北アルプス縦走(野口五郎、水晶、笠ヶ岳など)


- GPS
- 104:00
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 4,294m
- 下り
- 4,483m
天候 | 晴れ、霧、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
感想
色々とあった縦走だった。
・初めてのブナ立尾根登っても登ってもたどり着かず、烏帽子小屋で泊まろうと一瞬思うも、思い直して野口五郎小屋に向かう。小屋で出た天ぷらが旨く、狭いながらも個室でリラックス。
・行ってみたかった水晶と雲ノ平。どちらもよかったが、雲ノ平は花の時期が過ぎていたのが残念。
・鷲羽岳で出会ったおじいさん。70台半ばのお年とのことで、最低限の荷物で「もうじいさんだよ」とおっしゃっていたが、こちらはテントにカメラレンズに三脚持ちとはいえ、おじいさんの半分程度の年なのに、登りでおいて行かれた。将来はこんなじいさんになりたいものだ。
・双六小屋のテント場、気持ちの良いテント場だと思っていたのが、夕方来たパーティに気分をすっかり壊された。着いて早々から酒盛り、大声で山行自慢大会(どこぞの山岳会の何十周年記念登山らしい)、他の登山者が軽く注意したら怒鳴って逆ギレ。夜になっても続き、我慢していたが22時になっても騒いでいたため、ついにこちらが切れて怒鳴りこんだら、ようやく静かになった。どんなに山行を重ねても、こんな輩にはなりたくないものだ。
・笠ヶ岳のテント場はとても快適。よる満月に穂高・槍が照らされ美しい。しかし、翌朝早く起きて、一度山荘を往復してからテントを撤収しようと片付けをしていたら、昨日夜まであったコンパクトカメラが見当たらない。いくら探してもない。山荘までの往復をくまなく探してもない。それからながいことあちこち探したが結局見つけることができず、泣く泣くその場を去ることに。
・新穂高への急な下りを終え、九十九折の道をくだっていたところ、少し後ろを歩いていた女性が転倒した。その人はなんともなかった様子だったが、倒れた時に当たったらしい直径60〜70センチはあろうかと思われる岩が勢いよく空中に飛び出し、自分の前を歩く登山者のすぐ後ろをブンッと飛び過ぎていった。わずかにずれていたら大事故につながったと思うとゾッとした。
・やっと登山道を下りきり、未舗装路を歩いていたら、こちらはそれなりにスタスタ歩いていたつもりが、若い女性と初老の男性のペアにあっさりと抜かれた。自分の体力がなくなっていることを実感した出来事。
ただ、やはり長期山行は充実感がとてもあって楽しい。
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