あとのトラックが来なければなめこ汁は無理だというのでコーラと水をもらった。400円なり。コーラを飲みながら待つうちに、大垂水峠経由で津久井湖へ降りる予定を相模湖に下りて小原宿の本陣を見て帰ろうかと迷っていた。先ほどのお姉さんが相模湖に下りたほうがいいかもしれませんよ、というので相模湖に降りることにした。礼を言うと「なめこ汁はいかがですか？個別に温めますよ」と言ってくれた。30分ふらふらとしていたのが幸いした。暖かいなめこ汁を富士山を臨みながら堪能。250円なり。富士山には笠雲のような雲がかかっていたけれど。
城山から相模湖には初めて降りる。新緑の中を気持ち良く下っていく。登山口には富士見茶屋が営業していた。三代目の親父さんの「おいしい酒まんじゅう、食べていってよ」の言葉に負けて、酒まんじゅう（あんこ、栗入り）をもらう．170円なり。朝から食べ過ぎである。富士見茶屋のソメイヨシノの大木を見ながら親父さんの話を聞いておいとまする。千木良バス停から小原宿を目指して歩き始める。約20分で小原の郷資料館へ。少し先の小原宿本陣も資料館で無料ですので是非寄ってください、とのこと。もとより相模湖に下りたのは小原宿の本陣が目当てだったので早速向かう。小原宿の本陣は神奈川県で唯一残る本陣だという。しかも所在地が変わらず建物も昔のままだ。目の前を甲州街道が走る。受付で記帳すると老齢の案内員さんが丁寧に当時の様子を館内で説明してくれた。実にいい体験だった。今度はカミさんと来てみよう。カミさんはこういうのが好きだからと、本陣の畳の上で思った。
本陣を後に、小原宿の道並みを見ながら相模湖駅に向かう。11：30の電車に間に合う時間だった。駅前には神奈中のバスが止まっていた。観光案内所で聞くと八王子までバスが行くという。11：45発らしい。電車だとあっという間ですがバスだと1時間近くかかります、電車のほうがいいのではとの御宣託をいただくが、急ぐ旅でもなし。いつも地元でお世話になっている神奈川中央交通のバスで八王子まで出ることにした。約一時間、山並みを見ながら所々に潰れたレストランや茶店を見ながら、多くのロードサイクリングの自転車を見ながら八王子までバスに揺られて、家路に着いた。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
高尾山の最新記録
陣馬山の最新記録
景信山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する