南ア遠征3日間:仙丈ヶ岳/甲斐駒ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,759m
- 下り
- 2,746m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
虎渓山で準備して1000戸台パーク着 5日まで1,000円 戸台パーク~歌宿 荷物付き往復2,140円 駒ヶ根から戸台に向かう山道沿いはコゴミだらけ(ほぼ長けてたけど獲ってる人いた) |
コース状況/ 危険箇所等 |
駒はほとんど雪がなく、北側の登山道に時々残ってるので軽アイゼンとピッケル使用 仙丈はアイゼン使用、ピッケルはなくてもイケたけど山頂直下はあった方が安心 あくまで、この日は。 |
その他周辺情報 | 仙流荘800円 ドライヤーが2個しかないのが心配 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
4人で立山予定のGW。直前に室堂山荘のキャンポリが1Wに伸びていることに気づき、賭けに出られない私たちは遠征を断念。
で、いろいろ行き先を模索したけれど、あまりに予報が良いので雪山を諦めきれず最後まで足掻き、KBBさんのこもれび山荘空いてるよ、の一言で調べてみると、歌宿までバスで入れるならなんとかなるかと単身乗り込みを決行しました。
初日は入るだけなので道中のんびり準備していたらギリギリ1000に戸台着。バス見える。ひょっとして間に合うか?とバタバタ荷物持って走ると、スタッフ総出でバス引き止めやらチケ買いやらしてくれて、乗ることができました。迷惑かけてスミマセン💦
歌宿からロード6kmも、暑くないし人はいないし初日だしガスってた山も見えるしでそんなに辛くはありませんでした。
山荘に着いて早めの受付。暗いうちに出るだろう登山口の下見を済ませ、しばし山荘でスタッフやテン泊チームから話を聞き、眠いので仮眠。本気寝してると夕ごはんが始まっていました。端っこのおひとり様チームテーブルに着くと、ごはんとお茶をよそってくれてました。山荘管理人さんが詳しく山の状況を話してくれて、それを元にテーブルで情報交換して、早めに就寝しました。
最終日バスの時間が心配なので、余裕のあるこの日に甲斐駒に登ると宣言していたのですが、前日まで降雪があり、登頂者もいなかったようなので状況が良いだろうと急に思い立ち、仙丈に向かって出発。雪が増えてきた大滝の頭でアイゼンを装着し、急登をこなして小仙丈に出ると、なんとまあすごい景色❤️出会った方の、全部見えますねの言葉に大納得。恵那から目の前の中央ア、くっついてるおんちゃん、白山、のりさん、槍穂~立山からの北アオールスター、浅間山、八ヶ岳、お正月歩いた鳳凰にフジちゃんからの123、しおみん。とにかくすごい!
後続の方にどんどん抜かされながらひーひー歩いて、その方たちが登頂して戻ってくるのにすれ違い、登頂はこの日の7人目なのでトレースも多過ぎず少な過ぎず程よく、山頂手前の見た目ナイフリッジを堪能し、結果山頂一人占め…もう目が😍過ぎてずっといたいけど、雪が緩んでズボズボ地獄を回避すべく下山開始しました。
あまりに天気がいいので声はすれども雷鳥さんは諦めかけていましたが、小仙丈手前でひょっこり出てきてくれました。しばらく見てなかったのでとても嬉しい☺️緩んだ雪の急坂の滑り下りを楽しみつつ、大滝の頭でアイゼン外した後に2回くらい滑りつつ、なんとか無事に山荘に戻りました。
汚れたアイゼンゲイターなどを洗ってオレンジジュースで疲れを癒していると、前日会ったテン泊2名に出会い、この日甲斐駒に登られた情報をがっつり教えていただきました。このおかげでアイゼンを置いて行くことができてとても助かりました。いかんせんしんどかったので…
おしゃべりしていると15時過ぎたので、テン場に戻る2人と別れ、また仮眠して夕ごはん。管理人さんの、今日甲斐駒行った人?(手を挙げる)みたいなので周りの人がどこに行くか分かるので、それでみんなの話が弾んで情報交換できるシステム、とても助かりました。
最終日、自分の足とバスの時間を考え早めに出発し、暗闇の中前日アドバイスの巻道を通って仙水峠で休んでいると程なく男性が上がってきて、よく見ると前日小仙丈で話した方で、おしゃべりしているうちに期せずして日の出時間になったので、ご来光とほんのりロート仙丈を楽しむことができました。その後アドバイス通りの駒津峰下の雪をやり過ごし駒津峰で休んでいると、前日すれ違った方が登ってきて、この後抜きつ抜かれつしながら山頂へ到達!3回目の甲斐駒、ここまで晴れたのは初めてで感無量。前日ほど澄んでないのではっくんはぼんやりでしたが、やっぱり全部見え状態でした。すぐ横のピークを摩利支天と勘違いして2人で向かってしまいましたが、私は荷物を分岐に置いてきたので巻道ルートのトラバースを避け、山頂から直登コースを下りました。この後また抜きつ抜かれつしながらおしゃべりし、名残り惜しみながら下山しました。
15時台のバスに間に合いそうだったので、ファンタを飲みつつ汚れた軽アイゼンゲイターストックを洗いつつデポしていた荷物をパッキングしているとあっという間に13時で、焦りながら歌宿に向かいました。名残り惜しんで甲斐駒の写真を撮りながらトボトボ歩きましたが、これがまたしんどかった…結果余裕があったので、抜きつ抜かれつしていた方と歌宿でおしゃべりし、無事バスに乗って戸台まで帰りました。
雪のない下からの歩きのため、今回ほど直前に歩いた方の情報に助けられたことはありませんでした。貴重な情報を教えていただき、みなさんありがとうございました😊おかげで素晴らしい山歩きになりました✨
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