記録ID: 672170
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
八幡平裏岩手縦走口〜乳頭温泉蟹場口縦走
2015年07月04日(土) 〜
2015年07月05日(日)

j-takenami
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 19:10
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 2,019m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:14
距離 16.7km
登り 503m
下り 865m
| 天候 | 4日:曇り時々晴れ 5日:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
しかし駐車場から縦走口までは1km弱車道を歩くことになるので、朝に縦走口に近い駐車スペースまで車を移動させればスムーズなスタートが可能。 着後は後泊し、翌朝蟹場温泉発のバスを乗り継いで八幡平山頂まで戻ってきた。約4時間のバス移動。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
八瀬森分岐からは、藪こぎと倒木に阻まれることしばしば。大沢森から大白森山荘間は1カ所だけ10mほど笹竹が茂り径が全く失われている場所があった。GPSを信じて藪に分け入ると、笹が倒れて歩いた後があり、径を外れていないことがわかった。 八瀬森分岐以降は湿地帯となり、ぬかるみが多い。雨後は特に覚悟が必要。 |
| その他周辺情報 | 蟹場口には大釜温泉、蟹場温泉などの旅館あり。ゆったりと身体を休めることが出来る。 |
写真
疲れもあってか18時30分には就寝してしまった。結局山荘には他には誰も来ず、静かな夜を過ごした。
山荘には掛け布団、敷き布団がたくさん置かれていた。トイレはなし。スコップがあるので山荘の周りで用を足すことになった。
山荘には掛け布団、敷き布団がたくさん置かれていた。トイレはなし。スコップがあるので山荘の周りで用を足すことになった。
9:05 大沢森着 予定より35分遅れ。ここから大白森避難小屋までの途中で、径が10mほど藪になっていた。落ち着けば真っ直ぐ進むことに気がつくのだが、突然径がなくなるので、相方は動揺して、径がない、間違ったのかも知れない、と、GPSの確認を求めた。GPSは径を指していたので、よくよく径の先端を見ると、背丈を超える笹藪の向こうに倒れた笹が見える。かき分けると人が歩いた後だ。長い笹の上を踏み歩いて10mほど進むと径らしき踏み跡に出た。今はまだ大丈夫かも知れないが、このままにしておくと、径がなくなってしまうかもしれない。
10:30 大白森避難小屋到着 50分遅れ。休憩もそこそこに出立。避難小屋のそばに水場があったが、水量は少ない。晴れが続くと枯れてしまう可能性あり。かろうじて水を補給する。森を通り過ぎてようやく視界が開ける。広大な湿地帯に木道が一本。気持ちの良いエリアだ。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
|
|---|---|
| 共同装備 |
非常食
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
|
感想
裏岩手縦走は、岩手山〜八幡平ルートを5年間続けてきたが、今年はじめて、乳頭山ルートを歩いてみることにした。八幡平から出発すれば、コースは下り基調で、コースマップ記載の時間枠で十分収まると踏んだ日程を組んでみたが、実際に歩くとそうはいかなかった。藪こぎや倒木などは地図には出てこない。八幡平〜岩手山間にはほとんど出てこない、こうした障害物が今回のルートではてんこ盛りだった。そのため、予定を2日間共に1時間ほどオーバーしての到着となった。とはいえ、到着予定時刻が午後14時過ぎと、余裕を持った日程設定だったので、大勢に影響はなかった。改めて余裕を持ってのコース設定の大事さを痛感した次第だ。このコースは、湿地帯をいくつも通り抜けるという点で、岩手山〜八幡平ルートでは得られない変化を楽しむことが出来る。藪をかき分けながら歩くのもかなりワイルドな面白さがある。踏み跡のような自然の径を歩くのは楽しい。花もきれいだし、お薦めのコースだ。
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コメント
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仙人夫婦もこのコースを歩いたことがあります。記事にあったように大変なコースは今も同じのようですね・・・それに2日間歩いて誰とも会わないのがこのコースの良いところと思います。静けさは一番ですね・・・大大沢分岐点からは2度ほど登ったこともあります。
コメントありがとうございます。今回は初めてでしたので、道のりを楽しむところまではいけませんでした。この先どうなっているのか、不安半分で歩いたような。今度チャレンジするときは余裕を持って歩けそうです。
大沢分岐点から登るというと、内大沢森の山頂まで行って戻ってきたのですか?見晴らしはいかがなものでしょう。
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